はてなキーワード: 人月とは
「エレガントな構文ガー、生産性ガー、人月ガー、銀の弾丸ガー、巨人の肩ガー」
「それでプログラマの言うことを聞くとどうなる?」
「プログラムされた指示書を読んで派遣社員が人力で作業します」
ヤレヤレ、それはプログラムの力じゃなくて「指示書に従わなければならない」という暗示や思い込みの力だよ。
Amazonのようなアメリカ企業がすごいのは例えばハイテク倉庫や電子書籍端末、クソデカサーバールームのように抽象化されたものを現実化する部分なんだ。
そうとも最後に物を言うのはプログラムの力なんかじゃなく物質的な力なんだ。
そこを思い違えて「ソフトウェア軽視」などと言っているようではお話にならない。
だから日本のプログラマはたとい腕前が優れていても年収バトルしかできないんだ。
使い勝手とか稼動時間とかお客さんからいろいろ仕様変更の要望が来るけど、基本的に追加のお金をもらわなきゃ対応しない。
送信ボタンの位置をちょっと変えるだけでももちろん仕様変更扱い。
そんなふうに仕事してるから、自分が趣味でやってるソシャゲがしょっちゅう「軽微な改善をしました」のお知らせを載せることにびっくりしてる。しかも全然軽微じゃない。
うちのとこで「軽微な改善」って言ったらさっき例に挙げたみたいなボタンの位置変更。
でもソシャゲは放置プレイ箇所をskipボタンで全部飛ばせるようにするとかを「軽微な改善」っていう。
マジで?うちだったら1人月くらいの見積もりだして仕様変更契約結んでやっと取り掛かるよ?
ソシャゲのああいう仕様変更がどんな流れで行われるのかわからないけど、運営=SEだった場合は片っ端から仕様変更してるわけ?嘘でしょ?マジで尊敬する。
将棋の100面打ちというのがある。
一人の将棋のプロと素人が100人 100人いれば、一人に勝てるか?という。
プログラムでは100倍強いとされる。1人月と100人月では、100人月のほうが100倍高くなる。
不思議だと思うけど、そうらしい。
君は将棋の素人が何人いたら、将棋のプロ名人に勝てると思う?150人ぐらいだろうか?
もちろん、IT業界の100人月というのは うちのチームが20人で5千マン
だから100人月だと3億ぐらい というふうに 何人チームが何ヶ月というふうに数えるのが正しい。100人集めればいいというものではない。
原則的には 2人月(ペアの1ヶ月)を 0.1人月にする技なのだ
SESでも受託でも人材確保のためにスクールに入れたり、自分でスクール作ったりしてるところは珍しくないよ。
けど、そこで身につくのは人月計算にカウントできる歯車としての機能だけ。
全体構想やインフラ、セキュリティ含めた全体像が見えてこないと、追い回され感はぬぐえないと思う。
プロジェクトリーダーに聞けば全体像は簡単には説明してくれると思うけど、それが理解できるようになるにはスクールでは足りない。
理解できるまで基礎から何度もかみ砕いて教えてくれる聖人君子はまあいない。そんな時間もない。
参考書を教えてくれてこれを読めといわれるだけ。(しっかり読めばちゃんと書いてあるんだが)
我慢して丁稚奉公を続けていけばだんだんわかってくる人が多いが、才能ない奴はいつまでたってもわからない。