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はてなキーワード: 対立軸とは

2022-12-29

WindowsMacintoshかみたいな対立軸

WindowsMacintoshかみたいな対立軸を作る人間、そしてそういう煽動者に踊らされてしま人間、どちらにもげんなりしてしまう。

念のため言っておくが、これはWindowsMacintoshかみたいな話だけの話ではない。

WindowsMacintoshもどちらかしか使えないというものではない。必要に応じてどちらかかどちらもを使えばいいだけの話だ。

それなのに、誰に何が必要とされているのかという前提をまるで無視して、どんなケースであったとしてもどちらかを選ばなければならないかのような雰囲気を出し、あまつさえWindowsMacintoshは使えないなどと言った言説を撒き散らす、そういう振る舞いは悪としか言いようがないと思う。

そして多くの場合、そうした振る舞いをする人間目的はただ他人を煽ることでしかないのがまた虚無である。そこに価値のある議論など生まれようがない。

加えて、Windows派であってもMacintosh派であっても、そうした煽動者存在に気づかないのか何なのか言い合いに参加してしまうケースは多い。これもまた虚無である

そうした虚無が蔓延増田で何を言っているのかと思うかも知れない。

その通りだ。そうした無駄二項対立を敢えて楽しむか何かをしている増田たちにこの文章が届くわけがない。

では何のためにこの文章を書いているのかという話だが、それは実はとても単純な話である

新しいキーボードを買ったのでタイピングをしたいがそのための適切な文章ネタがなかった、というだけの話である

もっと長文で最もらしいことを書いてみたかったが、私の知能というか根気というか、そんなものによるとこのくらいが限界だった。

まぁ、長文増田目が滑るのでこの程度に文章をまとめておくのが適当なのかも知れない。

2022-12-20

anond:20221220190018

なるほどまだ経済的には(昔よりはきつくなったとはいえ)余裕があるから左右の対立軸ナショナリズムvsグローバリズムなのか

今後日本の転落はほぼ間違いないしそのうち経済左派だがバリバリ日本マンセーみたいな政党が伸びてくるんだろうな…

anond:20221220185211

日本だと左右の対立軸ってナショナリズムグローバリズムかだけど

南米とかの途上国だと左右の対立軸富の再分配から

企業富裕層優遇するのが右派貧困層に分配するのが左派からナショナリズム矛盾しない

 

日本ももっと落ちて本当に余裕なくなればそうなる

50年後の未来理念どころか10年後の外交安全保障よりも、今週のパンのことしか考えられなくなれば

2022-11-23

君の名は。」「天気の子」への返歌としての「すずめの戸締まり

ネタバレあり】

過去の重さ』と『大人子ども』について

過去の重み

君の名は。」はタイムリープすることで、過去を「変える」物語である主人公の瀧は、過去の少しずつ忘れられはじめた悲劇追体験し、不思議な力によって惨劇回避する。その点において「すずめの戸締まり」では、誰も過去を変えることはできないということが明示される。常世過去現在も混在する世界であるし、主人公のすずめは物語の終盤で過去自分出会う。しかしそれは過去を改変することにつながるわけではないし、亡くなった母親常世で再会できるようなことがあるわけでもない。死者は死者である


「天気の子」における帆高の選択は、「すずめの戸締まり」のすずめとは真逆である世界なんかより君が大事だと叫び銃をぶっ放して走る帆高に対し、「すずめの戸締まり」ですずめは大震災愛する人を天秤にかけるという選択を迫られ、愛する人を選べなかった。それにはすずめの過去震災被害経験が重くのしかかっている。「天気の子」では帆高の過去意図的に透明化されているし、帆高と東京とのつながりはどうにも希薄である


翻って考えてみて、「君の名は。」の過去改変も、「天気の子」で世界よりも君を選ぶのも、エゴイスティック世界を改変する行為である。「すずめの戸締まり」では人知れず災害を防ぎ、薄氷の上にある世界を昨日と変わらず続ける選択を行う。「大事仕事は、人からは見えないほうがいいんだ」と草太は言う。世界微妙な均衡の上に成り立っており、それはいつすべてが灰燼に帰してもおかしくない。



過去の2作品と今作の対比で際立つのは、過去の果てしない重みである過去は変えられない。過去ははてしなく重くのしかかってくる。人にとっても社会にとっても。忘却するわけではない。でもどこかで区切りをつけて前に進まなければいけない。そのための儀式が戸締まり。鎮める。そうしてまた行ってきます

大人子ども

大人論理子ども純粋さ」という対立軸日本アニメ漫画文化普遍的テーマである。「君の名は。」では三葉の父親を説得するという小さな対決イベントはあるが、メインテーマに絡んでくるわけではない。祖母組紐伝統を三葉に受け継ぎ、導く役割を担うが、どちらかと言うと舞台装置として機能している。


「天気の子」では鮮明に「大人論理子ども純粋さ」が対立軸として描かれるが、対立解決落とし前をつけるというより、主人公たちがぶっちぎったような形で終わる。また登場する大人は、誰も主人公たちに対して大人としての役割を果たさない。須賀は大人のズルさを持ちつつも精神的には未熟でもある。子どもたかり、ほぼ無給でこき使い、保身のために投げだす。リーゼント刑事も少し思うところはありそうだったが、帆高の未熟さに毒づき、押しのけられるだけである象徴なのは須賀の義母である相手と会話しているようで、自分の中ですべて完結している。自分価値観から一歩も外にでることはない。大人たちが大人として子どもに向き合わず、与えられた仕事役割をこなすだけ(と描写される)のがある意味現代的ではある。


一方「すずめの戸締まり」では、環との葛藤和解が大きなストーリーライン構成する。物語のオモテ面が災害を防ぐため各地をめぐる旅だとすれば、ウラ面は過干渉な叔母から実家への逃避行である。環も、神戸出会シングルマザーのルミも、完璧とは程遠い人物である。環はすずめを引き取ったことで失ったものを未だに悩み、無理をして母親像を演じ裏切られると怒りを爆発させる。ルミはヒッチハイクしてきた高校生ベビーシッターをさせて、更に深夜までスナックで手伝わせる。そんな大人だが、二人とも真摯にすずめに向き合う。草太の祖父は、自分の孫が要石にされた状況で、その事態引き起こし当人に対して「これで良かった。すべてを忘れて帰りなさい」と声をかける。

もともと新海誠キャラクターの背景や生活史をほとんど深く描かない表現者だった。ほしのこえ、雲の向こう、秒速。ほとんど若者しか登場せず、「どの作品主人公ヒロインは一緒」と言われることすらあった。心理描写を最低限に、抒情的に美しい風景に仮託して表現し、視聴者勝手自分と重ねられるようにする。それを極限まで純化ささせた作家性だった。それがこのような作品を作るまでになるとは夢想もしていなかった。過去作品を糧にしつつ、全く新しい作家性を手に入れ、見事に作品に落とし込んだ。「新海誠最高傑作」との宣伝文句伊達ではないと思う。集大成であるし、ここまで来た新海誠が次に何を作るのかが今から楽しみである


小ネタ

・すずめとは「鎮め(地鎮)」であり、「ミミズを食べるもの」でもある

・すずめの瞳にミミズが反射して赤いハイライトが差すのが「すずめにしか見えていない」ことと、揺れがおきるたびにミミズを探してしまうすずめの恐怖をうまく描写していた

・冒頭の朝ごはんがやけに気合入っててこんな朝ごはん普通つくれねーよと思ったら伏線だった

椅子が三本足なのは「三本足でも立って歩いていける」ということ

・昔の閉じ師の本の表紙が「Agarta」(スペル違うかも)と書かれていた(星を追う子ども異世界

2022-09-14

anond:20220914090834

女性の権利制限されてるっていうのはその通りだと思うので元のリストに反対する意図はないんだけど、

男性側も性加害に加担していない多くはこの手のセクシャル問題になりうる場面に気を遣っていて、実質的にできないことって結構あったりするんだよ

夜道にせよソロキャンプにせよ近所に誰かいたらすごく気を使うし(とはいえ俺はそもそもキャンプに行かないからそこはよく分からん)、夜道だと前をずっと同じ方向に歩いている人がいたらルートを変えて帰る場合も多い もしくはできるだけ大回りで早足で追い抜いて帰るとか

痴漢周りでも電車内では腕を上げっぱなしで絶対下ろせないとかね 下ろすと変なところ当たってしま可能性もゼロではない

他人性的に見ないとかもそう できるだけ視線を合わせないとか

悪いのは全部性加害に加担してる人だというのは前提として、男の中でも多くは間接的に行動が制限されていて、全員が傍若無人に振る舞っているわけではないことも気に留めておいていただけると幸い なんか男女っていう大きすぎる括りで分けてるせいで対立軸おかしくなってる気はする

特に今の若い世代とかだとそのあたり気を配っている人は多い はてな民はあまりにもバランスを欠いててイカれてるからあんま気にしない方が…

2022-08-30

anond:20220827050016

そもそも投資はいいぞvs投資ギャンブル」という対立軸不毛から

インデックス投資してる本人も、自分が勝ってる理由を地合いの良さ(≒長期で右肩上がり)以外で説明できない

2022-08-14

王道ですねは相手バカにしているのか

https://anond.hatelabo.jp/20220813020838

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220813020838

この増田ブコメ王道ですねはバカにされている・されていないで意見が分かれているけど、

ことジャンプ漫画においては王道安易だとかミーハーだとかそういうネガティブ意味あんまりないと思う。

週刊ジャンプにおける王道漫画って王道ファンタジーバトル漫画のことであって、それ以外のジャンルは人気作であっても王道とは言われない。

この場合王道は「正統派の」とか「ジャンプ歴代看板作品系譜に連なる」くらいの意味合いで使われていて、「安易な、簡単な」という意味で使われてるのはあまり見ない。

王道って単語を新連載や賞受賞作の煽りや紹介に編集が使ったりもするし、バクマンなんかでも王道vs邪道という対立軸違和感なく受け入れられていたし、

感想スレなんかでも王道だけどつまらないと言われることはあっても、王道からまらないと言われることはあんまりない。(王道でいいよねと褒めることは当然ある。)

呪術廻戦は間違いなくジャンプ王道漫画系譜なので、往年のジャンプ読者がジャンプらしい漫画面白いですよねって意味王道ということは普通にあると思う。

考えてみるとジャンプにおける王道って思いのほかハイコンテクストなので、元増田本来の別の意味に捉えてしまっても仕方ないけど、

その相手の男が長年のジャンプ読者で王道ポジティブ意味だけで使っている可能性も多分にあると思う。

2022-08-08

人生観は変わらなかった

40歳になった。ここまでの人生を振り返って思うのは、「人生観が変わるほどの衝撃」とか「人生を決定づける出会い」って俺には結局なかったし、これからも無いだろうな、ってこと。キルケゴールの「大地震」とか、安藤忠雄ガンジス川とか、ああいうの全部20代だしね。もちろん俺は彼等ほどの逸材傑物ではないけれども、俺の人生だってあいう転換点があってもおかしくなかったはずだ。ということで年表見ながら振り返ってみるわけだが、

リクルート事件(1989)

自民党って悪い奴らなんだな、という理解だったが、今じゃ贈収賄程度で総辞職なんてしないわけで、いま振り返るとよくわからない。

天安門事件(1989)

社会主義って怖いんだな、という理解戦車の前に立ってる写真は後から知った。

ソ連崩壊(1991)

社会主義は終わったんだな、という理解世界史とか地理とか結局マトモに勉強しなかったので、今でも当時の解像度のまま、なんで露宇が戦争してるのかよくわからない。

湾岸戦争(1991)

油田放火もったいねー、海鳥かわいそう、くらいの印象しかない。当時からハイテク戦争と言われてて、ベトナム戦争アフガニスタン紛争みたいな人道危機報道は少なかったんじゃないかと思う。普通に人も死んでたはずだが・・・

阪神淡路大震災(1995)

高速道路が倒壊してる絵面はショッキングだったが、いま振り返れば単に大都市で起きた大地震という以上の意味はなかったと思う。手抜き工事疑惑はあったけど、復興利権みたいな報道記憶にない。

地下鉄サリン事件(1995)

犯罪どうこう以前に、ホーリーネームとかヘッドギアとか純粋気持ち悪くて理解できなかった。カルトやべーな、という理解

同時多発テロ(2001)

⇒その後、アメリカ大量破壊兵器証拠とかナイラ証言とか捏造してイラクに侵攻してフセイン処刑してた。ブッシュやべーな、という理解

北朝鮮拉致を認める(2002)

⇒ひどすぎる、と思いはしたが、少なくとも今はもう拉致してないんだな、と安心もした。

ライブドア事件(2004)

⇒こんな若造でも金さえあればフジテレビ買えちゃうんだ、という発見と、出る杭は打たれるってマジなんだ、という理解

オバマ大統領(2009)

ブッシュから黒人大統領まで揺り戻した点にアメリカの強さを感じたが、当選後の印象は薄い。オバマケア? あとビンラディン殺害

サブプライム問題(2009)

⇒当時勤めてた会社が潰れかけてて、リーマンショックの影響で業績悪いっすってみんな深刻そうに言ってた。もちろん全然関係ない。

福島第一原発事故(2011)

日本危機に弱い、という理解。その後のゴタゴタで、究極的には倫理/信念/信仰の欠如(保身と利益誘導以外の行動原理がない)、という理解信仰とは必ずしも特定宗教帰依することを意味しないのだが、しか日本社会には資本主義科学技術信仰への対立軸がなく漠然とした宗教への忌避感もあり・・・と、俺なりの総括を語ろうと思えば語れるんだが、このあたりはもう30がらみ、既に自己確立してしまった後なので、あとはもう何を見ても偏見を補強していくばかりだし、ここから現在までの10年間のニュースほとんど印象にない。あったねー、くらいの感じ。

統一教会事件(2022)

⇒分断やべえな(ここまでやられても団結できないのか)、という理解。ちなみに俺は共産党贔屓です。

参考:キーワードでみる年表 平成 30年の歩み|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB

振り返って思うに、転換点は1999年東海村JCO臨界事故だったと思う。裏マニュアル作って核燃料をバケツで扱って臨界しちゃったアレ。日本先進国技術なら世界一とか、日本人は真面目で几帳面とか、そういう幻想崩壊していく予兆を感じ取るべきポイントだったが、当時高校3年の俺にはそういった視点はなかった。作業員チェレンコフ光を見て放射線障害で苦しみぬいて死んだことは印象に残ってるけれども、日本もうダメなのでは? みたいのは無かったし、世間空気もそうではなかった。一部の不心得者による怠業、むしろ日本人の生真面目さが悪い方向に働いてしまった結果、みたいなことをみんな言ってた気がするけど、今振り返れば完全にズレてたな。80歳で死ぬとして残り40年、これからも重大事件は毎年起こるんだろうけど、俺はもう死ぬまで「人生観が変わるほどの衝撃」を受けることは無いんだろうと思うと、ちょっとさびしい。

2022-08-03

anond:20220803094255

なんでいちいち「リベラルさん」を持ち出さなくてはいけないのか。増田がどう考えるか、だけでいいのではないか対立軸を持ち出さないと自分ポジションが定まらないとすると、対立相手位置によって自分位置を決めているという情けない状態になる。

anond:20220803080851

権力欲に突き動かされ、有象無象の力を借りて、保守的政治家の在り方を破壊し、それを隠すためにネトウヨ的な言動対立軸を生み出し、失敗した経済政策の結果GDPの数値を改竄し、任期が長かった人。

2022-07-27

Web上の間違った常識対立軸を受け入れて、内面化しちゃっている人には何を言っても無駄で、会話が成り立たない。残念ながら。そうした人たちはWeb上に構築された情報のみのアナザーワールドに生きていて、現実情報よりもWeb上の虚言や内面化しちゃった世界観を補強する情報のみを受け付ける、いわばゆるい洗脳状態になってしまっている。

anond:20220727094424

すぐに対立軸を持ち出さずに、目の前の現象として適正かを考えた方がいい。まさに自浄ができるか問われるタイミングだ。政争にする必要性本来的にない。誤りを認め、改善することができるかどうかの問題

2022-07-25

いや、ウクライナも悪でしょ

ウクライナロシアという対立軸で見れば完全にロシアが悪なのは言うまでもない

でもウクライナ政府とウクライナ人という対立で見たらウクライナ政府にも悪いとこはあるでしょ

そういう部分を否定して全てロシアが悪いみたいに言っても仕方ねえよマジで

2022-07-24

オタクフェミ対立軸にしたがる人が多いけど、実際にはこういう「オタクの特徴」を完全に抑えてるのがツイフェミなんだよな。

https://itest.5ch.net/mi/test/read.cgi/news4vip/1658669446

俺も昔は「オタク嫌いのオタク」だったんだけど、最近の「オタク嫌いのオタク」がどんどん俺の嫌いな「オタク」にそっくりになっていく。

なんとかこの世に敵と味方の勢力というもの見出したい人々にとっては(オタク側にしろフェミ側にしろ)都合の悪い現実なんだろうけど。

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