「異民族」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 異民族とは

2014-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20140613234813

奴隷制結構コストがかかる。雇用はその人の労働力時間単位で買い取るものだけど、奴隷制はその人の人格人生も購入の対象。つまり生活させないといけない。逃げ出さないよう管理必要食糧や住居がかなり低位なな原始社会有効。最大の問題は、労働力世代を超えた再生産ができないので、つまり奴隷結婚できないので、足りなくなったら異民族狩らなきゃいけなくて大変。

2014-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20140510031703

どういう資料で書いてるのか知らないが、ちょっと暴論だなあ。

遣唐使をサクッと廃止」って、まず遣隋使から始めて「日本」という国家の成立期に300年間も影響下にあったことを簡単に片づけていいのか、と。

その後の「国風文化」を高く評価してるんだろうなと思うけども、それこそ明治政府が作り上げた「和」の虚構にまるっと乗っかった無反省な議論であって、現実的には鎌倉室町江戸と、一貫して政治的経済的そして文化的にも大陸の多大な影響下にあったことは、紛れもない事実

たとえば、「国風文化」で取り上げられる「枕草子」でも、ちゃんと読んでみた? 遣唐使廃止から100年経っても、依然として「漢籍素養」が文化の中核だったことはすぐ分かる。「真似をしてしきれない部分」は多々あったろうけれども、「モデルとしての中国」の存在は、日本に関して言えばずっと意識の底にある。「似てない=影響ない」とは単純に言えないよ。「中国からの影響は小さい」なんて、一言で片づけられるもんじゃない。

また、中国文化に「異民族文化が混ざっている」ことをして、文化連続性を否定しているけれども、むしろそれこそ「連続性」の最たるもので、そこを否定したら日本文化連続性ですら怪しくなる。中国から西洋から多大な影響を受け、かつ、京都貴族関東武士関東武士九州武士、と権力が移り変わった日本文化には連続性などない、と言った方がいいのかな?

たとえば明治に入って、古くから江戸の人は「田舎者の大量流入で、江戸はすっかり失われた」と嘆いたし、確かに現在東京は「江戸」とはすっかり違う町だけれども、今の東京を見て、それでもそこに「人」と文化風土がある限り「江戸」は息づいている、と言って別にいいと思うんだけどね。


ただ、後半の「共産党政権も、歴代中国王朝と大して変わらない」というのは、同意中国は歴代「外国」との関係の維持構築が下手だし今も下手。これは、実際どうしようもない感じなので、中国21世紀型の「大国」として生まれ変わるという未来は、おっしゃるとおり「歴史上一度も成功したことのない難事」であり、その意味では万里の長城築くより難しいよね。まあ、今の統一状態を保っていくだけでも相当な難事だし、そのためにヤバい橋を渡り続けてどこかで破綻……というのが一番ありそうな未来だと思うけど。問題は、X-DAYがいつ頃になるか、それまで周辺にはどんな影響(とばっちり)があるか。そして、その際の日本利益を最大にするためには、中国内のどういった勢力と連携していくかを慎重に見定めることが必要だよね。

2014-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20140510003704

ブクマで書き切れないのでちょろっと書く。眠くなったら途中ででも問答無用で寝る予定。

>険悪な関係を広げる中国ではあるけれど、かつては「中華」にふさわしく、東アジアのみならず、東南アジア西アジア方面制度文化を発信していた。

これは文化に優劣があるという誤解。実際には文化的に優れていたから広まったのではなく、単に国力で卓越していたから、その文化にも「力」があったように見えた、ということ。

その上で冊封体制に参加すれば強烈なボーナス付きの貿易で莫大な経済的メリットまで約束されていた、という時期があった。

もちろん、中華帝国側にしたら、遙か彼方の蛮人たちまで皇帝威徳を慕ってやってくるんだ、とドヤ顔で言うために出費を負担していた、ということでもある。

実際には日本の諸制度聖徳太子ぐらいのタイミングで既に何か中国とは違う物になっているし、さくっと遣唐使を廃止してしまえたことから分かるように、中国からの影響は小さい。

遠すぎて経済的メリットが薄かったのと、なんだかんだで日本が案外豊かだった、というのが大きい。

伝統の「漢の文化」は、いかなる異民族に侵入されようとも、異民族文化を「漢化」した。

これも誤解。実際には三皇五帝伝説の中身からして、すでに異民族文化が混ざってきている。以後の中国史を見てても、外国から持ち込まれた要素と引き継がれている要素が常に混合し続け、常時アップデートされ続けている。

どっかで

中華文明が連綿と続いているというのも、異民族文化の影響を受けすぎて原型など残っていないと言っても、どちらも正解でしょう」

と書いた通り。

ただ、現代中国人孔子とかの時代漢文を読めない(補助記号足したら日本高校生でも何とか読めるようになるものが読めないってどういうことだってばよって感じだが)。その意味では一貫した中華文化が続いているというのは嘘ではある。

外来王朝漢化したように見える現象は、単に中国大陸主要部を支配するためのツールとして漢字儒教科挙制度が便利だったというのが大きい。文化的な魅力が大きいからそれによって「改宗」していたと思うと足元を掬われる。

まり

>優れた制度を持ち、華やかな文化を持ち、数千年に渡り威光を放っていた大陸国家は確かに存在していた。

というのは実は誤解に基づく幻想。問題はその幻想を大変多くの人たちが信じていた/いること。


共産主義の下、さまざまな伝統破壊され、今では巨大なマーケットか、トラブルメーカーとしてしか認識されていない。

文化大革命の時期とかは何かを破壊するのが流行ったことはあったけど、現在共産党政権(と先代の国民党政権)が歴代王朝と何が違うかと言われると回答に窮する。

あえて言えば科挙がないことと、皇帝位の継承血統でなく有徳者の禅譲によっていることぐらい。

共産主義に何か意味があるように誤解しているが、実際には何の意味もない。あえて言えば五斗米道とか白蓮教のような、たまに中国史に影響を与える宗教の一種、程度に過ぎない。

律令制度や、孫子兵法近代まで日本制度を構築し、

日本版律令制自体最初から中国のとは結構違うし、律令国家は早めに見れば平安時代、どう遅く見ても武家政権によって無効化されている。

孫子読んだら分かるけど、軍制の本じゃないので、影響がどの程度あったと言われると「あんまりない」としか言えない。

要するに中国文化が優れていた、制度が優れていた、周辺の大きな影響を与えていた、というのは誤解の要素が大きい。

地続きでもっとも影響を受けていたはずの朝鮮半島ですら15世紀にはハングル作ってるわけで、推して知るべしである

>昔は輸送手段が乏しく、中国のあるところにいた人を実際に見る事ができなかったからこそ、書物で伝えられる聖人君主が素晴らしく彩られていたのかもしれない。

がすべて、ということ。

この後の清の歴史解釈もいろいろ難がある。

日本が清にトドメ差したわけでもない。日本の行動はそれこそ劉邦を包囲して屈辱的な和平条約を強いた匈奴と大差なく、何かが変わるという類の物でもない。

列強による清の分割は既定路線で、日清戦争が与えた影響は、単にプレイヤーの一人として日本が名乗りを上げたという程度。

その後の義和団の乱によって、列強中国大陸を直接支配するのは効率が悪いと悟り利権だけを確保しつつ清は存続させる、という方針に切り替えている。

ロシアだけはやや違うことを考えていたが、日露戦争の結果としてそれもなくなった。

それ以後の中国史の不味い部分は、大体は中国側特に蒋介石無能日本外交下手によって引き起こされている。

>この国がやるべき事は、張り子の虎の様な振る舞いではなく、栄光ある後継国として腰を据えて国家を「再興」させていくことではないのだろうか。

これが一番大きな誤解。

歴代王朝普通は常時勢力の拡大を指向していた。つまり今の動きの方が普通。「対等な外交関係」の存在理解できないという致命的な欠陥を歴代王朝は持っていたが、それと同程度の話。

官の腐敗を止められないのも、村落共同体が武装していて警察力がその中に及ばないのも、私的所有権政府によってたびたび脅かされるのも、すべて歴代王朝にも見られる特徴で、何一つ変わってない。

あえて言えば鄧小平が生きている時代泰山に登って封禅ぐらいはやっとくべきだったかもしれない。

まり中国政府が今本当にやるべきこととは(過去の栄光などまったく関係なく)、歴史上一度も成功したことのない難事に挑むということである

険悪な関係を広げる中国ではあるけれど、かつては「中華」にふさわしく、東アジアのみならず、東南アジア西アジア方面制度文化を発信していた。

特に、「漢」は、同時代にある「ローマ帝国」と同じように、東ユーラシア大陸システムの基礎を作ったと言っても過言ではないだろう。

ローマ帝国」が地中海地域ヨーロッパの基礎を作ったように。

伝統の「漢の文化」は、いかなる異民族に侵入されようとも、異民族文化を「漢化」した。

優れた制度を持ち、華やかな文化を持ち、数千年に渡り威光を放っていた大陸国家は確かに存在していた。

からこそ、中華人民共和国の振る舞いはすこぶる悲しい。

共産主義の下、さまざまな伝統破壊され、今では巨大なマーケットか、トラブルメーカーとしてしか認識されていない。

(それでもなお凄みを見せるのは、共産主義でさえ、中国化(あるいは「漢化」)していることだ)

かつての存在感を取り戻すための示威行為なのか、たんなる資源獲得なのかはわからないが、まるで遅れてやってきた帝国主義の国のようだ。

列強帝国主義時代こそ、中国清国)は東ユーラシア盟主として立ち上がらなければならなかったのにも関わらず。

たぶん、日本にとって中国、というか海の向こう側にある大陸先進国はあこがれであったと思う。

孔子儒教北側経由で回ってきた「道教」の影響を受けた仏教は、日本人生き方に影響を与え、

律令制度や、孫子兵法近代まで日本制度を構築し、

茶、歌などはその後、独自の文化的発展を築く礎となった。

からこそ、大陸の後継国の中国に対して、日本人だけでなく、多くの東ユーラシアの国々の人は複雑な感情を抱いているのではないか。

確かに、昔は輸送手段が乏しく、中国のあるところにいた人を実際に見る事ができなかったからこそ、書物で伝えられる聖人君主が素晴らしく彩られていたのかもしれない。

アヘン戦争では、あの清国が敗れたと日本で大騒ぎになり、国家としての改革が急務となった。

当時の日本の中に、清国連携し、ヨーロッパ対峙しようとした人々がいると聞いた事があるが、

それはなされず、脱亜論代表されるように、日本は東ユーラシアから抜け出していく。

そして、大日本帝国清国にとどめをさした。

この時、それまであった不文律の東ユーラシアルールが変わった。

かつての超大国は列強に食い尽くされ、その輝きを失った。

アヘン戦争列強の支配、そして日本軍事侵攻中国の大きな傷になった。

近年の経済発展と共に「中華」を認識し始めたこの国は、東ユーラシア覇権を再度、力によって取り戻そうとしている。

「力」による支配はすでに時代遅れのものになっているが、大きな傷を癒すように、暴力的な行動が後を絶たない。

また、過去最大の領土を誇る事が、共産党の大きな統治理由になっているようであるが、その中で、各民族独立の機運が高まっている。

今まで中国投資をしてきた最大の貿易である日本は、足場を大陸から南に移し始めており、経済成長も徐々に陰りが見えてきた。

強烈な貧富の差の拡大は、歴代の大陸の王制の崩壊要因にもなっている。

この国がやるべき事は、張り子の虎の様な振る舞いではなく、栄光ある後継国として腰を据えて国家を「再興」させていくことではないのだろうか。

駄文長文失礼

2013-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20130729130750

個人レベルとしてムリだろってのは十分理解できるんだけど、

日本人だってそれじゃ最早収まりつかないだろう。

個人レベルでムリなのが理解できてるなら、何に対して「自浄しろ」と?

朝鮮総連が「自浄します」って言ったら納得すんの?

でもあれも在日全体の代表でもなんでもないでしょ。

全国の在日結集して新たな団体つくったほうがいいわけ

俺はそっちの方が警戒するけどなぁ。

つーか異民族統治の基本はローマの昔から分断統治なんだから、結束する口実こっちから与えてどうするw

2012-12-12

http://anond.hatelabo.jp/20121212141648

俺はそいつじゃないが、

元増田の「中華思想」の用法は明確に間違ってる。

外国異民族を「自分達との差」で把握するのは世界中どこでも普通のこと。

つーより人間の基本的な認識パターンだ。

自分達より)鼻が高い、(自分達より)体がデカい、(自分達より)毛むくじゃら…



中華思想って言うのは外国異民族文化的に下に見る秩序であって

元増田が挙げた顔文字群はただのステレオタイプ



結論として、元増田中華思想が何かを良くわかってない。

もしくは現代中国への「中華思想だ!」っていう批判を苦々しく思っていて

無理矢理相対化して見せたかたか

http://anond.hatelabo.jp/20121212133321

恭順さえ示せば寛大に許してやるのが皇帝の徳。

反抗しないならわざわざ征伐なんてしない。

野蛮な異民族でも中華文明に染まれば中華の一員。

ましてや晋以降は明まで異民族王朝が続くわけで、

民族地域で簡単に分けられるものじゃない。

http://anond.hatelabo.jp/20121212131718

横だけど

wikipedia見れば十分じゃね?

中華思想(ちゅうかしそう)は正式名を華夷秩序かいちつじょ)と言い、

黄河の中流域(中原)で発生した極端な選民思想である

即ち、漢民族の内で「人間」扱いされるのは君主のみであり、

臣下は「家畜」とまでは行かずとも「奴隷」を自称し、

民衆は「民草」の表現通り「雑草」として扱われる。

また非漢民族は「禽獣」と「虫けら」扱いとされ、征伐や民族浄化の対象となっている。

要するに

まず、自民族の中に君主を中心・頂点とした強烈な上下関係を作る。

次に、異民族に対しては更に強烈な上下関係パラダイムであたり、侵略や虐殺すら正当化する。

http://anond.hatelabo.jp/20121212115008

それはどこの国でも民族でもそうだが…

外国異民族を「自分達との差分」で把握する。

原始的な反応は必ずそうなる。


君は中華思想ってもの全然わかってないみたいだから

勉強してきたほうがいいんじゃない

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん