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はてなキーワード: シャープレシオとは

2024-06-29

anond:20240629123841

いちおうシャープレシオ(ざっくりいうと投資効率)が最大になるのはオルカンやS&P500をはじめとする時価総額加重平均インデックスである、という理論裏付けがあるからね。ただ、あくま確率的な話であってかならずそうなるという話ではないし、シャープレシオが最大になるということは今後も経済成長が続くということを意味しないし、理論が前提としている経済モデル現実を厳密に模擬しているかという議論もあるので、かならず儲かると断言するのは無理だね。とはいえ、これがダメだったらシロートがそれ以外の投資手法に手を出してももっとダメだろう。

2020-07-04

資産運用についての覚え書き(2/3)

anond:20200704123156の続き。

非対称リバランス投資

前提条件

これらの前提条件は安全資産からリスク資産へのリバランスがノーコストであることを意味する。逆(リスク資産から安全資産へ)は真では無いことに注意、何故ならリスク資産を売却するとき利益から税金(約二割)が徴収されるから

このリバランス非対称性に着目することが、非対称リバランス投資法と名付けた由来。

方針
準備
  1. 自分の全資産におけるリスク資産比率を決める。(例: 安全資産 50%リスク資産 50%)
  2. 安全資産絶対防衛ラインを決める。
  3. リスク資産運用商品を決める。(例: 全世界株式)
  4. 数年かけてリスク資産を決めた比率まで徐々に購入する。
    • 理論上は一括購入が最善のはずだが、普通人価格の乱高下に耐えられないので非現実的
    • 手元にまとまった資金がある場合、積み立て購入は平均的に一括購入の半分程度しか利益が出ないので非効率
    • 人は何故積み立て購入するのか、それは価格が乱高下して上がるか下がるか予想できないから。
    • 1年後の価格を予想できないなら、1年程度の期間ではまだ積み立て購入している方が良い。
    • 数十年後に価格が上昇している可能性が高いと思うなら(そう思わなければそもそも投資しないはず)、数十年より十分に短い期間で全額購入し切っている方が良い。
    • 両者の間をとって、数年で全額購入し切るように調整する。
運用
  1. 定期的に全資産の状況を確認する。
  2. リスク資産比率が低い場合:
  3. リスク資産比率が高い場合:
  4. 必要に応じてリスク資産比率安全資産絶対防衛ラインを見直す。
シミュレーションによる評価結果

ブラックショールモデル[dS(t)/S(t)=σdW(t)+μdt]に基きランダムウォークを多数走らせて統計的な結果を確認するのと、典型的サンプルをいくつか抽出し詳細を観察した。また最悪のサンプルを抽出して、最悪どこまで総資産安全資産が減額するかを確認した。ランダムウォークだと下落傾向が数十年続くいやなパターンが意外と出てくる。

税制優遇制度について

2020-05-27

長い目で見たとき非常に割のよい投資

1. 歯の矯正
  • 笑ったときの見た目の印象が大きく変わる。見た目の印象がもらたす影響は計り知れない。
  • (僕の偏見だが正直に言うが)歯並びが悪いと育ちが悪いように思われてしまう。
2. 花粉症治療舌下免疫療法
まとめ

投資」ってお金を増やすイメージがあるけれども、こういうのも純粋な「投資」だと思う。

お金投資ってリスクがあって、リスクの許容度次第でリターンの範囲がだいたい決まってくる。

けれどもこれらは、お金時間をきっちりとかけなければならないが、リスク(=変動の意味)の割には大きなリターンを長期にわたって確実に得ることができると思っている。

もしも、似たような事例があれば教えてほしい。

読書についてはよい投資だと思っているが、「リターンを確実に得られる」という点でリスク(変動)があり、シャープレシオ投資効率性)が上の例より落ちる と思っている。なお、上述の例に対しては反論していただいて構いません)

2013-02-23

「いつかはゆかし」の批判・評価・評判・疑問・口コミ徹底検証検証

はじめに

最近一部界隈で絶賛話題沸騰中のアブラハムプライベートバンク、どうやら会員はアフィリエイトで小銭を稼ぐこともできるらしいですね。資産運用で1億円も稼げる上に日々のお小遣いも稼がせてくれる。優しい。

アブラハム社の詳細についてはちょっとぐぐってみればネット上で賞賛の嵐であることがよくわかると思うので適当に調べてください。

で、こちら。

「いつかはゆかし」の批判・評価・評判・疑問・口コミ徹底検証 ブログ

http://verificationitukaha.blog.fc2.com/

会員だというブログ主の方の書いたこの記事を読んでみましたが、いくつか気になる点、補足が必要な点、単純な事実誤認などがあるような気もしましたので、この場を借りて簡単に補足させていただき、この方の判断材料一助になればと願っております

あ、助言料はいただきませんのでご心配なく。

会社概要

「いつかはゆかし」の提供会社であるアブラハムプライベートバンク株式会社関東財務局に登録されている金融商品取引業者で投資助言・代理業である

投資助言・代理業を営むには関東財務局への登録が必須となっていますので、万が一登録されていなければ「怪しい」どころか「違法業者」となってしまます。通常の投資助言会社であれば登録されていることなど当たり前以前の話であり、ことさらにそんなことを言うのは怪しい消費者金融業者が「うちは都知事登録もしている安心な業者ですよ!」と言うのと同じくらい怪しい印象を与えてしまいかねません。余計なお世話ですが、真っ当な投資助言会社であるアブラハム社の方が万一そんな営業トークをされているのであれば、速やかに見直しをお勧めいたします。

アブラハムグループの業績は好調のようで、同社は、2012年、2013年の両方で、監査法人トーマツ・デロイトーマツから日本アジアで急成長企業として表彰されている。

テクノロジー Fast50 Fast500」ですね。こちらは「売上高成長率」のみを基準とするランキングですので、「勢いのある企業」ということがわかります蛇足ながら申し添えますと、業務内容・利益水準・その他定性的評価等は一切考慮されません。また、当然ながら母数が小さいほうが成長率は高くなる傾向にあります

また、完全に余談ですがアブラハムグループホールディングス株式会社の事業領域が「メディアエンターテイメント」に分類されているのは現状を鑑みるとなかなか面白いなあと思う次第です。

http://www.tohmatsu.com/jp/fast50/

アブラハム社長ブログによると創業以来「無借金」。従い、倒産リスクが無く(確かに負債が無いと理論上、倒産しようがない)堅実経営とのこと。

企業倒産するのは借金を返せなくなったときではなく、資金繰りが回らなくなったときです。また、負債とは借入金だけではなく仕入や買掛金、各種引当金負債の一種です。簡単に言うと東京駅電車テレビで大量展開されている広告費は(支払が完了するまで)負債に計上され、それらの支払いができなくなったとき、同社は倒産する可能性があります。まあ、そんなしちめんどくさい財務諸表の読み方なんかわからなくても投資ができるというのがアブラハムサービスの素晴らしさだと思います

えっ、「倒産リスクがない」って社長ブログで書いてるんですか。いいんですか。

実績

富士経済レポートによれば、「いつかはゆかし」の投資対象の過去5年の平均リターンは15.34%とのこと。

<図>

出典:日経ビジネス

「出典:日経ビジネス」と書いてありますが、内容を確認するとこれは日経ビジネスの取材記事ではなく記事広告であることがわかります

http://abraham-holdings.co.jp/wp-content/uploads/2012/12/e94dd6ab3e4d07678a8c063fc0e2c7c4.pdf

ちなみに

海外投資新聞 「海外ファンド日本に居ながら直接買えるのが魅力”。「いつかは ゆかし」お客様第1号(36歳会社員)に、アブラハム社長インタビュー

URLや運営者情報を見るとアブラハム社の運営するサイトだということがわかります

http://media.yucasee.jp/offshore-news/posts/index/192/

2つとも記事広告であることや同社の運営サイトであることは全く隠していませんので、非常に誠実だと思いますしかし、ブログでこういった書き方をされると中には「消防署のほうから来ました」みたいな胡散臭さを感じてしまう人もいると思うので、表記は多少変えたほうがいいかなあとも思います

はいえ、もしかしたら記事広告のほうが「日経の記事です」より信憑性は高いかもしれませんが。早くドコモからiPhone出ないかな。

ところでこの記事広告に掲載されているグラフですが、注釈を読むと「※アブラハムプライベートバンクの「いつかはゆかし」、各投信の単品積立、各証券会社の積立商品中一番リターンの良い商品(シャープレシオが0.75以上に限定)を対象に、2007年9月2012年9月までの5年間の年平均利回りを比較。」と書いてあります。これはつまりアブラハム投資助言の対象にしている商品の中で最もリターンの高かった商品は15.34%でした(※それを推奨したか、買った会員がいるか、1人当たりの平均リターンがどうかは考慮していません)」ってことでしょうか。私の読み方が間違っているんでしょうか。こういう比較の仕方って投資世界では普通なんでしょうか。詳しい人に教えていただけると幸いです。

富士経済レポートについてもこういったグラフがあるというよりは「各投信の商品別平均リターンの調査から当社が抽出編集しました」な気がしますが、確信はないので黙ります。多くの商品の比較ができるのは良いことだと思います

最後

このブログ名前を挙げられている各氏については今後もバトルの様子を興味深く見守りつつ、私も30年後に資産1億円を目指すふりをしたいと思います

 
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