先の記事 anond:20190704095800 はたくさんの人に読んでもらえたようで嬉しかったです。もちろんそれは御本家があってのことではありますが。お目汚し失礼しました。
ブクマコメントも楽しく拝読しました。驚くことに、書いてないこともちゃんと見抜かれていてハテナ界隈の方たちのご慧眼に恐れ入りました。だからぼくはハテナのみなさんが大好きです。
なかでも「これはこれで特殊な才能が必要な暮らし方だから、下手に真似しないほうがいいよ」みたいなコメントや「心(精神衛生面)」に興味を持たれているコメントがあって、確かにそのへんのことを書かなかったなあと思ったので、もうちょっとだけ続きます。本当ならあのまま終わりにしておいたほうがキレイなのでしょうが、あえて蛇足をつけて終わりにしたいと思います。
あまり多くの人に読まれなくてもいいけど、届くべき人にちゃんと届いてくれるといいな、と思います。
お金や人の笑顔に直結する能力は「才能」と呼ばれるよ。でも、お金にもならないし誰も笑顔にしないけど他の人には出来ない「能力」もあるよ。これを「異能」と呼ぶよ。
「節約生活がまったく苦にならないどころか、むしろ楽しい」これもきっと「異能」だよ。他にも例を考えてみるよ。
こういうのも「異能」だよ。異能は誰も褒めてくれないし指摘もしてくれないから、自分でも気が付きにくいけど、ちゃんと棚卸しして自覚しておくことが大事だよ。
自分の異能が活かせるフィールドはどこなのか。勝てるフィールドで勝負していくことがだいじだよ。
勝てないフィールドで勝負をするのはやめようね。少なくとも勝てない勝負に全額ベットするのはやめようね。
「社会」では誰もが数字を背負わされて競争させられているよ。学校の先生や病院のお医者さんでさえ、数字を背負わされて競争させられているよ。
でも、何も持たないぼくらは「競争から降りる」という選択肢をもっているよ。
宮本武蔵が「殺し合いの螺旋」から降りたように、ぼくらは「勝てない競争原理」からさっさと降りようね。イチ抜けた。あとはみなさんでどうぞ。
弱いぼくらは、勝てない勝負からはさっさと逃げて、「異能」を活かせるフィールドでサバイブするしかないよ。
この世のあらゆる競争原理からさっさと降りて、らくちんおだやかなせいかつだよ。その穏やかな生活は、あなたにとってお金では買えない価値を持っているよ。
ぼくらはお仕事をする上で仕方なく「時間」と「責任」を切り売りしているけど、「人としての尊厳」まで売り渡したわけじゃないから、その線はちゃんとまもる必要があるよ。
競争原理から降りると、この世のだいたいのことはどうでもよくなるよ。馬鹿が騒いでても頭のいい人が叫んでいても、いっさいどうでもよくなるよ。楽ちんだね。
それでもあなたを競争原理に巻き込もうとする人がいるし、競争してもないのに上下の格付けをしてくる人がいるよ。その人はまだ競争原理の内側にとりこまれているんだね。そんなときは可哀想なケモノを見る目で見てからニッコリ微笑んでこう言ってあげようね。
「そうですか」は魔法のことば。そうですか。そうですかー。そうですか!! そうですか?? そうですかあ? そうですか…。そう…ですか。
「てめえ殺すぞ」と内心思いながら、グッと相手の目をみて「そうですか」とニッコリ微笑めば、丁寧に会話を終わらせることができるよ。べんりだね。
自分のことを虫けらだと思っていると、他人もあなたを虫けらとして踏みつけてくるよ。あなたの自尊心はあなた自身でまもる必要があるよ。誰もまもってはくれないよ。あなただけのものだよ。
「自分の中にある小さな優しさをまもるための最低限の残酷さ」くらいは隠し持ってても誰も怒りはしないよ。
ぼくらは弱いしお金がないけど、この日本に日本人として生まれた時点で、超ラッキーだよ。
考えてご覧。喉が乾いたら公園に行って蛇口を捻れば水が飲めるんだよ。すごくない?
上水道が整備されてるだけじゃなくて、それが飲める国って数えるぐらいしかないよ。しかもそのへんの公園で飲めるんだよ。ちなみに公園の外に水を持ち出すと窃盗になるから気をつけてね。
水だけじゃないよ。スイッチひとつで冷暖房完備だよ。ボタン一つで火がついて料理ができるよ。図書館に行けば本も新聞も雑誌も読み放題だよ。コンビニではおにぎりとお弁当が 毎日たくさん捨てられているよ。
ちょっとすごくない?世界規模でみたら上位数パーセントの環境だよ。この日本に日本人として生まれた時点で、宝くじにあたったような超ラッキーだよ。当たりくじを握って産まれてきたようなもんだよ。お釈迦様もびっくりだよ。
みんな超絶ラッキーなのに、その中でも俺が上とかお前が下だとかいうおばかさんがいるけど、どんぐりの背比べだよ。きっと頭がよわくてなにも見えていないんだね、可哀想なひとだね。
遠慮することないよ。この超絶ラッキーな環境を最大限に活かして愉しめばいいよ。最悪でも生活保護があるからね。
なんなら、自己責任の名の下にぼくらを見捨てたこの日本を、足元から喰らい尽くしてあげようね。
正しいとか正しくないとか良いとか悪いとかじゃないですで。ぼくらには転んでも資産というクッションもなければお金という杖もないので、致命傷を負いやすいし起き上がることすら難しいので。せめて強いこころを。そのからっぽの手に。砂をつかんで立ち上がれ。怒りをこめてふり返れ。
あ、あと背筋を真っ直ぐ伸ばして胸を張って毎日を過ごすことは、とてもだいじです。根拠なんてなくていーです。背筋を伸ばすのにいちいち根拠なんていらないです。
お金の話について | ヨツピー | note anond:20190704095800
続・お金の話について | ヨツピー | note anond:20190707094714
終わりの話について(完結) | ヨツピー | note anond:20190708072506
カワイイ人には2種類あって、
天然のカワイイ人と作り上げられたカワイイ人とのその2種類だ。
前者はとてもいい!
なぜなら性格から滲み出る表情のカワイイさから性格も良いのが分かる。
表にまとめると下記のようになる。参考にして欲しい。
天然のカワイイ人 | 作られたカワイイ人 | |
---|---|---|
天然のバカな人 | やれる | やれる |
作られたバカな人 | やれるかもしれない | やれない |
結婚式で感謝の手紙を涙ながらに読むとか、ドラマのクライマックスで恋人が病気で死ぬとか、
そういう幼稚とも言える浅はかな演出を陽キャラは感性豊かに受け取れる。
はてなの陰キャには絶対無理。こうだと人生において楽しめることも楽しめず終わってしまう。
自分に投げかけられた他意のない、ごく普通の発言に対して過剰反応して、勝手に被害妄想っぽく傷ついて、さもそれが正当であるかのようにごちゃごちゃと文章書き連ねて論を張った挙げ句に「モヤッとした…」だの、育休が取れなくて社会がどうだの、婚活したけど上手く行かなくて社会がどうだの、通勤時間帯の電車でベビーカーがうんちゃらで社会がどうだの言ってるからお前ら人生灰色で湿ってるんだよ。
火を使う炊事や力仕事は無理だろうが、確かにスイッチ入れるだけの家事やワイパー掃除なら小1からでもいけそうな気がする
義務教育の妨げにならない範囲なら子どもに家事をさせても児童労働にはならないとのこと、負担軽減のために活用しない手はない
子どもに家事をさせようという声は今までもよく聞いたが、教育に良いとかお手伝いに報酬を出そうとか、いまひとつ上級国民の嗜み感がある
遠足には200円以下のお菓子を持って行って良いことになっていたが、私はお金がなく、100円も持っていなかったと思う。
だから遠足のために、当時50円くらいだったプロ野球チップスというお菓子を一つだけ買った。
プロ野球チップスというのはポテトチップスにカードになった野球選手が入っている、付録付きのお菓子である。
少年だった私はお金を少しずつ貯めて、プロ野球チップスを買うのが楽しみだった。
さて遠足。
待ちに待ったお菓子タイムで、私はカードの袋を開けようとした。
しかし、これがなかなか開かない。
簡単に開かないように、頑丈な作りになっている。
四苦八苦して開けた。
おっ、これは!
当時の大当たりである。
パリーグは人気が無かったけどイチローは異次元の選手という認識だったし人気があった。
しかし、手で無理やり袋を破いたせいで、カードの右下のほうが折れていた。
一度折り目のついたカードは元に戻らない。
悔やんでも悔やみきれなかった。
それまでにも何度か買ったことはあった。
たぶん家の鋏で開けていたんだと思う。
しかし子供の頭では遠足に鋏を持っていくという発想には至らなかった。
友達からも賞賛の声が上がる中で、言われた一言「でも折れてんじゃん」
ショックを増幅させた。
買う前から遠足の時まで何が当たるかずっと期待に胸を膨らませていた。
その日のポテトチップスは、いつもよりしょっぱい味がした。