はてなキーワード: ケンカとは
うちの父もそうだった。共通点は多い。
通院するも行かなくなる、長期断酒はたまにしてた、一見アル中とわからない、酒を隠れて飲む、酔って大けが救急車、病院に行かない理由をいろいろ言うので本人の意思に任せる、・・・などなど。
病院に行かせようとするとケンカになるので、あまり言わなくなる。
「おれはいつでも断酒できる」と言い、実際にそうなので、ずるずると病院に行かないのを肯定してしまう。
うちは、母が最後には折れるから、増田の父のように、精神的に追い込まれて失踪したり、近所も巻き込むほどの大問題にならなかったのだろう。
通院は本人の意思に任せられる。行かなくなって病院に相談するといろいろアドバイスはくれる。しかし、「まずは本人といっしょに来て」と言われる。
問題を先送りしてる人(家族)は、けっこういるんじゃないかと思う。
うちの場合は肝臓ガンになって、がん治療を始めたら依存症専門の病院には行かずにやめれたが、時すでに遅しだ。
かつての同僚にもアル中がいた。2回長期入院をしたが、退院すると結局飲んでしまった。
今は抗酒薬(飲酒をすると身体が強烈に不快になるので、その恐怖を利用して心理的に飲酒を断念する薬)を毎日飲むことにより、酒を断っている。
彼の奥さんが薬を管理して飲ませているが、彼一人だったらその薬を途中で止めて、飲酒を再開しているだろう。
アル中を自分の意志で治すのは、ほぼ無理なのではないかと思う。
家族は大変だろうけど、少しでも早く病院に連れて行くようにしたほうがよい。
不妊治療中(いわゆる二人目不妊)で色々なところで精液検査を受けたし人工授精のための採精もしたけど、場所によって結構違うよ。
不妊治療専門クリニックなら、ここで書かれているような環境が用意されていることが多いと思うが、婦人科・産科メイン(つまり女性向け)のクリニックではトイレで出してきてくれって言われたこともある。
簡易的な検査(精液量や精子濃度はわかるけど運動量、正常な精子の率はわからない)をやるクリニックだと、そもそも部屋はないのでどっかで出して持っていかないといけないケースも。そのかわり早くて安い。
値段のことを言うと、大体10,000円前後で、上で書いた簡易検査だと8000円くらいとか。あと、泌尿器科で検査したときは保険適用されたのか、3000円くらいだった。
ちなみに、精液の状況ってすごく変動する。ある年の3月に検査してまったく問題なく正常値だったのが、その年の10月には濃度が正常値の10分の1以下に落ち込んでいて、その他の数値も軒並み低く通常の行為で妊娠は不可能な状態になっていた。
心当たりとしてはいくつかあって、不妊治療もひとつのきっかけだったが夫婦仲が激烈に悪化して離婚寸前のようなケンカを繰りかえしたり、仕事上でもトラブルを抱えてストレスまみれだったことや、体調を崩しがちで何度も高熱を出したりとかもあった。ただ、本当のところ原因はわからない。精液が通る管の部分がなんらかの理由で狭まっているとかの要因であれば治療のしようもあるが、そうでないとサプリメントや漢方薬を飲んで様子を見るしかない。今は、正常値の半分~2/3くらいで推移していて、通常の行為では難しいが人工授精等の手段であれば可能性はあるという感じ。
人口受精のときに妻に持っていってもらったこともある。基本採取してから2時間くらい以内に提出しないといけない。寒いと精子の劣化が早まるので、持ち歩き時には人肌程度に保温することを求められる。だから真冬には持参は避けたほうが良い。男らしくないとかは別に気にすることでもないと思うが(予約時間や仕事の都合もあるだろう)、新鮮なほうがいいに決まってるから、なるべく現地で採取したほうが良いらしい。
普段は、彼はひとりでAVを観ているけれど、この日は「観てもいい?」とからかうように訊いてきたから、あまりいい気持ちはしないけれど「いいよ」と答えた。
嫉妬深い私を気にして「怒らないの?」と訊いてきたが、「大丈夫」と答えた。本当に大丈夫だと思ったから。
私も隣りで横になりながら一緒に観た。AVとは不思議なもので、男性は興奮するのだろうけれど、女性の私は何も感じない。ただただ、女優の容姿と自分を比べてしまう。私は胸が小さいのだ。
飛ばし飛ばし、いろんなAVを物色していた彼が、ひとりの女優をゆっくり観始めた。美人で巨乳で足の長い女優だ。複雑な気分になる。私とは真逆のような気がしてくる。あぁ、本当はこういう女性が好みなのかな、と。
敏感な彼は、私が不機嫌になったのを、言葉を発していないにもかかわらず、すぐに察知した。
「怒ってる?」
「大丈夫」
「隠してもわかるよ」
「うーん、ちょっとだけ複雑」
「なんで?」
「なにが?」
「そっか」
会話をしながら、頭ではわかっているけれど嫉妬心は消えない。ああ、私って本当に嫉妬深い。
ほかの女性はどうなんだろう? 私の友だちはサッパリした性格の女性が多く、私の嫉妬深さは彼女たちの会話のネタになるくらいだ。おそらく私は一般的な女性より嫉妬深いのだろう。
機嫌を損ねた私を気遣ったのか、彼はAV鑑賞をやめた。
「おやすみ」
「おやすみ」
いつもならお互いくっついて眠るのに、そっぽを向いたまま。ケンカをした夜にはよくある体制だ。あーぁ、しょうもないことでケンカになっちゃうパターンかな。でも……AVを観てほしくない……いや、一緒に観なければよかった。
気持ちを切り替えて寝てしまおう、と思ったときに、彼が寝返りをうって、横を向いて寝ている私の横腹あたりにそっと手を乗せた。「仲直りしようね」の合図。わかっている。
けれど、すぐ意地になってしまう私は、無視して寝たふり。いつも後悔するくせに、意地になってしまう私の性格は、もう治らないのだろう。
そうこうしているうちに眠ってしまい、朝になる。起きてからはお互い(少なくとも私は)、いつもよりテンションが低い。
いってらっしゃいと見送って、帰ってくる頃にはお互い元通りになっているといいな、と思いながら仕事をする。
すると、彼からLINEが来た。普段は仕事が終わるまで私用でスマホを触らない真面目な彼。「お!」と思って開いた。
が、事務的な内容だった。
付き合って2年が経つのに、LINEひとつにドギマギしてしまうのは、本当に彼のことが好きだから。
部屋にひとり。はぁ。
そうして過ごしていたら、さっき彼からまたLINEが来た。もうぬか喜びはしたくない。慎重にスマホの画面を覗く。
そこには「なにしてる?」の文字。
あぁ、愛おしい。あぁ、大好きだ。
気にしてくれていたんだ。私だけが彼のことを大好きで、私だけが空回りしていたわけではないんだ。そう思えた。
でも、やっぱり意地になってしまう私は、まだ返事をしていない。でも、これを書き終わったら返信しよう。
きっかけはささいなことだったが、つまりは自分が彼女をどうやっても信じきれないのが原因だ。
小さい頃から、大きな虐待はないものの、両親から持ち上げては叩き落とされを繰り返した結果、唯一無二の存在を作ることが怖くなってしまった。
彼女は大丈夫、誰よりも優しい、自分にも多少依存してくれている。そう自分に言い聞かせても、いや不意に嫌われるのではないか、いなくなってしまうのではないか、死んでしまうのではないかと思うと恐ろしかった。夜になると涙が出る。
そんな不安定な時に彼女の言動がひどく軽薄に見えてしまった。ケンカになった。彼女は悪くない。悪いのは重い期待を勝手に抱いてしまった自分。重くてごめん。
仲直りしたい。でももう耐えられない。ふたりでいるのが怖い。幸せになればなるほど、いつまた不幸になるのか怯えなければならない。
はやく死んでしまえばよかったのだ。ふたりで電車で肩よせあいうたた寝ている時にふいに事故で死んでしまいたかった。死なないでと泣きつかれながら目を閉じたかった。
皆は幸せで怖くないの?