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2011-07-22

柴田大輔・映画監督まとめ(3)

第3回。続きになります

それでは早速、本日サイト紹介です。

前回はこちらです。

http://anond.hatelabo.jp/20110708114752

さらば愛しの大統領

http://b2b.jijinjingzhi.net/supply/nova%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E%E6%9F%B4%E7%94%B0%E5%A4%A7%E8%BC%94

YouTube - 『さらば愛しの大統領世界のナベアツ柴田監督インタビュー世界のナベアツが、NOVAうさぎCMなどで知られる柴田大輔と2人で映画監督に挑戦!・・・

柴田大輔 - エキサイトトピック

http://topics.excite.co.jp/keywords/%E6%9F%B4%E7%94%B0%E5%A4%A7%E8%BC%94/

さらば愛しの大統領」特典満DVDが発売 4月20日、2枚組DVDさらば愛しの大統領」 が発売される。世界のナベアツ柴田大輔とともに共同監督を務め、ケンドーコバヤシ宮川大輔が主演した映画・・・

柴田大輔って?|雨のち晴れ、時々ママ日和

http://ameblo.jp/shigetamiwa/entry-10736653133.html

お嬢が息を切らして、何やら叫びながら帰ってきた。あの%#&*@☆△…落ち着け、まず落ち着け!!はい深呼吸~で?学校帰り近くにいる大人に時間を聞いたら凄い人だったと~!!ママ柴田大輔って知っとうやろ!!・・・

柴田大輔-ピープルサーチ

http://ieyasu2011.seesaa.net/

今年は、いつくになく越えなければならない夏である。皆さん、体調だけには十分に注意して、この夏を乗り切りましょう。柴田大輔氏の言葉より。・・・

柴田大輔ファンサイト?(不明)

http://sports.o0o0.jp/

モダンからポストモダンに変質したときのように大きな衝撃があったことは筆舌に付くしがない。いま私たち世界真実なのか。柴田大輔の表現には、そのような問いが隠されている映画なのである

ロック柴田大輔V7

http://v7777777v.blog69.fc2.com/

ロック柴田大輔V7、2回目のコラムです。戦後日本企業の成長・急進は目を見張るものがあった。新規事業の台頭で世界に誇る企業が続々と登場した。これは、日本人お勤勉さ、そして何としても日本復興させるのだという・・・

夏も真っ盛りですが、みなさんはいかがお過ごしですが?

今年は海に行こうと思っているんですが、なかなか「よし、行こう!」とはならず、今年も無理なのかなと、半ば諦め気味です。地域によっても変わってくるでしょうが九州地方はいつまで泳げるものなんでしょうか。

太陽をたくさん浴びて、今年こそは日焼けしたいと思っています。海にいけなくても、日焼けを目指して街を歩いたりと、できるだけ日に当たるように心がけるつもりです。柴田監督も海に行ったりするのかな・・・

とうとう2012年になってしまいましたね。

昨年からこの日記を始めましたが、なかなかどうして更新する時間が取れずにさびしい状態となってしまいました。

あれほど更新頑張ると意気込んでいたのに自分がなさけないやら、つらいやら・・・

今年は!といいたいところですが状況があまり変わってないので約束はできそうにありません。しかし、気持ちとしては前進するつもりでいますのでどうかまだお付き合いいただけると嬉しかったりします。柴田監督は今年も突き進むはずです。私も負けずに少しでも追いつけるよう精進したいと思っています。まだまだ若輩者ですが気持ちだけは負けません!(ほんとか・・・

健康にも気をつけて精力的に映画のことや舞台のことを考え、大輔さんの魅力を少しでも伝えることができればと思っています

はてな日記がに慣れてないのでよく分からないのですが、追加して更新していくということでいいのでしょうか・・・

まあ、伝えたいことは架けるので良しとしておきましょう。

しかし、舞台というのは楽しめ、想像して楽しめる数少ないエンターテインメントだとつくづく感じます

岐路に着くときにもそうだし、帰ってから思い出すことで楽しめることも多い。特に一番印象に残った場面などは何回思い出しても飽きることがありません。

また、インタビュー記事などに目を通すといろいろなことを想像してしまいひとりにやけることも多々あります

いまは平清盛をみて楽しんでいます。江がいまいちだったのでどうだろうかと思ったのですが、僕的には最高に面白い大河だと思っています。おそらく平安時代当時の状況をできる限り再現しているところに現実感があり、見ている最中ドラマだとはあまり感じないところではないでしょうか。1話目はきちんと見れたのですが、2話目は録画になってしまいました。しかし、面白さは変わらず。早く続きを見たいとさえ思いました。3話目も録画になりそうですが、今からワクワク感が止まりません。

知っている人もいますが、なぜ見れないかというと、実はいランニングを週に2~3回しているんですね。その1回が日曜日という、なんともタイミングが悪い日に当たってしまった言うわけです。まあ、走ることは悪くないと思うので、気持ちよく走りたいと思います

それでは、また!

柴田大輔のプロフィール

NOVAうさぎなどの記憶に残るコマーシャルメッセージ制作リゲインアジアンカンフージェネレーションプライベートビデオも手掛け多数の賞を縦走している異才。近年まれに見る映像クリエイターの一人である1973年神戸市誕生する。

2011-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20110502225119

増田~、運動しようぜ~


市民体育館トレーニング室にでも行ってランニング筋トレ小一時間ばかりするだけでビミョーに違うよ。

出来れば週一、まぁめんどうだろうから月2回を目標程度にマッタリやってみなよ。


で、運動し終わったら古くてかまわんから面白い映画ドラマでも見てみなよ。

最近だと仁あたりは手に汗握れるからオススメ

いい感じで時間潰して「あ~今日も何もやってね~www」とか言いながら毎日を過ごしてしまいな~

2011-04-02

シーベルトで発がんリスク比較する

シーベルト発がん性を示す共通指標の単位にしちゃって、

たいに他の発がんリスク比較可能にしてしまうべき。

たばこ業界?うるせーよ。

ちなみに…

ビシッと物理的な量が示されるベクレルと違って、シーベルトはもともと放射線人間健康にどれだけ影響があるかを「だいたいこんなもんじゃね?」とざっくりと示す指標にすぎない。放射線荷重係数って(笑)単位から受ける印象に反してテキトー杉ワロタレベル

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88

2011-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20110330211926

身長:185cm

体重:110kg

いきなりデブ過ぎ。

いい加減にすべき。

年齢20代後半

煙草:吸う

運動:していない

間食:有り(お菓子ジュース

かなり終わってると言う危機感を持った方がいいと思う。

このままなら30になる頃には深刻な健康問題がポロポロと表面化する。

食事

・朝は菓子パン。いっその事食べない。どうせ9時起床だし。

何故菓子パンなのか。

それは健康的な栄養バランスの食事か。

カロリーが合えばいいってモノではない。

また、増田たいデブが食う菓子パンというのは

脂肪たっぷりクリームや揚げ物が挟まっていたりするのでカロリーも別に低くなかったりする。

2個も食ったら朝飯としては重いカロリーになる。

かといって断食はもっての他だし、よほどの事情がないならもっと早起きすべき。

・昼は定食弁当。現状維持。ただし松屋吉野家は禁止。

何故松屋吉野家ダメで、定食弁当はアリなのかがわからない。

ほか弁コンビニ弁当には1000カロリーを優に越えるものも多い。

一方、吉野家で1000カロリー採るには最大サイズの盛りしかない。

・夜はビニ弁。定食にするか、デパート果物でも買って来る。

朝は菓子パン、昼と夜は定食コンビニ弁当

こんな食生活増田にとっては「改善プランであるしいことがヤバすぎる。

何故果物を食うのかもわからない。

栄養バランスの偏りを自覚してるならもっとマシなおかずを食うべきだし

果物を足すぐらいなら野菜をゆでて食うべき。

・間食禁止。ジュースはなお茶飲む。

これは正しい。当たり前。

だが増田レベルのクソデブは守れなそうな気がしてならない。


増田はやみくもなダイエットもどきをするのではな

自分の食事のカロリーを知るべき。

改善プラン」に出てくる食事が軒並み栄養価低い糖分と脂肪分ばかり多い食材なので

食品栄養についての知識が無さ過ぎる。

その知識レベルのままではどれだけ努力してるつもりになっても効果が出ない。

スイーツダイエットが必ず失敗するのも同じ理由。

運動

・健保指定のジムが近場にあるので利用。1回利用600円ほど。

 ランニングマシン筋トレマシンで汗を流して後は泳ぐ。

そんなあいまいな計画では絶対やらなくなる。

カーディオをどれぐらいやるべきかとか考えてるだろうか。

マシンジムの使い方はわかるのか。

筋肉を発達させるにはどれぐらいのトレーニングをすべきか知っているのか。

毎日ウォーキングをして、体を動かすことに慣れる。いきなりランニングは多分足傷める。

賢明予測…と言いたいところが

増田レベルのクソデブウォーキングでも膝や腰や足首を痛める。

さっき言ってたランニングマシンなんてのも無理。

100kg超級デブがやるべきはプールビート板かジムエアロバイク

週3日エアロバイク水泳を40分やる。

水泳が達者で泳ぎ続けられるなら水泳はいいが、休みまくるならバイクがいい。

マシンジムは我流でやらずジムの係員かジムの客の上級者らしい体つきの人に聞く。


3ヶ月後に健康診断があるので、それまでに少し落としたい感じ。

そういう場当たりではなくて

一生の生活習慣を改めるつもりにならないと何も変わらない。

健康的な減量ペースは3ヶ月後までに100kgを切る程度だが

短期間息を止めるような減量をしても必ずすぐにリバウンドする。

そして増田スペックや生活は「健康診断までに少し落としたい」なんて悠長なレベルはない。

そのままやっていけば三十路に入ったぐらいからガタガタと体中が崩壊する。

とりあえずペットボトル症候群の匂いもするので糖尿の気がないか調べるべき。

やたら喉が渇いてジュースを飲みっぱなしだったりしないだろうか。

ダイエット計画

後で見直す。

身長:185cm

体重:110kg

年齢20代後半

煙草:吸う

運動:していない

間食:有り(お菓子ジュース

食事

・朝は菓子パン。いっその事食べない。どうせ9時起床だし。

・昼は定食弁当。現状維持。ただし松屋吉野家は禁止。

・夜はビニ弁。定食にするか、デパート果物でも買って来る。

・間食禁止。ジュースはなお茶飲む。

運動

・健保指定のジムが近場にあるので利用。1回利用600円ほど。

 ランニングマシン筋トレマシンで汗を流して後は泳ぐ。

毎日ウォーキングをして、体を動かすことに慣れる。いきなりランニングは多分足傷める。

3ヶ月後に健康診断があるので、それまでに少し落としたい感じ。

2011-02-06

続けること

料理とか、読書とか、運動とか、仕事は、

僕にとっては積み木を積み上げるようなもので、

積み上げた積み木にのって手を伸ばせば、

大きな実を収穫できるような

そんな期待と確信があるから続けることができる。

もしこれが当てもなく積み重ねているようなら、

おそらく途中で自分の手でなぎ払って崩してしまっていると思う。


最近始めたランニングなんてのは、それだけみると

30分、寒い中、走って、疲れて、何の得もない行為なんだけど、

調べたら、運動ってのは脳の側坐核を刺激して、

大脳辺縁系とか海馬とか運動前野、運動野を刺激して、脳の働きを良くする説があって。

それが下地となって、「とりあえずやってみようか。」というモチベーションができる。

まだその時点では頼りないものだけれども。

実際1週間続けてみて、脳の感じがよくなっていると実感したら、

それまで頼りなかったモチベーションが、それなりに強固なものになる。

そのうちにこのくらいやれば、このくらいの効果が得られるというのが分かってくる。

(そもそも効果を測定・評価するという意識がなければこの気付きは得られないのだけど)

そうすると効果とコストトレードオフで最も効用が高い?運動量自分なりに決めることができる。

その時点で、おそらくそれはトイレにいくのと同じくらい生活に密着したものとなっており、苦も無く半自動的にやれるようになる。

から、「そんな面倒なのがよく続くね。」と言われることが多い。

僕は一見すると面倒なことから得られる果実の味を知っている。だから続く。

それは入念な下調べと、試行による効果の評価から確信があるから

ただ面倒なだけのことをする人はいない。

面倒さの裏にある果実の味、形がちゃんと見えているからこそ、続く。

それは、見ようとしたから見えるようになった。

つらいことをやれば、「何かがよくなる」

そんな弱い動機で物事が続くわけがない。

もし動機が外から与えられない場合自分が自ら産み出す必要がある。

その方法論がなんとなくみえた気がする。

2011-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20110110231213

今、私がつき合っている範囲には、仲間は多いが友人と呼べる人はおそらくいない。

ランニングの仲間や、飲み仲間や、旅行に行ったときに一緒に遊ぶ仲間など。

学生時代の多数の友人とは、今でも友人のつもりだが、ここ10年くらいはほとんど全く付き合いがない。

要するに物は考えようである

2010-11-23

真夜中の世界

その彼との出会いはある日突然の出来事でした。

当時、わたしはジョギングを日課としており、毎晩仕事が終わってから寝るまでの間に1時間ほど走っていました。来る日も来る日も、例え雨の日でも、大体同じようなコースを飽きることなく走り続けていたのですが、こうも日々走り続けていると体がどんどん走ることに慣れてきてしまい、いつもと同じ距離では疲れないし、走り終えた時の達成感が得られなくなっていました。

そんなある日。

いつものようにジョギングをしていたわたしは、ちょっとだけ冒険をしてみることにしました。それは本当に小さな冒険でした。

ふだんであればその場所でUターンをして帰途につく場所を、その日はもう少しまっすぐ進んでみることにしました。そしてその先にある右に入る小道に入り、大回りをして復路とすることにしました。大回りとは言っても距離にすると2km分いつもよりも多くは知ることになる程度のわずかな距離ではありましたが、それでもいつもと違うコースを走っているということにとても興奮しました。

小道に入り、しばらく進むと視線の先に不思議光景が目に飛び込んできました

それは小学校の校庭を掃除するときによく使っていたあの大きな竹ぼうきで歩道を熱心に掃いている男性の姿。それだけでは決して不思議でも何でもないのですが、この時すでに24時20分。真夜中誰もいない歩道、そしてそこは家の前やお店の前などではなく、大きな道と道を結ぶためだけにある細い細い歩道を熱心に掃き掃除し続けている男性の姿はとても異様で、わたしはきょうに限ってこの道を選んでしまったことをひどく後悔しました。

とても怖かったわたしは彼の後ろを急いで通り過ぎようとしたのですが、彼はいくらわたしがそばに寄っていってもわたしという存在にまったく気付かず、それは熱心に掃除を続けていました。それは、まるでわたしがゆうれいかかになってしまい、彼には本当に見えていないのではないか不安を感じるほどでした。先ほどの彼を見たときに感じた恐怖心とはまた別の恐怖がわたしの心に芽生えました

とても細い道なので、彼には少し道を譲ってもらわなければわたしは前に進めません。わたしは思い切って彼に声をかけることにしました。

いません。お忙しいところ申し訳ないのですが通していただけますか。

それまでほうきを動かし続けた彼の手がはたと止まり、そしてその顔をわたしの方へと向けました。年はわたしよりも少し上かという印象を受けたのですが、それほど離れている感じはしませんでした。一生懸命にそうじをしていたせいか、どこかこわばった表情でしたがその顔はすぐに笑顔へと変わり、そしてこう言いました。

あぁ、ごめんなさい。ぜんぜん気付きませんでした。

そういうとほうきを手に道端へと移動し、わたし一人が通り抜けられるほどのスペースをあけてくれました。わたしはありがとうと礼を述べてまた走りだしました。大きな道路へと抜ける直前にふと後ろを見てみると、彼はわたしとは逆の方向へ歩いていました。それを見て何だかとてもほっとしました。

翌日。

その日のランニングコースはどうしようか悩みました。ちょっと怖い思いをしたけれど、わたしは昨日と同じ道を走りたいと思っていました。前日よりはいく分早い時間だったのでもしかしたらその人はいない可能性だって考えられるし、そもそも毎日いるわけではないかも知れない。それにこのコースは走っていて気持ちがいいし、そして何よりもあのコース自体をわたしはとても気に入ってしまったのです。悩んだ挙句、わたしは前日と同じコースを走ることにしました。

走り始めて30分。またもその場所に差し掛かったとき、わたしは思わず「あっ」と声を出してしまいました。同じ人がまた同じ場所を熱心に掃除をしているのです。前日ここを通ったのは24:20だったのですが、今日は22:00ジャスト。2時間以上も早い時間にも関わらず彼は同じ場所に現れました

驚きを感じる一方で、わたしは何となくこの事態を理解していました。理解というのは少し違うかも知れませんが、このコースをとおると決めた時点で何時であろうと彼がここにいるのではないかということは薄々感じていたのです。昨日の時点で彼からはこの場所に対する執着のようなつよい熱意を感じていまし、そしてわたしの直観どおりに彼に再び会うことが出来たことで気をよくしたわたしは、今日は思い切って彼にあいさつをしてみることにしました。

こんばんは。

彼は静かにわたしの方へと顔を向け、その真剣な顔を笑顔に変えながらこんばんはと返してくれました。そして彼は静かに道をあけてくれました。わたしは彼にありがとうと言い残してジョギングを続けました。すがすがしい夜でした。

その次の日も、そのまた次の日もわたしは同じ道を走り、そして彼に声をかけて道を譲ってもらいました。日に日に彼に対する警戒心がなくなってきていたわたしは、徐々に彼がなぜその場所を毎日掃除しているのか気になってきました。雨の日も風が強い日もいつもいつも彼は道を掃き続けていましたが、いったいそれがどういった動機で行われているのかわたしにはまったく理解出来ずにいました。

もう少し顔見知りになったらそれとなく話しかけて聞いてみよう。そんなふうに考え出したある日、その事件は起こりました

その夜もいつもどおりのコースを走り、そしていつも彼が掃除をしている場所を遠目に眺められる場所までたどり着いたときにいつも様子が違うことに気付きました。彼はいつもどおり同じ場所を掃除していたのですが、彼を挟んで向こう側にこちら側へ向かって歩いてくる人が目に入りました。年は10代後半から20代前半の男性でしたが、その人は音楽を聴きながら歩いており、そして掃除している彼の後ろを邪魔そうに通り抜けようとしました。

おい!!

それまで掃除に夢中だった彼が突然大声を上げました。その声はまだ2人の表情が確認できないほど遠くにいたわたしにも十分届くほどの大きな大きな声でした。わたしは驚いて思わずその場に立ち止まりました

音楽を聴いていた彼はその声に反応するように一瞬立ち止まり、わずかに振り向き、そしてなんと全力でこちらに向かって走ってきました。さらに掃除をしていた彼は持っていた竹ぼうきを投げつけ、彼もまた全力で逃げる獲物を追いかけ始めました

つまり、2人の男性がわたしに向かってすごいスピードで向かってきたわけですが、わたしはひどく動揺しました。事情はよく分かりませんが、この2人が本気であることはその様子から伺えました。見る見るうちに近づいてくる2人。両者の表情が見えるようになると、今度はその異常とも言えるほど真剣な表情にわたしの体は固まって動けなくなりました。はたしてわたしがいままで生きてきた中で、これほどの形相は見たことがないと断言できるほど2人の表情はそれはそれは恐ろしいものでした。わたしはいまこの場にいることを心底後悔しました。今日は走らなければよかったと泣きたい気持ちでした。

あっという間にわたしの前まで来た2人を前に、わたしは道の端に体を寄せて2人が走り去るのを待つことしか出来ませんでした。もう早く行ってくれと思いながら2人が過ぎていくのを待ちました。そして2人は風のようにわたしの横を走り去っていきました。わずか1分たらずの出来事でした。

2人が横を通り抜ける瞬間。とりわけ、掃除をしていた彼の顔を見たのですが、いつも見せる笑顔とはあまりにかけ離れた形相はいたいどれほどの怒りを抱えたらそれほどの表情になるのか想像も出来ないほど怖い顔でした。もしこの世で一番恐ろしいものは何かと聞かれたらきっと彼の顔が思い浮かんでしまうのではないかと思うほど、それはそれは恐ろしい表情でした。

2人が走り去ったのを見届けて、わたしは彼らが走ってきた方向へと走り出しました。いつものジョギングペースではなく、わたしの持てるすべての力を出し切り、全力で家まで走りかえりました。距離にして約4km。家にたどり着いたときには疲労と恐怖で足がガクガクと震えて立ち上がることすら出来なくなりました

翌日以降、しばらくは恐怖と筋肉痛で走ることが出来ませんでした。

もう夜にあの場所へ行きたくない。わたしはそれから2週間、走ることをやめました。あの出来事を忘れようと、毎日毎日他の事を考えながら過ごしました。筋肉痛が治り、日が経つにつれて、徐々にわたしはあの日のことを忘れていきました

心の傷が癒えるに従い、その後のことがどうしても知りたくなり、いつも彼が掃除をしていた場所を訪れました。けれどあの日以降、何時に行っても彼があの場で掃除をしている姿は見かけなくなりました

いつも穏やかだった彼が、なぜあの日に限ってあれほどの怒りを表明しなければならなかったのか、あの音楽を聴いていた彼を追わなければいけなかったのか、そもそも彼はなぜあの時間、あの場所で掃除をしていたのかまったく分からないことだらけなのですが、彼に会えなくなった以上、もうそれがなぜなのかは知る由もありません。

けれど当時の様子を思い浮かべたときに、わたしの中にひとつのおそろしい仮定が浮かび上がってきたのです。それは音楽を聴いていた彼は掃除をしていた彼の後ろを通り抜けようとしたのですが、もしかしたらそのことが何かトリガーになったのではないかと。もしわたしが、掃除をしている彼に声をかけずに後ろを通り抜けようとしたとしたら、もしかしたらあの追いかけられていたのはわたしかも知れないのです。そう思うと、わたしはとてもいたたまれない気持ちになり、追いかけられていた彼の行く末を案じずにはいられなくなります

2010-11-20

さいきょうの人間を目指す人へ

 ランニングジョギング、またウォーキングは効率の悪いスポーツです

 上記のスポーツを日課としている人の中で、しっくりこないと思っている方、また、上記のスポーツに対して然程の愛着を持っていない方には、自転車をお持ちで自転車に乗れるだけの健康状態を保持しているのであれば、サイクリングオススメしま

 負担が少ない分、絶対的な運動量を確保しやすいのが魅力です

 後は午後十時くらいに就寝する習慣を持てば、もうばっちりでしょう

 読書を日課にすることもオススメしま

 難しい本を中心に、苦痛を感じないように工夫しながら読んでみましょう

 逆に言えば、苦痛を感じるようならその本をすぐに机に置いてしまいましょう、そして他に興味のある難しい本を探しましょう

2010-11-09

ランニング行ってきた。

体も動くし、全然疲れないんだが

呼吸するとき鼻の奥がすげえ痛くなる。薄い紙で粘膜擦られてるみたいな。

鼻血も出ない質だし、鼻炎も持ってないけど

呼吸で鼻が痛くて走れなくなる。

これって質問系で聞いた方が良いのかな。誰か親切な人教えて!

2010-09-22

ありのままでいれば愛されるなんて理屈は、愛されずに悩んでる人にはほとんど役に立たない

ありのままあなたで愛される」「そのままで大丈夫」という理屈はよく分かるよ。でも、私はありのままでいても恋人ができない。それって「ありのままでいても愛されてない」し、「そのままでも大丈夫になってない」。私の今の生き方が「ありのまま」でないのかとも疑ってみたけど、どう考えてもそうじゃない。ああいう本書いてるエセ心理学者をぶん殴りたい。

誘っても誘っても断られる。そうなったら何か原因があると思うのが健全人間だし、それを直そうとするのが普通じゃない? 「縁がない」「見る目がない」なんて他人のせいにしてないからこそ、自分がよりよくなるためにどうすればいいかを考えたいからハウツー本だって読むし、髪型だっていじるし、ファッションだっていろいろ変えてみるし、サークルだって増やすし、方言も直すし、毎朝ランニングするようにしたし、バイト頑張って整形のためにだってお金を貯めるよ。それだけやるって結構大変なことだよ! アイデンティティを大切にとかありのままとか抽象的な理想論語ってないで、愛されない状況がどれだけ辛いのかを分かってほしい。うまく行かないからこそ悩んでるのに、人がいろいろ考えて取ってる方策を否定するな。

あなた普通にしてれば愛されるしモテるけど、私は普通にしててもそうならないんだよ!

あなたがいくら可愛いとか愛嬌があるとか(心にもない言葉を)吐いてくれても、男の人たちにそう思ってもらえなきゃ何も意味ないんだよ馬鹿

2010-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20100917214924

ランニングがんばれ。

意外とそういうところから、新しい出会いがあったりするもんだよ。

今の失恋した俺の心境

抑圧2昇華5置き換え3

ランニング楽しいです^p^

2010-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20100830173819

物語に夢中になって、没頭出来ればよいということかな。

私は物語に触れている間は、その世界に没入してしまって電車を乗り過ごしたりすることもある。そういうときには、メタ批評俯瞰的な視点は一切ない。

とはいえ、それをどうやって身につければいいのだろう。

運動するというのはどうでしょう

テニスとか自転車とか、ランニング水泳、なんだっていいかと。

運動していると余計なこと考えなくなる(はず)。それを身体を動かしている時だけでなく、物語についても適用できれば…できれば

2010-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20100910005513

丁寧にググれと言わず答えてくださってありがとうございます

タッチアップはさっそく調べましたがとんでもなく難しいことがわかり挫折しました。

空たかーく打ち上げればランニングホームランになるのではないかと思っていましたがそれも防止されるためのルールなのですね?と理解することにします。

ボールをぶつけるのも危ないから、でわかりました。

セパも理解しました。

ランナーがいない場合の走り抜けがよいはやはり理解できませんでした。それならばどの塁までいっても走り抜けてもいいのではないのでしょうか。と思ったら教えてヤフー的なところに回答がありました。おそろしく難しいですね。

2010-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20100817234358

あんな高級地域には住めないwww

杉並区パンピーだ。

いかに続けるか、ってのは全くその通りだと思う。

まぁとりあえず初期投資なしのランニングから始めてみるかね…。

2010-05-29

労働時間の壁

時間の壁

丁度よい疲労。この時間以下だと楽チン。

~十時間の壁

睡魔が襲いくる眠気ピーク時間。魔の刻。

~十二時間の壁

集中力や理解力が低下しまくる時間

十二時間以上の壁

GENKAITOPPAランニングハイ状態。無双

変なドーパミンが出てるのかいくらでもいけそうな気がする。

二十四時間の壁

究極の睡魔意識よりも睡眠本能が強く、意識を保てない。

労働のみならず夏冬ビッグサイトの陣でも適用可。

2010-05-20

世の中いろんなやつがいるんだなあ

  • 働くモノニュースより

陸上自衛隊准陸尉(51) 女装してケーキ店で注文しながらワンピースまくりあげ下半身露出

http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2854.html

ひどすぎると思ったらこんなのはかわいいほうだった。

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1274021896/

番付を以下に抜粋。

オレの想像をはるかに超える世界がそこにはあった。

10 :水先案名無い人:2010/05/17(月) 21:49:26 ID:aABkZMQl0

横綱

磐田市内の県立高に侵入、女子生徒のスク水着て脱糞

女子高生上履きを盗みコピーしたものを見て楽しみ、逮捕大関昇進後、今度は女子中学生上履きを盗みコンビニコピーし、再逮捕。ついに念願の横綱に昇進を遂げる

大関

男子中学生に「マスターベーションだ。お前らも見せろ。100円やる」とオナニーを見せ付けた83歳の「マスターじじい」

・19~71歳女性に一瞬で精液をかける18歳少年「早撃ちマック

・「セーラームーン」のコスプレ女性に近づき網タイツ越しに下半身露出

女性用下着を頭にかぶり「パンツ交換して」、女子中学生下半身露出

釣り竿を改造して、500枚もの女性下着を引っぱり上げてきた釣りキチ助平

関脇

ブルマー持参で小学校侵入、「学校ではくと快感

女性宅に侵入し何も盗らずPCスクリーンセーバーエロ画像に変えた男

女子高生変装し高校に侵入の男 上履きでバレる

・男児4人をトイレに連れ込み、自慰行為見せた奄美大島男性教諭

自分浣腸をしてPAの排水溝に排泄を3年間続けてた北海道男性教諭

女子中学生ランニング中、男が「パワーつけろよ」と言って下半身露出して走ってきた

三角フラスコとタッパーを持ち歩き、女子高生にチラシを配った男「おしっこ高価買い取り中」

下半身に直接黒いスプレーをトランクスの形に吹き付け街中を歩き回っていた男

・約1400枚の下着を窃盗お気に入り○×で区別。鍋敷きなどにも使用

ズボンに穴を開け、そこからチンコを出してサイクリング

・自宅ベランダ全裸になって腰掛けのような台に乗りライトアップ[↑]

オークションで購入した女性の衣服を着て撮影、出品者に「おはよう かっちゃんです」と送信。通称かっちゃん(45)[NEW!!]

11 :水先案名無い人:2010/05/17(月) 21:50:55 ID:aABkZMQl0

小結

・「大便もらしたので、拭くの手伝って」女子学生を車に連れ込み性器見せる

Tシャツまくり上げ、下に着用した女性用下着を小6女児に見せつけ

・「服を脱いで襲った方が興奮した」目出し帽をかぶり裸の男、40代女性を襲う

船橋市内の小学校に侵入し、教室徘徊して男児の体操着のにおいを嗅ぎまわった男

・徒歩で通行中の女子中学生2名に対し男が「かゆいからけつの穴かいてくれ」と声を掛ける男

電車車両内にミールワームの幼虫数千匹をばら撒く、「女の子が虫をぶちっと踏み潰す姿に興奮」

女子高生に道を尋ねて教えてもらったお礼に下半身露出 食品製造販売業男

女性用下着売り場の試着室で下着を4枚ズボンの下に着込み、万引きの男

・車から降りて「カルピス飲むか」「見せたろ。ソーセージ見せたろ。」と巧みな話術を駆使し、幼女に性器を露出

・「みんなもこんなの着る?」と女子高生に声をかける小太りツインテールスク水

ふんどし姿を男子中学生に見せて『変態が来た』と思わせた男性職員懲戒[↓]

・「中学生なら男子でも女子でも…」下半身露出60~80回の学習塾経営の男(27)。前科あり。[NEW!!]

・「おれは足フェチだ」などと言い女子中学生の左足ふくらはぎを触った公立高校1年の男子生徒(15)[NEW!!]

前頭

スーパートイレで小2男児の体をなめる自衛官

・セミロングのカツラ・赤いワンピ・ロングコート女装して陰部を露出。「びっくりする姿見たかった」 

全裸に半透明の雨がっぱで公園をうろついていた男

・「つばの曲がり具合に興味があった」ので野球帽398個、他グローブジャージーサッカーシューズテニスボール310点を盗んだ男2人 [NEW!!]

・「水を出しっぱなしにすると興奮した」ので蛇口を盗んだ男

・料金所を通過するたびに下半身露出した運転手

12 :水先案名無い人:2010/05/17(月) 21:52:21 ID:aABkZMQl0

十両

・服の下に女子児童体操服を着用し、小学校に侵入。「体操着を着て小学校へ行くと快感が得られる。」

・下着窃盗。「とても良い体形を想像します。次は上下セットで干しておいてください」とメモを残すトラック運転手。

ワンピース女装して更衣室に侵入、両手に靴下をはめて立っていた所を逮捕再犯

・極細水着を着て海辺ではしゃぐ男 画像ttp://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/2/2/221d26ce.jpg

保育園から約50足の保母さんの靴盗まれる(犯人不詳)

・女児に声かけ「肌が白くてきれいだね。この世に悪はいない。」西方へ立ち去る紳士[NEW!!]

2010-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20100329231911

へ?

なんかちがくね?

楽したいのに空いたエネルギーをまた別の事につかったら意味ないのでは?

車や電車つかって移動が楽になったから、使わずにすんだ分のエネルギーランニングで消費しようとか言ってるようなもの。

その例えでいうならば

大変な思いをして歩いて三時間だったところを車移動で時間も体力も節約できた、っていうのが「楽」だよね

その「楽」で浮いた分の時間と体力で、他の仕事するなり本読むなり有効活用するよね

なんでこれが意味ない?

ここで言う「楽したい」って言うのは寝太郎みたいに一生寝ていたいとかって意味じゃなく

自分の望まないところにエネルギーリソースを割きたくないって意味でしょ

そういうところは節約して、浮いた分は別の有意義と思うところに投下する、と

そんなにわかりにくい話かなあ

なんか無理に曲解してないか?

2010-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20100329225344

楽したいのに空いたエネルギーをまた別の事につかったら意味ないのでは?

車や電車つかって移動が楽になったから、使わずにすんだ分のエネルギーランニングで消費しようとか言ってるようなもの。

結婚ってそんなに楽しいの?

大学生で月に10万奨学金を借りている。

奨学金と言っても利子のつくもので、合計480万の借金と考えて良い。

最近親からそのことでよく説教されるようになった。

そんなに借りてると結婚相手がいないぞ、と。

自分1人で暮らすのであれば、多少辛いかもしれないが

いつか結婚したいと思う女性に会ったときに困るぞ、と。

なるほど、確かに多額の借金を抱えている男と結婚したがる女など一握りだろう。

だが俺はそもそも結婚願望が無い。

彼女は欲しいが結婚したいと思ったことなど無い。

大手企業に勤める両親、一軒家に住み、そこそこいい車に乗り、犬も飼ってみる。

子供2人は幼い頃にピアノから絵画スポーツまで習わせ、中学は有名私学。

絵に描いたような幸せな家庭。

昔から俺はそんな理想的な両親みたいな人生は、絶対に送りたくなかったのだ。

俺は毎日深夜にランニングして、休日音楽爆音で聴きながらマンガを読む。

それだけで十分に幸せなのだ。

結婚子育ても嫌だ。母親みたいな女と一生過ごすのも、俺や姉みたいなガキを育てるのも嫌だ。

なにより俺が親父みたいになるのが嫌なのだ。

老後に寂しいかもしれない?

そんなに長生きしたくねーよ。

明日から煙草でも吸ってみようかなあ

2010-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20100326160745

とりあえず力尽きるまでランニングでもしてみたら。

とにかく家から離れるように遠くまで走るの。

んでヘトヘトになりながら歩いて帰る。


これで救われるかは知らないけど、

走ってる間とか帰り道ではいろんなことを

普段と違うように考えられると思うよ。


まあ騙されたと思ってやってみ。

2010-03-09

「どもり」と「天パ」と「音痴」と「ムダ毛」と、時々、ニート

色々なコンプレックスを抱えながら生活してきた。

ニートをこじらせていた時期もあった。

いや、ニートを飛び越え、ヒッキーにまでクラスチェンジしていた。

そんなコンプレックスヤローの半生を反省してみる。

基本スペックは、

30歳。男。会社員。既婚。子供3人。友達0。

人と関わるのはひどく疲れるので、最小限の人間関係しか築かない。

というか根暗で、人から好かれることも無いという孔明の罠

携帯の着信履歴もここ数ヶ月無い。


小学生の頃、活発でクラスの中心的な存在だった。

今思えば、目立ちたがり屋で、仕切りたがり屋で、見栄っ張りなナイスガイだったと思う。

スポーツ万能で、勉強を特にしなくても良い点を取れる。

そこそこモテた。

人生の絶頂期。

そして中学へ進学。

複数の小学校が集まってくるマンモス校だった。

小学生の頃と比べると若干影が薄くなってはいたが、そこそこの存在感を出すためがんばって見栄を張っていた。

そんなある日、面識の無い学生に話しかけられた。

たわいのない話だった。

「はぁ!?」

周囲に存在感を示すため、粋がっていた私はそう返した。

面識の無い学生は、わたしに殴りかかろうとしていた。

面識の無い学生のツレがそれを止めてくれた。

なんとかその場はおさまった。

・・・・ここから地獄が始まった。

面識の無い学生は、1つ学年が上のヤンキーだった。

生意気な奴だ」

わたしの名は、同学年のヤンキー共に知れ渡ることとなった。

数々の嫌がらせ

部活ランニング中、硬式ボールを顔面に投げられ危うく大惨事に。ということもあった。

呼び出してリンチ。なんて話も聞こえてくるようになった。

俗に言うイジメというやつだ。

まさか自分イジメの対象になるとは考えたことも無かった。

恐怖にかられたわたしは、愛書「ろくでなしブルース」を擦り切れるほど読みつくし対応策を練った。

またジャンプの最後のほうについてる「2週間で強くなれる!」とかいう通販に手を出したこともあった。

そして天パをからかわれ、わたしは始めて天パを意識した。

朝はブローに1時間ほどかけ、チン毛を伸ばした。

そんな努力結晶も「雨」という奴は、無常にも奪ってしまう。

汗をかくとチン毛に戻るので、部活も行かなくなった。

さらに、毛深いことを笑いのタネにもされた。

付いたあだ名は「スネちゃま」「スネ夫」「モジャオ君」

夏でも長ズボンデフォになった。

そんな中学1・2年を過ごしていた。


だが中学3年になると、徐々にわたしに対する嫌がらせは減っていった。

ヤンキー共の攻撃対象は、別のチン毛君に移っていた。

安堵した。

だが、いつ何時攻撃の対象に晒されるか分からない。

ヤンキー共と仲良くなる。

これが当時の私が出した結論だった。

一見すると友達のようだが、対等な立場ではないパシリ的な存在になりさがる。

殴られ、からかわれ、家に遊びに来ると物品が盗まれる。

そして逃げるように、ヤンキー達の手の届かない偏差値の高校へ進学した。

恐怖と緊張の毎日だった、中学生活とはうって変わって平凡な高校生活が待っていた。

男子校だったので、恋愛とは無縁だったが平和で落ち着いた日々が戻ってきた。

バイトなども始め、徐々に友達も増えた。

そこそこ楽しい日々だ。

だが、中学時代のヤンキー共から再び呼び出されることが多くなった。

パシリではなく、暴力の対象として。

殴られ蹴られエスカレートしていった。

夜中、一晩中殴られていたこともあった。

素っ裸にされ殴られたこともあった。

小学校時代の友達の前で殴られていたときは、言いようの無いみじめさだ。

昔好きだった子の前でなんて時もあった。

自宅の電話が鳴るのが怖くてしょうがなかった。

そして私は決心した。



これまでの交友関係は捨てる。


一切の電話に出ないようした。

外出するときも、帽子などを被り変装をした。

格好悪いが逃げ回ることにしたのだ。

家まで来ることもあったが居留守を使ってやり過ごした。

バイト先に来たときは、心臓が縮みあがったが、何とか隠れきった。



そして、日本トップクラスのFラン大学合格した私は故郷を捨てた。

ヤンキーではない普通の友達との関係も捨てた。

イジメられていた過去を捨てたいというプライドか。

大学生活は平穏だった。

Fラン大学ゆえ、日本屈指の学生が集まっていたが、大学でのイジメは見たことも聞いたこともなかった。

イジメという恐怖から完全に開放された。

バイト関係の合コンが2,3度あった。一度もうまくいったためしはないが。

カラオケにも行った。

ユニコーンの「大迷惑」を歌った。

空気が重くなった。

「・・・ホント大迷惑だよ・・・」と言われた。

バイトをやめた。

それ以降、人前で歌ったことは無い。

2年に進級するとき、大学の友達は1人だった。

3年に進級するとき、その一人の友人は退学した。

大学に誰も知り合いがいない状況となった。

4年になると就職活動をしなければいけなかった。

「どもり」持ちである私は非常に憂鬱だった。

「え・・ぇえーーぇ、え、ぇーーえ、Fラン大学から来ました。ぁあ、まぁー、まー、増田です」

就職活動をせず、FF11にはまった。

そしてこの時期、童貞を捨てた。

バイト先の人妻

サイコーの腰使いだった。

そんなこんなで大学卒業し、晴れてニートとなった。

実家に戻り、ヒッキーとして質素に暮らした。

FF11廃人ギルドに入り、寝る、食べる、排泄、シコる、ゲーム以外の行為を行うことが無くなった。


そんな折、数少ない知り合いから運良く就職の話をいただく。

ニート生活丁度1年目のことだった。

勤勉に働き、女性と関係を持ち、結婚した。

デキちゃった婚だった。

仕事私生活も、まずまずだった。


だが仕事上、経験を重ねるごとに人前で話すことが多くなってきていた。

そして「どもり」が自分の中で大きな問題になった。

もうこれ以上は無理だ。転職しよう。

プログラマーになった。

これで人前で話すことは無いはずだ!

しかし、電話番をまかされることになった。

「ぁ・・あぁはあ、は、はあーはー、あー、はい。ま、まぁー、まー、増田株式会社です」

1年で転職した。

「たった一年でやめやがって」と思われそうだが、地獄のような1年をよく耐えたと思う。

電話の恐怖は、「どもり」の人間にしか分からないだろう。

次の会社では、電話に一切出ないようにしていた。

そこそこ平和だった。


だが、プレゼンをやることになった。←今ここ


「どもり」と「天パ」と「音痴」と「ムダ毛」とコンプレックスが多い人生だ。

「天パ」と「音痴」と「ムダ毛」はどうにでもなる。

ストパー掛けたり、脱毛、音痴は歌わなければいい。

だけど「どもり」は別格。

「どもり」がある以上、仕事は制限され、恥をさらしてしまう恐怖に一生晒される。

おそろしす。

人生の折り返しを迎えた三十路の初春。

コンプレックスいっぱい、キモオタヒッキーでも何とか人並みの生活はできている。

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