はてなキーワード: イカ臭とは
西暦2037年、俺は退職金を切り崩しながら、細々と年金でひとり暮らしをしていた。妻には6年前に先立たれた。平均寿命が90年にも届こうという時代であってみれば、ずいぶんと早くに死んだものだ。不摂生の極みのような生活を送っていた俺が生き残り、日々きちんとした生活をしていた妻のほうが召されていくのだから、人生というのもなかなか理不尽なものだ。
そんな俺の日々の慰めといえば、エロゲしかない。もともとオタの第二世代くらいにあたる俺の世代は、二十代で鍵ゲーの洗礼を受け、その後も世代が持ち上がるのにあわせて「我々の世代」向けのメディアが常に存在していた。俺のように貯えらしきものもあまりなく、かつかつの生活を送っているものもいるだろうが、その一方で、日本が名実ともに先進国だったころの最後の余慶があったのも俺たちの世代で、うまいこと逃げ切って余裕のある生活をしているものもいる。
なにより俺の世代は、趣味に金をかけることをさほど厭わない。これが俺の下の世代になると、すでに日本に未来がないという前提のもとで十代、二十代を送っているし、それに、あれはニコ動だったか、ああしたものが登場してから、娯楽は無料であり互恵の精神で相互に提供しあうもの、という意識が育ちつつある。2010年から今年で25年、「素人の時代」ともてはやされた時期を通過して、いまやエンターテイメントは、無料のコンテンツに収益を載せる構造が完全に成立している。
そんな状況のなかで、いまでも「金を払って」たとえばエロゲのようなコンテンツを買う俺の世代は、上客には違いないわけだ。ただ、雰囲気としては商売というよりも、かつて俺が十代を過ごした「同人誌」の世界の雰囲気と、いまのエロゲ業界は似てきているようにも思う。よくも悪くもサロン的な空気がただよっている、というわけだ。
還暦を迎えた俺たちの世代は、エロゲを通販で買うことはあまりしないようだ。これはおもしろい逆行現象だと思う。ソーシャルメディア全盛の時代を経て、俺たちの世代では「ネット経由の知人」を持つ人間が多い。にもかかわらず、こんな業態が細々とでも続いている理由は――決して認めたくはないが――さびしいのだろう。
見かけるようになったのはここ10年くらいのことだろうか。最初は古本屋からの発展形だったと思う。滞在時間が長く、現金払いで直接儲けにつながる客に、休憩スペースを作ったり、茶のサービスを始めた、というのが原初的な形態なのだろう。いつしかそれは、初老のオタ世代の溜まり場的なものとなっていった。
オンラインで呼吸をしていたような俺らの世代が、最終的にオフラインに慰めを見出すようになったのは、この年になってくると、コミュニケーションというものは、やはり顔と顔をあわせなければ通じない、というつまらない真実がひしひしと感じられるようになってくるからだろう。
あれほど夜型の生活をしていた俺も、朝5時となると目が覚めるようになった。軽く散歩をして、朝食を取り、朝7時となると近くのショップに顔を出す。
目が覚めるんじゃない。単に眠りが浅くなっただけか。
俺は自嘲的に思いながら、家を出た。
「よう」
木のテーブルとコーヒーの香り。流れるBGMは、この季節だ、夏影に決まっている。もう40年も変わらない、俺たちのテーマ曲だ。ただ感じかたは昔とは違う。最近の俺は、この曲にどことなく「お迎え」の影を感じるようになっていた。
「俺らの生きてるうちには出るさ」
定番の挨拶を経て、新作の話などをする。
エロゲ業界もクラス化が激しくなった。若年層においては、すでに「テキスト+ボイス+立ち絵」の形式のADVは死滅しているに近い。ここ四半世紀のあいだに画期的なアニメーション作成ツールがいくつも出て、敷居が大幅に下がったためだ。
しかし俺らの世代にとっては、やはり昔ながらのADVがしっくり来る。
ジャンルもずいぶん変わったと思う。いまでも思い出したように学園ものは出るが「こんな学園どこにもねえよwww」は、より切実な響きを持つようになってしまった。いまや学制自体が違うからあたりまえだ。
かつて、そう、俺らが三十代だったころ、冗談半分によく言っていたものだ。将来は孫ゲーが来る、と。その予測は当たったかといえば「なんとなく当たった」というのが実情だろう。結局還暦を越えても「そういう部分」での精神的な構造はあまり変わらない。むしろ老いには直面したくないのが実際で、いちばん多い設定はといえば、やはり若返りもの、ということになる。典型的なテンプレは、癌の告知から始まって、主人公がタイムスリップ、「あの夏」を体験したうえで現実に戻り、幸せな死を迎えるものだ。孫ルートのあるゲームは全体の3分の1くらいだろうか。
特養老人ホームを舞台にした介護ゲー、なんていうのも昔はよくネタとしてあったが、これはむしろ陵辱ものに多い。現状の自分のルサンチマンを反映したような設定が陵辱ものに多いのは、いまも昔も変わらない。最近だと、恵まれない家庭環境にある女の子ばかりを集めて決死の肉体看護をさせるも、それらの女の子にひどいことばかりしているうちに、だんだん精神的におかしくなってきて、瞳の光が失われていき、最後は性奴隷になる描写が秀逸だった「奴隷介護―地獄のエデンで少女たちは何を見たか―」がヒット作だ。
そう、当時予測しておらず、現在隆盛になっているジャンルがある。ロリババアものだ。当時、なんでこれに気づかなかったのか、自分でもわからない。かつては純愛系のゲームならば、たいていは妹ルートがあるのがふつうだったが、いまではそれがロリババアに取って代わられている状況だ。
エロゲ業態全体が同人的な雰囲気になって、大ヒット作というのは生まれづらくなっているわけだが、そんな中で気を吐いた例の作品における、あの名セリフに殺された人は多いだろう。
「時間を止めて、待っていましたよ」
そんなわけで、考えようによっては25年前となんら変わらない生活をしている俺らだったが、最近は俳句がちょっとしたブームだ。俺たちが若いころから俳句なんていうのはジジイくさい趣味だったわけだが、この年になってみて、なぜ年寄りが俳句を嗜むのかわかったような気がする。
この年になると「言葉を紡ぐ」のが億劫になってくる。表現欲がなくなるわけではない。それ相応に人に認められたいという気分もないわけではない。しかしそのために多くの言葉を紡いで「人に伝える」ということに価値を見出せなくなるだけだ。しかし溜まっていく日々の鬱屈を言葉にしたいと思ったときに、俳句のような形式はとても都合がよい。
「それじゃまあ、新作の披露といきますか」
3人のなじみのじーさんを前に俺は言った。そしてそのじーさんたちは、俺の姿でもある。
では一句。俺はのどに絡む痰を切ってから読み上げた。
「コンドームかぶせてむなし秋茜」
「ほぉ……」
「確かにむなしい……」
「もう勃起しねえしな……」
場を、いい感じに絶望的な空気が支配した。ちなみに「秋茜」は人生の黄昏を迎えた俺たちの心境を、秋の夕暮れのイメージに重ねたものだ。
「では次はオイラが」
オイラ。またなつかしい一人称が出たものだ。映画監督としても有名だった某芸能人が他界してから、この一人称を使う人は滅多にいなくなった。
「我慢汁 集めて臭し俺の川」
「川になるほど出ねえだろ……」
「てゆうか我慢汁自体もう出ないよね」
「つーか最近さぁ、オナニーの途中でめんどくさくなるんだよね……」
「あんたまだ現役だったんだ……精液だけに、原液、か……」
「もうだめだ」
「だめだなぁ……」
俺たちがそうやって淀んだ空気の中で薄ら笑いを浮かべていると、店主の孫娘が姿をあらわした。夏休み中で家にいたものらしい。健康的な肉付きの太ももが眩しい。
「あんたらまた来てんの? いい年としてくっだらねえシモネタばっかしゃべって、店内がイカ臭くなるからやめてくんない?」
ああ、罵倒が心地いい。あの太ももに挟まれながら罵倒されたら、そのまま昇天できるのではなかろうか。
「ってうっとりした表情浮かべてんなよ! 歯槽膿漏くせえ口あけてぼんやりすんなよ……」
店主、あんたは勝ち組だ。
人生において、後悔なんぞは役に立たない。そんなあたりまえの事実を笑って受け入れられるこの年になってなお、妄執は残るのだ。
予約しておいたソフトを受け取って、家に帰った。PCの電源を入れてインストールする。
全エンディングが腹上死ということで、発売前から話題になっていたソフトだ。もっともそれだけでは俺は買わない。エンディングのひとつに、顔面騎乗による窒息死があったのが俺の直接の購入理由だ。
ゲームを起動する。
「登場する女優さんは、すべて60歳以上だからね、まちがえないでね、おじーちゃん♪」
老眼の進んだ俺にもやさしい極大フォントとともに、ボイスが流れる。
さあ、残り少ない日々を謳歌しよう。
ディスプレーの中には「あの夏」が詰まっている。
だいぶ前にやっていた学園モノのアニメに、ヒロインに告られてなんとなく付き合いを始めたシスコン主人公(姉と妹がいてどっちとも仲が良い)が、最後までその気にならず、結局ヒロインから別れを切り出すという内容の作品があった。
そして別れるきっかけになるエピソードの一つに、姉が倒れたことに動転した主人公が、ヒロインとの大事な約束をすっぽかし、謝りに行ったけどヒロインは泣いて帰ってしまったという話があった。
そのアニメを見た当時、自分はリアルの女性とは全く恋愛経験がなかったのだが、それから数年経ち、何人かの女性と出会って別れて・・・という経験をした。
そんな体験をした後に、そのアニメの、特に上に書いたエピソードを思い返すと、放送当時と今とでは感想が大きく違っていることに気づいた。
当時の感想:
「主人公はなんて酷い奴なんだ」
「ヒロインが可哀想で仕方ない」
今の感想:
「確かに主人公はアレだけど、ヒロインもヒロインで面倒な奴だな」
「まあ仕方ないというか、起こるべくして起こった事じゃね?」
その他にも、昔は結構眼の色変えて見ていたハーレムアニメが、作品によってはホラーに近い感想を抱くようになった。
具体的には、主人公のモテ要素を知る由もない、ほぼ初対面の女が最初からその気まんまんとか、見ていて背筋が寒くなるのだ。
リアルにおいても、こっちがほとんどその気じゃない時点で、こいつ俺が好きなんだなということがハッキリ分かってしまうと、大いに興ざめするようになった。
でもこれ、自分が大人になったというより「一見純粋なようで実はイカ臭いだけの童貞」が「自分に都合の良いように女と遊びたいだけの下衆な兄ちゃん」に変化しただけとしか思えない。
それとも、世の男は皆そうやって大きくなるものなんだろうか。
最近はエロ本など特に隠そうともせず、オナニーした後もティッシュをそのままゴミ箱に入れている。イカ臭い精子がついたティッシュをゴミ箱に放置したまま会社に出金し、帰宅するとそのごみを母親が処分していたこともあった。
昨日は母親がサッカーの試合を最後まで見ていたので、布団の中で自家発電していた。左手にはエロマンガのPDFが入ったスマートフォン、右手には電マ。左手でページをめくりつつ、時々電マ(振動は小。大だとすぐに射精してしまう。フィニッシュの時だけ大にして楽しむ)をチンコに当てて楽しんでいた。フィニッシュが近づくと、明かりをつけてチンコにティッシュを4枚ぐらい当ててズボンをはきなおす。そのままティッシュの中に射精するためだ。しかし昨日は失敗した。ティッシュの中に射精するつもりが横にそれて、太ももあたりがガビガビになってしまった。綺麗にしようとも思ったが、わざわざ母親のいるリビングを通って風呂場まで行くのも面倒なので、射精したまま寝ることにした。
朝起きると、ガビガビしたのが渇いてパリパリになっていたので、日常生活に問題はないと判断。今からコンビニに飯を買いに行くところ。
こんな風にめんどうくさがりになっちゃうんだろうなぁ。
え…普通に飲んでるんだけど…。セックスしないで口でするときは、ほとんど飲んでる…。
吐き出してもいいんだけど、彼氏がイッたあとも間髪入れずに刺激し続けると もっと喜んでくれるから吐き出すよりも飲んでしまったほうが!と思ってやってしまう…。
飲んだあとは うがいはしてるし、お互い性病はもってない。飲むことに抵抗はちょっとあるけど、喜んでほしいから飲んでる。
ちなみに私は彼とが初めて。飲むように調教されたわけでもないけど、最初がそうだったからかもしれんが。
あと、どうでもいいけど 精液ってイカ臭いっていうけど、彼の精液が臭いって思ったこと一度もないわ。
無茶な営業でクライアントから金をむしり取る広告代理店の営業マンの立場としては、
流行りの言葉が並んだだけの、空虚な、そしてイカ臭い制作物で自社が潤い、ひいては
自分が潤うという事実があるだけでも今のWebには大満足だな。
モノやサービスを作る側とただ売る側のスタンスの違い、それは往々にして作る側から見れば
志の低さを感じてしまうのかも知れないが、売る側の俺としては売れれば何でもいいんだ。
そのへんに転がってる石ころだろうが何だろうが、買う人がいるならそれを売るのが営業の仕事だからな。
そして何を売って得た稼ぎでも、金額が同じなら等価値の稼ぎだ。
酒呑み乱文失礼。
俺はIT業界10年目、三十路手前でWEBシステム開発屋を個人でやっている。
IT業界の一部はプチバブル状態で、こんな俺でも毎月100万程度は稼げている。
運良く恋人もいるし、忙しくて旅行に行けない事を除けば今の生活に不満は無い。
それでも、常につきまとう焦燥感。
広告代理店が無茶な営業(無理矢理な新技術の売り込み。セカンドライフに始まり、WEB2.0、ブログ、iPhoneアプリ、ツイッター、etc)
してくれるおかげで単価の良い仕事は割とある。
しかし、どれもこれも代理店が利益を得るために流行りの単語を並べて企画を立てただけに過ぎず、、
成果物を見ても「誰得?」なものばかり、ユーザ数よりクレーム数の方が多かった事案すらある。
好きな人のサイトが更新されるだけでワクワクしてゲストブックにコメント書いてたなぁ。
今はRSSリーダと向かいながら、ツイッターで気軽に馴れ合い。
うーん。
酔ってて上手く伝えたいことがまとめられないのだが、
今のWEBに満足ですか?
同人イベント板はID出ないので自演の可能性もなくはないのでまだ真偽のほどはわからないけれど自分用に一応載せておく。
230 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 12:46 ID:JYbxGhY2
やっとトイレ入れた
なんか、隣の個室からニチャニチャいう音と
「ウッ、ウッ」ていう男の低い声がするんだが…
621 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 13:17 ID:???
144 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 13:53 ID:???
精液まみれの鰤レイヤーが鳴きながらスタッフになんか言ってるwwwww
408 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:05 ID:???
精液ブリジットマジじゃん。。。レイヤー女の子か?普通に可愛いぞ・・・。
900 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:43 ID:???
流れ切ってすまん。
934 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:46 ID:???
>>900
でもそもそもトイレとか普通に常時誰か居るし、異性がトイレに入るor連れ込むは無理じゃね?→釣り だと思ってた。
942 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:47 ID:???
>>934
ちょっとちがう
それで精液がかけられてたって話だから、男が襲ったはず
965 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:48 ID:???
>>942
性別の明記はなかったはずだが
409 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 15:22 ID:???
トイレで抜いたの誰だよ
イカ臭い
421 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 15:23 ID:???
>>409
それって鰤の・・・げんば?