2021-03-29

阿良々木暦好き嫌いがはっきり分かれるキャラ

物語シリーズを読み、そしてアニメも見終わったので感じたことを書いていく。

最初物語シリーズ自体は好きであり、主要キャラ阿良々木暦を除いてほとんど好きである

さて、いつか読もう、見ようと思っていたのをようやく終えた。

そして一番最初から最後まで感じたのは阿良々木暦という存在嫌悪しているという事だった。

なぜにそこまで嫌いになってしまったのかを下記に述べる。

ここから先は全てネガティブであり否定ばかりである

他人の事に必要以上に関与しようとしてしま

ヒロインたちに対して、必要以上の関与をする所がとにかく鬱陶しかった。

そうしなければストーリーは進まないというのは分かるが、おせっかいも過剰だと目障りになるという典型的キャラだった。

撫子が神になった際に貝木泥舟に「お前に出来ることはない」と言われても下がらない所は非常に嫌悪した。

(※追加でピシャリと言われ、ようやく引いたが)

必要以上に関与する割に大事局面曖昧な考えで濁そうとする所が卑怯

正義の味方のようなおせっかいをしている割に、ここ一番というところで日和ってしま曖昧なやりとりにするのが卑怯と感じた。

最後まで貫くのかと思えば、一気に日和って避けようとする所はそこまでおせっかいしてきてそれか…と思う場面は多々あった。

大人になりきれず、子供のままでもないというファジーな状況であれば、これもまた仕方ないのかとは思うが。

思春期特有のスケベな部分が好きになれなかった。

男はスケベ。それは間違いないんだ。しか阿良々木暦セリフは正直引く。描写がなければ、そこまで阿良々木暦嫌悪する事もなかったと思える事。

いきなり羽川のパンチラやら羽川に対してのセクハラ視点は、受け入れられなかった。

この辺は、もともとそういうのがあまり好きではないという事もあって、阿良々木暦じゃなかったとしても引いていた。

人間強度などという厨二病を患いすぎていたのが駄目だった。

物語シリーズの大半は阿良々木暦の語りから始まるわけだが、セリフにおいても語りにおいても痛々しい考えが出てくる度に嫌悪してしまった。

良くも悪くも阿良々木暦子供まっさかりであり、大人には程遠い存在表現していたと感じた。

でも、駄目です。受け入れられない。人間強度ってなんだよ。

■色々考える割に結局誰かに答えを教えてもらうかほぼ答えのヒントをもらわないと解らない鈍感さが駄目だった。

とぼけていると言うよりも、言葉にしないと物事を考えられないくらいの鈍感さが目立った。

回答がわかったところで自分が納得いかないと他人を気にせずに我道を行く姿は好きになれない。

結局の所、阿良々木暦主人公であり、物語をややこしくしていっただけの男だった。

青春がどうたらというよりかは、そこまで踏み込まなければややこしくならなかっただろうという内容だったので

阿良々木暦嫌悪を感じてしまったではないかと思える。

最後物語シリーズを読み、見終えて一番良かったのは【貝木泥舟】だった。

金に素直であり、ひねくれているが真理は付いている。

感情的にはほぼほぼならず、自業自得をもある程度受け入れている。

もがきすぎず、関与はほどほどにし考え方も合理的でわかりやすい。

時々間が抜けているところも実に人らしい人だと感じる。

セリフは人をバカにするようなところも少なくなかったが、

少なくとも言っていることは阿良々木暦と違い、はっきりと物言いが出来ているキャラと感じた。

まあ、子供大人を比べるのは差が出て当然だが、

それにしたって阿良々木暦中途半端すぎるだろう。それが嫌悪する理由になったのだ。

だが、物語シリーズはほぼ全て面白かった。満足である

  • あららぎが中途半端であるからこそ、個性的な女性キャラクターが生きる。   あららぎは、女性キャラクターを生かすためにいるハコでしかない

  • 西尾維新作品の男って大体そんなもんじゃない?

  • 白饅頭独自の定義不明謎ターム、論理強度に通ずるものがあるな

  • 恋物語から読み始めたせいで貝木が面白かったおかげで阿良々木がつまらなすぎてやばい。

  • うむ。欠点しかない男の話だ。 西尾維新の自己肯定感の低い部分の話でもある。 自己肯定感が低く、しかも思い込みではなく現実に肯定するところの少ない男に、どれくらい感情移入で...

  • こういうの変わってるよなぁ 好きな作品で主人公が嫌いだったことがない そもそもキャラクターを嫌うってのも無くなったなぁ最近は

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