はてなキーワード: 合同葬とは
まぁそもそも国葬じゃなくて「内閣・自由民主党合同葬」なんだけどね。
日本で戦後に政治家で国葬になったのは吉田茂くらいじゃなかったかな。
Twitterで「#中曽根の葬式に税金出すな」のハッシュタグがトレンドに入る
↓
黒瀬深「というタグがありますが、民主党政権下でも内閣と合同の葬儀が行われています。元総理の葬儀を国が行う事がさも異常な事のように騒いでる方々は「国葬」という文化を知らないのでしょうか?今騒いでる方は民主党政権でも騒いでましたか?」と画像で2011年に民主党政権が宮澤喜一葬儀を行ったと示す。
↓
宮澤喜一の葬儀は2007年の自民党政権時代であり全くのデマ。
↓
指摘されるが元ツイートは削除せず訂正ツイート「訂正ですが2011年に国葬が行われたのは宮澤元総理ではなく西岡武夫参議院議長ですね。この図は表記ミスです。失礼しました。しかしどちらにせよ民主党政権下でも税金で国葬が行われていたのは事実です。」
↓
西岡武夫の葬儀は国葬ではなく参議院葬(そもそも宮澤喜一も国葬ではない、内閣・自由民主党合同葬)なのでデマ。民主党が税金を使ったというソースも金額も提示されず。
宮澤喜一: 日本武道館 皇室関係者、衆参両議院議長、最高裁判所長官や政財界の代表、146カ国の外国弔問特使、在京大使など約2600人が参列、約7696万円。
中曽根康弘: グランドプリンスホテル新高輪 約9600万円。
規模感がかなり違うんですが、下手すると金額10倍ぐらい差があってもおかしくないのに同じことをやってる扱いというのは嘘じゃないと言えるのかな?どっちもどっち言いたいなら税金がいくら使われたかのソースを出せっての。
同じ風に感じている方がいるなら、今いる子を可愛がって欲しいと、そう思う。
あと、決して後味のいい話ではない。
愛犬、と言いながら、実際に愛していたかといえば、怪しいものであった。
中学生のとき飼い始めた小型犬は、自分のしつけと世話がへたくそだったおかげで
飼い始めて5年後くらいに父の実家の祖母に飼われることになった。
散歩がろくにできないこと、糞尿の処理が面倒だったこと、
頻繁に洗えなかったこと、そしてその汚れや臭いで、
更に近づこう、触れようという気持ちが遠ざかることの悪循環だった。
全てにおいて未熟そのもので、そして同じく犬を買い与えた親ですら
汚れて狭いケージで過ごした5年間は、彼にとってはさぞかし地獄だったろうと思う。
祖母に引き取られてからの8年間は、ケージの中でなく、自由に家の中を歩く事ができ、
1日2回の散歩に連れていってもらい、月1回のトリミングとシャンプーで
不潔であることはなくなった。当たり前のことだった。
引き取った頃はガリガリに痩せていて、カーテンや畳に尿をかけて大変だったと聞いた。
祖母を信頼するようになったら、徐々にそういったことが減り、
よく『笑う』し返事するようになった。
(愛されている犬の写真というものは毛並がきれいとか、瞳が輝いているとか、
それ以外にも、『表情が笑っている』ように自分には見える。)
祖母に引き取られた後も、時々顔を見せるようにしていたが、
久し振りだね、元気にしてた?遊んでよ、と寄ってくる。
自分はますます彼をきちんと世話できなかったことで自分を責めた。
でも、彼にとっては自分からの愛情がほしかったのだろうとおもう。
祖母のことは好いていたけれど、それとは別に、自分からの愛情が。
祖母はたまに嫌味を言ったが、それでもこんなに笑って幸せそうに暮らしているのなら
彼にとってはそのほうがずっとずっといいと思っていた。
あんな飼い方をするより、嫌味を言われるくらいどうということはないと思った。
(その後その犬は胃を患って、ご飯が食べられなくなり、今から5年前に息を引き取った。
可愛がっていた祖母はたいそう悲しんでいた。)
その犬が祖母に引き取られて数年たたないうちに、
また親が別の犬を家に連れてきた。
同じ職場にブリーダーがいて、このほど子犬が生まれたのだという。
もしペットショップなどで購入したら30万くらいだろうと思う。
それを20万で譲ってくれるというのだ、試しに1日だけ家で見てみないかと、
自分は世話ができないので、全て親が見るのならいいが、
そうでないのなら飼うべきでない。こんなにかわいいのなら他に飼い手が見つかる。
絶対に返してきて、そう何度も念を押した。
その次の日、自分は遠出の予定があり、外泊したため家に2日ほど帰らなかった。
帰宅したらどうだ、察しの通りあの犬はまだ家にいた。
飼うことに決めたのだと。今度は狂犬病予防もワクチンもフィラリアの知識もある、
散歩も協力して行こう、ということで支払が済んでしまっていた。
それから10年、やはり親は忙しいという理由で散歩にいくことはしなかった。
家に人が尋ねれば、誰かが来たことにワンワン鳴いた。
犬のいる部屋で家族の誰かと誰かが触れ合ったりすると、羨ましがってワンワン鳴いた。
洗濯かごを持てば、また部屋に人が戻ってくることが分かっていたから、やはりワンワン鳴いた。
あんなに放置しているのに、なぜだか親に一番尻尾を振っていた。
自分は多分2番目だったと思う。
この犬もやはり、誰の愛でもなくて親の愛が一番欲しかったのだと思う。
その犬を飼い始めて3年後、大学最後の1年だけ単位が足りず恥ずかしながら
就職したとき、きちんとお金で返すと伝えたが、お金は要らないが、
1日いくらなのか、どれほどの期間世話をしたら元が取れるのか、
結局そのあたりの協議があいまいなままだったため、最後まで自分が世話係だった。
あなたにお金を払ってやってもらっているのだからやれと言われただけだった。
犬を飼育する上で最低限のことは欠かさずやっていたが
日常生活においてはたまに(1.5か月に1回ほど)洗って、爪を切って、
そのまま散歩したり遊んであげたりするだけで
毎日散歩などしたことがなかった。ひと月に1~2回、あればいい方だった。
生かさず殺さず、ただ狭いサークルの中で、生き地獄だったろうと思う。
4年前の今頃、ある朝ご飯を食べたがらなかった。
カリカリでも、おやつでなくても、残さず平らげていた子が珍しいなと感じ、
その日なんとなく、仕事の休憩中に今の犬も広義にはネグレクトなのでは、と思い
動物愛護団体に賛成するような人の、立派に犬を可愛がって育てている飼い主の意見が沢山でてきた。
それと同時に、こうしてサークルやケージの中で一生を終える犬が1/4くらいいることも知った。
ますます責められているように感じて、帰宅したら散歩に連れていこうと思った。
帰宅したら、おやつはなくなっていたが、ご飯を全部食べておらず、
お水も飲めなかったのか鼻が乾いていて呼吸が浅く、ぐったりとして、明らかに普通ではなかった。
最寄りの動物病院はすでに終わってしまっていて、電話をしてもなしのつぶてだった。
しかしながら、時間外でもたまに電気がついていることがあったので、
親の帰りを数分待ってから、ダメ元でも直接尋ねてみることにした。
親が病院の裏口に先生を呼びに行ってすぐ、犬の咳が激しくなった。
今まで聞いたことのないタイプの咳だった。包んだタオルに薄い血がついた。
処置室に運んですぐ、鼻と口から血を出して、突如首の力が抜けた。
もうダメかもしれません、覚悟してください、とお医者様が言った。
心拍を測る金属製のピンチを足の付け根の皮膚が薄いところにつけ、
血を吐かせて、心臓マッサージと酸素吸入をしたら、再びもがくように動いた。
そのまま酸素を嗅がせているだけで違うと言われ、吸入器を鼻に近づけ続けた。
肺水腫あるいは心臓疾患と診断された。
肺に水が溜まり、充分な酸素が取り込めず、呼吸困難に陥っているという。
強力な利尿剤を用いて下から水を排出できれば、なんとかなるかもしれない、
その間血液検査をしたり、レントゲンを撮ったりしながら様子を見ていた。
時折苦しそうに口から血の混じった水を吐きだしたが、
意識がはっきりして目がうごき、こちらを見る余裕がある瞬間もあった。
2回ほど呼吸が止まり、挿管して気道を確保したりした。
小さな体の半分ほどの長さもある管を、入れられる様は言葉にならなかった。
もうやれることは全てやりましたので、あとは酸素室に入れて薬が効くのを待って、
数分と無かったと思う、突如よろよろ立ち上がり、そして酸素室の奥へ行き、
それから動かなくなった。
大量に血を吐いていた。
診察台に戻し、心拍数を測りながら、心臓マッサージと酸素吸入を続けたが、
ほどなくしてそのまま動かなくなった。
お医者様が何度も、力になれず申し訳ございませんと、頭を下げた。
それ以上に、時間外でも嫌な顔をせず、ここまで処置をしてくれたことを
有難く、本当に申し訳なく感じて、ただ、ありがとうございましたと伝えた。
小さな箱に入れて、亡骸を渡されるまで、待合室で、
彼が生きた人生はどうであったろうかと考えていた。
親に「もう犬は飼わないで」と伝えた。
人生の8割くらいを、あのトイレと寝床とエサ入れと水入れしかないサークルで過ごし、
どんなに寂しい想いをしただろう。構ってほしくて吠えただろう。
あの時急変したのは、お医者様に預けて、帰ってしまいそうな自分たちを見て
1人で逝きたくなかったから、酸素室から出たかったからではないだろうか。
ペットを愛している方から、後悔するくらいなら親などあてにせず、
怒りをぶつけられても仕方のないことと思う。
何故こんなことを書き綴っているのかもよくわからない。罪から逃れたいのだろうか。
親のせいにして、自分のせいにしたくなくて。
けれど、どうして救えなかったのか、愛せなかったのかを考え続けている。
友人に犬が亡くなったことを知らせたら、「愛されて幸せだったと思うよ」と言った。
けど、そうではない、愛されていたら、こんな終りではなかったはずだ。
今朝餌を食べたがらなかった時点で、医者に連れていけたはずだ。
その日の夜に、合同葬の予約を取り付けて、夜眠れなくて階下に降りたら、
玄関口に安置していたはずの亡骸の入った箱がなくなっていて驚いた。
親が自身の枕元に持っていっていた。
一人で寂しいだろうから、と言った。泣いていた。
彼は生きているうちに、ずっとそうしたかったんじゃないだろうか。
生きているうちに、親の布団で一緒に眠れたら、よかったのではないだろうか。
毛が付くから、犬臭いから、そんな理由をつけて、一度もそうしなかった。
彼は他でもない、誰よりも親の愛がほしかったはずなのに。
泣くくらいなら、毎週のように旅行になんて行かず、
朝餌を食べない事くらい、自分ですら容易に気が付けたはずなのに。
追い打ちをかける言葉ばかりが出て、結局黙っているしかなかった。
あの日、強く反対していれば。
手続きを終えて、支払を済ませ、あとはお別れをしてきてくださいね、と受付の方に言われた。
祭壇の部屋で、安置された亡骸に、
ただ寂しい思いをさせて申し訳ない、
次はもっとちゃんと愛してくれる人のところへ生まれてくるようにと
一人で手を合わせた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100407/crm1004071220012-n1.htm
>埼玉県飯能市坂元の正丸峠付近で犬猫約100匹の死骸(しがい)が捨てられていた事件で、
>県警生活環境2課と飯能署は7日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、
>同県三芳町藤久保、元同町議でペット葬儀業「花園ペット祭典」経営、
>阿部忍容疑者(71)を逮捕、自宅兼店舗などを家宅捜索した。
この事件、昨日(4月6日)辺りからマスコミで急に取り上げられたが、
自分は4月2日の時点で知っていた。
http://itabasinoinutati.blog47.fc2.com/blog-entry-92.html
3月29日にあったもの。
>それは、板橋の犬屋敷の件で、聞きたいことがあり、猟友会のOさんに電話をした時の言葉でした。
>「え?聞いた事がない。どういうことですか?」
>「5~6年前は、散乱した骨が沢山あったんだ。4年前くらいかな。黒い袋に入った動物の遺体が毎週のようにあるんだよ。」
> そんな話から、始まりました。 その週末、私は現地に向いました。
>聞いた場所に着き、遠くから見るとゴミ袋らしいものが見える。でも降りていけない。
>猟友会のOさんが「案内するから待ってて」との連絡があり、獣道なるものを教えて頂き、降りていきました。
>少し進むと、散乱した袋が沢山散らばっています。
>破けた袋から頭を出している犬、お尻を出している犬、ふっくらした袋。
>その袋を開けてみると、水色の洋服を着たシェルティ-でした。
>「え?何?何?」頭が混乱しました。
>ブリ-ダ-? 葬儀社? こんなに沢山なら・・業者???
>その日は、数枚の写真を撮り帰りました。
>天候が悪い日が続き、2週間後、知人5人と私で現地に向いました。
>新しい袋や布にくるまれた動物の遺体が、また、増えていました。
>水色の洋服を着ていたシェルティ-の袋の中には、金の折鶴がありました。
>お尻の見えていた子は、キャバリアでした。綺麗にトリ-ミングされ、お正月のリボンをつけていました。
>シェルティ-の顔を見ようと、身体の向きを変えると、アゴから胸にかけ血だらけ。蛆もわいていました。
>Mix犬に純血種、生々しい遺体、猫のアゴの骨や犬の骨が沢山。オムツをした遺体。
>合同葬に出した犬達が、ダビに付されず、ここに放棄されたのでしょう。
>それも、長年・・・。
>飼い主さん達は、今も尚、他の子達と一緒に埋葬されていると思って、手をあわせている事でしょう。
>マイクロチップが入っている犬もいない、手がかり無し。。
>埋葬してあげたい・・・県知事、市長、県庁、市役所 etc お願いしました。
>3月25日、 話し合いの結果、飯能市は、生ゴミと一緒に焼く事しか出来ません。
>センタ-には、保護した犬猫達がいるので、当たり前です・・。
>生ゴミと一緒に焼くなんて出来ない。。
> 私達が引き取るしかないのでしょう。
>飼い主さんがわかれば、犯人もわかります。
>何か、手がかりがないものでしょうか。
このブログが4月1日時点ではてなブックマークに1件登録され、4月2日の段階で3件登録された。
はてなブックマークは3件に達すると「新着ブックマーク」の表示がされるので、
新着ブックマークを定期的にチェックしている自分は、4月2日の早い段階でこの情報に遭遇できた訳である。
・・・要は何が言いたいのか、というと、
「マスコミの最大の価値は、世の中に知られていない一次情報の発掘なのに、
今回、完全にブログ&はてなブックマークに先を越された」という事実。
どうも、マスコミ自体、ブログを受けて「動き始めた」節がある。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100406/crm1004060126001-n1.htm
>埼玉県飯能市の正丸峠の山中に、犬約100匹の死(し)骸(がい)が
>遺棄されていたことが5日、ペット業界関係者への取材で分かった。
>遺棄されていた犬は子犬から成犬まであり、多くは犬用の服を着ていたり
>毛並みが整っていたりするため、飼い犬だった可能性が高いという。
>県警でもこうした事実を把握、廃棄物処理法違反などの疑いで調べている。
>犬の死骸が遺棄されているのを確認したのは、東京都内のペットサロンの関係者。
>2月上旬、知人から「正丸峠に5、6年前から犬の死骸が捨てられている」との話を聞き、
>2月14日と25日に同店の店員らが現場を訪れると、
>辺り一面に黒いポリ袋などに入った犬の死骸が散乱していたという。
>死骸は半分以上がマルチーズやシベリアンハスキーなどの純血種。
>同店では2月25日に飯能署に相談、3月4日には市にも相談。
>県警と市によって同月26日に犬約80匹分計約510キロの死骸を回収したが、
>同31日には再び新たな15匹の死骸が捨てられているのが見つかった。
・・・完全にブログの内容の後追いになっている。
という訳で、自分は犬の運命云々より、「マスコミがはてなブックマークに敗北した」という
事実に、感慨深いものを感じる。