はてなキーワード: パラサイト・シングルとは
※注意
この記事は大学2留年した24歳が最近思ったことを愚痴ついでに吐き出したものです、文章は散らばってて何を言おうとしたいのかも分かりません、思想を押し付けようとかそういうものはありません
私は最低賃金ランキング下位5位に入る県の人間だ。大学を2回留年し親には多大なる迷惑をかけた。
そんな自分も来年からは就職。全国の新卒平均よりも2万ほど低い月収だが地方だし留年してるし仕方ないと感じた。
さて私の実家は郊外にあり、会社は県庁所在地である。距離的には電車で1時間程度となっておりまあ実家からでも会社周辺に一人暮らしでもどっちでもいいだろう。どちらにしようか、そう考えたときふと「こどおじ」という言葉が浮かんだ。ネットでの考えによると実家ぐらしの人間など言語道断、恥晒しらしい。私も漠然と確かにそうだ、実家ぐらしは恥であると考えており一人暮らしを目標にしていた。
月収から会社からの控除、家賃、水道代、ガス代、電気代、通信費...それら引いた額を予想してみると10万は消える。もちろん実際に行ったわけではない、完全なる予想だ。しかしまあこんなもんなんだろう、残ったお金で食費や交際費を考えればいいだろう、そう考えていた。
次に思い浮かんだのは将来のことだ。2000万問題は皆さん記憶に新しいだろう。食費やらなんやらを残ったお金で使うと貯金できても1万2万くらい、これでは2000万など夢のまた夢である。
親ももう若くない、自分も将来どうなるか分からない、そんな状態で一人暮らしをしたら色々と成り立たない、下手をすると自分が壊れるんじゃないか???ここ数日そんなことを考え軽い鬱になった。食事は喉を通らないし胃はキリキリ痛む。今まで楽しめていたアニメや配信動画を笑顔で見ることもできない。そんな状態が1週間ほど続いた。
ある夜、母がスマホの操作で分からないから教えてくれと聞いてきた。教えたあと何かが決壊したのだろう。ポツポツと不安が全部言葉に出てきた。涙も出た。週1でしか今は学校に行ってないからひげもはやし放題、髪もボサボサの24歳が泣きわめくのは非常にみっともなかっただろう。しかし母はそれをきちんと聞いてくれて一つづつ諭すように教えてくれた。
お前は今2つのことで悩んでいる。知らない会社で働くことへの恐怖と初めての一人暮らしに対する恐怖だ。それを一緒に解決しようとしているから何も解決しない。ならまず一人暮らしは止めろ。そっちは自分でなんとかできる未来である。まずは1年ほど会社に慣れて自分が月にどのくらい得られるのか、どんな生活をするのか、それを知ってからでもいいじゃないか。
もし働いて未来が見えないならそこで転職をしたり副業をしたりと様々な手段がある。でもお前は経験してないから漠然とした不安しかない。具体的な対策が思いついていないだけなんだ。
そう言ってくれた。確かに無理して一人暮らしをして壊れるより実家暮らしでちょっとずつ慣れていくのがいいのは分かりきっている。
なんで自分はそんな簡単なことをしようとしなかったのか。簡単である。親に頼るのは恥だと思いこんでいたからだ。
実家暮らしを恥だと思いこむのはなぜだろう。それは「こどおじ」や「パラサイト・シングル」といった言葉のせいだろう。小さい頃からいい大人は一人暮らしをするものだ、実家暮らしは恥だとなんの理由もないのに思いこんでいた。
でもその言葉はネット上でしか聞いたことがない。某匿名掲示板や笑笑動画くらいしか聞いたことがなく、私の勤務していたバイト先では一切聞いたことがない。
もちろん「パラサイト・シングル」という言葉があるように昔昔からある考えなのだろう。ではなぜ実家暮らしは恥なのか、なぜ親に頼ることを止めないといけないのか。
そういうことを考えると最終的に「別に実家暮らしでもいいや」と考えることにした。
まだ20代と言うが正確には24歳で来年からはアラサーの仲間入りでもある。
勿論ずっと実家暮らしにする気はない。1年位で慣れれば一人暮らしをしたいし3年位してようやく一人暮らしが出来るかもしれない。
将来は誰にもわからない、でも今は誰にもわかる。だったら今を生きることが大事なのだろうな。
何が言いたいのか自分でも分かってません!!
愚痴を吐き出したくて書いただけなので許して下さい
(追記)
私がこのことを考えたのは青い鳥の「手取り13万」なるトレンドを見たからです。
私は1万ほどしか変わらない(予想、基本給だけの計算)のでやばいなぁと思って胃が死んでました
やばいですね
「パラサイト・シングルの時代」は1999年で昭和はとっくに終わってる
ひとり酒しながら考えて最終的に諦めたことを書いてみる
ゆるい就職は、週3日勤務で月収15万円(派遣で手取り12~13万)なライフスタイルだそうだ。
そうすると、今の日本で、比較的昭和な小市民的な幸せを築いている家庭ほど、批判しづらい。
なぜなら、住宅ローンだ子供の養育費だ、学費だ保険だ老後資金だと言って着実に生活すると、
お父さん小遣い月1万です、とか良く聞くね。
ゆるい就職の方が、2万(= 手取り13 - (家賃6+光熱費1+食費3+携帯1) )と多いかも知れない。
親が死んだら手取り13万でどうやって生きてく気?
こんな強い口調で言われると、言葉に詰まる。
「オマエ、今の会社クビになって、家族が守れると思ってんの?」
と詰め寄られているような気になるからだ。
このご時世、正社員もいつどうなるか判らない。
まあ、オッサンの頃の独身貴族の定義は、今だとパラサイト・シングルとか言うのだろうか。
夫婦共働きで子供が居ないので、自由な時間や使えるお金が多い。
彼ら彼女らは、結局のところ、配偶者を食わせなくて良いから、子供を育てなくて良いから、
自由な時間やお金が多い、というところが良い、とされてきたワケだ。
この、「自由な時間」を増やして「お金が多い」を減らします、と言うライフスタイルは
結局のところ、諦めることで余裕を生んでるということに気がついた。
独身OLまずりんの提案した「ギブアップ制度」にすごく似てる。
もう、結婚も子供を持つことも、老後の暮らしも諦めるから、ギブアップで!という。
さっきも言ったけど、家庭を持つお父さんの小遣いは少ない。
独身貴族(パラサイト・シングル)は自由になる時間もお金も多い。
家庭を諦めて、貴族であることを諦めて、独身よりも多い時間と、お父さんより多い小遣いを貰う。
ちょっとだけ羨ましい。
老人が医療を食いつぶしていると言われながら、
誰もがアイドルにはなれないし、これといった夢もない。
無職でモラトリアムを続けられるニートほどには堕ちてもいない。
何かを極めたいという焦燥に身を焦がすこと無く、アスリートでもなく。
だから、諦めた。
少なくとも、諦めた人にとっては理想的なライフスタイルに見える。
ティムは2007年に『「週4時間」だけ働く(The 4-Hour Workweek)』という本を書いて、一躍有名になった。
はてブにも読んだ人がいるはずだ。忘れてるかもしれないけど。
航空券の値段を調べ、貯金をみて、上司を説得して一ヶ月まるまる休んで旅に出てしまう。
老人になる前に、若者や壮年の間に、やりたい事をやらないでいる理由はなんだ?と言う。
なぜ触れなかったかというと、これは「希望」の先取りだからだ。
「輝けるリタイア後の生活」を先取りしない理由はないよ、という提案だった。
でも、「ゆるい就職」は違う。彼ら彼女らには先取りしたいリタイア後が無い。
老後の資金を溜める気力もわかないし、
頑張って会社にしがみついたところで、いつリストラされるかも知れない。
叶えたい夢も無ければ、やり遂げたい志も無い。
じゃあ、フリーターよりもカッチリと契約で区切って、週3回働けば良いんじゃね?
というのは、多分すごく魅力的に見えると思う。水は低きに流る。
そしてきっと、そういった人が実際にどん詰まるのは、
老々介護が問題になるような、青春を終え、壮年を終え、老年に差し掛かった頃なんだと思う。
冷静に考えて、20歳の若者の父親が45歳だったとして、平均余命から見れば親父は80までは死なない。
平均的な親父が死ぬのは、平均的な息子が55歳の時だ。
50歳時の平均未婚率を、生涯未婚率と言う。つまり、もうタイムアップだと社会的に宣告される。
夢も希望もなく消費するだけの「ゆるい生活」なら、充分な時間じゃないだろうか。
そして「平均じゃなく親父が死んだら?」は「平均じゃなくリストラされたら?」と置き換え可能なのだ。
(もしかしたら現代の『漁師とコンサルタント』なのかも知れない)
「ゆるい就職」の話題は、賃貸と持ち家の話と、なんとなく既視感を感じる。
だって、正社員だからと言ってその会社内のノウハウが蓄積されるだけの人だっているのだ。
子供が出来て家庭を持って、給料が低いとなじられながら、家に居場所がない父親もいる。
「ゆるい就職(週3)」は、「キツ目の就職(週5)」に簡単になれるだろうけど、
正社員は、緩めの正社員には簡単になれない。(短時間勤務が無理だとは言わないけど)
家庭を持ったところで、幸せにはなれないと諦めて、
ただソコに「なう」だけがある消化試合をこなしていくのには、少し憧れる。
「なう」は古いか。
私は家族と家に住んでいるのだが、
今年30歳になる兄も同居している。
兄は仕事をしているのだが、一人暮らしをできるほどの収入がないので家にいる。
一昔前の言葉を使えば「パラサイト・シングル」ということになるだろうか。
その兄は一匹の犬を飼っていて、可愛がっている。
その犬は兄にはとても懐いているのだが、私や家族にたいしては懐かない。
気性が荒く、へいきで牙を突き立てたり爪でひっかいてきたりする。
再三にわたって兄に「犬用爪きりで爪を処理しろ」と要求しても聞かない。
何度か「爪を処理しないなら保健所へ連れて行く」と家族から警告したのだが
そのときだけ爪を一回処理するだけで、あとは面倒くさいのか放置だ。
なにをやっても長続きしない兄の性根の問題なのだろう。
母親も兄の性格を心配してか、一人暮らしをさせるのが不安なようで家を追い出すのは乗り気ではない。
だが、こちらとしては犬が生きているだけで十分に迷惑(毛を撒き散らされる)なのに
兄の自分勝手な命令で家のドアを開けるときに犬の出入りを警戒しなければいけなく(犬エイズを警戒して家から出すと怒り出す)
兄は荒れるだろうが、これで家を出て行ってくれれば万々歳だ。
今年30歳になる兄も同居している。
兄は仕事をしているのだが、一人暮らしをできるほどの収入がないので家にいる。
一昔前の言葉を使えば「パラサイト・シングル」ということになるだろうか。
その兄は一匹の猫を飼っていて、可愛がっている。
その猫は兄にはとても懐いているのだが、私や家族にたいしては懐かない。
気性が荒く、へいきで牙を突き立てたり爪で皮膚をえぐってくる。
再三にわたって兄に「猫用爪きりで爪を処理しろ」と要求しても聞かない。
何度か「爪を処理しないなら保健所へ連れて行く」と家族から警告したのだが
そのときだけ爪を一回処理するだけで、あとは面倒くさいのか放置だ。
なにをやっても長続きしない兄の性根の問題なのだろう。
母親も兄の性格を心配してか、一人暮らしをさせるのが不安なようで家を追い出すのは乗り気ではない。
だが、こちらとしては猫が生きているだけで十分に迷惑(毛を撒き散らされる)なのに
兄の自分勝手な命令で家のドアを開けるときに猫の出入りを警戒しなければいけなく(猫エイズを警戒して家から出すと怒り出す)
おまけに生傷も絶えないといった生活にはうんざりなのだ。
兄は荒れるだろうが、これで家を出て行ってくれれば万々歳だ。
もう勝手にしろ。
いま考えれば、宮本みち子の「若者が『社会的弱者』に転落する 」(洋泉社新書y)は、2002年の出版だから、2004年に刊行された玄田有史の「ニート-フリーターでもなく失業者でもなく」(幻冬舎)よりも早かったのだな。
宮本みち子「若者が『社会的弱者』に転落する 」(洋泉社新書y)2002年
■目次
パラサイト・シングル論――九十年代
フリーターと未婚現象
親と子の果てしない逡巡
真の危機とは何か――若者がなだれをうって社会的弱者に転落する
【経済】
教育費が強める親子の絆
若年vs中高年の経済格差が広がる
【心理】
「大人」の定義が変わった
お互い結婚したくない男女が増えていく
パラサイト・シングルはどこへ行く
親子関係を支える基盤の崩壊
家庭の教育力は低下しているか
友達親子という困難
親子関係を変えた家庭経済
消費だけがとりもつ友達親子
友達親子に未来はあるのか
長期停滞時代の若者の選択
からっぽの高学歴社会
自立を「シティズンシップ」で計る