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2015-03-13

僕は正しいことを言っている

父に殴られた。癌で胃を摘出した父の拳は羽のように軽かった。

僕には勇気がない。正しいことを言う勇気が。怒鳴られたくない、叱られたくない、殴られたくない。怖い思いをしたくない。

理不尽に母を怒鳴り、殴る父を見て育った。鼻血を流す母を何度も見た。鼓膜を破られたこともあるそうだ。

父は酒を飲み、暴力暴言が増える典型的アルコール依存症だった。

そんな父は僕には驚くほど優しかった。海や公園に連れて行ってもらった行ったり、一緒にゲームをしたり、充実した日々を送っていた。

だが、父は僕のことを怒鳴ったり、殴ったことがないわけではなかった。それは母に対するそれと異なり、決して理不尽なことばかりではなかった。

僕は父の逆鱗に触れぬよう、ニコニコニコニコ笑顔を作り、楽しい楽しいと口走っていた。

さな僕の瞳の奥にあったのは暴力に対する憎悪と恐怖、そして父からの溢れんばかりの僕への愛情との葛藤だった。

僕が立派な体格だと人に言われる頃になると、父と母の怒鳴り合いは日課と化していた。怒鳴り声が交差する食卓に並べられた食事の味は怒号に掻き消された。

その頃、僕は猫を拾ってきた。野良猫赤ん坊で、死にかけていたところを保護したのだ。

猫が好きな母と僕は猫をひどく可愛がるようになった。父も、以前犬を飼っていたことがあり僕の願いでもあり承諾をしてくれた。

半年程が過ぎると、父は猫に対し度々暴力を振るうようになった。猫が気持ち悪い、部屋に入るなと怒鳴りつけるようになった。

僕は父を殺してやろうかと思った。ここまで、クズだとは思わなかった。心底見下した。

僕は猫を父の部屋やリビングに入らないようにしつけ、保護した。てか、保護するっていうなら他の人に預けりゃいいのに、って書いてて思った

このまま数年が過ぎるが、父の猫への暴力は無くなったが嫌悪感は消えることなく、怒鳴りつける習慣は変わらなかった。

そんな中、父が胃ガンになった。胃を全摘することとなった。転移はなかったが、食事は大きく制限されることとなった。

まあみろ。そうは思わなかった。ここまで酷い父なのに、何故だか、ざまあみろという思いが出ない。むしろ、生きていてよかったと思った。

父が僕にくれた愛情は本物なのだ。本当に可愛がってくれていた。憎いはずなのに、僕の心が邪魔をする。ざまあみろ。だなんて口が裂けても言えない。僕を愛してくれている人に、そんなことは言えない。生きていて良かった。だが憎い。なんなんだこれは

胃を全摘した後の父の態度は増して傲慢になった。自分障害者なのだからいたわれ、気が使えないやつだと母に当たり散らすようになった。

食事を満足にとれなくなった父のアルコールの量は日に日に増えて行き、母に対する暴言アルコールに比例して増えていった。

このまま数年が過ぎる。

ある日、僕は父が猫を殴りつけるところを目撃した。

幼少期の記憶が僕を引き止めるのを振り払ってやめろ、と言うと殴られた。蹴られた。父の拳にはもう力はなかった。殺してやろうかと思った。しかし、小さなから今まで、遊んでもらったり、話をすることも楽しくなかったわけではなかった。父が今まで僕にくれた愛情は本物だ。

殴り返せなかった。父から愛情が、僕を蹴飛ばした際に裂けた父の足を心配させる。殴られ、蹴られたが父の傷を心配してしまった。なんてダメなやつなんだろう。大好きな猫を守るではなく、矛盾した行動をとる自分自分理解が出来なかった。

翌日僕は家を飛び出した。20歳を過ぎたいい大人が家出だ。父を許せないから、ではなく父が怖かったからだ。死ね、と言われたのはさすがに初めてだったからだ。

知り合いの家を転々とし、数週間が過ぎると父から電話があった。謝りたい。と泣きながらの電話だった。

僕は父を殴り飛ばす気で帰宅した。この数週間で気持ちの整理がついたのだ。父は間違っている。僕は正しい。何もいっても僕が正しい。

家のリビングがいた父は、涙を流して謝罪をしてきた。なんて虫のいいやつ、このままぶん殴

ることは出来なかった。父からの涙ながらの謝罪が、僕への愛情を思い出させる。父から愛情笑顔、それは本物だ。この人は僕を愛してくれていて、ほんの気の迷いなのだ

僕は笑顔さらっと父と和解してしまった。殴れない。こんなクズ。と思うはずなのに殴れない。どうしてだ

父の猫への嫌悪感は消えなかったが、暴力はなくなった。

しかし、母への暴力暴言は減ることがなかった。

家出騒動の数ヶ月後、母がついに逃げた。父の暴力に耐えきれず逃げた。僕は心底父を軽蔑した。が、父から愛情邪魔をする

僕も母のようにまた家出し、孤独にさせるという復讐も出来たはずだ。しかし、父は父なのだ愛情をくれたかけがえのない父を見捨てることは出来ない。

父は連日浴びるように酒を飲むようになった。母は一ヶ月が過ぎても連絡がつかなかった。

僕はこの問題に関して一切関与しなかった。家族のゴタゴタに巻き込まれるのはもうゴメンだと、体に染み付いてしまっているのだ。

そんな中、父が倒れた。医学に関する知識は乏しいので詳しいことは割愛するが、多量のアルコール摂取が影響して肝硬変引き起こししまったらしい。

病院に運ばれた父は生死を彷徨った。手術室の前で医者から最善は尽くしますが、覚悟はしておいて下さい。と言われた。こんなセリフドラマ以外で聞いたことがない。

このクズ、母に暴力を振るい、酒に溺れ死にかけるなど、自業自得じゃないか。と軽蔑するも、僕は父の容態を本気で心配していた。このまま死んでしまえ、なんて思えない。こんなクズ、死んで欲しくない。この気持ちは自分でも意味がわからない。なんだこれは

深夜と朝の境目頃になると、母の実家に一報が入ったのか、神妙な面持ちで母がやってきた。一ヶ月ぶりの対面だった。

母と僕は無言で手術室の前のソファで待っていた。

大手術だった。日が登り昼になるか、といった頃に医者が出てきた。

なんとか、容態は安定しています。このまま回復するでしょうとのことだった。

涙が止まらなかった。客観的に見ると僕は手術室に乗り込んでメスを奪い止めを刺しても良いぐらいなのだろう。

だが、涙が止まらなかった。生きていてよかった。母の神妙な面持ちは消えることがなかった。

その後、僕は久しぶりに声を交わした母から離婚検討しているとの旨を聞いた。

しばらく考えた。こんなクズと一緒にいてやることはない。自由になって欲しかった。

答えがでた。僕は母に懇願した。

父を、見捨てないで欲しい。最後のチャンスを与えて欲しい。可哀想な人なんだ。ただ、弱い人なんだ

なんて俺は身勝手人間なんだろう、母の人生をなんだと思っているんだ。

だが、父は父なのだ。こんな人間クズだとも思うし、本気で底辺人間だと思う、ただ、弱いんだ。弱い人なだけなのだ

愛がない人間ではないのだ。愛を持った人間なのだ

母は離婚を取りやめることにした。退院した父は胃に加え肝臓までもが機能しなくなってしまった。

父はそれ以来アルコール摂取することは無くなった。母とは比較的良好な関係を築けているようだ。

父の傲慢な態度は完全になくなったわけではないが、暴力暴言は完全に無くなった。

なんか書いてて美談チックになってて気持ちわりい。正直今でも僕は父を軽蔑している。だが、心から憎いわけではないこの複雑な感情はまだ続いている。








(追記、手術の内容について)

まり医学に詳しく無いので間違っているかもしれないんだけど、肝臓機能が悪くなったことが影響して静脈瘤というのが破裂して血が止まらなくなったのよ。

父は心臓も悪く血液の流れを良くする?薬を服用しててその副作用として血が全く止まらなくなるみたいで、その血を止めるための手術をしてたわけで肝硬変治療のための手術じゃないっす。出血っていうと大したこと無さそうだけど比喩じゃなく体の血全部入れ替わったらしい。輸血パックの量見て引いたわ。説明すると見ての通りにくどすぎるんで適当肝硬変とか書いちゃったゴメンネ

2014-10-29

俺が風俗狂いになった理由

 童貞のまま20歳を超えてしまって、怖くなった。不能になるのが先か童貞卒業するのが先か。

 で、童貞系のまとめを見てると、高確率でこのような文言を見る『ソープへいけ』。

 これに従っただけなんだけど。でも、女って風俗狂いが嫌いらしいねソープへいけって言うくせにさあ。

 風俗のおかげでレイプ率とか下がってるんだから、行ってくれてありがとうくらいなモンだろ普通。女の稼ぎにもなってるし。馬鹿じゃんって思うわ。

  

 で、セックスしてみるとなんてことも無い単なるセックスっていうか。チン子をマンコに入れるだけっていう。手コキの類似みたいなもん。

 そうなると、抵抗も消える。

 今までは風俗病気が~とか思ってたんだけど。

 あんまりそういうのは現実味が無いっつーか、車に乗ったらそりゃ事故ることもあるね、っていうのに感じてしまった。

 しかも、病気になったとして、どういう不利益があるのかもイマイチからない。結構治るじゃんって。

 B型肝炎だと、ウイルス肝炎肝硬変肝がん。とか、HIVエイズとか。

 色々言われてるけど、これも調べてみると結構治療法が明確だし、あんま怖くない病気なっちゃってるじゃん、医療のおかげで。

  

 で、風俗なんだけど、2万~3万くらいかかるわけだけど。

 でも、安いと思うよ。

 だって、変に性欲ためて頭おかしくなって時間がつぶれたり、ストレス病気になったり(俺は何度もストレス病気になった)、変に痴漢とかやっちゃわないか怖くなったり?レイプしちゃわないか怖くなったり?

 そういう不安を解消できるできるなら、安いもんだよなあって思った。

  

 でも、セックス適正価格なんて、せいぜい1回5000円、1時間みたいなもんだと思うけどね。

 高杉だとは思うけど、現状そんなもんだからしょうがない。できるだけオナニーですませて、AVやオナホールで安く済ませるしかいね

2014-04-15

先月父さんが死んだ

先月13日に父親が死んだ。

肝硬変10年以上も患ったヘビーアルコラーだ。

58歳で仕事早期退職した。

酒の飲みすぎのせいで入退院を繰り返していたためか、仕事をする能力がなかったのか。

上司退職を勧められたそうだ。

それから生活は、昼間は居間テレビをみたり、昼寝したり。ただそれだけ。

晩酌時間に酒を飲むと「お医者さんに止められているのにまた飲むの?」と母親に嫌味を言われるので、家族が寝静まった夜中にコンビニに酒を買いにいく父。

そんな父が嫌いだった。

実家に帰えった時に、夜中まで起きている父が

コンビニに酒買いに行くけど、何か飲むか?」と必ず聞いてくる。

私は肝臓が悪いのに、母親に嫌味を言われるのが嫌でコソコソ夜中にコンビニに行く父が嫌いだった。

から「いらねーよ」と冷たくあしらっていた。

実家に帰ると必ず酒を飲みながら「お前の部屋、いらないものを片づけろ」と言う。

私は「うるさい。それは妹が勝手に置いた荷物だ。」と言う。

実家に帰って昼頃に起きると父は必ず「何か食べるか?チャーハン作るけど」といった。

私は「さっき朝食を食べたからいらない」と言う。

父が入院し、余命残り少ないと告げられた。

私は母に「意識がはっきりしているうちに、父さんに彼氏を紹介したい」と相談した。

母は「まだお父さんは大丈夫」と言っていた。その週に父は死んだ。

酒が好きだった父さん。

きっと私や私の下の妹弟や、私の結婚相手と酒を飲むのを楽しみにしていただろう。

私の結構相手の顔をみてほしかった

父さんのチャーハンを食べておけばよかった

父さんとお酒を飲めばよかった

父さんともっと会話をすればよかった

ウエディングドレス姿を見てほしかった。

バージンロードを一緒に歩いてほしかった。

じいちゃん悲しんでいたよ。

何度も何度も「どうして俺より先に・・・」ってつぶやいていた。

じいちゃんが「俺はもう先は長くないから」と言って、生きているうちに建てたお墓に、子供あなたが先に入ってどうする。

何度も何度も線香あげていたよ。線香あげるたびに「なんで俺より先に・・・」って思っていたとおもう。

から私は「ばかじゃないの」と、棺桶の中の父さんに言ってやった。

親不幸な私と父さんにかけた言葉だ。

肝硬変とか、アルコールに気を付ければ生けたんじゃね!?と思うから

どうして自分の体のことを気にしなかったのかな。

もっと話をしたかったチャーハン食べたかった酒を一緒に飲みたかった。ごめんなさい。

父さんはいつまでもいるものだと思っていた。

ごめんなさい。

長くない生だと思ってけど、まさか今年だとは思っていたなかった。

ちゃんとみていなくてごめんなさい。

父さんの机の引き出しから、会社から贈られた盾やメダルがたくさん入っていててビックリした。

そんなこと一言も言っていなかったじゃん。

ちゃんと仕事をして会社から認められてたんじゃん。

勝手仕事できないと思っていてごめんなさい。

父さんが一流企業に勤めてくれたおかげで、母さんはこれから生活ができます

私も妹も弟も安心して生活できます

ここまで育ててくれて本当にありがとうございました

死んでからじゃ遅いよね。

親不幸な娘でごめんなさい。

まだ父さんの死が悲しいです。ごめんなさい。

酒をあおりながら書いてます

ごめんなさい。肝臓に気を付けます

2014-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20140203161342

周囲の目線が気になって通院をためらう程度の「辞めたい」なら

ぶっちゃけ無理して辞めることも無いのでは? 好きに飲めばいいと思う。

そこまでして辞めたくないわーっていう程度の浅い意識ですもんね。

たぶんここで増田から止められても根っこの部分で承服できないだろう。

貴方お酒を辞めることは出来ないと思います

仰るところの「大きな失敗」を一度経験してみるのも一興ですねーこの際。

はいえ失敗が社会的ものならともかく、肉体的に不可逆レベルでの失敗だと

本気で人生が詰むので、そのへんは自己責任でお願い致します。肝硬変とか。

2013-05-25

リカバード職員やってるんだが。(その2)

タイトルが冗長だったので編集しました)

初めての増田リカバード職員やってるんだが。)がホッテントリ。。。びっくりしました。

リカバード職員という職種や、依存症が回復するということ、逆に回復出来ない依存症者の末路など、色々なところに興味を持っていただけたようで、嬉しい気持ちです。

もちろん一部誤解を招いた部分もありましたが、これは私の力不足に拠るところであります


今回は少しでも誤解を解ければと思い、依存症者が陥っている負のループについて書かせていただきます


私は、生活保護を受けている依存症者がお金を持ち逃げするからといって、彼らがダメ人間であると決めつけることは早計であると考えています

もちろん、これは犯罪ですので、相応の償いは当然するべきでありますし、依存症であることを理由に免罪されるとは思っていません。

ただ、彼らが半ば犯罪行為に及ぶ思考プロセスは以下のようとなり、決して全員がダメ人間であるからというわけではありません。

病気がそのような行為をさせている部分もあるということを理解していただけると、うれしいです。


前提:依存症であること(アルコールギャンブル


飲酒ギャンブル前>

お酒を飲まずにいられない・ギャンブルせずにはいられない(そういう病気であるというのが大前提です)

お金がないとお酒が飲めない・ギャンブル出来ない

お酒を飲まずにいられない・ギャンブルせずにいられない(病気の症状としての強迫観念。本人の意思でこれが止められるなら病気ではない)

しかし、お金が手元には無い。

お酒を飲まずにいられない・ギャンブルせずにいられない(病気の症状としての強迫観念。本人の意思でこれが止められるなら病気ではない)

しかし、お金が手元には無い。

→このループ・・・


ループの間、強迫観念は頭の中から離れることは無く、むしろ積もっていきます。苦しみは増していきます

そして、この苦しみから解放されるために、軽重に関わらず犯罪的な行為生活保護費の持ち逃げ・万引きお金の借り逃げ・・・)に及ぶことがしばしばあります


ここがポイントです。

犯罪を犯してはならないことは分かっているのに、犯罪を犯してしまうほどの強烈な強迫観念の苦しさ」であることが依存症の恐ろしさです。


例えて言えば、高度に訓練された兵士も極度の拷問にかけられたら機密を自白するかもしれませんね。

そういうことです。


飲酒ギャンブル後>

一瞬、ホッとします(酒を飲んで、プハー!うまい!と思ってホッとしたことありませんか?その感覚です。ギャンブルでも依存症者はその感覚を味わいます

そして、依存症でない人は、適度なところで、お酒ギャンブルをやめることが出来ます

しかし、依存症者は1杯目の飲酒や1回目のギャンブルから「渇望現象」を引き起こすこととなります

アルコールであれば、1杯飲むと、2杯目が欲しくなり、2杯目を飲むとさらに3杯目が欲しくなる。

これは基本的に止まるところを知りません。

(だから依存症者は、絶対に最初の1杯、最初の1回のギャンブルに手を出してはいけないのです)

軽度のアルコール依存症者にはそれほどの傾向はありませんが、重度になると連続飲酒発作といって、自分お酒を止めたいのに止められなくなる(血を吐きながら飲むような感じ。頭では酒を止めたいけど、身体が勝手に動いて飲んでしまう)状態になります死ぬことは珍しくありません

アルコール場合、極度の酩酊ギャンブル場合(たいてい)財布が空になるまで(仮にちょっと儲けても、ギャンブルへの渇望現象でさらに儲けようとして結局財布は空になる)やってします。


そして、深い深い後悔に襲われます

後悔の念を抱えた依存症者は、常に周囲の目におびえ、罪悪感を抱えて生きています。(依存症っぽい人の独特の雰囲気ってこういう理由もあると思います


前述の<飲酒ギャンブル前>の状態に戻ります


まり依存症者は

日常的にさらされている飲酒欲求・ギャンブル欲求という、自分意志ではコントロール出来ない強迫観念コントロールで来たら依存症ではない)

・1杯飲んだら(1回ギャンブルをやったら)やめられなくなる渇望現象

ループから抜け出せず、常に周囲の目におびえて罪悪感を抱えながら生きています


話しが少しそれますが、依存症者のこのループ病気であり、依存症者はこのループに対して完全に無力です。

しかし、本人は、アルコールギャンブルコントロール出来るものと信じています

故に、依存症は否認の病気(私はアルコール依存症じゃない!と言い続けて酒を飲む)といわれます

まー、周りはみんな酒飲んでるし、酒飲むのは楽しいし、アルコール依存症者って人間関係も酒で作ってるようなものですし、酒を取ると何も残らないんですよね。。。実は。

からみんな自分病気を全力で否認します。

この辺の、依存症者という病気生き方関係について語り出すと1記事になっちゃうので、割愛します。


閑話休題

これを延々と何年にも渡りループし続けて最終的に肉体的に死に至る病アルコールギャンブル依存症です。

肉体的な死の原因は、病気肝硬変・膵炎・糖尿病・各種ガン・・・から自殺人間関係崩壊による他殺まで様々です。

肉体的に死ぬ前に、社会的死ぬことも多いですが、社会的な死を恐れて自殺するパターンもあるでしょう。

例を挙げていけばいとまがないと思います


前回の増田トラバで頂いた、ネット依存症も同じでしょうか。

ネット依存症には詳しくありませんが推察するに、

ネット世界ゲームなのか、SNSなのか、ネットサーフィン死語?)なのかわかりませんが)に浸ってないといられない強迫観念

・一度ネット世界に入ると、ネットを渇望する現象(ネット接続を切れない→食事や睡眠リズムが狂い、仕事が出来なくなる)

というループにはまり込んでいると推察します。


依存症者がはまり込んでいる負のループについて、ご理解頂けましたでしょうか。


もちろん、だからといって、依存症者の犯罪が許されると思っていません!!!


ただ、

依存症者には、生まれながらにしての依存症者、つまり生まれて初めて飲んだお酒で「渇望現象」を引き起こし、その翌日から強迫観念」にさらされる人もいます

ある日突然、飲酒量が増えて、毎日朝まで飲み歩き始める人もいます

定年退職まで休日しかパチンコしてこなかったのに、定年後、月に100万円ギャンブル突っ込み始める人もいます


明日依存症者はあなたかもしれませんし、隣の「良い人」かもしれないんです。


ダメ人間依存症者になるというのは、すべてが間違いとは言いませんが(もちろんダメ人間もいます)、ごく一部で、大半は真っ当な人です。

それを知っていただきたくてこの文章を書かせていただきました。


アルコール依存症自体、私の病気でもありますし、病気について言語化することは仕事の役に立つので、また何か書きたいと思います


最後まで読んでいただいてありがとうございました。

2012-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20120310000709

悪とか以前に中毒症状になった時の「取り返しのつかなさ」が酒や煙草の比じゃないだろ。

酒を毎日浴びるように飲んでも肝硬変で死ぬには数十年を要するが、大麻は数年も常用したらまともな社会生活送れなくなる。

2010-09-06

解剖実習

実習で解剖に行ってきました。

電車バスを乗り継いで、大きな大学病院へ行ったのですが、

遺体の保存状態が非常に悪く、心が痛みました。

また、肝硬変の方の肝臓は、非常にいたいたしいもので、ショックでした。

実習の前後には皆で黙祷するのですが、

いったいみんなは何を思っているんだろうかと考えました。

医療系の学校に入るとすぐ、命とか尊厳とかいったテーマについて熟考する間もなく、

圧倒されるほどの大量の情報に突如さらされます。

授業では日常的に、この病気は致命率何パーセントとか

そういった言葉慣用句のように使われます。

こんなことを繰り返しているうちに、患者さんに病名を告げる瞬間の空気の重さとか、

分からなくなっていくんでしょう。

それと、学校での生徒同士の会話も気になるところです。

忘れ物をしたらアルツハイマーじゃないのとからかってみたり、

怒りっぽい人にピック病じゃないのと言ってみたりとか、

そういった冷ややかな冗談が飛び交います。

それに、医学専門用語を使って下世話な下ネタを言う人もいます。

こうやって日常会話で医学用語を使うと、よく記憶できて試験対策には効果的なのだけれど、

それ以上に大切なものが失われていく気がします。

高潔な志をもって医大に進む多くの人々が、ぶしつけでデリカシーのない医者になってゆく環境がまさにここにあります。

それに、知識が増えれば増えるほど、

たとえばがんという病気の死亡率はそれほど高くなく、もっと恐ろしい病気はほかにいくらでもあるということが分かります。

でも、目の前にいる患者さんにとって、苦しいことは苦しいことであり、不安なものは不安なのであって、

そういうときに、ほかの病気比較してものを言ったりする医療従事者は無神経だと思います。

子育ての本に、子どもが抱える悩みは、問題の大きさではなく子どもにとっての悩みの大きさで受け止めてあげなきゃいけないとありました。

たとえば、迷子というのは子どもにとって大問題です。

実際には親は数十メートル離れた場所にいるかもしれませんが、

絶対的信頼といってもいいほどの信頼を寄せ、依存する大人が、突如視界から消えるのです。

しかも、周りは自分よりずっとせの高い人たちに囲まれています。

こういうとき、子どもの感じ方を親が受け止めるのは大切です。

患者さんもしかりです。

相手にとってどれほどつらく苦しいことかを察する能力は本当に重要だと思います。

物事を客観的に見すぎるのがいかに危険な考え方かを思い知ります。

学校にいると、そういう一般的な感受性を損ねるような言動にしょっちゅう直面して、

いつのまにか自分も鈍感になってきていることに気づいたりもします。

本当に怖いです。

正直、ご遺体とどう向き合っていくべきか、自分の中で今も考えがまとまっていません。

無理にまとめようとする必要はないのかもしれません。

ある意味、答えはうやむやのままで、腑に落ちないものを意中に留めておくべきなのかもしれません。

もはや実物と模型の区別がつかなくなっている教授よりはましです。

これからも、こういったことを考える時間を大切にしていって、

忙しすぎる日常に飲み込まれないようでありたいです。

2010-02-25

小沢ガールズ福田衣里子の大罪の1

ttp://blog.goo.ne.jp/adlum99v3t/e/80aec59e3f36624bda28532c8aaf7eee

2 :可愛い奥様:2009/09/02(水) 08:50:49 ID:yAxSyKXU0

肝炎訴訟・簡単なフローチャート

800人程度の薬害、「一律救済を!」

 ↓

高裁仲裁案で1000人分用意し、明らかな責任のある期間に線引きをしました。

 ↓

高裁も拒否する!」「線引き禁止!いのちの切捨てをゆるすな!」

 ↓

とりあえず30億用意しました。線引き禁止とか言われても…

 ↓

「裏切られた!札束で頬を叩くような提案だ!大臣にもてあそばれた!」

 ↓

できるだけ一律救済を目指します

 ↓

お金が欲しいのではない」「私達をなめるな!(福田衣里子)」

 ↓

お酒おいしいです(福田衣里子ブログ)」

 ↓

「少なくとも11万人の一律救済を!」

 ↓

「少なくとも350万人(35兆円)の一律救済を!」

 ↓

自民が出した肝炎患者救済法案を民主が審議拒否

 ↓

「みんなにつなげてもらった命(なぜか民主から出馬表明)」

 ↓

歴史が動きました。日本は変わります(民主福田衣里子)」

福田C型肝炎は当時どの医者も存在すら知らなかったウィルス

A型肝炎B型肝炎は知られてたし、大元原告はココ(高裁仲裁案出した)

でも、なぜか、いつの間にか、C型肝炎福田も賠償を求めてたのは豆知識

3 :可愛い奥様:2009/09/02(水) 08:51:39 ID:yAxSyKXU0

○棚ボタの保障認定

1980年生まれ。生まれた時に血液製剤を使い、C型肝炎感染したらしい。

ちなみにC型肝炎ウイルス1989年発見され、それまでは原因不明であった。

彼女は実は補償ラインに入っておらず、一般人同様に自分お金肝炎を治すのが本来の道理である。しかし、自民の温情で補償認定された。

そして国の税金インターフェロン治療を受け、完治した。

それだけでなく、他の重症患者同様に数千万円もの賠償金が支給された。

薬害肝炎救済法案の経緯

民主薬害肝炎救済法案を否決につぶしにかかっていた。(自民の足を引っ張るためと、田辺三菱製薬および前身の田辺製薬三菱ウェルファーマから献金を受けているため。ちなみに彼女の親は三菱勤務)救済時には多くの患者を認定したため、自民党は「人気とりが目的」などと叩かれた。

上記の経緯にも関わらず、彼女自民に後ろ足で砂をかけ、民主から立候補した。

4 :可愛い奥様:2009/09/02(水) 08:55:00 ID:yAxSyKXU0

訴訟時代の仲間の反応

原告仲間は「肝炎救済法案は超党派で頑張って頂いた。特定の党ではなく無所属で出るべき」と発言。

にも関わらず、無所属だと惜敗した時の比例復活もなく選挙資金も自腹になるため民主から出馬した。

彼女原告仲間から支援されていないようで、選挙期間中、誰も彼女の応援には来なかった。

当選時も原告仲間からの祝福のコメントは一切公表されていない。

○よくある誤解

肝炎のせいで結婚パン屋もできないなんてかわいそう

彼女インターフェロンで完治しています。そもそもC型肝炎感染力が弱く、結婚しても飲食業に従事しても周りにはうつりません。

 血液製剤・輸血・針刺しなどで直接ウイルスを体内に入れないと感染しないのです。

 政治家の激務には耐えられるそうですから、パン屋も務まるでしょう。

 彼女は座談会で「ちゃんと本当に働けるの?」という県民の質問に対して「しっかり元気です」と答えています。

肝炎のせいで大学やめたなんてかわいそう

B型肝炎は若年時に突如肝障害をおこすことがありますが、C型肝炎ではありません。

 インターフェロン治療中は入院副作用などで通えないでしょうが、治療は短くて数か月、長くても一年で終わるので、休学すればちゃんと卒業できます。

 彼女大学時代、休学してヨーロッパに単身で旅に出掛けたそうですよ。

肝炎インターフェロンのせいで禿げてカツラになってかわいそう

肝炎で禿げることはありません。インターフェロン治療で髪が抜ける人もいますが、治療が終われば完全に元に戻ります。あの髪は地毛。

肝炎って年取ってから大変なんでしょ

→若いうちに治療したため、他の原告仲間と違い肝硬変肝臓癌の心配はありません。

 一般の健康人と全く同じです。

○実は酒豪?

肝炎訴訟時の密着ドキュメント携帯を出し、予測変換機能の一覧を見せ‘若い女の子なのに「不安」とか「フィブリノゲン」が出てくるってどうなんですかねー’と言っていたが、その後に続く言葉は「二日酔い」であった。

彼女飲酒している写真は各サイトに多数、ブログでも「お酒がおいしい」と発言していたが、最近酒に関するものだけが削除されている模様。

そもそも彼女は完治しているので、飲酒も全く問題ないし、隠す必要もないのだが。


5 :可愛い奥様:2009/09/02(水) 08:56:08 ID:yAxSyKXU0

71 :長崎納税者:2008/11/26(水) 13:26:04 ID:RIX6ZWAt0

つーか、この人が感染した時期ってC型肝炎の存在を確認する前だったんだよな

1980年生まれ。C型肝炎世界発見したのが1989年

C型肝炎の存在を把握したあとで感染した人については救済される事も分かるけど、どうしてこいつに2000万円も給付しないと行けないわけ?

そもそもこの人を救済した事自体が間違いなんだけど、マスコミはその事自体をスルーしている。

給付が可決された前後に高級住宅地の家を購入してやがるからな。

パート以外でろくに働いた事がない輩が戸建てを購入なんてふざけんな。

家一軒、車2台持っている奴より可哀想な人は日本にも何千万といるよ。

最近は酒を飲んだくっているらしいけど、肝硬変になってさらに2千万円

追加給付を狙ってんじゃないかな?

給付金という公金を不適切に使用した疑いがあるか、公金を受け取らなくても余裕のある生活をしていたのに給付金を

巻き上げたかのどちらかなんだから。

どちらにしてもタカリなのは明白だから国民の代表になるには不適切。

一戸建てを買う余裕があるから給付金は返納します。』と言うなら福田立候補にも理解が得られるだろうけど。

2010-01-19

1年持たないだろうと言われていた父がまだ死なない

父が倒れて連れ込まれた病院で、黄疸が出てる、肝硬変かもしれない、このまま1年持たないだろうと言われた時、家族は口にこそ出さなかったがみんな内心喜んだ。

父はアル中で、酒を飲むと性格が変わったようになり、家の中で深夜に暴れたり騒いだりした。何度も財布を落として帰ってきた。何度も、外で飲んだ帰りに泥酔して転んで怪我して、警察の世話になった。そのたびに母が迎えにいった。そのまま病院に連れて行くと酔った状態では治療を受け付けず、せっかくつけてもらった包帯を自分でその場で解いた。

家族も最初から父に冷たかったわけではない。アルコール依存症治療も勧めたし、酒をやめてほしいと頼んだし、病院に連れて行こうとした。でも、父はそれをすべて拒否した。

母にもう酒はやめると約束した数日後、隠れて酒を飲んでいる現場を母に見つかった父は、「飲んでない」とろれつの回らない口調で言ったらしい。それで母は離婚を決意して、オレたちの家族はバラバラになった。何度も裏切られ続けた、私は大事にされていなかった、失敗だった、と母は離婚のあとオレたちに言った。

その両親の離婚から、もうすぐ1年が立つ。父はまだ死んでない。

親戚から伝え聞いた話では、会社もクビ同然。今は祖母の年金で生活しているらしい。

人間は意外としぶとい。死ね死ねと思っている人間ほど、なかなか死なないものだ。

さっさと死んでくれれば、みんな安心するのにと思う。

しかし、死んだら葬式をあげてやらなきゃいけないんだろうか。嫌だな。

2009-10-05

民放アルコール依存症問題はNGだから

アルコールを飲まない日を、自分の意志で週に二日間連続してつくることが出来ますか?

アルコール依存症をチェックするための簡単なテストです。出来ない人は、アルコールの摂取を自分コントロール出来ていないわけですから、アルコール依存症の領域に足を踏み入れてしまっているわけです。

ちなみに、特に暴れたりしないというのは、アルコール依存症であるかどうかの判定にはまったく関係ありません。むしろ、最近は暴れないアルコール依存症患者の方が多数派です。ネクタイアル中なんて呼ばれています。

中川昭一財務相の死因がアルコール依存症なのは間違いありません。直接の死因では無かったとしても、そもそものあの酩酊会見に至った原因はアルコール依存症だとしか考えられないですし。

でも、アルコール依存症の恐ろしさにスポットを当てる報道がされることはありません。一国の大臣経験者を死に至らしめる病、一国の大臣をしても大切な場面でアルコールを摂取させてしまう恐怖の病であるにも関わらずです。

理由はふたつあります。

まず、放送局新聞出版メディアにとって、飲料メーカーはこれ以上ないお得意様だからです。アルコール依存症問題を声高に論じることは、高額な広告費を払ってくれる飲料メーカーを怒らせてしまうのではないかと、テレビ局出版社中の人は腰が引けてしまいます。

つぎに、日本人アルコール依存症をなめてかかる傾向があるからです。アルコール依存症なんて、心の弱い人がついついお酒を飲み過ぎるだけのことに大袈裟に病名をつけているだけだ、という認識の人がなんと多いことか!

このふたつがあいまって、アルコール依存症の恐ろしさがメディアで取り上げられることもないですし、そのことに違和感を持つ人もほとんどいないのです。

アルコール依存症問題がもっとスポットを当てられるべき事件が最近もう一つありました。福岡警察官が、三年前に悲惨な飲酒運転が起きた節目の日に飲酒運転したという例の事件です。その後の捜査アルコール依存症が原因だったと明らかになったにも関わらず、アルコール依存症の問題にスポットが当たることはありませんでした。

このような事件が起きるであろうことは予想していました。三年前の事件がきっかけで飲酒運転厳罰化されたにも関わらず、いまだに飲酒運転をしてしまうなんて、少なからずアルコール依存症が関係していることは間違いないのです。飲酒運転アルコール依存症はセットで考えるべき問題なのです。飲酒運転で捕まった人にアルコール依存症治療を受けさせるべきなのは当然なのに。

アメリカでは当然のようにアルコール依存症回復プログラムを受けさせられます。パリス・ヒルトン飲酒運転したときにアルコール依存症リハビリテーション施設に入れられていました。

ちなみに、中川さんは選挙の時に断酒するなんて話がありましたが、重度のアルコール依存症治療方法は、そもそも断酒しかありません。節度をもってお酒を飲むなんていう選択肢は無いのです。その節度の回路が回復不能にぶっ壊れてしまうのがアルコール依存症という病気なのですから。一生一滴も飲まないか、飲みまくって死ぬかの二択なのです。

お酒が好きな方は、一生お酒といい付き合いをしていくためにも、週に二日の連続した休肝日を自分の意志で作れなくなってきたら、引き返せなくなる前に意識して酒のコントロールを取り戻した方がいいと思います。

あと、内科医はアルコール依存症を理解していない人も多いので、重度のアルコール依存症肝臓がぶっ壊れた患者に対して、「お酒はほどほどに」なんて言う人がほとんどなのでご注意を。「ほどほどに」が出来たら、そもそも肝硬変にならないっつーの!

どうせ、これだけ言っても分かってもらえないんですけどね…。イスラム教飲酒禁忌であったり、アメリカ禁酒法という時代があったという事実意味を、もうちょっと考えて欲しいのですが…。

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