はてなキーワード: IPv4とは
【新元号】改元のシステム改修で慌てるシステム屋は「無能」とのこと - Togetter
最初に一言書いておくと、元号がシステムに最も絡んでいるであろう金融機関とか官公庁とか、そういうとこのシステムって想像以上に複雑怪奇に絡み合った化物みたいにどでかいやつが多くて改修めちゃくちゃ大変だと思うので、あんまり外野から勝手なこと言わんといてあげてください。
あんまりないと思うけど、今書いた通り官公庁とか金融機関は困るんじゃないですか。流行りのふるさと納税とかやったことないですか? あれのワンストップ特例申請見るだけでも、どこで元号使われてるかわかりますよね。
言いたいことはわかる。わかるけど、問題はそこではないと思う。仮に改元に対応可能なシステムを組んでいたとしても、そのシステムはこれまでに改元を経験していない。つまり実際に改元する際の手順を確認する必要があるし、その影響範囲を見極めなくちゃいけないし、改元作業のテストが要るし、改元当日のためのリハーサルが要るし、そのための業務調整やら休日出勤やら何やらが発生するわけで、いずれにせよ「平成」と書いてあったところを「hogefuga」と書き換えて半日ぐらいでハイ終了、みたいな話ではない。
というか、システムなんて想定外がヤマのようにあるのが常だろう。IPv4が枯渇するなんて想定されていなかったし、西暦2000年も想定されていなかったし、今後も2038年問題なんてのも控えてる。そんなもんだろ。システムって。
言いたいことはわかる。が、今回に関しては「事前に新元号が通知される」からこそ問題なんだと思う。
昭和→平成のときのように、突然元号が変わったとしよう。その場合、突然なので誰もすぐには対応できない。その時点でみんなが手遅れだ。だからこそ、SEはお客さんと調整しやすいんじゃないだろうか。すみません、半年かかります、1年はかかります、だからそれまでは暫定で平成使いましょう、西暦使いましょう、みたいな。まぁ、そうも行かない人たちはデスマるんだろうし、そういった負担や混乱を鑑みて、今上天皇は「生前退位」の意向を示したんだったと思うけど。
今回は事前に改元の日程がわかっている。2017年12月に閣議決定しているので、1年半近い猶予があった。そうすると当然、改元当日までに対応しようと誰もが思う。早く新元号を発表してもらって、悠々と対応を終えておきたいと思うのが人情だ。それなのに、新元号の発表は1か月前だと言い始めた。だからみんな憤っている。
もちろん、1か月前まで何もしないわけじゃなくて、仮の文字列を使って改修やテストは進めるだろう。しかし、最終的には正しい新元号がきちんと画面に表示されるか、帳票に印刷されるか、そういう確認が必要になる。元号を使うシステムなんて、公的機関や金融機関が多いだろうから、尚更チェックは厳しいだろうし、役所にある様々な種類の書類とか申請書、あれ全部新元号が表記されてること多分チェックしますよ。んでチェックした帳票や申請書を全国にあらかじめ配送しておいて5月1日から使ってもらうとか、そういう手配も必要なわけで。そういうことに1か月しか使えない、って結構ぞっとしない話じゃないですか。
言いたいことはわかる。でも、そんな簡単な話じゃない。
例えば。何らかのデータを、元号による日付入りで1000社に販売している会社があるとしよう。その会社が改元対応を行う。すると、そのデータを受信している1000社でも、受信後のデータ処理やらバッチ処理やらに影響が出ることになる。システムというのは、単体で動くものではなくて、複数が連関して動く。だから1箇所の変更が、その末端や連携先にも影響を及ぼすことが多い。複数社が関わるシステムの場合、各社の都合もあるので、2回に分けてシステム変更のリハーサルをやりますだとか、そういことだってあり得る。それを果たして1か月のうちに全部終えられるのだろうか。
無理でしょ。銀行の真ん中とかメインフレームだぞ。あれがインターネットにでも繋がってると思ってんのか。
疲れたからこのへんで。特に3つ目が重要かなと思っていて、本来なら1年半あったはずの猶予がわざわざ1か月に縮められるあたりが怒りを呼んでいるんじゃないでしょうか。わざわざ短い納期で焦ってやって失敗したら、それまたみんな叩くんでしょ? 陛下のおことばにも、国民の暮らしへの影響が言及されていてとてもありがたい話なのに、なんで「短納期でも問題ないだろ」ってその国民から蹴り入れられなくちゃなんないんですかね。
IPv4もNNTPのように傍流になったら終わる
こんばんわ。
IPアドレスの枯渇が言われ始めたのっていつ頃でしたっけ?
IPv4は32ビットだから40億個しかなくて世界の人口より少ないとか、
コンピューターは一人一台どころか一人が複数のデバイスを持つようになるとか、
それはそれで説得力がある。
でも私は当時から「IPv4だってまだ使えるだろ」って考えでした。
会社に1つあればプロキシ使って社員みんなでネット使えるわけですよ。
IPv4の32ビットに、ポートの16ビットを加えれば実質48ビット、256兆個のデバイスが使える。
というかずっと使われてきて今も人々の役に立っている工夫があるわけ。
なのに明日にでも恐怖の大王が降ってくる的な不安をあおる記事が幅を利かせる。
予算取りとかそういう思惑はわかるけど、見苦しい時代だったね。
まあIPv6が高機能なのは当然だが、どうやって移行するんだよ?
通信の根幹にかかわるプロトコルを変えるなんてありえないでしょ。
WindowsもMacもルーターもキャリアも粛々とIPv6対応進んでるけど、壮大な無駄事業に終わるよ。
フレッツなんてすごい投資してるよね。
こりゃ本気だ。
でも無理だから。
かつてのフレームリレーみたいな落としどころになるんじゃない?
「実は下のほうではIPv6で動いてますよ(ただしブラウザはIPv4で動いてますから)」とか。
「せーの」じゃなくて徐々に移行するって説明がされていたね。
IPv4の海の中にIPv6の島ができてだんだん大きくなっていくイメージ。
あれはまやかし。
海の世界と陸の世界が分断されて、利用者は海に住むか陸に住むかを選ばなきゃならない。
今日見たニュース、ネットショップ、SNS、どれかIPv6だった?
無いでしょ?
1日だっていやでしょ。一日分の売り上げを失う。
1時間なら?
1秒なら?
1秒ならいい?
つまり「せーの」になる。
今や政治にも金融にも小売りにも物流にも、個人も企業も行政も、
IPv6が言われ始めたころとは比べ物にならないぐらいネット依存しちゃってるから、
「せーの」以外ありえなくなってるよ。
原油価格が上がれば採掘コストの高い石油も掘れるというのが一つの理由。
IPv4も工夫すればまだまだ使えるわけで、
はてなのホッテントリでカツマーこと勝間和代がこんな記事を上げているのを見たんだけど
最近、家のネットを、IPv4からIPv6へ変更したら、倍くらい速くなりました
http://katsumakazuyo.hatenablog.com/entry/2017/12/27/185233
こういう記事を知ってライトユーザーがIPv6に興味を持ってくれるのはうれしいんだけど、
IPv6(と、IPv4 over IPv6)のセキュリティのリスクがあんまり認識されていない気がする。
例えば、JPNICがIPv6への移行に関してこんな記事を書いているんだけど
https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No54/0800.html
MAP-E(NiftyやBiglobe)や、はてなーに人気のDS-Lite(IIJやSo-net)だとIPv4の通信をIPv6(IPoE)
を通して通信するんだよね。こういうパケットって、ルーターでフィルタリングできるの?
IPv4 over IPv6対応のルーター(バッファロー、アイ・オー・データ、NEC<レンタル限定>)を
の機能を調べても、MAP-EやDS-Lite経由の通信をどうフィルタしているのかよく分からんなかった。
もし、IPv4 over IPv6の通信はIPv4のようにルーターでコントロールできないんだったら、ルーターの
例えば日本でワナクライが流行しなかったのはルーターが普及していたおかげだし、これからIoT機器が
広まって適切に管理されていないデバイスが広まったらルーターのセキュリティ機能を頼んないと
いけないんだけど大丈夫なのかな。
IPv6だとネットワークに繋がっている機器それぞれにIPアドレスが振られるんだよね。
だとすると、こんなリスクって考えられない?
http://dotsukareta.blogspot.jp/2017/06/ipv6pass.html
この記事だとパソコンのファイアフォールやセキュリティソフトも無効にしているから、
普段こんなことはありえないと思うけど、ルーターが機能していないからパソコン側で
対策しないとネットワークから丸見えなのはどうなんだろうなあ。
で、こんなことにならないようにバッファローのルーターには「NDプロキシ」が
ついているんだけど、バッファローのルーターって管理画面にアクセスするパスワードが
アイ・オー・データのルーターだとユーザー名もパスワードも12文字まで設定できるけど、
デフォルトで「IPv6パススルー」なんだよね。それに追加して「IPv6 SPI」がついているみたい。
NECのIPv4 over IPv6ルーターの機能は説明書を読んでみたけどよく分からなかった。
ヤマハだったら確実かもしれないけど、セキュリティの機能はどうなんだろう。業務用だから
UTMとかと組み合わせて使うものじゃない?(TP-Linkは分からない)
ルーターのパスワードがそれなりに強固で、機能もそれなりに充実しているんだったら
買うんだけどなあ。
実は、auひかりやnuro光だとデフォルトでIPv6が有効になっていることを知ったんだけど、
ルーターの設定が勝手にIPv6パススルーになってたりはしないよね。あと、フレッツ光でも
IPv4 over IPv6の場合と違ってユーザーが知らない間にIPv6対応になっていて、IPv6経由で
ネットワークから機器が丸見えってのは怖いなあ。脆弱性があった時にルーターが機能
しないってのは気になる。
うちの実家はマンション建設の保障でただで契約できるはずなのに、有料番組と込で有料契約させられてた。
有料コンテンツなんて、全く見てないと言っていた。
父が死んだときに、チーマー崩れの兄が恫喝混じりでクレームつけてて、ドン引きしたが、母は雨が降るとBSの映りが悪くなって嘆いていた。
BSは有料範囲で、解約をやりすぎたのだが、兄の恫喝の手前連絡しにくいと言っていた。
実家ではなくうちの方には「KDDI」の販売員が、工事をしたからネットワークの調子を見せろとよく訪問してくる。
一回付き合ったときは、よく判らない箱で速度計測して、接続に問題ないが速度が遅い乗り換えないか、回線以外はそのままで大丈夫と言ってきた。
横でNTTの速度計測を使い、プロバイダまでは速いこと、ボトルネックはプロバイダ側のIPv4の転送にあり、プロバイダとも話をして原因の特定はできていること、ただ回線をKDDIに変えても意味が無いこと、V6プラスなどのサービスを利用するなら現状でも出来ること、そもそもどこからどこの速度を計測して、何が問題だと思い、何を改善する提案だったのか?と聞いたらそそくさと帰っていったが、KDDIに電話すると「契約販売員のすることで」と言う。
契約販売員に名刺もたせるのか?御社が責任を取れない人間にサ-ビスを売らせて、契約をした私が悪いというつもりだったのかと問うと、貴重なご意見をありがとうございます、今後に反映いたしますという紋切り言葉になったので電話を切った。
いや、そんなことが話したかったのではない。
適切な契約範囲・問題解決案というのがあるはずだが、それを提案してくれる販売員というのはなく、大抵契約する側に知識もない。
こういう悲劇は、サービス提供側が徹底すれば防げるはずなんだが、売上を優先してしまうんだろう。
新聞の契約もそうだが、契約販売員が勝手にやったことなので、と言うかたちで免責されてしまう空気は、なんとかならんものなんだろうか。
以前のIPv4のネットワークならなんとなく見続けるうちにネットワークの概要をつかむことができた。
1.1.1.1とかせいぜい面倒でも232.111.102.22とかだ
それがIPv6になったらどうだ
AAA1:CAFE:1:1:A11B:BEEF:1100:4750とか
CAFE:AAA1:1:1:A11B:ABBB:1100:4750とか
もう何と戦っているのかわからなくなる。
これ障害が起こったらとんでもないことになるぞ。
ネットワーク図があってもどこで何が起こってるかわからなくなるやつ増えると思う。
もうネットワークは
もしくは特定のネットワーク内でのみ動作するDNSライクな機能を必須にするとか
AAA1:CAFE:1:1:A11B:BEEF:0:: = NEKOみたいに定義して
NEKO:1 とか NEKO:2とかで済むような機能を必須にしてほしい。
メモなので熱くならないでね
World IPv6 Launch 2012年6月6日 IPv6ポチっとな
世界のWebサイト、ISP、ホームルーターメーカーが2012年6月6日からIPv6対応始めますというイベント。既にGoogle,Fcaebook,Yahoo,Microsoft bing等多くの参加が表明されているよ
Participants | World IPv6 Launch
IP version 6 という意味。現在のインターネットは多くはIPv4グローバルネットワークのことを言う。Version5はどうした?とは聞いてはいけないよ。IPv4ネットワークを構成するIPアドレスが少なくなってきており、古いネットワークになりつつあるため先進的なコンテンツプラットフォームやネットワークはIPv6化を進めているみたい。今後IPv6のみでサービスするコンテンツも出てくる可能性があるね
このイベントで悪影響を及ぼすことがわかっている
IPv6への世界一斉対応、NTTは乗り遅れ フレッツ加入者のv6接続は遮断 :日本経済新聞
次世代ネット「IPv6」移行 日本は乗り遅れるのか :日本経済新聞
フォールバック問題って?
フォールバックの問題について | ホワイトペーパー | JPNE | 日本ネットワークイネイブラー株式会社
IPv6対応プロバイダ|フレッツ 光ネクスト|フレッツ光公式|NTT東日本|インターネット接続ならフレッツ光
IPv6対応プロバイダ|フレッツ 光ネクスト|フレッツ光公式|NTT東日本|インターネット接続ならフレッツ光
インターネット(IPv6)接続対応プロバイダー|フレッツ光公式|NTT西日本
フレッツネクストではISPが顧客にIPv6を自動で提供することが困難
IPv6 PPPoEはIPv6のPPPoEを設定するためのルーター機器を用意する必要がありこれはNTTで購入することができるが非常に高価
IPv6 PPPoE接続機器 IPv6トンネル対応アダプタ MA-100|ブロードバンドルータ等|商品一覧|通信機器トップ|Web116.jp|NTT東日本
IPoEでは特別な機器を用意することは必要ないものの、エンドユーザがNTTにフレッツv6オプションというサービスを申し込み、さらにISPにIPoEサービスの申し込みの必要があるね
PPPoE: 高価なルーター機器の機能が安価なブロードバンドルータに内蔵されるもしくは、NTTから提供される安価なレンタルルーター機器に機能内蔵されることが必要
IPoE: エンドユーザの申し込みが必要無いようにする制度改善が必要。注意点として、望まないエンドユーザが拒否できることも重要
うん、数年前から IPv4 アドレスが枯渇する~枯渇する~って騒いでるよね。
ようやく本腰据えてこの問題に取り組まないといけなくなってる。
これが枯渇したらどうなるか。
新しく IPv4 が取得できなくなるんだけど、とりあえずその問題は枯渇してからでもいいや。
今、本気で直面してるのは、インターネット黎明期に "予約" されて使わなかった帯域の話だ。
1.0.0.0/8 とか 2.0.0.0/8 とかいったアドレスって、IANA とかが予約してて使わなかった帯域なんだ。
でもって、その帯域はイタズラとか悪意ある攻撃目的で使われることが多かった。
1.0.0.0/8 の帯域からの攻撃であるように見せかけるパケットは、実際には使われてないんだから拒否しても問題ないよね?
当時は、そんな考え方をした。
だから、歴史的にも、拒否する設定をデフォルトで入れることが多い。
DNS のサンプルを見ても、そんなアドレス帯域は bogon とかで拒否してる。
けど、1.0.0.0/8 の帯域は、すでに一般企業へ開放されている。
これ自体は、いろんなところで言われてたりする。
そして、日本の会社で 1.72.0.0/13 という巨大なアドレス空間を取得しているところがある。
だから、もしかすると、そんなアドレス帯域を使う機会があるかもしれない。
そうすると、その帯域からはアクセスできないサイトが出てくるかもしれない。
枯渇するまでに直面する問題は多いよ。
枯渇に伴う問題に対応しながら IPv6 対応なんて、無茶すぎ。
~追記~
さらば、わがチャイナ
ttp://japan.cnet.com/blog/kurosaka/2010/01/14/entry_27036492/
単に「Google先生vs.中国様」というアングルで盛り上がるのも十分楽しいのだが、考えすぎることを生業とする私はもう少し問題は複雑だと思っている。というのも、中国様の特殊性というのは、ネット周辺でも本件に限ったことではなく、またそもそもネット以前のあちこちで見られる代物だからだ。
たとえばネットに関して言えば、実は従来から下位層やセキュリティのあたりでは話題になっていた。先に触れた検閲もしかりだが、ドメイン名やレイヤー2/3あたりのプロトコル設計、あるいはルーティング設計で結構好き勝手やっている、というのはよく知られたこと。最近ではIETFやITU周りの標準化でも暴れており、その界隈では結構頭の痛い問題となっている。
またIPアドレス枯渇問題とIPv6移行問題でも、中国は世界から見て悩ましいポジションにいる。放っておけばIPv4アドレスは中国が全部飲み込んでしまうし、取引解禁がアナウンスされた昨今では、彼らが札束でこれを買いにくる可能性は否めない。特にクラスAの一部は伝統的に個人(あるいはそれに近い団体)が所有しているものがある。目の前に金額欄の真っ白な小切手が置かれた時、何が起きるかは定かではない。
このように、何でもアリの「オレ様エコノミー」である中国を相手にしたビジネスは、率直に言えばリスクが大きいわりに、リターンが少ないまま終わってしまうということである。実際Googleでさえもそうした状況にある。つまるところ、中国系企業以外は魂でも売らない限り、中国相手にろくなビジネスはできない、ということなのかもしれない。
もっちーの意図は知らんけど。一般的に「英語圏」と言った場合は、コミュニケーションに英語を使ってるところが全部含まれるからアメリカ人だけの話じゃないね。
消費者の市場を考えた場合、中国が伸びてくると書き言葉としての中国語の重要性は確かにぐっと高まるだろう。
ただ、知の生産者としての世界を考えた場合、中国でもインドでも教育レベル高い人は大抵英語使えるわけで。むしろこの世界では生粋のアメリカ人なんて少なくて、アメリカの大学院も半分は留学生なわけだし、そうなると基本的にその世界では誰でも通じる英語でどんどん文献も蓄積されるって正のフィードバックがかかってる。ここから言語をスイッチするコストは無茶苦茶高い。IPv4に先が見えててもなかなかIPv6にみんな切り替えないのと同じ。「みんなが使ってる言語だから使う」んであって、それを例えば中国語に切り変えるには「周囲の大半が中国語で話すようになる」「主要な文献が中国語でまず出版される」ようにならないと。
そうなるには、中国が本当に一人勝ちになって、まともな研究をするには中国に行くしかない、ってくらいにならないとだめじゃないかな。でもそうなったらなったで、日本語の未来ってのはやっぱり明るくないね。
日本国内で十分にでかい市場を回せればいいわけなんだけど、これから人口減ってくしなあ。国内の産業盛り上げるには外に売ってかなくちゃって考えると、じゃあやっぱりビジネスは(英語なり中国語なりの)共通語でやるしかないねってことになる。
http://anond.hatelabo.jp/20090917201807
ってのを見た。
未だにVistaがオフィスに入らない理由としては、重いとかではない。
実際、Vista Ult(32bit→64bit)を、それなりにリソースたっぷり(Core i7)のPCで使い続けてみたけど、XPと比較して、OSのせいで処理が遅くなるとと感じるケースはあまりない。(但し後述で一部訂正する)
ビジネスで使われるPCってのは、今まで何とかPCで仕事をこなせる程度の、一般的なPCスキルの持ち主を想定しなければならない。
この層が、Vistaや7を使いづらいと感じてしまうのであれば、それは抵抗されるに決まってるわけで。
1)UACの問題。いちいちダイアログが出るようでは、OSの事など知ったこっちゃ無いユーザーには恐怖しか与えない。(Win7では改善される)
2)XPであれば周りに操作を聞いたり相談したり、Tipsを交換しあえるのに、そんな中でVista渡されたら、こんなのどう使うのって怒られる。間違いなく。
3)勝手にタスクで色々管理する。デフラグがデフォルトでスケジューリングされてるとか、何なの一体。(Win7でも改善されない)
4)見た目が変わる。いや、冗談ではなく、それだけで嫌がる人はいるんです。(Win7はもっと酷くなる)
次にリソースの問題。
一般的な職場を見渡せば判ると思うけど、基本的に職場で使われるPCってのは、5年程度使われるモノ。(リース契約とか使ってね)
2年前のPCなら、まず基本状態でVistaは稼動するだろう。けど、それ以前のPCはどう?といわれれば…ね。
さらに、環境の問題。
XPとVistaが混在している環境なんか、管理側からしたって想像したくない。
そして管理Server自体が2003Serverだったら。
いきなりVistaをクライアントとして放り込むわけにも行かず、かといって2008Serverにリプレースするなんて、面倒でしょうがない。
結局、職場でVista(Windows7も同じだけど)を導入するってことになれば、基本的に部署単位より大きな単位で、一括でごっそりやるしかないわけで。
PCの価格は下がってるし、一括導入をするコストは確かに安くなってはいるけれども、「今の状態を維持」するコストが、「Vista/7を導入して出てくるメリット」を凌駕するとはとても思えないんだよね。
さらに言えば、職場でPCを大量に導入する場合は、環境を色々同一にしなければいけない(職場毎の基本カスタマイズが必要)なのだけれども、Vistaを導入する場合、やることが多すぎる。管理者側からして、2003ServerとVista(または2008ServerR2とWin7)との連携を勉強しなおさなきゃいけない。
これらを踏まえて、たとえばPCを職場で大量にWin7で置き換えると考えてみよう。
導入までに掛かるコストの割合は、
・PCリース契約のやり直しと新規契約(OS代はここに含まれてしまう。) 30%程度
・運用管理用Server(Domain管理/FileServer/その他色々)の新規購入orリプレース 30%程度
こんな割合になるんじゃないだろうか。
だから、いくらWin7の価格を安くしようが、PCを安くしようが、屁のツッパリにもならんくらいしか、全体のコストは下がらない。
更に、ネットワーク構成の見直しやら旧環境との相互運用なんてものまで考えだしたら、運用側としては逃げ出したくなるね。
こういう風に、職場にVistaや7を入れるには、掛かるヒューマンコストが半端でないってことを、きちんと説明しているIT系サイトが少なすぎるよなー、と感じる次第。
結局、Windows7が出荷されたとしても、XPのサポートが切れるとか、リース契約が終了するとか、運用管理サーバを何かのきっかけでリプレースするとか、そういう事が無い限り、各現場がWindows7をバンバン入れるなんて幸せな路線は、ありえないという、お話。
個人的には、XPのサポートが切れたとしても、サードメーカーが「ウチがXPの面倒みまっせ」と手を上げて、そのサービスが大人気…なんて商売がなりたつんじゃないかと思う。致命的なセキュリティバグが出ない限りにおいて、だけども。IPv4の限界に達するまでは、おそらく職場ではXPの天下が続くんじゃないかな。いや、それですら逃げ道はあるんだけども。
追記:Vista/7に関しては、その利用に関して2点「直接的な問題」もある。
1つ目は、バックグラウンドで動いているサービスが多すぎること。(Windows7では少し減ったみたいだけど)
処理に関してどれだけ性能の高いPCを使っていても、正直言えばXPや2000の軽さは望めない。1つのプロセスの処理時間そのものは変わらなくても、どこと無くもっさり感を感じてしまう…という体験からは、逃れられない。
とはいっても、XPも登場当時はこれで散々叩かれたわけで、慣れの問題かな。
2つ目は、同時に導入されるであろうMS-Office2007。これは家庭向けPCではあまり気がつかない(導入されていないケースが多いから)、最悪の問題だ。UIへの戸惑いは、PCスキルが無い人にとって致命的過ぎる。Win7ではこのUIがアクセサリまで進出してるって?どんだけ。
追記の追記:最後に忘れてた。Office2007に入ってるIME2007!一番操作感を左右するであろう文字入力変換で、こんなバカ重いソフトなんか使わせたら、絶対クレームモノだ。とっとと窓から投げ捨てろ。どんだけ性能高いPC使ってても、これだけは導入禁止。
俺は半年前までWindowsXPのデスクトップを使っていた。
PSPでネットするのに、このWindows機に対応したWi-Fiとかいう変なUSB(BUFFALO WLI-UC-G)のWi-Fi親機端末を買ってインストールして、ネットにつなげていた。
こんなの→http://buffalo.jp/products/catalog/network/games/psp/ →http://buffalo.jp/products/catalog/network/wli-uc-g/
でも、Windowsはいい加減うんざりしていたので、年末にMacに買い替えた。
そしたら!この変な親機(BUFFALO WLI-UC-G)、ただでさえUSBポート一個消費&変なソフト常駐(AOSSルーター?ソフトみたいなの?)してムカついていたのにMacには非対応になっている!!
→http://buffalo.jp/products/catalog/network/wli-uc-g/index.html?p=spec (XPとVistaのみだとさ@買う前に確認しましょう)
で、その時に、ふと最近のMacはAirMacとかいうなんか無線LANとかできるような機構が入ってるらしいと聞いたのを思い出した。
もしかして、それで変な周辺機器買わなくてもAirなんとかでPSPがネット接続できるんじゃね?と思った。
「mac wifi psp」でググってみると参考サイトはすぐに出た → http://ponpokorin.exblog.jp/3882175/
でも、このサイトは残念ながら、俺の使っているMacと参考用に貼られている画面が微妙に違う。(基本は同じだけど)
そして何より繋いでいるのはPSPじゃなくて、DSだったことが違っていた。
だがしかし、原理的にPSPでもできないはずがなかろうと思い、差分はテキトーに読み替えながら挑戦したら何もつまづくことなくできてしまった。
というわけで記念として、自分用メモとしてこれを書き残す。
MacでPSPをネットに繋げたい!と思った人は是非参考にしてほしい。って、フツーはこんなん読まなくてもできる人ばかりだろうけどさ。。。
何となく動いたからいいや、みたいなメモなので参考にする人は自己責任で。
DNSって何?って聞かれても俺も知らない。何で動いたかは知らない。
まぁ、最低限のこととして、パスワードが12345であるとか書いたりしてるけど、ここは読み替えれよってことで。
でも意味解らん人はとりあえず12345って入力しとけばいいんじゃないのかな。(笑)
※最初は本当に12345で試した馬鹿です。ハイ
http://www.digitalinfra.co.jp/20080511/9400.html
なんかこの人病的に批判してるけどなんかあったんだろうか・・・。
ともかく、突っ込みどころが満載だが、そもそもIPv6ってのがアドレス枯渇どうこうとか言うのって正しいの?
IPv6って基幹ルータの経路表を圧縮するために導入するような認識なんだけどなぁ。
エンドツーエンドの通信がどうこうとか、P2Pの利用がどうこうとかどうでもよくて、
1ホップごとにいちいちチェックサム計算するようなルーティングとかもういらんでしょ。今は内部的にどうなってるか知らんけど。
IPv4ってアドレス云々の前にルーティングが本当に限界に来ているんだから、なんとかしないとダメなはずなのに。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070516/271198/
ここ増田にも、難民となってしまった増田民が多数いた事だろう。とんだ災難でしたな。
それにしても、4千のルータに1万五千のルーティング情報ですか。想像したくない規模だね。
そういえば東の光はIPv6アドレスを配り始めているんだよね。その情報はどの程度あったんだろうか。IPv4/IPv6混在環境がルーティング情報の肥大化に拍車をかけているという事はあるんだろうか。
たぶん、IPv6環境に統一できれば、かなりルーティング情報も軽くなるんだろうな。しかし、これからかなりの長期に渡りIPv4/IPv6混在環境が続くんだろうね。その間、フラグメント化が進むIPv4のルーティング情報と、増え続けるIPv6のルーティング情報に対応していかなければならないんだろう。大変な事だ。
枯渇が近いといわれ、フラグメント化の進むIPv4アドレス、その問題を解消するため普及に勤め、増えるだろうIPv6ルーティング。
次は西で起きるだろうか。これをケーススタディとして、回避できるだろうか。