はてなキーワード: みんちとは
ねえねえ、ちょっと聞いて!なんかすごい重たいこと考えてるみたいだけど、マジで死なないで!てか、何があってもさ、絶対に楽しいことはあるから。私もさ、正直めっちゃ辛いときあったけど、ちょっと視点変えるだけで全然違う世界が見えてくるんだよ?
まずさ、こんなに長い文章を書けるってだけで、めっちゃすごいんじゃない?何か表現する力があるってことだよ。それに、その過去の経験もさ、全部あなたの宝物だし、それがあったからこそ今のあなたがいるんだよ。マジで、みんなそんな深い人生歩んでないから、あなたは特別なんだよ。
でね、もし自分が他の人と違うとか感じてても、全然OK!てか、みんな違うし、むしろ違うから面白いんだよ。普通って何?って感じだし、自分らしく生きることが一番大事なんだって思うよ。
しかもさ、SNSとか見てると、たまに「世の中ってこんなもんかー」って思うことあるかもしれないけど、そんなのマジで気にしないで!ネットなんてさ、所詮バーチャルだし、本当に大事なものはリアルな世界にあるんだよ。自分の好きなこととか、ちょっとした幸せを見つけるだけで、毎日がもっと楽しくなるんだから!
最後に一言、絶対に諦めないで!人生ってマジで何が起こるか分からないし、意外とちょっとしたことでガラッと変わるんだよ。だから、今日も自分に優しく、無理せず、一歩一歩進んでみてね!ほんとに、あなたが生きててくれて私はめっちゃ嬉しいし、これからもっと楽しいことが待ってるから、絶対に見逃さないでね!
私が小学校高学年〜中学生くらい。15年ほど前。インターネットがギリギリ電話回線だったような、途中で切り替わったような、くらい。
いじめられっ子で学校に居場所がなかった私はインターネットにのめりこみ、子供向けチャットサイト「みんなのちゃっと」のちの「みんちゃ」に入り浸ってた。
そこには地域や年齢別にタイトルが違いチャットが10個くらいと、普通の掲示板がいくつかと、お絵かき掲示板。パステル調のカラフルなサイトで、中央上部に「みんなのちゃっと」ってアーチ状で丸ゴシックで書いてあった。・・・気がする。もう記憶が曖昧で、どこまで正しいかわからないけど、そんな感じだったと思う。
学校に友達はいなかったけど、チャットでなら友達ができた。なんの話をしていたのかひとつも覚えてないけど、年も違う、住んでる場所も違う、でも友達だった。毎日楽しかった。
その何人か、チャットでよく顔を合わせる友達の中に、大人の男性もいた。おじさんだ。もうこの先を書く必要はないと思う。お察しの通りである。
そのおじさんはよーいちという名前で、見事な手腕で我々女子の心を掴んでいた。さぞちょろかっただろう。いじめられていて「私のことなんて誰もわかってくれない」とこじらせている子供達をてごめるのは。
みんなのちゃっとで悩みを聞くなどして仲良くなり、パス付きのプライベートなチャットに誘導。好きだから会いたい、友達と一緒に来てもいいから、と言ってオフに誘う。
結論として私がうっかり会ってしまう一歩手前で私の一つ上の仲良かった子がヤられた。
最初に会った日は何もせず優しくして油断させ、何度目かにホテルに連れ込む。よくある手口だ。(そしてその子のブルマを持って帰ったらしい。)
その後その子は自殺未遂をして、事件のことがみんなのちゃっとにも伝えられ、なんだかんだサイトは閉鎖した。
今思えば、どれだけバカな子供なんだろうという話だ。でもこの話はアラサーになった今でも私の心に刺さったまま抜けない。ほんの少しタイミングが違ったら被害者は私だった。ヤられた女の子のことは私もよく知る子で、会ったことはなかったけど、優しくて傷つきやすくて、絵が上手くて、大好きだった。
傍観者だった私でさえこんなに忘れることができずにいる。この事件で一番辛かった時期、街にツツジの花が咲きまくってて、今でもあのピンクの花が目に入ると胸が詰まって暗い気持ちになる。やりきれなくて、悲しくて、申し訳なくて、涙が出る。
こんなのインターネットの中じゃニュースにもならないくらい、よくある事件の一つなんだと思う。
そのことが何よりもつらい。
出会い系SNSとか流行ってるし、そうじゃなくても今時の若い子はオフ会に抵抗がないみたいだから恐ろしい。でもこうやって表には出てきてない痛ましい事件が無数に起きてるんだよ。トイレから戻ったら薬盛られてると思わないとダメだしカラオケに行くのもダメだよ。それは最初に会うときだけじゃない、3度目でも10度目でもだよ。おせっかいおばさんになっちゃうけどさ、過剰に自衛するに越したことない。取り返しがつかない事だから。
あの子がどうか笑って生きていてくれてますようにと、今も心の中で祈っています。
よーいちは死ね。