はてなキーワード: 空気アニメとは
昨日さ、アニメジャパンに行ってきたんだよね。
アニメジャパンっていうのは年一で開かれてる日本一デカいアニメの展示会。
業界各社がブース作って展示したりグッズ売ったり声優のトークショーしたりしてんの。
朝一のビッグサイト、霧雨に包まれながら、ゾロゾロと並んで、強風に吹き付けられて。
過酷な状況を耐え忍んだわけだけど、実はそのアニメ、来期始まる春アニメで、告知・宣伝しまくってるんだけど全然話題になってない。言葉悪いけど空気アニメ。
だから朝早くから並ぶ必要なかったかも。実際ステージ始まる直前になってもスカスカだった。
で、そのステージは5人の声優がアニメの内容を紹介するというものだったんだよね。
それが割と虚無で、まあ番宣イベントに面白さを期待するのが無理あるし、声優さんはしゃべりのプロじゃないし、5人とも新人だしでまあ無理がある。
で、本題はここからで。
そのステージイベントが終わってしまったので、どうしようかなーやることないなーでもせっかく来たんだから何か他にも面白いものないかなーと思いながらブラブラしてたのね。
一通り展示を見ながら、そういやそのアニメのノベルティ配ってるって告知されてたなと思い出して。
それをもらえるブースにいってみたわけ。
高さ10mくらいの巨大ガシャポンがあってさ。タダで回せて、景品がもらえる。それの一番スカな賞がそのアニメのノベルティで。
すんげー人が並んでたの。ガシャポンの周りを蛇がとぐろを巻くようにグルグルうねうね縦横無尽に並んでた。
ステージはスカスカだったのにここは大盛況だな、なんて思いながら俺も並んだわけ。
そしたらさ、俺が並んだ数人先に、さっき登壇してた声優さんがおるやんけ。
おるやんけ。
え?そんな普通に並んでんの?ステージ衣装と同じ格好じゃん。上着羽織ってるけどそれ以外まんまじゃん。
列がうねうねしてるからさ、場所によっては手を伸ばせば届くような距離まで近づくこともあって。
ずっとスマホいじってて、多分エゴサしてて、さっきのステージとかイベント諸々の反応とか話してたっぽい。
決して聞き耳を立ててたわけでもないけど50㎝の距離で話してたら聞こえちゃうこともある。
なんかヤバい興奮した。ファンでもないのに。いやだって、まだファンになれるほど詳しく知らないし、アニメまだ始まってないし。
でもなってしまいそう。ファンになってしまいそう。こわい。いい年して声優の追っかけを始めてしまったら人生すぐに過ぎ去ってしまう。
さっき調べたらアニメジャパンではわりと声優がそこら辺をウロウロしてるらしい。
普通の人だったら、芸能人だったり、Youtuberだったりがウロウロしてたら、すぐに声かけて、あっという間に黒山の人だかりができて、収集つかなくなるよ。
まだファンでもないのに、さっきのステージ見てました!応援してます!とか声かけたいなと一瞬でも思ってしまった自分が恥ずかしくなったよ。
余談だけどアニメジャパンのブース、見ごたえあるものが増えた気がする。
ステージの方も声優に喋らせるだけじゃなくて、プロレスやったり、シャンパンコールやったり、スタチューパフォーマンスやったり、バラエティに富んでる気がする。
あと客層変わった?外国人がいっぱいいた。ファミリーが結構いた。
6年ぶり二度目なので最近はずっとそうだったのかもしれないけど。
前来たときはチー牛6割腐女子3割レイヤー1割だったような記憶。
今もメインはチー牛だけど他の層が増えて相対的に薄まった、ような気が。
前期予想記事
https://anond.hatelabo.jp/20170120191138
もうすぐグランブルーファンタジーのアニメの2期が放送されます。
プレイヤーにとってもBD購入特典がどうなるかしか関心が持たれていない現状ですが、
今回も前記事に習ってグラブルアニメ2期がどれくらいのレベルになるのか考察してみましょう。
とはいえ、グラブル2期について予想する前にはまずはグラブル1期の評価について書いておかなければなりますまい。
しかし実際に見てみると意外に悪くない。
もちろん、事前の期待値がゼロだった分、少しはマシに見えてしまうという事もあるのでしょうし、
私がグラブルプレイヤーである故、限りなく甘い評価を下してしまっているのも否定できません。
しかし少なくとも最悪(Dランク)は免れたのではないでしょうか。
あのどうしようもないメインシナリオを面白いと思える変わり者がアニメスタッフに何人もいるとは思えないので、
サイゲームズより変えるなとのお達しが下っていたのでしょうが、そこはプロの仕事人、
ダメダメ原作より少しでも見れるものにしようという努力の形跡は見られました。
最も大きいのがルリアの扱いで、原作に比べてちゃんとメインヒロインしている。
原作ではずっと裸足のままだったり、主人公の体の中に入れる謎設定がうやむやなまま消滅したり、
4コマ漫画の大食いキャラに完全に食われていたりと、とてもプロの仕事とは思えない酷い扱いですが、
アニメでは靴も買ってもらえたし、過去も断片的ではあるものの描かれたり、アウギュステのデート回はなんだかんだいって微笑ましかった。
のっぺり気味のキャラデザに比べ背景美術も大分頑張っていました。
あと個人的には原作オープニングで流される、寒い上に今後展開されるストーリーから見ても意味不明な駄ポエムが省略されていたのも大きい。
もっとも、それでは誰にでもおすすめできる良作なのかというと、駄目なところもたくさんあって、
ビィが物理法則を無視したような謎の浮遊をしていたり、コロッサス編でのキャラクターの芝居がおかしかったり
全体的に演出がちぐはぐなのが気になりました。
また、敵側の帝国軍幹部、ポンメルンとフュリアスですが大組織の幹部とは到底思えない小物のゲス野郎で
有能だと思えるような描写もないので何の深みもなく、これは原作からしてそうなので原作が足枷になっているのでしょうが、
ポンメルンに関しては1話の時点では少なくともルリアの危険性や帝国の大義のようなものを語っており、
また、原作帝国編後半の取って付けたような職業軍人の葛藤らしき描写との整合性をすりあわせるためにも
もう少しなんとかならなかったのか…と思わずにはいられません。
BGMの使い方も原作BGMをただ流しているだけ…と思しきシーンが目立ちます。
最終盤及びEX回のガチャキャララッシュも、そこに何のドラマもないので、あーあのキャラが動いてるね以上の感慨が生まれるべくもない。
結論をいうなら、前記事の評価基準でいうとどう甘くしてもCランクがいいところでしょう。
(ところで前記事のコメント欄で2017年1月21日の段階でけものフレンズをSとする米があって、本当、見る目のある人はいるものであると空恐ろしい気分になったものである。)
前述の記事で願ったような、アニメをきっかけにして新しく騎空士になる人が増えてグラブルがかつての盛況を取り戻すということもなかったが、
かといってアニメがマイナス効果となることもなかった。良くも悪くも空気アニメだったといえるでしょうか。
まあ、ヒヒイロカネ商法で、アニメ自体は全く話題になっていないにも関わらず、同時期のアニメとしては圧倒的な売り上げを見せたという、
外部の人間からすれば不気味としかいいようのない現象は、アニメの円盤ビジネスおよび一部で見られる売り上げ至上主義を見直すいいきっかけになったかもしれませんが・・・。
さて、こうして1期についてつらつら書き連ねてきましたが、これから放映されるグラブルアニメがどのランクになるか前記事同様確率予想したい。
評価基準は以下の通り。
Sランク・・・ソシャゲアニメの枠を超え、日本のアニメ史に残る傑作
Aランク・・・原作を知らなくとも、一つの映像作品として楽しむことができる良作
Bランク・・・欠点もあるが、原作プレイヤー以外にもおすすめできるそこそこの出来の作品
Cランク・・・原作をプレイしていないと楽しめない部分が多い、欠点が多い微妙な作品
ガチャで例えるなら、SランクがSSR、AランクがSR、BランクがR、Cランクがハイノーマル、Dランクがノーマルですな。
おっ、前期よりも期待度高いじゃーん。それでも絶望的な確率ですが・・・。
Sランクの確率はグラブルのガチャの目玉SSR確率のピックアップ確率をリスペクトしてみた。Aはそれ以外のSSR確率。それでも高いと思われるでしょうけど。
けものフレンズというソシャゲアニメからもSランクと呼びうる名作が生まれたことにより、Sランクの夢を見られるようになったのはとても大きいです。夢見させてください。
それに少なくとも前期よりは期待できる部分がなくもなく、さらにその前期も最悪ではなかった…。そんな気分からこの確率を出しました。
○ご期待したい点
制作会社はMAPPAに変更されましたが、これまで「神撃のバハムート GENESIS」シリーズや、「ゾンビランドサガ」とCygamesとはもっとも懇意にしているスタジオですね。
サイゲ関連作以外にも、「この世界の片隅に」「ユーリonアイス」「さらざんまい」といった質と売り上げを両立させた作品を何作も手がけており、
今最も勢いのあるアニメ制作スタジオの一つではないでしょうか。
もっとも、酷い出来の作品もあるが、当たり外れがあるのは1期のA-1ピクチャーズも同じか。
1期では脚本“Cygames” となっており、EDでは社内の素人ライターと思しき名前がクレジットされていましたが、
今回はちゃんとプロの脚本家がシナリオを担当しているようです。
シリーズ構成の吉村清子さんはWikiなどを拝見するとあまりヒット作の構成作家というわけではないですが、
個人的には牙狼-GARO- -VANISHING LINE-は割と良かったです(前シリーズがイマイチだった反動もあるかもしれない)。あと鉄のラインバレルの前半くらいでしょうか。
監督とのタッグではヴァンガードGシリーズを担当されているようですが未見なので詳細コメントは伏せます。
Cygamesのアニメもゾンサガやウマ娘のおかげか1期の頃に比べると注目度が上がっているのではないでしょうか。
この注目された中で駄作を生めば、これまでの評価が一気にひっくり返りかねません。なのでこれまでのように、潤沢な予算をかけた良作になる可能性が・・・あれば・・・いいのになぁ。
○ご不安な点
多すぎる上1期とほぼ同じなので箇条書きで
・結局メインシナリオをなぞること。
・メインシナリオの中でも盛り上がりのないところ。
CMの作画もそうでしたが、なんでグラブルの作画はこんな酷いのだろうか。もちろん作画がいいだけで名作ならば神撃のバハムート GENESIS virgin soulは名作になっているが。
どうやっても原作絵と比較されて貶されるのがわかっているので手を抜いているのか。
・どんなに手を抜いて作ってもヒヒイロ効果で売れるからいい加減に作られる可能性大
・相変わらずゲーム内ではろくな告知がない
結局1期同様アニメファンにとっては全くの空気だが、円盤だけはなぜか売れている・・・(ただし今のグラブルのゲーム事情を考えると1期ほどの売上は望めない可能性大)
という不気味な状況が繰り返されるだけな気もします。…と油断しているととんでもない糞を投げつけられる可能性もありますが…。
来期はソシャゲアニメではFGOやアズールレーンといった注目作が控えています。グラブルアニメもそれらに負けないような存在感を見せてくれればと1プレイヤーとして願うばかりなのですが・・・。