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はてなキーワード: 第七女子会彷徨とは

2022-12-15

anond:20221215021301

・北北西に雲と往け

東京ヒゴロ

・ひらやす

ブランチライン

第七女子会彷徨

・となりの百怪見聞録

エリオ電気人形

・とくにある日々

・ながたんと青と

ワールド イズ ダンシング

・この世界は不完全すぎる

・風街のふたり

三枝先生

2022-11-09

anond:20221108184147

第七女子会彷徨、いいよな。全巻持ってて定期的に読み返してる。特に4巻が好きで、ちょっとしたホラーSFノスタルジー日常が良いバランスで配分されているし、最終的なオチへの伏線も貼られていて飽きない。この感だけで摂取できる栄養素がある感じがする。

2022-11-08

マンガオススメを教えて欲しい

好きな漫画を挙げるので、適当に傾向を読み取っておすすめをしてほしい。



Thisコミュニケーション

SFアクションホラーサスペンス(又はそのパロディ)、ハーレムラブコメ(?)など色んな要素を持ったマンガ

主人公感情移入できる時もあれば、主人公を殺そうとする側に感情移入できる時もあるのがよい。

「第1話で、腹ペコ主人公が、食事をくれたコミュニティを守るため、能力を発揮して化物退治」とか、主人公世界を救うと叫ぶとか、少女たちの問題解決しつつ仲良くなっていくとか、どれもありがちなシーンやセリフなのだけど、それが異常な文脈に置かれているのがよい。


不死の猟犬

「復活」が存在する世界でのガンアクション

こんな大風呂敷畳めるのかと疑問だったけど、一応畳めていてスゴい。

逃がし屋の衣装コスプレ)とか物語上の必然性は全くないんだけど、作者が楽しそうでよい。

ワールドトリガーバタフライストレージもそうなんだけど、刀と銃が共存するSFアクションはよい。


竜女戦記

主婦が天下を取る物語、らしい。

戦国時代日本っぽいけど、鬼や竜がいたりするし、カタカナ語普通に出てくる。

どのキャラ人間的に強いところも弱いところがもあり、善玉・悪玉にはっきり分かれているのでもなく、感情移入できたりできなかったりするのが良い。

日本オマージュが多そうだけど、自分は詳しくないので拾いきれないのが残念。


宙に参る

遠隔焼香とか「つけもの」とか背広の裏地(?)がディスプレイになってるとか小ネタもよいし、魔女Tsueee要素もよい。

夫婦エピソードももっと読みたい。


かげきしょうじょ!!

宝塚音楽学校的な学校もの

脇役のスピンオフが軒並みよい。

特に詩織編。

かげきしょうじょ!!はちゃんシーズンゼロから読もう!(念のための注意書き)


ニセモノの錬金術師

呪術周りの設定がよい。

キャラがそれぞれ独自の信念や行動原理を貫いているのもよい。

続編も面白かった。


有害無罪玩具

哲学的思考実験の並ぶ表題作と「虚数時間の遊び」が好き。


図書館の大魔術師

王道を丁寧に進んでいるイメージ

自分の好みからすると、少し主人公が善人すぎるのだけど、周りに性格に難のあるキャラもたくさんいるので、よい。


峠鬼

古代日本神話SFファンタジー

「墨を飲む者」初登場回がすごく好き。


リュウマのガゴウ

「偽物と本物」とか「嘘と真実」みたいなのは、わりと好きなテーマ

群像劇っぽいのも好き。


第七女子会彷徨

ほのぼのとSFバランスがよい。


ーーー

ここから追記

(最終更新11/11


たくさんオススメありがとうございました。


オススメいただいた中で既読のもの

(ざっくり好きな順で並べようとしたけど、途中から適当です)

HUNTER×HUNTER

スピリットサークル

ヒストリエ

火の鳥

うしおととら

嘘喰い

最果てのソルテ

AI遺伝子

天国大魔境

亜人

刻刻

皇国の守護者

胎界主

水は海に向かって流れる

子供はわかってあげない

金魚王国崩壊

ゴールデンゴールド

イムリ

百万畳ラビリンス

ぼくらのよあけ

二月の勝者

チェンソーマン

虚構推理

ドキュンサーガ

三国志

ドラえもん

彼方のアストラ

双亡邸壊すべし

本田鹿の子本棚

ヴィンランドサガ

それでも町は廻っている

ヨコハマ買い出し紀行

寿司 虚空編

偽史山人

バトルグラウンドワーカーズ

町でうわさの天狗の子

賢い犬リリエンタール

タテの国

ドロヘドロ

PHYREN

EDEN

銀河の死なない子供たちへ

アリスと蔵六

オールドボーイ

そのへんのアクタ

ヨコハマ買い出し紀行

紅殻のパンドラ

GANTZ

ダーウィンゲーム

ONE PIECE

銃夢

メダリスト

ディスコミュニケーション

バーナード嬢いわく

死刑囚042

青野くんに触りたいから死にたい

うちのクラス女子ヤバい

ソフトメタルヴァンパイア

キングダム

四月は君の嘘

へうげもの

メイドインアビス

怪獣8号

辺獄のシュヴェスタ

銃夢

違国日記

久正人作品

志村貴子作品

萩原望都作品

竹内恵子作品

川原泉作品

とんがり帽子アトリエ

あかね

太臓モテサーガ

楳図かずお作品

キャプテン

劇光仮面

堕天作戦

マップス

蟲師

男爵にふさわしい銀河旅行

アルティス

お茶にごす

ストラヴァガンツ

ホーリーランド

フラジャイル

テレプシコーラ

ムーンライトマイル

九龍ジェネリックロマンス

メランコリア

エリア51

予告犯

1000円ヒーロー

パンプキンシザーズ

OL進化論

ヘテロギニアリンギティ

シオリエクスペリエンス

大丈夫倶楽部

宝石の国

懲役339年

ヴォイニッチホテル

蒼天のソウラ

珍遊記

セクシーボイスアンドロボ

茄子

PPPPPP

オススメいただいた中で未読のもの

複数あがっているものには☆)

panpanya作品全般 ☆

瞽女

栞と紙魚子の怪奇事件簿

富沢ひとし

キヌ六

西遊妖猿伝 諸星大二郎作品 ☆

フールナイト

竜と勇者配達

世界の終わりに柴犬

ヴァンパイア十字界

七都市物語

ORIGIN

PEACE MAKER

並愛混の独り言 (?)

数学ゴールデン

税金で買った本

虎鶫

ベアゲルター ☆

任侠転生

バイト

不死身のパイセン

煩悩西遊記

三丁目防衛軍

佐藤史生作品

みちかとまり

ふたつのスピカ

パーム ☆

カルバニア物語

月に吠えらんねぇ

あやつき

殺し屋やめたい!

フールナイト ☆

ニトリ

ブレッドウィザード

第七惑星用心棒

変幻退魔夜行 カルラ舞う!

華と修羅

ピンサロスナイパー

RIDEX

用心棒稼業

セキガハラ

真夏の夜のユキオンナ

ワールドエンブリオ

生と死のキョウカイ

もろびとこぞりて

令和のダラさん

東京カラス

瑠璃宝石

せんせいのお人形

望郷太郎

明日の敵と今日握手

股間無双

スキップ・ビート!

絢爛たるグランドセーヌ

星使いセレナ

バビロンまで何光年

Not Simple

SOUL CATCHER(S)

プリンタニアニッポン

螺旋じかけの海

ハルシオン・ランチ

カムライド

成恵の世界

うめモモさくら

シュトヘル ☆

八百森のエリー

魔女と野獣

いじめヤバイ

アルテ ☆

友達として大好き

マチネソワレ

ソアラ魔物の家

おひさま世界地図

リサの食べられない食卓

八木ナガハル作品 ☆

がらくたストリート

チキタ★GuGu

東京入星管理

ヘルク

潮が舞い子が舞い

一変世界

果ての星通信 ☆

古代戦士ハニワット

八百森のエリー

シマ・シンヤ作品

ブスに花束

エルフ狩猟士のアイテム工房

WOMBS ☆

未来人サイジョー

ビルドワールド ☆

ラグナクリムゾン ☆

ランドリオール

魔導の系譜

ボクラノキセキ

残機×99

惑星クローゼット

三文未来の家庭訪問

白馬のお嫁様

ヤコポコ

ライジング

モーメント

みあげた玉三郎

佐々木淳子作品

絶対安全剃刀

ゾンビ屋れい子

エクソシストを堕とせない

白暮のクロニクル

神さまがまちガえる

迷宮クソたわけ

土星マンション

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~

往生際の意味を知れ!

バクちゃん

モリミテ

星をつくる兵器満天の星

鯨庭

魔女

はなしっぱなし

度胸星

きつねとたぬきいいなずけ

つれないほど青くて あざといくらいに赤い

そのあたり読んでる人ってちゃん自分で探せる人なんだよな

自分なりの探し方で見つからないようなのも知りたいのですよ。

未読作品の一覧でも分かるように、そこまで片っ端から読んでるわけでもないですし。

2022-06-29

anond:20220629082354

傾向がわかるようで分からいから、難しいな。何となく日常感・柔らかさ・児童書童話のような質感のあるやつで…。

・Q、恋ってなんですか

北極百貨店コンシェルジュさん

・ほしとんで

言葉の獣

ブランチライン

・ひらやす

バクちゃん

東京ヒゴロ

第七女子会彷徨

・ディザインンズ

・北北西に雲と行け

・ロボサピエンス前史

ものするひと

培養肉くん

2020-01-10

日記

しばらく(1年ぐらいか?)読んでなかったが、最近また漫画を読むようになった。

少し前まではゲームにはまっていたか漫画優先順位が下がったんだな。

時折あれの続きどうなってんだろとか気になることはあったがゲーム優先だった。

ただ何となく頭の隅に漫画のことはずっとあって、

何故かはわからないが再び読み始めたら読みまくってしまうだろうという予感があった。

そしてまた最近読み始めたわけだが何か心境の変化があって、というわけではない。多分。

というのも、再開した時の状況をはっきり覚えていないからだ。

何を最初に読んだのかも記憶にはないが電子書籍購入履歴を見るに

平方イコルスンスペシャル』の3巻を買ったのが恐らく最初

平方イコルスンは私が最も好きな漫画家だから、その新刊存在を知って即座に買ったのはあり得る話で

納得感がある。1巻2巻3巻とどんどん面白くなっていくよな。1巻の時点で私は衝撃を受けていたけれども

2巻を読むと1巻はまだ粗削りだったのだと気付かされた。

平方イコルスンというと変わった言い回しとか奇天烈な設定が特徴という風に語られることが多いと思う。

実際、楽園短編とかスペシャルの1巻とかはそういう雰囲気が確かにあるんだけど、

2巻ぐらいからは違うと思うんだよな。全然うまくは言えないけど。

で、うまくは言えないなりになんかその片鱗でも書きたい気がして

パパッと今読み返したけど全く考えがまとまらなかったから、またの機会にする。

もう少しスペシャルの話をすると、最新話の58話いいよな。

二葉さんここ4,5話輝いてる。『第七女子会彷徨』の坪井さんポジになるのかね。

今日の昼飯は生協でとったが、豆のスープ野菜系の小鉢2つとライスSSを選んだら300キロカロリーぐらいしかなくて驚いた。

いや大したカロリーはないとは思ったがこれほどとはね。揚げ物一個ぐらいとるべきだったか

ただ豆のスープは美味かったよ。生姜の効いたスープベースは多分動物系の何かの出汁

どこかの国の家庭料理といわれたら、へぇと頷いてしまうような素朴ながらも確かな味がした。

生協ってシチューとか揚げ物とかわかりやすく美味しいものが多いけどちょくちょく渋い系のうまいやつがある。

食後に絶対夕飯前にお腹空くだろうと思って購買で個包装のチョコを買って、

これを少しずつ食べながら間をつなごうと思ったんだけど、結構たくさん食べてしまった。

夕飯は王将餃子ニラレバ炒めと天津飯ジャストサイズ。大抵この組み合わせを頼むんだけど

別にすごい気に入っているわけでもないんだよな。

隣の人は揚げそば頼んでたけどあれは美味いんだろうか。リンガーハット皿うどんは好きだが。

2020-01-04

anond:20200103233337

ますだけど全部読んでるわ~

俺が「少年」をやめた後に完結してるのは何かな~

ドロヘドロナルトかな

まだ読んでないや

無限の住人も完結したっけ

でもあれ中だるみしてたから切ったんだよね

ナルトも中だるみしてた気がしないでもない

第七女子会彷徨は割と面白かったか

そういやコナンまだやってるのか

サンデーってたまに読むと「あれ完結してたんだ!」「これ未だ完結してないの!?」の二つの驚きがあるよね

2018-01-08

2017個人的ベストマンガ

すでに8日ですが書きます

・最も繰り返し読んだマンガ

「あたらしいひふ」 高野

本当に繰り返し読んだ。購入直後に何回も読んで、しばらくたってからもまた読んだ。「新刊面白いのないなー」と思ったときキンドルリストからクリックするのはコレだった。

高野雀は「さよならガールフレンドからわりとずっと好きで、出てるものは一通り買ってるかんじ。

It’s your (new) ID.」の構成楽しい統一されたテーマを持ちつつ独立して展開する作品の間にインタールードぽく入ってくるしーちゃんとゆみちゃん。そして最後のやり取り。

冒頭も説明的にならずにテーマ説明していたり、ホントよくできてるよなあと思う。何度読んでも楽しい

「あたらしいひふ」の後書きにあった「くそおしゃれ」って評価は当てはまっていないと思う。この人の作品はたぶん「気が利いている」んだと思う。少なくとも自分にはそう見える。

それが波長が合わない人には「おしゃれ」に見えるんだと思う。

この人の作品全般に、日常+もう一歩ぐらいのサックリした踏み込み具合に見える。深い何かを求めて読んだ人の辛口レビューをたまに見かけるけど、たぶん楽しみ方を間違えていると思う。

少し踏み込んだあたりで、面白い/新鮮な言い回し表現して見せてる感じ。

画も好き。顔、人体、背景、どれもうまい統一された世界構成していると思う。

会話とモノローグで引っ張るところが多いのでバストアップが増えがちだけど、全身とかも多くて楽しい。構図が実写っぽい気がする。

もっと評価されて良い作品だと思うし、作家だと思う。


・最も引っかかったマンガ

「スペクトラルウィザード」模造クリスタル

以前読んだ「ビーンク&ロサ」がちょっとひっかかっていたので読んだんだけど、良かった。

荒さやチープさもあり、ややダルイ話もあるんだけど、それでもグッとくる作品だった。

世界のあり様について「そういえばそうか。。」と思わせられた。

世界はあるレイヤではウィザードたちを排除し、しかしその外部レイヤでは彼女らを包含し続けているという、言われてみれば当たり前なんだけど、言われないと意識しない世界のあり様を見せられてハッとさせられる。

そしてその世界の在り方は、その中で生きるウィザードたちは俯瞰することができず(クリスタルには見えていたが)、そのためガーゴは誤った範囲世界を壊しかけ、スペクトラは世界に背を向けようとする。

スペクトラとガーゴは世界を見誤ろうとしていたが、彼女らを直接的に取り巻く世界からすれば無理もないわけで、それがまたやるせなく切ない。

結果として世界破滅を免れるが、ウィザードたちにとってそれは希望なのか徒労なのかはわからない。俯瞰してしまえばクリスタルの言う「変化」の一言に回収されてしまうんだろうけど、スペクトラやガーゴの目にはどのように映るのか。

それが作者の意図だとは思わないけれど、どうしても現在人類世界にあてはめたくなる。

画は(たぶん意図的に)チープではあるけれど、上手いと思う。作品世界効果的に見せているように思う。


・2017発売じゃないけど

「ホブゴブリン 魔女と二人」つばな

2015の発売。見落としてました。面白い。ここ何年かで最も面白いファンタジー

ずいぶん前の発売だけど、それでも取り上げたいと思わせる作品

つばならしい荒唐無稽世界正統派ファンタジー完璧マッチしてて凄い。

現代世界舞台にするよりずっとよくマッチしてると思う。完璧すぎる。

全体におかしみやかわいげがあって読みやすく、世界に入りやすい。説明的にならずに世界表現しつつ、話のテンポも良くて自然に入って行ける。

テンポよく、しかし丁寧に世界を描きつつ話を展開させているんだけど、中盤以降は畳み込みのスピードとパワーが素晴らしい。

マンガ以外のメディアも含めて、これだけ良質なファンタジーはなかなか無いと思う。

作品サイズのわりに製作は長くかかったみたいだけど、展開が完璧構成されているのが凄い。

画も良い。第七女子会彷徨はやや引いた画が多いかなという印象だったけど、この作品ではその辺のバランスが良い。

人も背景もすごく良い。背景密度高い。森とか鳥足の家が最高。




リスペクト枠ではない

チンプイ藤子・F・不二雄

F作品今日的な視点評価した場合、「エスパー魔美」が挙げられることが多いが、個人的には「チンプイ」のほうが面白いと思う。

ドラえもん上位互換だと思う。

ドラえもんと比べて、話の強引な展開を上手く(面白く)消化できてる。

チンプイドラえもんゲス面白いところをさらに洗練させてる。

のび太カワイイ女の子に置き換えるというアイディアが凄く今日的。

友達連中はまんまドラえもん踏襲だけど、宇宙人取り巻きキャラ面白い

画も良い。スタッフがたくさんいたのかもしれないけど、全コマ手抜きなし。

人の正面アップが連続したりしない。舞台的な感じの見せ方が多くて、今見るとけっこう斬新。

ページあたりのコマが多くて一コマコマが狭いんだけど、適切なバランスに畳み込んでて凄い。

コマが狭いので人の等身が低いんだけど、自然に見える。状況でもう少し高く描いているところも多いけど、統一感を失うことが無い。

ほとんどのコマで全身描いてる。(ページあたりのコマが少ないうえに正面バストアップばっかりの作家は見習ってほしい。)

2017に読んでも普通に面白い

2017-01-14

[]

今回は最近読んだ漫画からいくつかセレクト

まず最初。たーたんを読んだ。帯に"童貞×JC≒父娘?"っていうなぞの式が書かれてた。心ヒリヒリコメディと銘打っていある通り、笑えて面白いんだけど、どうしようもなく切ない気持ちにさせられる漫画に仕上がっていた。

ネタバレになるけれど、今作は血縁関係のない男女が父子家庭を演じている。そんでもって、その偽りの親子関係を続けようにも、とある理由によりあと一年関係を解消せざるを得ないことが提示されている。

切ないのが、その事実を知っているのが偽りの父親だけってところ。

赤ん坊のころからたーたんに育ててもらった娘は何も知らないし、関係性を疑ってもいない。母親のことも、自分を産んでからすぐ死んでしまったと聞かされているもんだから、ずっとそれを信じていた。

たーたんは何度も何度も真実を伝えようと思い至るんだけど、優柔不断で気弱なもんだから思春期を迎えた気難しい娘を前についつい口をつぐんでしまう。

加えて思春期になった娘は娘で、いろいろと想像して、母親は実は生きているんじゃないかとか、たーたんが情けないから逃げられてしまったんじゃないかとか思い始めてしまう。

全体を通して一方だけが破滅へと向かっていることを認識している、ある種のモラトリアムのような状況が描かれているわけなんだけど、何も知らない無垢普通少女と、お人好しで気が弱いけれど一人前にお父さんやってきた男性との交流が微笑ましいものから、余計と切なくなってしまう。

親権問題やら、都合のいい父親像やら、創作じみたところは結構ある気がするけれど、それらをあまり感じさせないのもすごい。

ちょいと前にはうさぎドロップが評判になり、その次には甘々と稲妻アニメになったけれど、今度はこのたーたんがくるかもしれない。

わきを固める登場人物についてのエピソードもいろいろありそうなので、今後とも目が離せない。

願わくば、表紙の二人が笑顔を浮かべる結末が読みたいです。

次。女房、きつね仕立てをよんだ。最近はやっている異種交流譚を扱った作品表題作短編三作からなる単行本だけど、人外との恋愛要素がほとんどないのが特徴的だった。

ところどころに挟まれギャグ最近表現っぽいなって思う。なんて表現すればいいのか。とにかくそれっぽい。

加えてなんだか絵が少女漫画っぽくなかった。いや少女漫画なんだけどレーベルが違う。アスカなんかみたいに、男性陣がアクション冒険なんかをするレーベルの絵柄っぽく感じられた。

総じてケモノたちが可愛らしかった。キュッキュて短編結構ブラックジョークが効いてると思ったし、ぬしさまの不気味な存在感も素敵だった。

次。第七女子会彷徨の十巻を読んだ。まずもって今までもいろんなことをやってきた漫画だったけど、最後最後までメタやらクトゥルフっぽいのやらハチャメチャにやり切った漫画だった。

一つ一つのエピソードに描かれているギミックなり表現手法なりがころころ変わるので、連作集なんだけど短編集のようにも読める作品だったと思う。

一応一巻から読み直してみるとあれがこうなってそれがどうなるのか新しい発見ができそう。ただ結構読者を突き放して突き進む漫画なので、いまは気が乗らないかなあ。

とにもかくにも完結おめでとうございます

次、うちのクラス女子ヤバいの一巻と二巻を読んだ。確かにヤバかった。でも、ものすごく微妙なヤバさだった。中には強烈にヤバいのもあるけど、そこまで重大な事件にならないのがゆるい。

そこらへんの塩梅が作者の特色なんだと思う。食べた人の記憶を一日分だけ消すおにぎりとか、イライラすると手のひらが軟体生物化してしまうのとか、ヤバいけど影響はそれなりだった。

むろん過去にはそれらの能力を強化しようとしていたらしき描写もあって、今後どう展開するのかがきになるところではあるのだけれど、

個人的に、二巻のかわいいものを見るとぬいぐるみになってしま女の子の話と、困ると体の周りに花が咲いてしま女の子の話がよかった。

一巻にある心身の同一性問題を抱えているような人物の描き方や、二巻の終わり方なんかも緩さの中に確かな芯がある感じがして素敵。続きが楽しみです。

それはそれとして、タニス・リーの死の王を読み始めたんだけど、闇の公子を読んでいないことに途中で気がついて結構後悔した。

明確なつながりがあるのか定かじゃないけれど、やっぱり刊行された順番に読みたい。よって死の王は少し読書を中断し、闇の公子を先に読破することにする。

平らかなりし地球物語は、ほかに第三集と第四集と外伝があるみたいだけど、入手が困難なのだそう。面白いのかなあ。全部集めて読みたいなあ。

2016-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20160101212842

つばな第七女子会彷徨』よいよ

完結…はしてないんだけど、だいたい1〜3話程度でひとまとまりの話だからもやもやしないと思う

 
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