携帯電話のテンキーを用いた文字入力方式の一種。少ないストローク数で文字入力が可能。テジック・コミュニケーションズ社によって開発された。日本ではデンソーJ-DN31が初採用。NECが積極的に搭載機種を開発した。スマホではクラゲ日本語入力を利用することで実現可能らしい。
日本語を入力する場合は子音のみを指定する。そうするとソフトウェアが母音を推測して変換候補を提示してくるのでその中から選択する。
「にほんごにゅうりょく」と入力したい場合は「なはんかなやあらやか」つまりは「5602581982」と打てば候補として「にほんごにゅうりょく」が出てくるらしい。改良版のT9ダイレクトでは直接漢字が変換候補として挙げられる。
ローマ字アルファベットの場合、abcなら2をdefなら3をghiなら4を1回押すことで可能性のある3文字から最も単語として成立しそうな文字が選ばれて単語が出てくる。