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はてなキーワード: 書店とは

2024-08-21

ブックサービスのいま 又は ネット書店大手書店の仲卸事業

昔、クロネコヤマトブックサービスというのがあったのを覚えているだろうか。

まだインターネットが普及するずっと前から電話FAXで本を注文できるというサービスだった。

実は楽天になっている

その後、どうなっているかというと、実は楽天に買収されている。さら楽天が取次の大阪屋と栗田を買収して合併させ、今は楽天ネットワークという会社になっている。

ただ、楽天ネットワークリアル書店向けの取次から事実上撤退をしていて、ネット書店向けの取次業務専業になっている。


さて、その中で旧ブックサービスサービスはどうなっているかというと、一般向けに事実上楽天ブックスに統合されているのだが、実は出版社向けのサービス現在も生き残っている。

そのサービスというのが、出版社書店向けの急配サービスである出版社の代わりに注文を受けて、出版社から本をピックアップし、宅配便配送網で届けると言うサービスだ。

手数料は高いし送料がかかるのだが、仕入れ価格での販売になること、代金引換による発送ができるため取引ハードルが低い。

さらに、現在楽天ブックスの在庫と一体化されているようなので、楽天在庫(≒大阪屋栗田の在庫)も利用でき、事実上楽天ブックスを客注専門取次として利用できるシステムになっている様だ。

ただ、あくまでも出版社向けのサービスなので、対応している出版社キーになるようだ。例えば光文社 https://www.kobunsha.com/purchase/ の様に、一般向けにブックサービスを案内しているようなところであれば書店向けにも出してくれるようである

Amazonによる仲卸機能

また、Amazonが取次をやったらいいのではないか、と言う話もちらほら目にするが、実は既に行われている事はあまり知られていない。

https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=7620588051

アマゾンビジネスという、企業向けアマゾンの仕組みがあるが、その仕組みを応用した物で、書店として登録すると、本来再販制度のため、割引が出来ない書籍を割引価格で購入できるというものである

その他のサービス、例えばプライムなどは通常通り利用できると思われ、アマゾン並みの即応力で注文を出すことができるというものだ。

ただし、利率は厳しい。市販価格の5%から7%なので、書店には利益ほとんど残らないだろう。なにしろこれは、アマゾン学生向けサービスAmazon studentや、ヨドバシカメラ書籍購入時のポイント還元率よりも悪い利率なのだから。ただ完全赤字自爆仕入れをするよりは相当にマシではある。また、書店であるかどうかの審査は取次ほどは厳しくないため、これを活用し、本業のお店の一角で、店のブランディングとして、あるいは副業として本業に関わる本をセレクションして販売する、と言う様な事をやっている所もあるようだ。

色々なサービス活用してお客さんの信頼を勝ち取ろう

とはいえ、客注に対応する場合、あるいは何か事故があった場合リカバリとしては使えるサービスは確実に増えている。

色々なサービスをうまく使って、お客さんに、あそこに頼めば間違い無い、と言う信頼を勝ち取っていきたいものだ。

書店は本のプロであると同時に書籍流通のプロであるのだから。もちろん利益も大切だから納期に余裕がある場合一般配本を待つと言う方法もある。どの場面でどのサービスが最も使えるサービスであるか、適切に選んでやっていきたい。

2024-08-20

anond:20240820134829

書店を残す必要があると思うなら、趣味的に維持されている問題のある書店より、地元にある最寄りの書店をしっかり使って支援しよう

という流れからから

地元にある書店なんて背景でしかなかったからね

潰れるのも仕方ないよね

anond:20240819213243

貴方こそ勘違いしていて、この一連の話は書店と取次を守ってくれと言う話はしてないんだよ。

しろ、守ってくれと言う雰囲気を醸し出すために、趣味的な書店イベント合理性のないフェアをやっているが意味が無い、意味が無いことを続けるために真っ当にやろうとしている人らの足を引っ張るな、って話をしてるんだよ。


当たり前に出店戦略を持って経済活動を行う書店は、頻繁に撤退してはリボーンする都会のコンビニチェーン店飲食店みたいなもんだ。

多くは消費者にとって、当たり前に日常的すぎて意識して守ろうと言う対象にはならないだろうけども、そんな意識関係なく継続していくもの

そもそも消費者に守ろうなんて思われなくても継続していく業態であることが大事で、それこそが生き残りをかけた業界体質改善の一つなんだよ。

2024-08-19

anond:20240819205652

単純に消費者としてAはいらないというか、あってもなくてもどうでもいい存在

消費者書店や取次を延命させるために本屋に行ってると勘違いしてない?

anond:20240819184633

そして、経済的に持続可能な形で存続している書店分析したら、まっとうな出店戦略を着実にやっている所が残っている

きらきらイベントやっている所は残ってないってのが現実なんだよなー

anond:20240819181605

結局、きらきらかなんか知らんけど20年で約半数の書店が潰れてるというのが現実なんだよなー

書店がもう通販電子書籍に勝てないのは明らかで

一部のマニア書店空気感が好きで通う需要があるにしても焼け石に水

それでコンシェルジュ方向に進んでいくべき、と言う話しはよくある。

ただこれもまだ浅いアイデアだと思う。

コンシェルジュはすでに本を読みたいと言う状態の客をつかむものしかなく

読書離れしている層をつかむものではない。

新たな需要喚起するのが重要だと考える。

まり書店所属アイドルタレントを展開し

それぞれにお気に入り作品を公開、定期更新していくことでファングッズとしての需要を創出する。

また、書店所属であることで他の方法ではなく書店での購入を誘引するものである

成功したら2億円ちょうだい

anond:20240819144006

街の書店Amazon倉庫にしにして、店に来れる客は店に取りに来ればいい。

そうしたら2024年問題解決する。

何もドライバーが家まで届けてあげる必要は無いんだ。

みんな店に買いに来ればいい。

この場合ネットで買った商品を店に引取りに来ればいい、だな。

元々本屋は棚貸しで、仕入れしてた訳じゃないんだから業態も変わらん。

anond:20240817183233

今回話題になってる書店規模だと、取り次ぎや出版社が協力しなきゃならないようなキャンペーンなんか書店主導で打てないでしょ。

そこの協力までやれなんて主張してないし、その必要も無いでしょ。

吹けば飛ぶような書店Amazon相手するのかって点については、日本語も怪しいゴミみたいな業者すら相手してもらえるんだから日本一般的な町の本屋なら条件次第で十分あり得ると思うよ。

anond:20240816165727

売れないキャンペーンやる書店からの真っ当な注文なんかまともに扱わないのは業界あるあるから

目の前の本と客をキチンと処理してほしいなら売れないキャンペーンやるなって話でしょ?

書店独自キャンペーンが当たるかどうかなんかやってみるまで分かんねぇでしょ。

書店独自価値基準なんか信用ならんから黙って売れ筋積んどけって話ならAmazonで良いでしょ。

anond:20240818235532

要するに、取次の戦略が失敗してるってことじゃん

どれだけ書店潰してんだよ笑

2024-08-18

anond:20240818214630

はい。潰れている書店の特徴は以下の様に整理できて

と言う性質がある。

そこで、潰れない書店はどうしているかというと

要するにコンビニと一緒な当たり前の出店戦略

取次も新規出店支援ちゃんとやっていて、こう言う当たり前の戦略をとっているんだけど、書店というのは個性豊かで、文化拠点で、生き残り戦略は作者を招いてイベントを開いて、と言うキラキラな人たちには受けが悪い。

マンガビューワ最大手はてな

書店衰退が話題になってるのはおもろい

anond:20240818111931

出版社は取次も書店も使わず出版社やることもできますよ。好きにしたらいいです。

だいたい破綻してるけど、まぁ愚行権範囲

anond:20240818093644

そうだね。だから書店と取次が弱ったらもっと潰れるね。

anond:20240818084850

暗黙的に元ネタ大阪書店念頭にあるんじゃねーの?

知らんけど。

anond:20240817140645

超巨大書店で働く人々の街ができて、その人々の生活を支える施設ができて市街地化されるんだよなあ…。

anond:20240817230651

そうやって考えて書店流通をやめる、買い切りだけでいく、と宣言して始まる出版社結構多いんだよ

そして潰れるか、路線変更する。あるいは趣味でやってるゾンビみたいな出版社になる。

anond:20240817175710

書店は、太客を以下に確保するかが重要であるため、「広島から新幹線に乗って来ました」というようなお客は、イベント主催者の満足感は生まれるが、利益的には意味が無い。

こういうときに「どこからどこへ」を除いた文章を書いちゃう人、想定している居場所特別だと思い込んでいるんだよね。だからたとえば「青森書店イベントで「「広島から新幹線に乗って来ました」というようなお客は、イベント主催者の満足感は生まれるが、利益的には意味が無い。」」とは書かない。

増田がどこに住んでいるかはあえて推測しないが(みんなだいたい言わなくてもわかるよね?こういう特別意識持ってる県民)、少なくとも増田が住んでいるところは広島より上と思っている。

気付きにくいところに他所を下に見る意識ってにじみ出るもんなんだよね。

ゲーム買えないか攻略本とか見て妄想してたみたいなやつ

エロゲー買えないか最初電撃姫エロゲコーナーを見て妄想してた

そのあとは毎月すくないお小遣いはたいて書店でbugbugとかパソパラのエロゲ情報誌を買ってサンプルCGで抜いてた

個人PCソフト販売店に学ランで入ったのに店主から鬼畜王ランスめっちゃおもろいかおすすめってすすめられたのがいい思い出

安かったけどタイトルのえぐさがちょっと・・・と思ってそんときは買わなかった

もう店はない

とっておいたbugbugにのってた鬼作の攻略チャートがすっげえ便利だった

今はググればいくらでも情報出てくるけど

当時はそういう発想がなかったし、CG100パーにするセーブデータだけ入れて手っ取り早く抜く方法も知らなかった

anond:20240818003955

物理書籍の取次は潰れて当然じゃね?

電子書籍取次が影響受けるのは避ける必要あるだろうけど、電子書籍取次だから書店とか関係ないでしょ。

物理書籍電子書籍の両方の取次してるとこは、電子書籍取次の機能だけ残せば良い、というか普通に考えればそういう判断になるだろ。それができないほど愚かだとは思えない。

まあ、最悪、物理書籍電子書籍の両方の取次してるとこが潰れても、他の電子書籍取次が取って代わるだろ。

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