2010-10-03

経済歯車を回すのは雇用か?

歯車が噛み合っていない事が問題なのに、政府が先頭に立って雇用を増やすのでは、税金無駄遣いが増えるばかりであり、財政赤字が酷くなるだけである。

経済政策においては、自民党守旧派抵抗勢力と、ほとんど変わっていないという事であろう。これでは、国民の支持は得られない。ばら撒きを受け取る側の、政権に近い人々の声しか聞いていないという事で、先は長くない。

研究開発や人材育成企業が行わないのは、それにメリットが無いからであり、そうなっている法制度社会環境を改めない限り、いくら税金を注ぎ込んでも、実用性の無い研究という結果にしかならない。国防にしか応用が利かない技術に関しては、税金でやるしか無いが、それ以外の技術については、民間が自発的に行うように制度を改廃する事で対策とするべきである。

税金をばら撒く為に審議時間と労力を使い果たしてしまうのでは、財政赤字を作り続けるだけである。

自民党政権を失ったのは、為すべき事をせずに、ばら撒きを繰り返し、財政赤字を膨らませていたからである。この批判票が民主党に流れたというのに、民主党は、自民党守旧派と同じ事をやろうとしている。

選択肢が無ければ、民主制を取っていても意味が無い。

国民は既に意思を表明しているというのに、その意思を汲み取れず、都合の悪い意見や、自分の主張・思い込みとは違う意見を間違っていると決め付けて聞かずに、勝手な事をやり、失敗を重ねた挙句、その責任国民にあるというのでは、開き直りでしかない。

恥を晒している事に気がつくのが、遅すぎるのであった。

与党内野党が、野党連携すれば、政権をひっくり返せるというのが、衆議院の3分の2という数である。臨時国会の会期末には、当然、内閣不信任案が出てくる。与党内野党が賛成に回り、解散総選挙という展開が、濃厚になってきたのであった。解散風は、木枯らしと同時に吹く事になる。

投票日は年内か、新年早々か。

  • 自民党守旧派が赤字を増やしたというのはよくある誤解 今の財政赤字の多くは橋本小泉とか構造改革やった政権で増えてる この十年間公共事業は減少傾向だが財政赤字は増えまくりとい...

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