はてなキーワード: 京阪神とは
京阪神にもあるやでという話
中島らもが書いてたけど、大阪だけじゃなく京阪神の人間は、多様な人間が出入りする都市圏に住んでるという意識が薄く、みんな仲間だと油断している(ちなみに中島らもは、“そういうとこに苛立つ”と書いてた認識)
神戸でバス乗ってたとき、座席の手すりにつかまって立ってたら、座ってたおばあさんに「いやぁ、私もそういう指輪ほしいわぁ」ていわれたり、京都で道を歩いてたら「あそこの桜きれいから見はったらよろしい」といわれたり。
なお京都では、駅の券売機に並んでたら、観光客が難読駅名をぜんぜん違う読み方していた。一瞬、「え?」と思ったのが顔にでたようで、即座に地元民に捕捉され、アイコンタクトされた。それもどうかと思った。
たまには違うものをと思い買って食べてみた。
意外と美味しい!
あと袋を押すとタレがピュッと出るのも楽で良い。
そこでなっとういちの人気を確かめたくなり、ネットで調べてみた。
しかし!どのランキングサイトを見ても、なっとういちがランクインしていないのである。
1位 おかめ納豆
2位 金のつぶ
知らなかった。
関西に住んでるから、どこでも売ってるものだとばかり思ってた。
https://shareview.jp/item/detail/10639?sort=high&disp=30
今後はしばらくご当地応援?の意味も込めてなっとういちを買うことにする。
[2020年2月] 売上ランキング 日経POS情報 (※データがちょっと古くてすまない)
https://nkpos.nikkei.co.jp/ranking/2020年2月
https://sm.rakuten.co.jp/ranking/200877
【200人に聞いた!】納豆の人気おすすめランキング17選【2021年最新版】
https://ranking.goo.ne.jp/select/6863
https://ranking.net/rankings/best-natto
(追記)ここまで書いて、公式に載ってるの気付いた!初めから見ておけばよかった。
なっとういち 押すだけプシュッ!と
突然だが、「~しない」「~できない」のことを「~しやん」「~できやん」と表現する方言をご存知だろうか。
昔から三重県・和歌山県・奈良県南部・大阪府南部で使われている方言らしい。俺は大学時代の三重出身のお嬢様がやたらとやんやん言ってたので、三重県の方言のイメージだ。
実は最近、関西のお嬢様全体にこの方言が広がっているようなのだ。
最近関西の大学生と喋る機会が増えたのだが、学生の出身地に関わらず、しやんできやんという表現をよく聞くようになった。
初めは大阪南部からじわじわ北上しているのかと思ったが、大阪から遠く離れた京都人や神戸人のお嬢様でさえ使っていた。俺は神戸生まれだが、神戸の生粋の方言でしやんできやんという表現はまず使うことはない。
なぜかと思いググって見ると興味深い論文が見つかった。
https://o.jo.ac.jp/naid/110009920476
2015年の論文だが、関西のお嬢様に急激に「~やん」という否定表現が広まっていることをデータで表している。
論文によると元々「見ませんわ」の方言の「見やん」という表現は和歌山県・奈良県南部・三重県のみで使われていたのが、関西全体や徳島にまで広まっているというのだ(京阪神では「見ーへん/見ーひん」が本来の表現)。
「来ませんわ」の方言の「来やん」に至っては三重県の一部地域のみで使われていたものが、関西全体に広まっているようだ(京阪神では「けーへん/きーひん/こーへん」が本来の表現)。
また、本来のお嬢様的な否定表現の「~ませんわ」の使用頻度自体下がっているようで、「やん」が使えない動詞の否定形は「~ん」の使用頻度が上がっているようだ。
突然だが、「~しない」「~できない」のことを「~しやん」「~できやん」と表現する方言をご存知だろうか。
昔から三重県・和歌山県・奈良県南部・大阪府南部で使われている方言らしい。俺は大学時代の三重出身の友達がやたらとやんやん言ってたので、三重県の方言のイメージだ。
実は最近、関西の若者全体にこの方言が広がっているようなのだ。
最近関西の大学生と喋る機会が増えたのだが、学生の出身地に関わらず、しやんできやんという表現をよく聞くようになった。
初めは大阪南部からじわじわ北上しているのかと思ったが、大阪から遠く離れた京都人や神戸人の学生でさえ使っていた。俺は神戸生まれだが、神戸の生粋の方言でしやんできやんという表現はまず使うことはない。
なぜかと思いググって見ると興味深い論文が見つかった。
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009920476
2015年の論文だが、関西の若者に急激に「~やん」という否定表現が広まっていることをデータで表している。
論文によると元々「見ない」の方言の「見やん」という表現は和歌山県・奈良県南部・三重県のみで使われていたのが、関西全体や徳島にまで広まっているというのだ(京阪神では「見ーへん/見ーひん」が本来の表現)。
「来ない」の方言の「来やん」に至っては三重県の一部地域のみで使われていたものが、関西全体に広まっているようだ(京阪神では「けーへん/きーひん/こーへん」が本来の表現)。
また、本来の関西的な否定表現の「~へん」の使用頻度自体下がっているようで、「やん」が使えない動詞の否定形は「~ん」の使用頻度が上がっているようだ。