https://anond.hatelabo.jp/20190605201517
きゅうりだけではなく、野菜や果物というのは大部分が水分でできている。例えばもやしは96%が水分で、セロリも95%、ナスや人参は93%、じゃがいもですら81%が水分だ。
野菜だけではなく、牛肉は70%が水分、寿司も70%が水分、パンもモノによるが大体60%くらいは水分である。魚の干物も、一夜干しでは10%しか水分が飛ばないので、60%は水分。
人間が食べるものが水分まみれなのは考えてみると当たり前で、口の中は水分率95.5%の唾液に溢れており、極度に水分の少ないものを口の中に突っ込むと口内環境が著しく変動してしまう。水分は食料補給の緩衝材であって、我々が食事と読んでいるものは大半が水分の補給になるのは必然と言えよう。
事業も大して軌道に乗ってないのに広告とかうっても仕方ないよ。それより、自分の商品の強みを意識して、それ関連で、2語ぐらいで検索にたどり着くものは何か?を考えるべきもの。
2語の組み合わせならなかなか世の中空白区は多いよ。
でもさ、検索に上位に上がるのは不特定多数から検索をかけてもらうことだと思うわ。そもそも、商品自体、ある特定範囲で選ばれる強みが必要なのだから、それが何かから意識するべきもの。
ある程度金をかけて別途開発を進めてきたものをローンチするときに広告打つのならともかく、右も左もわからん状態で広告なんて打ったって仕方ない。
それより、実際に足で、自分が強みを持ってて、かつ、市場に受け入れられるものは何かのプロダクトマーケットフィットをしたほうが良い。
女だけど全然ピンとこなくて自分の環境が特殊であることを知った
社内業務のみの日はスニーカーで通勤してるし取引先と打ち合わせのときはヒール2cmくらいのパンプスかぺたんこのローファーだけど特に何も言われたことない
就活もローヒール履いてパンツスーツでやってたけど大手企業含め内定複数もらったし
学生時代はメイクもあんまり知らなくて、面接のときはほぼすっぴんみたいな状態だったけどそれも何も言われなかった
携帯が普及したから他人あての電話を取り次いだことないとか、LINEのコミュニケーションばかりだから音声電話そのものを使わないとか。
そんなもんすぐ慣れるだろ。
電車の切符買うとか、銀行振込するとか、新宿駅で待ち合わせするとか、やったことない場面でも、2~3回やれば普通の奴は慣れる。
プライベートなコミュニケーションは通信手段を限定してもいいけど、ビジネスは相手が利用可能な通信手段をすべてオープンにしておく必要がある。
2019年6月5日、元号が変わって1ヶ月経ったところで対した代わり映えのある日常に変わったわけでもなく、常にニュースではいつ歩いている道路に突っ込んでくる自動車に対してどう対処しなければならないとか、年金もらえないから2000万円貯めなければならないみたいよとか、沈みゆく日本を眺めるだけ、みたいな話題で持ちきりのなか滅入っている毎日で、今日も眠れず丑三つ時、という状況に飛び込んできたTwitterでの新聞記事のキャプチャ画像。
少し睡魔が近寄ってきてさあ眠ろうか、といった寝ぼけ回路には刺激の強すぎる文字列と、ワンショット×2の何ともミスマッチなコラージュ画像。いや、ミスマッチどころか接点を探すほうが難しいくらい予想の外に飛び出した男女の組み合わせ。そこには「山ちゃん 蒼井優 結婚」と、強い単語が3つ、並んでいた。
「夢なんじゃないだろうか」。とっさにそう思い、眠気もあったことでその場はすぐ床についた。だけど混乱する頭はそうさせてくれなかったのだろう、午前4時半、再び目が覚めてしまった。そしてTwitterを開くと、更に新聞記事を詳しくキャプチャーした画像が多数出回っていて、「あ、やっぱりウソじゃなかったんだ」、そう理解することができた。「しずちゃんが恋のキューピッドなんだ」「そういや山ちゃんアンジュルムに軽ハマりしてたな」「っていうか交際2ヶ月って」みたいな浮ついた感想しか出てこなかったけど、両者のファンである自分には嬉しかった。特に、山ちゃんがこういうふうに幸せを掴むなんて。予想もしなかったし、考えうる未来の中で最上級の結婚相手を見つけたんじゃないだろうか。そんな失礼すぎる思いが頭の中を一杯にしてしまった。山ちゃんが掴んだ現実の話なのに。
そこからは普通の日常、仕事へ向かい、昼食を済ませ、お茶を濁して、帰路へつく。
だけど頭の中は山里亮太&蒼井優カップルのことで一杯で、「スッキリの天の声はさほど多くは語らなかったらしい」「会見が夜にあるらしい」「そういや不毛な議論も今日だ」とか、わずかの情報も入ってくる中、どうにか一日かけて頭の中を整理していった。
そうして帰宅し、AbemaTVでの微笑ましい会見を観て、芸能人の反応をチェックし、ベロンベロンのしずちゃんとそんなつもりで来たわけじゃないaikoがゲストだった不毛な議論を聴き、激動の2019年6月5日が終わった。
そういた一日を終えて、お似合いなふたりに見えてきた夫婦の顔を思い浮かべてこの文章を書いている。
山ちゃんはその日の最後の仕事である自身のラジオ、山里亮太不毛な議論のラストで泣いた。嗚咽混じりでリスナーへの感謝と共に泣いた。
自分は山ちゃんとは同じ中年男性ではあるけれど根本的に異なる存在だ。圧倒的に山ちゃんのほうが出来る存在だし、本来ならばモテて当然の男でもあるし、女優が奥さんでも決して見劣りしない一流の芸能人であり、そもそも残念だと言われたのは顔面と卑屈な性格だけなのだ。
だけど一つだけわかることがある。それは「非モテ」という名の呪いのことだ。
「非モテ」という呪いは恐ろしい。その呪いは自身の幸せを否定してしまうものであり、ひとたび呪われてしまったら自身のアイデンティティとなり、こびりつき、恋愛というものが世界と無縁であるように自然と自分から遠ざけてしまう。
山ちゃんはラジオで言った。「実は僕、結婚はすごく悩んでて、というのもラジオでずっと逆の人生の話をして、妬んできてて、幸せになることがあんまり良くないかなと思って、結婚するのが、怖くて」。
この言葉を聞いて涙が止まらなかった。「非モテ」にとっては「幸せ」になることは自身を否定してしまうことだ。誰かを愛すること、愛されることは、同じ「非モテ」である同士を裏切ることだ。
冷静に考えればそんな事無いし、そんな事思っているのは自分だけなのだろう。だけど「非モテ」という呪いはそんなバカですら分かることすら分からなくさせてしまう呪いなのだ。
かつて山ちゃんは友人であるオードリー若林、西加奈子と出演したボクらの時代でこう話した。「俺の走っている燃料が、妬み嫉み恨み辛み怒りだったら、彼女なり結婚なりというのはそれを消し去るものなんじゃないか」。まさに呪いだ。だけどそんな山里(もしかして若林にも向けているのかも)に西加奈子は言う。「うちらは『いや、みんなで愛し合って慈しみ合ってハッピーで、でもいいものを書ける』ってのを証明しようと思う」「大丈夫、結婚しても幸せになんないから」。
つくづく山ちゃんは幸せな環境に恵まれた人間だと思う。彼の周りには彼を肯定してくれる友人が多く存在する。彼にかけられた呪いを無かったことにしようと動いてくれた人達が存在する。だけどその環境は決して用意されたものでも、偶然現れたものでもなく、彼自身が作り上げたもので、その環境含め「山里亮太」の一部になっている。
もし、コンビ仲が最悪な頃、相方のしずちゃんが出演したフラガールで蒼井優と共演することを阻止してたら、コンビ仲が最悪のまま、南海キャンディーズとして漫才を続けることを拒んでいたら、不毛な議論で自身の幸せを信じるリスナーとの信頼を結べていなかったら、未知の仕事であったテラスハウスの仕事を受けなかったら、きっとこの未来にたどり着かなかっただろう。
しかし、この文章を書いている自分には未だにこびりついている呪いであり、現状、それを打破できる環境は作り上げられていない。
けど、山ちゃんの結婚で「非モテ」なんていう呪いのせいにすることはやめようと思う。そして、そんなきっかけを作ってくれた山里亮太、蒼井優、そして山里亮太を構成する周りの方々に感謝します。
そんなことしたら俺が捕まる