はてなキーワード: 人月とは
SESでも受託でも人材確保のためにスクールに入れたり、自分でスクール作ったりしてるところは珍しくないよ。
けど、そこで身につくのは人月計算にカウントできる歯車としての機能だけ。
全体構想やインフラ、セキュリティ含めた全体像が見えてこないと、追い回され感はぬぐえないと思う。
プロジェクトリーダーに聞けば全体像は簡単には説明してくれると思うけど、それが理解できるようになるにはスクールでは足りない。
理解できるまで基礎から何度もかみ砕いて教えてくれる聖人君子はまあいない。そんな時間もない。
参考書を教えてくれてこれを読めといわれるだけ。(しっかり読めばちゃんと書いてあるんだが)
我慢して丁稚奉公を続けていけばだんだんわかってくる人が多いが、才能ない奴はいつまでたってもわからない。
ちまたにソフトウェアエンジニアの生産性は10倍違う!なーんていう話を聞くことがありました。
ほんとかよ!と思って生きてきました。そんなことあるはずない・・・と。
年齢は40代くらいの経験のあるエンジニアさん(仮にAさん)で、単価はおそらく75~90万円/月といったところで、3人月フルコミットでした。
一方、私は、1人月(0.5人月、0.2人月、0.3人月で3ヶ月)の稼働でご一緒しました。
Aさんは、バージョン管理ツールのログで、変更行数(追加と削除を合わせた数、※1)が、だいたい1ヶ月7,000行くらい。
私は、バージョン管理ツールのログで、同様に変更行数が、1ヶ月だいたい130,000行ぐらい。
うーん、まじなんなんだこの差は。10倍説を認めざるを得ない・・・
自分ができるエンジニアだとは全く思わないけどいくらなんでもひどすぎないか。
もちろん担当した機能の領域とか、自動生成のコードがあるとか(全体に対して過度に多いわけではない)、
テストデータとかに応じて程度の差こそあれ、10倍以上の差が出ている・・・
正直Aさんの品質は良くない。まともにまともに動いていても仕様漏れ、考慮漏れがあたりまえの状況。
(※1)
この対象には、もちろん設定ファイルとかテストデータとかDDLとか、実コード以外の周辺のファイルもすべて含まれています。
自慢ではありません、ちょっとやるせない気持ちになったので、仕事の愚痴でした。
[追記]
なんだかんだ反応があって嬉しい。
あくまでバージョン管理ツール上の差なので、リファクタリングやパッケージ移動的なことをすると当然行数が増えます。
たまたまリファクタリングを多く行ったので、差分が多く出ただけじゃないか?と結論付けられるのも別良いです。
私的な感覚を表すために行数を測ってみただけで、行数の絶対値で生産性を測りたい意図はなく、相対的な数値の差がでている、というニュアンスです。