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2014-06-25

日本代表サッカー中継における、実況・解説の異常さについて

全て野球に例えると、こうなる。

ピッチング

カウント0-0

松木「三振を取って欲しいですね!」

アウトローストレート決まって0-1

松木「三振を取って欲しいですね!」

アウトロースライダー、悠々見逃し1-1

松木「三振を取って欲しいですね!」

キャッチャーインハイに構えるも大きく高めに外して2-1

松木「三振を取って欲しいですね!」

真ん中低めのストライクからボールになるフォーク空振りで2-2

松木「三振を取って欲しいですね!」

真ん中低めのストライクからボールになるフォークを見逃し、3-2

松木「三振を取って欲しいですね!」

アウトロースライダーを引っ掛けてしま内野ゴロ

松木「三振が良かったんですけどね!いいですね!結果的はいいですね!」

守備

右利きの内野手が逆シングルを取り損ねてシングルヒット

松木「右手で取れよぉ!アウトに出来ただろぉ!!!

バンドシフトを敷くも、バッターが巧みにバスターを決めて一塁手を抜きチャンス拡大

松木「ボール捕れ!どうして捕れないんだよぉ!!!捕れるだろぉ!!!くぅー!今のは捕って欲しかったですね!!!

攻撃時

1番 センター .271 16本 51点

松木「ホームランを狙って欲しいですねぇ!」

2番 セカンド .290 3本 30点

松木「ホームラン狙って欲しいですねぇ!」

バッターバント

松木「どうしてホームラン狙わないんですかねぇ!バントじゃなくて勝負して欲しかったなぁ!勝負だよ勝負ぅ!」

3番 レフト .327 55本 131点

松木「ホームラン狙って欲しいですねぇ!」

日本代表サッカー中継における、実況・解説の異常さ

サッカーにも、「ビルドアップ」「緩急」「利き足」「オフボール」「選手ごとの特徴」という概念存在する。

日本代表サッカー中継は上記の点を意図的に消して、出来る限りサッカーというスポーツ単純化し、選手がその場その場で何をやっているかは一切解説しない。

上記「三振を取って欲しいですね!」は、その場で言っても言わなくても全く意味がない言葉だ。単なるセオリーだ。

具体的に三振を取る為にはピッチャーキャッチャーの配球の組み立てはもちろん、相手のバッターデータを入れ、1球1球変化していく状況で何をすべきかを考える必要がある。

シュートで終わって欲しいですね!」も単なるセオリーである。発言する必要は一切ない。

また野球においては、1点を取る為のセオリーとしては「先頭バッターが出て、バントで送り、タイムリーを打つ」という逆算を観客のほとんどができる。

ところがサッカーにおいて、実況や解説がシュート1本を撃つために、DFGKボールを持っているところから逆算した解説をしたことはあっただろうか?

バントシフトを敷いて来たところにバスターをかけて強襲すれば、一塁手は捕れないだろう。一塁手ボールを持っていない段階からシフトを敷いて逆を突かれたのだから

サッカーボールを持っていない選手の動きを解説したことはどれだけあったか

ネットで繰り広げられるサッカー談義について

野球から「配球の組み立て」「緩急」「利き手」「守備シフト」「選手ごとの特徴」を消すと、以下の様な論争が起こることが予想される。

日本野球なんて向いてないんだよ!!!とっとと帰ってこいやさらし!」

選手はよく頑張った!!!日本のために頑張ったよ!胸を張って帰ってこい!」

「やっぱり時代トレンドストレートなんだよ!!!155km/h投げられないピッチャーなんていらねーんだよ!!!変化球とか投げてるから日本は弱いんだよ!!!

ホームランさえ打てりゃ点取れるのになんでホームラン狙わないんだよ???またバントバントバント国民性だね!日本人もっとホームランばっかり打つ練習すべき!!!

野球って、なんだかよく分からないけど、道頓堀全裸で飛び込んでる人たちが観てるようなスポーツでしょ?怖いよね。近づきたくない」

今、ネット上で散見されるサッカー談義のほとんどが、こんなもんである

これが日本サッカーのためになっているか、私は知らない。好みの問題である

が、胸に手を当てて、本当にこの中継を続けることが日本のためになるのか、今一度考えて欲しい。

それがいちサッカーファンの願いである。

2014-05-24

プロにはならない」

記者から質問に対して男はそう答えた。

「ならない?」

男を取り囲んでいた記者のひとりがたずねた。

「そうだ」

「なぜですか」

「興味がない。それに」

「それに?」

野球高校の三年間だけだと決めている」

野球部の練習が終わった帰り道。

幾人かの記者に囲まれていたその男は、なんのためらいもなくそう言い放った。

異様な威圧感をたたえた男であった。

洗いざらしのTシャツジーンズ、履き古しのスニーカーというラフな格好にもかかわらず

その装いとは比べ物にならぬ凄みが、男の周囲には漂っていた。

男は、背が高かった。

身長は二メートルをゆうに超えていた。

体重は百二十キロを超えているだろう。

その肩は分厚く、Tシャツ生地を破らんばかりに膨張していた。

胸板も厚く、肩幅と同じくらいにせり出したそれは異様なほどの圧力を放っている。

まるで荒削りの岩をシャツの中に無理やり押し込んで、人の形をつくったかのようであった。

そして、そのごつごつとした胴体に、丸太のような太い首と手足がつながっていた。

およそ十七歳の高校生とは思えぬ偉丈夫であった。

その偉丈夫こそ、甲子園の怪物、その人であった。

男はピッチャーとして、過去二年間の試合すべてを勝ち抜いていた。

弱小であろうと。

強豪であろうと。

いっさいの躊躇なく、そのすべてを力でねじ伏せていた。

甲子園すらも例外ではなく、打席に立ったすべての相手を男は嬉々としてねじ伏せた。

高校に入るまで野球経験がなかったとは思えぬ快挙であった。

野球部に入った当初から、その天才は姿を見せていた。

はじめての投球で、球速百三十キロを記録した。

それからわずか二ヶ月あまり――みるみる実力を身に着けていった男は、球速百五十キロを記録。

百六十キロを超えたのが二年前――夏の甲子園決勝戦のことであった。

ごうという音とともに放たれる球は、対峙する相手をすくませた。

並の高校生ならば触れることすらできなかった。

超高校級スラッガーと言われた猛者でさえ、内野フライがやっとであった。

その威容は高校野球界にとどまることなく、たちまち日本中の注目の的となった。

プロ野球スカウトにしても、訪ねてきたのはひとりやふたりではない。

それほどの偉業――。

それほどの実力を持った男が、プロにはならぬと言い放ったのである

男が記者たちにそのことを告げるのは初めてであったため、男以外の全員が息をのんだ。

長い沈黙の中で、素早くペンを走らせる音だけが聞こえていた。

その場にいる皆が、つづく男の声を待っていた。

男は、金色に染め上げ、短く刈り込んだモヒカン頭をなでつけていた。

そうして静かに周囲を見渡し、小さな笑みを口元に浮かべた。

「おれは、おれとおなじ高校生どもを圧倒的な力でねじ伏せるのがすきなんだ」

ふふん。

男は小さく笑った。

「圧倒的な力で、おまえはおれには敵わないといってやるのが心底たのしかった」

「たのしかった?!」

記者のひとりが男に続く。

「ああ。おれ自身の力に、肚のうちから笑いがこみあげてきて止まらなかった」

かかっ。

さきほどの笑いとは打って変わって、それは愉悦に満ちていた。

「では、なぜプロにはならぬと言うのですか」

今まで黙っていた若い記者が口を開いた。

「なぜか、だと?」

「それほどの実力があるのに、なぜなのですか」

男の眼差しに一瞬の躊躇いを見せたものの、若い記者は再び問うた。

「おれは圧倒的な力で捻じ伏せることができればよかった。それに――」

「それに?」

「終わりが見えていたから、己を磨くことができていたのだ」

「終わり……ですか?」

「そうだ。三年間だけであったからこそ、なまなかではない鍛錬を積むことができたのだ」

「では、この先もそれを続ける気はないと?」

プロになって、終わりの見えない苦行を続けるのはごめんだ」

しかし――」

「それに、俺みたいな奴がプロ世界に入ったところで通用しない」

記者言葉を遮って男は続ける。

「おれは考えながら投げるのが好きじゃない。力でねじ伏せてきただけの人間だ」

「むう……」

「そんなことでは、どうせプロでは通用しないし、最初は良くてもじきに潰れるだけだ」

「…………」

「いままで勝ち誇っていた相手にさえ、じきに通用しなくなる」

「…………」

「そうなってまで、野球にしがみつきはしない」

記者たちは、ただ男の声に聞き入るばかりであった。

「だからおれは次の甲子園でも優勝し、最後にやつらから永遠に勝ちを取とりあげてやるのさ」

にやり。

男の口元には、今までとは違った笑みがこぼれていた。

「それが終われば、おれにはもう野球でやりたいことはない」

2013-12-18

マスダ球場

増田って全員目隠ししてすんげーマジメに野球やってる感じだな。

ピッチャーが全力投球するも明後日の方向にボールは飛んでいき(ただし自分ストライクど真ん中だと確信している)

キャッチャーはそれに気づかずサインを出し続けて来ないボールを待つ。(ただしミットを構えている場所ボール圏)

内野ボール回しすら満足にできずたまたま体に当たったボールを反射的に取って暴投する(ただしボールが返ってこないのは相手がノーコンだと決め付けている)

客席から見ててたまに参加するには楽しい場所だと思います^^

2013-11-18

消費税もNO アッキー夫人が首相を“痛烈批判”の波紋

http://gendai.net/articles/view/news/145975

口を封じられないか――と、首相周辺が困り果てている。安倍首相(59)の昭恵夫人(51)が、公然政権批判を始めているからだ。これまでも「私は家庭内野党」と公言していたが、どんどんヒートアップしているのだ。

 12日に行われた北海道新聞主催講演会では、安倍首相原発政策を、こう批判している。

自分の国の事故収束していないのに、海外に売り込むことに対し、私は『どうなんだろうな』と思っている〉〈主人にも『いま、売り込むべきではない』と言っているが、聞いてもらえない〉

 さらに、消費税率アップについても、自分が始めた小料理屋の経営の厳しさを挙げて、

〈主人には『小さいところは大変なので消費税は上げないで下さい』と毎晩言っていた〉

 先月末には衆院議員会館で開かれたフォーラムに参加し、被災地建設予定の巨大防潮堤について、〈本当に造っていいのか、本当に美しい日本復興なのか、考え直して欲しい〉と正面から否定しているのだ。しかも、近くの居酒屋で行われたフォーラム打ち上げでは、ボロボロと涙を流して挨拶したという。

 これまで官邸は、昭恵夫人の奔放な言動を「政権にとってマイナスじゃない」と放置してきた。

首相ブレーキ役と国民には映り、むしろ安心感を与える」「女房の自由勝手を許す寛大な夫に見える」と、なかば歓迎していた。昭恵夫人暴走しないようにと女性キャリア官僚2人をお目付け役としてつけている。ところが、さすがに、ここにきて頭を抱えはじめているらしい。

「ただでさえ小泉元首相から総理決断すれば原発ゼロはできる”と名指しで批判され、安倍首相困惑していますアッキーの発言と結びついて“脱原発”が盛り上がり、首相が批判のターゲットになったらたまらない。心配なのは、どこまでアッキーコントロールできるかです。もともと、2人は仮面夫婦とみられている。女性記者との女子会アッキーは、〈夫には『私の存在邪魔でしたら、どうぞ病院に入れて下さい』と言っているの〉と漏らしています。要するに、邪魔だったら、いつでも離婚しますよ、ということ。イザとなったら、夫が困ることを気にせず突っ走る恐れがある。女性官僚2人のコントロールが利かなくなったときが怖い」(官邸事情通

 安倍政権崩壊するなら、昭恵夫人暴走は大歓迎だ。

2010-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20101216133018

野球部の連中の内野にかける執着心ときたら凄いからな。

備後サッカーボール入って取りにいっただけで、厭味ったらしく全員で再度整備し始めた時はビビったわ。

http://anond.hatelabo.jp/20101216133018

内野が芝生のほうがきれいでいいじゃん。

高校レベル野球をプレーできるレベル天然芝の維持管理ができるかどうかは疑問だけど。

野球部保護者ら、無断でグラウンドの芝生剥ぐ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000119-yom-soci


この事件、グランドに芝生貼る計画が出た時点でわかりきってた問題だったろうに。

ふつうに考えたら野球部内野にまで芝生貼る意味がわからないだろ。

芝生はる前からもともと野球部学校確執でもあったのか?

2010-11-23

法務大臣に対する問責決議

配慮すると他の大臣長官の辞任要求にまでエスカレートし、つけこまれるからという認識があるようだが、なぜ、その認識が対中国の時には出てこなかったのであろう。

中国には配慮し、日本国民直近の民意を反映している参議院には配慮しないというのでは、民主党政権は、どこの国の政府なのであろうか。

善意あふれる無能であるならば、それを通した方が、まだ、下野後に無職になったとしても、無能な善人として市井に生きる事は出来たであろうが、こうなってしまっては、もはや、無理であろう。議員という職にしがみつかない限り、故郷を石もて追われる事になる。

権力者の末路について、多少なりとも見聞きしていれば、民主党のような体質にはならない。その点、自民党は、失脚した権力者をたくさん輩出し、その末路を同僚・後輩として見てきた分だけ、まだ、聞き分けがあったし、その分だけ、利益誘導を求める地元選挙民につけこまれる隙があったとも言える。

地盤の私有化という宿痾がある限り、自民党政権の復活はワンポイントリリーフしかなりえないのだが、民主党よりはマシという、前回の衆議院選挙における自民党よりはマシという理由の裏返しで、今選挙を行うと自民党圧勝するであろう。

民主党の党内野党は、政界再編の原動力にはなり得ない事が判明したが、総選挙後に発生する自民党の党内野党はどうであろうか。道路族宏池会に対抗し、地盤の私有化を否定する多選規制や、政治活動の全面可視化といった政治改革をやれるであろうか。国民を味方にするには、国民の中に飛び込まなければならない。選挙区ドブ板をやるのは、選挙区民に飛び込んだだけであり、国民を相手にはしていないという事に気がつかない限り、国会地域利権代表の集まりでしかないのである。

2010-10-26

経済歯車を回すのは雇用か?

経済歯車が噛み合っていない事が問題なのに、政府が無理矢理雇用を増やすのでは、税金無駄遣いが増えるばかりであり財政赤字が酷くなるだけである。

経済政策においては、自民党守旧派抵抗勢力と全く変わっていないという事だ。これでは国民の支持は得られない。ばら撒きを受け取る側の政権に近い人々の声しか聞いていないという事であり、先は長くない。

企業研究開発や人材育成企業が行わないのは、それにメリットが無いからであり、そうなっている法制度社会環境を改めない限りはいくら税金を注ぎ込んでも、実用性の無い研究という結果にしかならない。国防にしか応用が利かない技術に関しては税金でやるしか無いが、それ以外の技術については民間が自発的に行うように制度を改廃する事で対策とするべきである。

税金をばら撒く為に審議時間と労力を使い果たしてしまうのでは財政赤字を作り続けるだけである。

自民党政権を失ったのは、為すべき事をせずにばら撒きを繰り返し、財政赤字を膨らませていたからである。

この批判票が民主党に流れたというのに、民主党は、自民党守旧派とまるで同じ事をしている。

選択肢が無ければ、民主制を取っていても意味が無い。

国民は既に意思を表明しているというのに、その意思を汲み取れず、都合の悪い意見自分の主張・思い込みとは違う意見を間違っていると決め付けて聞かず、勝手な事をやり失敗を重ねた挙句、その責任国民にあるというのでは、酷い開き直りでしかない。

恥を晒している事に気がつくのが、遅すぎるのだ。

与党内野党が野党連携すれば政権をひっくり返せるというのが衆議院の3分の2という数である。

臨時国会の会期末には、当然、内閣不信任案が出てくる。与党内野党が賛成に回り、解散総選挙という展開が濃厚になってきた。解散風は、木枯らしと同時に吹く事になる。

投票日は年内か、新年早々か。

2010-10-03

経済歯車を回すのは雇用か?

歯車が噛み合っていない事が問題なのに、政府が先頭に立って雇用を増やすのでは、税金無駄遣いが増えるばかりであり、財政赤字が酷くなるだけである。

経済政策においては、自民党守旧派抵抗勢力と、ほとんど変わっていないという事であろう。これでは、国民の支持は得られない。ばら撒きを受け取る側の、政権に近い人々の声しか聞いていないという事で、先は長くない。

研究開発や人材育成企業が行わないのは、それにメリットが無いからであり、そうなっている法制度社会環境を改めない限り、いくら税金を注ぎ込んでも、実用性の無い研究という結果にしかならない。国防にしか応用が利かない技術に関しては、税金でやるしか無いが、それ以外の技術については、民間が自発的に行うように制度を改廃する事で対策とするべきである。

税金をばら撒く為に審議時間と労力を使い果たしてしまうのでは、財政赤字を作り続けるだけである。

自民党政権を失ったのは、為すべき事をせずに、ばら撒きを繰り返し、財政赤字を膨らませていたからである。この批判票が民主党に流れたというのに、民主党は、自民党守旧派と同じ事をやろうとしている。

選択肢が無ければ、民主制を取っていても意味が無い。

国民は既に意思を表明しているというのに、その意思を汲み取れず、都合の悪い意見や、自分の主張・思い込みとは違う意見を間違っていると決め付けて聞かずに、勝手な事をやり、失敗を重ねた挙句、その責任国民にあるというのでは、開き直りでしかない。

恥を晒している事に気がつくのが、遅すぎるのであった。

与党内野党が、野党連携すれば、政権をひっくり返せるというのが、衆議院の3分の2という数である。臨時国会の会期末には、当然、内閣不信任案が出てくる。与党内野党が賛成に回り、解散総選挙という展開が、濃厚になってきたのであった。解散風は、木枯らしと同時に吹く事になる。

投票日は年内か、新年早々か。

2010-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20100125091820

「あるべき姿」を論じている地点が、内部の地点ではないことが不誠実だ。

意味不明

国民が自らの思いを語ることが何故不誠実?

「内部の地点」とは何を意味するの?

自分外野からモノを言っている自覚がない。

こちらは、実務を担わなくても「内野」だという認識

内野」だと認識してるんだから、「外野」でないと自覚がなくて当然。

そこで、その共同出資者と会社の選択について話すとき、自分だけの「あるべき姿」というものを論じるところに、内部の意識、言い換えれば当事者意識の足りてなさがある。

それは違う。

自分だけのあるべき姿というのは、自分の内部に留まってる限りにおいてだろ。

外部に表れたら、留保がない限り自分だけのものではなくなる。

問題は、どれだけの人の支持を得られるかどうかだろ。

「これこれこうすることが我々のためになるからこうしていきましょう」と、共同の利益に訴えかけることこそが、当事者のやりかたというもの。

だから、そう言ってるだろ。

「善」を進めること、協調してwin-winの関係を構築することが、共益に資するのであり、結果として国益にも合致すると。

足下だけ見て進んでも、転ばないでいるだけだろうが。道に迷ったら何にもならない。

前を見据えた上で、足下にも気を配りつつ進むというのが、普通のあり方じゃないの?

君がこの国の独裁者なら「べき論」を振り回すだけで充分だろうが、他人の協力を取り付けなくては何もできない立場でそれをやるのは、何もする意思がないと言っているのに等しいだろ。いや、別に本気でどうこうする必要はないんだが、せめてそういう内輪の人間であるというポーズだけでもとってくれ。

だから、啓蒙してるんだろうが。

で、「内輪の人間」の定義って?

自分の気に入らない人間は「内輪の人間」じゃないってか。

2010-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20100103212511

野球よくわかんないけど、「外野に球なんか来ない」なら、全員がそこそこうまいチームより、内野がとても上手くて外野が下手なチームの方がチームとしては良いのでは

子どもたちの将来にとって良いかはともかくとして

欺瞞

さっきテレビででやってた小学生女子のソフトボール部番組

オリンピック選手上野選手ノックをして、全ポジションがそのターンのうちに全員取れたら終了。だけど全員がというのは難しい。

上野選手はみんなを集めて「みんなでがんばらないと達成できないよね? 自分だけ取れたからいいんじゃなくて、他の子がやってるときも声を出してあげよう。失敗しても元気づけてあげよう」と。

30ターン近く必死にがんばり、やっととれた。

みんなで大喜び。

だけど、なんか見ていて違和感があった。少し考えてわかった。

このポジション編成、「出来る子=内野」「出来ない子(下級生など)=外野」というごく一般的な「差が開いて行く構造」なんだ。

この構造自体は子供野球(特に男子)に実に普遍的で、年齢が上がってくると打球も外野に飛ぶようになってくるからまた変わるんだけど、よくあるパターンだ。

似たパターンサッカーにおける「出来る子=攻め」「出来ない子=守り」というのがある。

でもこれってチーム全体のことを考えると100害あって一理なし、なんだよな。

実際、この上野選手ノックでも、内野から順にノックしていって、内野の子はほとんど取るんだけど、外野の子はポロポロ落とすんだ。でやり直し。

そりゃそうだ。外野の子は外野であるがために、普段の練習量が圧倒的に足りてない。外野に球なんか来ないからね。でもたまには来る、うまくいかない、チームの損失、となる。

むしろ出来ない子を内野に、出来る子を外野にして1年なり練習させて、ある程度均等な力にしてから改めてポジションを振り分けた方がいいんだよ。チーム全体のために。

もっと言えば機械的に、今年一年内野やった子は次の年外野とかでいい。その方が全体的なチーム力は絶対に高まる。

サッカーなんかでは教育にそういうことが盛り込まれている。

http://www.chiba-fjb.ac.jp/masao_n/sido/basis(1)/linesoccer1.html

今までのラインサッカーは、攻める守るの役割が固定される傾向になりがちであった。

チームでポジションを決めさせると力の強い者が攻めを行い、弱い者が守りになることが見られる。

攻めのポジションを行う子供ボールに触れる機会が多いので、ラインサッカールールも分かりうまくなるのも早い。

ところがキーパーや守りばかりをやる子供は攻めのルールが身につかず、ラインサッカーの楽しさも十分に体験できない。

ロ−テ−ションラインサッカーはそういう弊害を除去でき、どのポジション経験できるので、子供は楽しく基礎技能を高めていくことができる。

サッカー選手育成における、フットサルの役割なども近年は重要視されている。フットサルバスケットボールほどのコートで、キーパー以外のフィールドプレイヤーは4人。そこでポジションなんかあってないようなくんずほぐれつの闘いをする。そういう環境で習ってきた子は、サッカー舞台を移しても、自分は攻めだから戻らないとかいう自分勝手さがない。全員でプレーする方法を知っている。一人でも欠けていたらダメだと知っている。

野球でもサッカーでも、やはり出来る子は目立ちたがる。言葉に出さなくても目立ちたがる。

そして彼らが花形ポジションを独占することで、訓練機会を奪われている、才能を眠らせた子がいるのだ。

そして多くの指導者はそれに気がつかない。出来る子に活躍の場を与えることがチームのためになると考えている。おそらくごくごく短期的には正しい。今ある戦力でこの1試合だけを勝つ、というならば。

しかし本当はチームのためにならないというのはさきの上野選手ノック練習でも明らかなのだ。

私が欺瞞を感じた点は、「内野=できる子」「外野=出来ない子」という明らかにチームのことを無視した編成でありながら、「チームのために」とみんなが一丸となっていたことに尽きる。

余談

本当にそういうことがあったのかどうか知らないが、一時期「最近運動会のかけっこは、みんな一緒に手をつないでゴールするという。悪しき平等主義だ。子供競争の厳しさを教えないとダメなのに」と言われていた。

かしこのかけっこにおける問題点は、機会の平等でなく結果の平等を与えている点なのだ。出来ない子に負けを教えないことなどではない。

ではどうすればいいのか。

出来ない子だけ集めて、放課後にでも毎日毎日練習させるべきなのだ。そして二つの実感を与えるべきなのだ。

一つは練習をすれば昨日の自分よりも成長していること。

二つ目はその成長を重ねればいずれ他人(出来る子)にも一目置かせる可能性を持ちうること。

出来る子が持っている「自分の力で他人に勝つ快楽」を出来ない子にも与えてやろうとすることが平等なのだ。

2009-10-26

秋からの新メンバー

【2年生部員

(外)内野 聡 (京都)(京都シニア

(投)岡田尽平(奈良)(天理シニア

(外)井上昇亮(兵庫)(兵庫三木シニア

(内)亀澤英晃(兵庫)(兵庫三木シニア

(内)関口 和 (東京)(東練馬シニア

(内)安田絋規(大阪)(ジュニアホークスボーイズ

(投)沼田優雅(大阪)(生駒ベースボールクラブボーイズ)左

(外)松本澄人(奈良)(葛城ボーイズ

(内)岩崎亮太奈良)(オール高田ボーイズ

(内)坂倉侑起(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(内)中村奨吾(兵庫)(三田ヤング

(投)長倉弘和(京都)(全丹波ヤング

(投)桑村和匡(大阪)(下福島中学・軟式)

(捕)柴田崇彦(大阪)(月州中学・軟式)

(投)西浦健太(奈良)(五條西中学・軟式)

(内)泉本和重(奈良)(五條中学・軟式)

(投)金田 崇 (滋賀)(水口中学・軟式)

【1年生部員

(投)今井亮典(奈良)(天理シニア)      

(捕)吉田亮太奈良)(天理シニア

(内)岡部 遼(兵庫)(姫路西シニア)     

(投・外)長谷川頌磨(大阪)(オール枚方ボーイズ

(捕)伊達星吾(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(外)柳本啓佑(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(内)坂本孝太(大阪)(忠岡ボーイズ)     

(投)森口雄貴(兵庫)(鳥取クラウンボーイズ

(内)西浦丈司(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(外)東田幹啓(奈良)(オール高田ボーイズ)  

(内)金田佑介(奈良)(葛城JFKボーイズ

(内)舛岡史朗(和歌山)(和歌山岩出ボーイズ

(投)澤井悠哉(奈良)(南都エンゼルスボーイズ

(投)林 直文(徳島)(徳島レイダースヤング

(内)清水康永(奈良)(奈良ウィングヤング

(投)竹島貫太(奈良)(奈良サンマリーンズ)

(投)大西洵輝(奈良)(香芝東中学・軟式)   

(投)西口 輔(奈良)(都跡中学・軟式)

(内)立川 駿(奈良)(天理中学・軟式)

(捕)上林洋介(滋賀)(秦荘中学・軟式)

強制わいせつ逮捕された選手リストからはずされていました。

2009-10-23

2009年夏のメンバー

【3年生部員

(外)徳山 靖 (兵庫)(尼崎シニア

(内)西川大地(兵庫)(尼崎シニア

(外)立花允夫(奈良) (天理シニア

(内)権藤翔平(奈良)(天理シニア

(外)山崎耕平(奈良)(大和高田シニア

(内)井上侑亮(京都)(京都田辺ボーイズ枚方シニア

(捕)大西康太(奈良)(香芝ボーイズ

(投)上田祐輝(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(内)西浦直亨(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(投)田渕達也兵庫)(尼崎ボーイズ

(内)奥村友哉(大阪)(全羽曳野ボーイズ

(内)原田拓実(大阪)(忠岡ボーイズ

(外)林薫太郎(京都)(京都ヴィクトリーボーイズ

(投)大槻拓也(京都)(全丹波ヤング

(外)橋本茂樹(奈良)(御所南都クラブヤング

(内)野添一貴(奈良)(奈良サンマリーンズ)

(投)吉村翔太(奈良)(奈良サンマリーンズ)左

(投)中山貴博(奈良)(飛鳥中学・軟式)

(内)西山大地(奈良)(真美ケ丘中学・軟式)

(捕)波多野優(奈良)(橿原中学・軟式)

【2年生部員

(外)内野 聡 (京都)(京都シニア

(投)岡田尽平(奈良)(天理シニア

(外)井上昇亮(兵庫)(兵庫三木シニア

(内)亀澤英晃(兵庫)(兵庫三木シニア

(捕)中尾幸二郎和歌山)(有田シニア

(内)関口 和 (東京)(東練馬シニア

(内)安田絋規(大阪)(ジュニアホークスボーイズ

(投)沼田優雅(大阪)(生駒ベースボールクラブボーイズ)左

(外)松本澄人(奈良)(葛城ボーイズ

(内)岩崎亮太奈良)(オール高田ボーイズ

(内)坂倉侑起(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(内)中村奨吾(兵庫)(三田ヤング

(投)長倉弘和(京都)(全丹波ヤング

(投)桑村和匡(大阪)(下福島中学・軟式)

(捕)柴田崇彦(大阪)(月州中学・軟式)

(投)西浦健太(奈良)(五條西中学・軟式)

(内)泉本和重(奈良)(五條中学・軟式)

(投)金田 崇 (滋賀)(水口中学・軟式)

【1年生部員

(投)今井亮典(奈良)(天理シニア)      

(捕)吉田亮太奈良)(天理シニア

(内)岡部 遼(兵庫)(姫路西シニア)     

(投・外)長谷川頌磨(大阪)(オール枚方ボーイズ

(捕)伊達星吾(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(外)柳本啓佑(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(内)坂本孝太(大阪)(忠岡ボーイズ)     

(投)森口雄貴(兵庫)(鳥取クラウンボーイズ

(内)西浦丈司(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(外)東田幹啓(奈良)(オール高田ボーイズ)  

(内)金田佑介(奈良)(葛城JFKボーイズ

(内)舛岡史朗(和歌山)(和歌山岩出ボーイズ

(投)澤井悠哉(奈良)(南都エンゼルスボーイズ

(投)林 直文(徳島)(徳島レイダースヤング

(内)清水康永(奈良)(奈良ウィングヤング

(投)竹島貫太(奈良)(奈良サンマリーンズ)

(投)大西洵輝(奈良)(香芝東中学・軟式)   

(投)西口 輔(奈良)(都跡中学・軟式)

(内)立川 駿(奈良)(天理中学・軟式)

(捕)上林洋介(滋賀)(秦荘中学・軟式)

黄金世代天理高校応援スレpart30【完全制覇】

http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/hsb/1251011017/l50 より

2009-09-29

嘘を嘘と(ry

「お前みたいなクソガキにはわかんねーんだよ!マリーンズは俺たちが作り上げてきたんだよ!ガキはおとなしく内野席で見てろボケ!て言われたよパパ(涙)」

って娘が言ったんかい!w

 

http://anond.hatelabo.jp/20090928235516

http://anond.hatelabo.jp/20090928235516

正確にはこのように罵倒したそうです。

 

 

 

「お前みたいなクソガキにはわかんねーんだよ!マリーンズは俺たちが作り上げてきたんだよ!ガキはおとなしく内野席で見てろボケ!」

これ娘が復唱したのか。

2009-09-28

娘がロッテMVPから受けた暴挙にについて

腹立たしいです。

怒りでキーボードを打つ手がうまく動いてくれない。

今でも娘の泣き顔が頭にこびりついて離れません。

 

 

 

昨日行われた千葉ロッテマリーンズの試合でMVPという応援サークルが起こした暴挙と騒然としたスタジアムの雰囲気については多くの方がすでにご存知かと思います。

 

 

私と小学生の娘はライトスタンドで観戦していました。

娘は西岡選手の大ファンです。

いつもは嫁も合わせて3人で行くのですが、嫁に実家での用事があったために初めて娘と2人でスタジアムに行くことになりました。

 

 

ところがあの有様です。

 

 

私たちと目と鼻の先に陣取ったMVPが汚らしい横断幕を掲げるのを見て娘に何か悪影響がないかな?と心配していたのですが、幸いにも娘は試合を楽しんでいるようでした。そう見えました。少なくともその時点では。

 

 

ところが、試合も終盤に差し掛かり、トイレに行った娘が号泣しながら帰っきました。

何があったのか聞いても一切しゃべらず、ただただ肩を震わせてオンオンと泣いているのです。

 

 

10分たっても泣きやむ気配がないので周囲の方にも心配されてしまい、球場を後にすることにしました。

 

 

声をあげて泣くものですからとても電車に乗れるような雰囲気ではなくタクシーで帰りました。

車内でも娘はずっと泣いていました。

これほど泣きつづける娘を見たことが無かったのでさすがに尋常じゃない気配を感じ取り、実家に帰っていた嫁に連絡してすぐに帰ってきてもらいました。

 

 

ようやく娘が落ち着いてきて話が聞けるようになったのは昨夜9時頃でしたでしょうか。

事の顛末はこうです。

 

-------------------------------------

 

娘は、大好きな西岡選手への汚らしい横断幕を見るに堪えず、また、ロッテ選手に対し応援しないどころか逆に応援妨害するような行為を続けるMVP応援団が許せなかったとのこと。

 

そこで娘はMVP西岡選手ロッテ選手なんだから応援してあげてください。」とお願いをしに行ったそうです。これには嫁も私も驚きました。

 

 

というのも、娘は小学生低学年の頃に、路上ですれ違いざまに男に頭を殴られたことがあり(当時住んでいた地域で頻発していました。犯人はまだ捕まっていません)、大人の男に恐怖心を覚えていたからです。小学校ではできるだけ女の先生クラスに入れてもらうように学校にお願いしていたほどです。

 

 

そういう経緯もありまして、サングラスをした強面風の若い兄ちゃん集団に娘が一人で話をしに行ったというのは驚きを通り越して信じがたい話でもありました。しかし娘は確かに話しに行ったそうなのです。それだけ大好きな西岡選手ロッテへの卑劣な行為が純粋子供心に許せなかったのでしょう。

 

 

 

大人の男への恐怖と、大好きなモノを守りたいと思う純朴な心、おそらく大変な葛藤があったんだと思います。

想像しただけで涙が出てきます。娘はそんなに活発な子供ではないのです。よくそんな事が出来たなぁと…

 

 

そんな娘の切実な願いに対して、MVPはこう言ったそうです。いや正確にはこのように罵倒したそうです。

 

 

 

「お前みたいなクソガキにはわかんねーんだよ!マリーンズは俺たちが作り上げてきたんだよ!ガキはおとなしく内野席で見てろボケ!」

(追記)

娘が着ていた西岡選手レプリカユニフォームを「ださいもの来てんじゃねーよ」だとかそんなことも言われたようです。西岡選手に直接サインしてもらった娘にとって宝物のようなユニフォームです…

(追記終わり)

 

その後も数人の男に色々と言われたらしいのですが、あまり記憶に残ってないそうです。

それだけショックが大きかったのでしょう。

 

 

もう私は悔しくて悔しくて…

娘の言っていることは正論だと思いますし、何よりわずか11歳の子供の切実で純粋な願いじゃないですか。それに対していい年した大人が罵声を浴びせるなんて信じがたいです。仮にも同じロッテユニフォームを着てスタンドで応援している仲じゃないですか。いったいどういう思考回路を持っていればそのような行為に走れるのでしょうか。

 

 

結局娘は今日学校休み、一日中嫁が添い寝をして落ち着かせていたそうです。

やはり低学年の頃に受けた大人の男へのトラウマは消え去っていなかったようです。

今回の件でさらに傷が深くなってしまったようで、とても残念でなりません。

 

 

 

MVPという集団の歴史について私はさほど詳しくありません。

2005年ごろまでは彼らは確かにロッテファンの拡大に寄与していたという話も聞きます。

 

 

ただ、今の彼らはただの迷惑集団にしかすぎません。

選手に迷惑をかけ、一般ファンに迷惑をかけ、そして子供のココロを傷つける…

 

 

なにがサポーターですか。

君たちは君たちの利益を守るために活動してるだけにすぎないじゃないか。

ロッテを応援したいという純朴な子供の心も理解できないで、なにが球団改革ですか。

かばかしい。

腹が立って仕方がない。

 

 

娘が来年スタジアムに足を運びたがるかどうかはわかりません。

今回の件で野球そのものに嫌悪感を抱いたかもしれません。

 

 

ただ、もし娘がもう一度スタジアムに行きたいと思うならば、どうか子供が安心して応援できるような環境であってほしいです。大人同士の汚い小競り合いや利益の奪い合いなど子供の目に映らないところでやっていただきたい。野球とはそういう娯楽であってほしい。

 

 

長文すみませんでした。

 

 

 

 

  • 追記------- 

 

娘を守ってやれなかった親の責任について指摘されていますが、同じことは嫁からも言われました。私があの場でどのような行動を取ればよかったのか、あるいはそもそもスタジアムに行くべきでなかったのか、MVP問題とは別に私なりに考えていきたいと思っています。情けない親ですいません。

2009-08-11

民主党日本を本当に壊すかもしれない

今日会社仕事で某中央官庁に行って官僚な方とお話をする機会があった。もちろん、仕事の内容については触れないが、このままだといろいろとヤバいということを自覚した。

立場上、表立ってこれを言うことは憚られるので、ここに目一杯ダイジェスト化したものを書いてみる。もしかしたら、世間でもこういう論点は論じられているのかもしれない。新聞雑誌にあまり目を通さないので、既出な論点だったらポインタを教えてくれるとうれしい。

ちなみに、一言で言うと「民主党に任せると日本の強みの一つである科学技術立国の一部が、高い確度で失われる」という話。

問題点1: 民主党議員専門性に関する疑問

民主党議員が、当然自分達が政権を取るんだからと言わんばかりに個々の政策に口を挟んで来ている。まぁ政策実行の監視も国会議員仕事の一つなんだから、やるなとは言わないが、問題はそのやり方。

結局の所、子ども手当などの「わかりやすい」バラマキを実現するために財源を捻出しなければならない。そのために、削りやすいところから予算を削る、ということになっていて、特に科学技術研究開発関係の予算が削られている。

一言で言えば、「主婦にわからないものはいらない」 これが民主党政権を取った時の科学技術に対するポジションのようだ。

当然ながら、いつだって科学技術に関する国際覇権争いは行われているわけで、特に国際標準化活動になると高度な戦略性が求められている。自分自分の関連領域しか見ていないが、どの領域でもそうだと思う。アメリカヨーロッパも (と、いうか、アメリカヨーロッパ諸国が) 自分達の市場を囲い込むための標準化活動に、官民挙げて乗り込んで来ている。さらに、中国の国内市場をめぐる動きも活発になっており、「日本技術」は日に日に存在感が薄くなっているのが現実だ。

子ども手当は、まぁ良い。だけど、その捻出のために科学技術予算を削る、ということは、世界の中での日本、特にものづくりを中心とした産業の地位低下を招く。その後、お金をかけて育てた子どもたちに引き継ぐべきものがどれだけ残っているだろうか?

これはつまり、民主党議員、あるいはその議員バックアップする秘書スタッフが、「国民の声を聞く」ということに心を砕いているけれども、今まで日本がどのようにその地位を築いてきたのか、ということに興味がない、ということなのかなと推測した。

輪をかけて気になるのが、「今まで日本を国際的な競争の中でポジショニングしてきた」how-toについて一番詳しい官僚や、その他専門家の言うことに、民主党議員はまるで耳を傾ける気がなさそうだ、ということ。確かにクズみたいな官僚も居るけど、優秀な官僚は国の宝。これを、官僚を一切合財敵視してしまったら、ばかばかしくなって、優秀な人間から給料の高い外資なり何なりに抜けてくよ。

日本の産科医療が崩壊したような話を、日本のトップエリート層で再現してしまったら、まさに日本崩壊まっしぐらですよね。

問題点2: 民主党の政策インデックスにおける科学技術政策の無策さ

ここまで書くのに疲れたので、休憩して元気が出たら別項として立てます。ただ、インデックスの中での科学技術政策の無策さがあまりにも気になったので、特に科学技術関係者はいっぺん注意して見てみてください。

(自分は民間所属ですが‥‥‥)

解決へ向けて: 専門家集団は、支持政党に関わらず、イデオロギーを乗り越えた筋道を説かなければならない

で、ここで「やはり民主党ダメ自民党(でも他の政党でも)が良い」と言っていては話はつまらんのです。確かに自民党の政策決定にも改めるべき点が多々あり (例えば、民意ではなくて党内の力関係で法案提出する/しないが決まったりする、与党内野構造とか)、これは正さなくてはいけない。政権交代の緊張感は、自民民主もなく、日本を良い方向に導くと思うのです。

(正直、公明解体すべきと思うが、本筋から逸れるので省略)

で、まぁ、政権交代にせよ政界再編にせよ、日本のかりそめの民主主義を本当の民主主義にするためには、投票だけやってあとは放りっぱなし、ではいかんのです。物事の筋道ってのがわかっている人間は「あいつらわかってねぇなぁ(嗤)」とか高見の見物をしていないで、直接乗り込んでいって、物事の筋道議員達 (あるいは支部代表達) に叩き込まないといけない。日本民主主義を、「あるじ」不在の迷走状態から、さっさと立ち直らせなければいけないわけです。

問題は、誰が、誰に、何を説くべきか。もちろん専門家同士ってのは専門家なりの権力争いとか、覇権争いとか、とても人間的な :-p 関係がありますし、今、そういう意味で実力がある (政府委員会の委員をやっていたりする) 専門家って大概「色」がついちゃって見られる。また、民間企業の雇われの身からすると、自分の専門領域に関係する政治活動ってのはヒジョーにやりづらい。

一つあり得るとすれば、学会かも。学会活動の一貫として、官民一体で、政策提言を、遠くから文書を投げ付けるだけじゃなくて、ちゃんと敵陣 (民主だけじゃなく、自民にもね) に乗り込んでやることはできるだろうか。もう既にやってるのかもしれないけど、自分が所属している学会の報告では、あまり身の入った活動をしているようには見えないなぁ。

あ、「陳情」じゃだめよ。あくまで「講義」。

議員はよく勉強会をしている、と聞くので、やり方はあると思うんだけどね。


感想

元来悲観的なせいか、この話を書きながら、本気で国外脱出を考えた。

まあ、英語技術的な実力も二流以下なので、脱出したってタカが知れているので、

ここでがんばるしかないのですが。

2009-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20090507162919

「臨場」はいいな。

内野 聖陽演じる倉石の男臭さがたまらん。

2008-04-05

サポーター』って何だ、という結論の出ない問題に対するアプローチとオマケ

http://d.hatena.ne.jp/sean97/20080331/p2

http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20080403/p2

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080405/1207333508

http://d.hatena.ne.jp/sean97/20080404/p1

自分のblogで書こうかと思ったけど、面倒だからここに書く。

サポーター』とは何だ、という話。

この問題は、『サポーター』当人たちにとっては、宇都宮氏の言を借りれば『神学論』的問題である。

http://supporter2.jp/utsunomiya/column/column_main29.html

自分も『サポーター』の一人であるが、この問題が『神学論』であるという感覚は、ものすごく理解できる。

サポーター』として、ハマればハマるほど、この問題を追及しすぎて、『サポーター』とは何かがよくわからなくなる。

サポーター』と『ファン』との違いにも悩む。

もちろん、「偉い」とか「偉くない」とかいう話で悩んでいるのではない。

その点も神学的だ。

もう一つ。

id:rajendra氏の

>たとえチームに関わるものを何一つ持っていなくても、チケットを握りしめてスタジアムに駆け込み、試合が終了するその瞬間までチームのために祈りを捧げられるのなら、それは立派なサポーターだ。

という意見には自分は否定的だ。

自分は、例えスタジアムで直接応援していなくてもチームのポスター店頭に貼ったりしてくれる『サポートショップ』の人は十分に『サポーター』の資格があると思うからだ。

そういう人たちも、文字通り『支援者』であるから。

また、『サポーター』を『経済学』的に議論するならば、自分は『サポーター』とは『消費者』ではなく、『出資者』であると定義した方が近いと思っている。

実際、『持株会』があるチームは多いと思うし、『後援会』が無いチームの方が少ないだろう。

『持株会』への加入有無に関わらず、『サポーター』自身の感覚は『消費者』よりは『出資者』の方に近いはずだ。

ところで、『持株会』の存在などをid:sean97氏はご存知なのだろうか。

もしかすると、そのことを認識していただくだけでこの議論は終わりなのかもしれないな、と思う。

『出資者』が文句を言うことには問題がないとid:sean97氏が考えられる可能性があるからだ。

ただ、『サポーター』が『出資者』とは微妙に違うな、と思うのは、『サポーター』は自分の直接的な利益よりも、チームと地域の発展を願っているという点。

お金に絡む話だけではなく、Jリーグ運営に携わるボランティアも多い。その人たちは試合中にはモギリなどをしていて試合を見られない。だが、立派な『サポーター』であると自分は思う。

サポーター』はお金や労力や魂を差し出して、チームと地域の発展を願う『出資者』であるというところか。

企業活動に例えれば、『スポンサー』よりも『メセナ』が一番近いだろう。

社会学』的に言えば、『コミュニティ』活動の一環かもしれない。

そして『地域』と『チーム』と『サポーターである自分』は分離していないから、自分で自浄作用を働かせることに抵抗感が無いのは普通なのではないか。

人間行動学』『心理学』などから考えれば、『人間とは、応援されたいし、応援したい生き物なのだ』ということなのだと思う。

応援したりされたりすることは、人間としては自然なこと。

そして、『応援』にはいろいろあって、単に「頑張れ」と励ますことだけではなく、「しっかりしろ」という場合もあるということなのだと思う。

サポーター』って何だ、という話は、ここではこれで終わり。

ところで、私自身は川崎フロンターレサポーターだ。

これもサポーター界という狭い範囲でしか知られていない話だが、川崎フロンターレサポーターは、この議論の元になったような行動を自チームに対して取らないという特徴がある。

それどころか、惨敗したチームに対してブーイングをすることすら、ほとんどない。

その理由は様々だと思う。

「そんな労力があるなら、選手を応援する」というのが一番ポピュラーな理由か。

ただ、サポーター一人ひとりではなく、川崎フロンターレ応援団意図は、それ以外にもう一つしっかりあると勝手に思っている。

(断っておくが、私は応援団の一員ではない。)

「ブーイング」から「抗議行動」までは、あっという間。

サポーターというのはそういう人種だから。

だから、「ブーイング」から自粛するように「仕向けて」いる。

なぜなら、こういう外野がうるさいから。

サポートも応援も知らない人が、ニュース一つを見て、「うわー、サポーターって何様? 嫌な人種。」と思い、サッカーに対しても嫌悪感を露にする。

露にする、と言ったところで、その人たちはスタジアムに足を運ぶことなど滅多にないのだから、説得のしようもなければ、理解を得ることもありえない。

今までこうして長々と書いてきたことも、おそらくはid:sean97氏には、まったく響かないだろう。

だが、観客動員を増やして、チームをさらに発展させるためには、少しずつ「外野」であった人々を「内野」に引き込まないといけない。

だから、外野がうるさく思わないように、そういう行動を取らない、というのが川崎応援団の選んだ道なんだと思う。

中には、サポーターというものに暴走族感覚を求めている人もいるだろう。

だが、人口密集地の、意外にも「ハイソ」な人が多い川崎で、暴走族的ノリを導入するのは、あまり頭がいいとは言えない。

しかも、Jリーグの中では後発のチームだから、暴走族的ノリや悪ノリは近隣のチームに取られてしまった後だった。

そこで、選んだのが、「ブーイングすらしない」というスタイル

たまに川崎フロンターレのホームスタジアムである等々力に足を運ぶような人は、サポーターのブーイングすらしないスタイルに好感を覚える人が多い。

少なくとも私の周りはそうだ。

今では、そういう安全なイメージのある等々力に、家族連れが溢れている。

(これも狭い世界でしか知られていない話だが、等々力の観客動員の増加とその中の子供の多さは、動員数の伸びの鈍化と観客の高齢化とに悩むJリーグの中では異質なことなのです。)

つまり、それぞれのチームのカラーの一つに『抗議スタイル』も含まれているのだ。

私は川崎サポーターなので、川崎の話を出したが、おそらくは各チームの各応援団にはそれぞれの考えがある。

ただ流されて暴徒化してしまうようなチームは、日本にはまだ無いだろう。

id:sean97氏に一つだけ認識してもらいたいのは、日本スタジアム世界で一番安全なスタジアムであるということ。

最初のエントリーを書いて、次のエントリーを書く間に、それは調べて欲しかった。

ヨーロッパなど、チームへの抗議も含めて、毎週刑事事件だらけだ。

今回の浦和サポーターの行動は、それはそれで話題作りになっていて、「ああ、浦和っぽいな」という話にしか過ぎないとも言えるのだ。狭い世界では。

その抗議行動の後にやっと勝利した時の、サポーター選手の歓喜の輪も含めて。

私がこのエントリーを書こうと思った理由の一つは、id:rajendra氏が「アビスパ福岡サポーター」だから。

議論の元である「浦和レッズサポーター」や、もしくは例えば「ベガルタ仙台サポーター」あたりだったとしても、こうして書いただろう。

id:rajendra氏には申し訳ないが、「そういうチームカラーサポーター」がアツい意見を書いてもな……と。

「そういうチームカラーじゃないサポーター」が「ま、そういうのもアリじゃね。いろんな意味でさ」ということを書く意義がそこそこあると考えたのだ。

それが頭がいいことかどうかは別にしても。

2007-04-28

湯船につかりながら

ぼんやり愛国心について考えていた。

愛国心とは何ぞや。いや、わからん。

でも、プロ野球サッカーのファン心理みたいなもんかなぁ、という考えがぷかぷか浮かんできた。

贔屓の球団落ち目だったりすると「あー、だめだだめだ」なんて言ったりするし、実際本気でダメだと思ってたりするんだけど、そこには愛があるんだよね。

いや、まぁそれは一つの形であって。

いろんな形があるわけですよ。

全選手の個別の応援歌を歌詞カードなしで完璧に歌える人もいるけど、歌を知らなきゃファンじゃないってわけじゃないわけで。

内野でゆっくりビール飲みながら見るってのもなかなかいいですよ。みたいな。

対戦相手の選手の超絶好プレーに「チクショウやられた」とただ悔しがったり「おーいいもん見れた」とただ喜んだり、まぁいろいろだけど、おなじ一塁側にいるよね、みたいな。

なんか違うような気もするけど。

まぁ、日本人アメリカに対する感情ってのはアンチ巨人巨人に対する感情と一緒なんですよ。とかいうとこれはなんか全然違う。嫌いだ嫌いだといいつつも毎日試合経過を気にしてたりして、実は愛情の裏返しなんだよね、とか嫌いだけど無かったら成り立たないんだからしかたねぇ、とか。なんか似てるようなきがしないではないけど多分違う。

そうじゃなくて。

アンチ巨人っていったっていろいろだよね。

のぼせた。

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