はてなキーワード: 出生前診断とは
健常児ですら育てられるか不安なので、ダウン症含むなにかしらイレギュラーがあったらなと育てられないんじゃないかと考えてしまう。
しかも、自分自身が健常者として生きてくるのですら大変だった。よく大人になるまで生きのびれたなと思う。
いわゆる“普通”ですら大変なのだから、我が子には産まれてくる時点で少しでも不利なことは排除してあげたい。
>説得や対話がしたいのに匿名でコミュニケーションする人の気持ちが分からんわ
>出来る場所に行けば?
>誰も相手してくれないの?
全部ブーメランというか、結局この増田もなんかムシャクシャしたから
丁度いい的として出生前診断で中絶した人の話を持ち出してるだけだよね
本当に問題だと思っているのなら、こんなところでグダまいてないで
こちらもということは、自分もそうだと見込めたということになるけど、その意味わかってる?
こちらとしては、出生前診断の結果で中絶は差別主義者とかいうバカな論を広めようとするのを
止められたらいいわけで
私もあなたもこんなことしてないで表に出よう、という結論でも一向にかまわないんだよ
逆に中絶の中でなぜ出生前診断の結果をみての判断だけが叩かれるのか、が私にはわからない
例の記事、ダウン症家族ではなくダウン症当事者の意見はどうなんだろうと思って探してみたけど、やっぱりあった。
「生まれてからわかる障害もたくさんあるのに…」ダウン症当事者が明かす出生前診断への悲しみ
https://bunshun.jp/articles/amp/45732
やっぱり否定的になるよなと思いつつ、知的な障害がなかったり軽かったりする人の生存者バイアスなのかもしれないとも思ったりする。
自分は発達障害なのだが、生まれてきて散々苦労したし迷惑もかけた。否、現在進行形で苦労してるし迷惑かけてる。楽しかったこともたくさんあるが、生まれてこない方が良かったかもしれない、と思う。
もし発達障害が出生前診断できるようになったら、当事者として産まない方がいいと思いつつ、素晴らしい両親が「自分達の時にもあったら」と思っていないか気が気でないと思う。
もし、発達障害が出生前診断できる世の中で、それで自分が胎児で親が悩んでいたら、「ごめんなさい、こんなに悩ませて。無理して産まなくていいよ。産まれるっていいことばかりじゃないし」と言いたいと思う。もちろん自分は胎児ではないし、ダウン症と発達障害はまるで違うだろうけど。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20220127/k10013452261000.html
現役でダウン症児(6歳)を育てているが、相変わらずブクマがゴミなので増田に書く、ちな父親
って書いてあるけど、中絶する自由については僕も消極的賛成だが中絶の理由が「ダウン症」だからはNGだと大いに主張したい
経済的理由で中絶するなら、そもそもダウン症の検査関係なく中絶すればいい
お前らこないだの優生学増田で何書いたか読み直そうな?(トップブコメの人はこれにコメしてないからスターつけてるやつらな)
https://anond.hatelabo.jp/20220120142843
あ、書き忘れてたけどうちは出生前診断したけど産んだ夫婦です、検査する前嫁に「出生前診断をやる理由ってどう考えてるの?」と探りをいれたら
「何か障害があるなら準備必要じゃん」って言われてなるほどなーって思い出生前診断した。
他のコメについても色々書こうと思ったけど面倒になったからやめる、もしかしたら追記するかも
ただ一点、どうしても書いておきたいのは記事中にあった
ブクマカみたいな雑頭がうじゃうじゃいるせいでダウン症を育てることには不安が強く幼い頃は不安をぶちまけたり散々調べることになるんだが
トリソミーって確実な診断がついているので国から支援や福祉が手厚くついてくれるから、思ってたよりたいしたことねえわって気がついてネットから離れるんだよ
なんでそう言えるかって?うちは次に産んだ子が発達障害児でそっちのほうが死ぬほど大変だからだよ!診断名ついても療育枠とれやしねえ!
自分が記事を正しく読めていない、一部飛ばし読みしているところもありますが、些末な点で言いたいことがあります。
大谷翔平、長嶋茂雄、野村克也が周りより一歩も二歩も抜きんでてたのは遺伝形質(身体的特性)に加えて本人が努力したからに決まってんだろ。努力の結果が遺伝するわけがない。遺伝疾患や体格と一緒にするな。わざとか。どっかの詭弁のテンプレートにこういう例があるのか。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24957535/
そして、努力したことがのちの世代に影響する(これを「遺伝」、と言っていいかは素人のため不明ですが)かもしれません。エピジェネティクスって言うんですけどね。
ゴルトンの観察が平均に回帰した(ように見えた)のは実験の条件が一定じゃなくて子供のサイズが親のサイズよりも環境から受ける影響の方が大きかった(つまり親のサイズという変数に対して無作為抽出になっていた)からだろ。
結局これがすべてで、逆に考えると、集団ではなくひとりひとりを取り出してみてみると「遺伝子だけではその人の性質や将来はわからない」というのが素人の感想です。遺伝子で説明できる行動や性質(表現型、というのが正しいんでしょうかね)は、集団で見れば有意差ありかもしれないけれど、特定の1人を取り出した時はよくわからない差だったり、他の(社会的)要因に埋もれてしまう程度なのかなと思っています。何より、遺伝子だけでは分からない病気や障害は多いなと思っています。
ちなみに元元増田の
親の身長とその子の身長を比較すると、極端に身長の高い親の子は、どちらかというと平均側、普通っぽい身長の方にシフトする、と言う現象です。
は、「極端に身長の高い親の子は、極端に身長が高くなる確率と平均的な身長になる確率を比較すると、平均的な身長になる確率の方が高い」としておけば、平均への回帰についての正しい説明になります。
元元増田の
多遺伝子型の遺伝構造はまだわかっていないことも多く、「優生学的操作」をしてどうなるかすらわかっていないんですよ。形質に遺伝的因子があるなら、優生学的操作をすれば人類は必ず優秀になる・・・というのが元増田の議論の開始点だと思いますが、そこ、すでに間違ってるんです。
というのは、一般の人が想像するデザイナーベビーは今の技術では難しい(成功が保証されない)、という意味では、人々が持つであろう感想と一致するかもなと思います。「優生学やら遺伝子操作でも、案外思い通りにならないじゃん」ということ。
(この部分は優生学の善悪の話をしているのか、可能不可能の話をしているのか、元増田と元元増田でずれはありそうですけど)
ここから先は元増田・元元増田とは関係ない話です。元元元増田の話に関連した話です。
ので、社会政策的に(ナチスドイツのように)優生学を進めていくというのはおかしなことになるのではないかと危惧します。が、実際は子供が生まれる前に出生前診断に加えて着床前診断(これは流産防止の措置ですが)をしているので、優生学の支持者どころか実行者(いわゆる「リベラル優生学」かもしれません)です。
今の日本(もっと極端な例は中国都市部)って、それなりにお金がある人しか子供が持てないので、ある意味「金がある、優れた人だけ子供を持てる」消極的優生学というべき状況が進行しているように感じます。遺伝子操作が~優生学が~というのは確かに倫理的に重要な問題ではありますが、こういう優生学が問題になるならば、今現在進行中の、より大きな、かつ社会的に解決策がありそうな問題も無視できないですよね。