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はてなキーワード: 日産ノートとは

2023-12-16

anond:20231216144701

心配ありがとう子宝二人に恵まれてこの前マンションも買いました!上の子は無事受験も受かりました。

車は日産ノートオーラですが、次はLBXサイズ上げてGLBにしようと思っています冬のボーナスは250万でした。

人生上手く行ってて楽しいです!なにか反論するなら論理矛盾を突くような具体的な内容にするか、せめて相手に刺さるような辛辣なことを言えばいいのに「日常生活がつらい」みたいなめっちゃファジー表現しか出てこない頭の弱いおじさんをイジメるのも爽快で楽しいです!

2023-09-22

日産ノート

4WDで最低地上高130mmとか悪路走破性求める4WDで何考えてんのって思うわ

オーラは2WDも4WDも130㎜

2WDは走行性など考えて150㎜未満でいいけど、4WDは150㎜以上が最低条件だろ……

そんなあなたノートAUTECH CROSSOVER

最低地上高は150㎜かつ見た目はなんちゃってSUV風味だけど、ハイブリッドや電動系での4WD性能は圧倒的にいい

2023-03-17

車2023Spring

前回

anond:20220421112913

anond:20220719173022

おかげさまで無事生まれまして、母子ともにすこぶる健康、父はリスキリングで料理の腕を上げました。

今日は車の話をします。

ソリオ納車して半年くらいたった

大して乗っておらず、1,000km行ってないぐらい

関東近郊で2回くらい遠出はしている

走行性能関連


減速は回生ブレーキがよく効いていると思っていたが、実は大して充電していなかった。

下り坂でも充電していなくてちょっとショック。

取説にも減速時に充電としか書いておらず、実際幹線道路を流してるとよく充電している。

そしてあっという間に満充電メモリになっているのであった。

減速はいい感じな気がするんだが、回生ブレーキは大して働いていないので、なんかエンジン制御をうまくやってるんだろう。それか気のせい。

乗りやすいとは感じるのでいいっちゃいいんだが……。

まぁモータアシストのおかげか高速の合流とかでも遅!ってことはなく、エンジンはわりと静かだし全体的には快適で悪くないと感じる。



で、そんな事を考えていたらストロングハイブリッドが出ていた。

CMは前のほうがよかったな。

この前すげーどうでもいい事に気づいたんだが、スズキ車のCMって走行シーン全然ないんだよな。

ハスラーに至ってはアニメだし。

ストロングハイブリッドですが、5段変速パドルシフトがあるのがちょっと羨ましい。

ともあれACCが40km/hで切れるのが厳しい。それなら中古フリードにすると思う。

そのACCについても思うところがある。まさかメーカーによってここまで差があるとは……。

今までトヨタ車を借りることが多かったため、いざソリオで使うと減速制御があまりにも下手くそで驚いてしまった。減速が遅く急。

まぁ定速で前の車についていくだけであれば十分なんだけど。

  • 風に煽られる -15点
  • 風切り音とかロードノイズがかなり入ってくる -15点

ハイトワゴンの時点で覚悟はしていたが、やはり風に煽られる。

右折レーンで止まってて横トラック通るとめっちゃ揺れるし。

止まってて揺れるのはまだいいが、高速で直進安定性に影響ある気がしてちょっとつらい。慣れたけど。

やはりレーントレーシングアシストはあってほしい。

スズキ……。

あと風切り音、風が強かっただけかもしれないがかなり気になった。

エンジン音はうるさくないし、アイドリングストップ周りは全然気にならずかなり良い印象なんだが。

エンジン周り以外は結構うるさいというか、雑な感じがしてしまう。


ユーティリティ

  • 車内はおおむね快適 +15点
  • 新車匂いが消えない -10
  • 見慣れてくるとわりと図体がでかい -1点

新車匂い、しつこくね!?

光触媒スプレーを使ったり窓を全開にして乗ったりやってるが、未だに乗り込む時空気が悪い。なんとかならんかね。

新車環境性能割も高かったし、次は中古車を積極的に狙っていきたい。


乗り出して気づいたのは、ドアの横についているボタンめっちゃ便利なこと。

これがあればもう鍵ポケットからさなくていいじゃん。感激!

めっちゃ気が利くし最高だな〜って思ってたんだが、最近の車種だとわりと普通なんだな。

カーシェアで借りたソリオはサイドミラーの開閉も手動だったぐらいなので、雲泥の差ですよ。



全方位カメラ、実際便利なんだが、駐車が下手くそだとかえって良くないことに気づいた。

結局従来どおりサイドミラーとかでやった方が感覚がつかみやすい。

ビューモニタ最後の方だけ見るようにしたら、最近はわりとシュッと入れられるようになってきた。

幅寄せかには便利だし、安心感もあるので今後も絶対欲しい機能ではある。


  • NaviConとCarPlayの食い合わせがよくない -10

CarPlayは長い目で見て絶対必要と思ってたのだが……

現状結局bluetoothで繋いでおり使わなくなってしまった。

なぜか。車載ナビ付いてるのでとりあえず使っており、NaviConっていうナビ連携アプリを使いたいためだ。

NaviConは有線かbluetoothで繋ぐ必要があり、Carplaywifiでつなぐので共存できない。

今はmagsafe充電使ってるのでケーブルを差すのはつらい。

結構色々あがいたが、素直にCarPlayを諦めて解決した。

余談だが車にはType-Aのポートがいくつかあるが、どれも充電がクソ遅い。

magsafeはシガーソケットからType-Cのカーチャージャー使って12Vで給電させ、7.5wで動いていてわりと快適に過ごせている。

そもそも車載ナビ使わなければいい気もするが、あれでもHUDに矢印出たり嬉しい点はある。

個人的にNaviConのシンプルさが気に入っているのもあるんだよな。あらかじめ経由地を決めてルートを作っておいて送れるのが良い。

Googleマップのナビもいいんだろうが、経由地ありのルート入力とか一瞬でやるの面倒な気がする。他はもっとめんどそう。

じゃあ地図もまだ新しいし、更新ライセンスもあるし、当面車載ナビでいっかなーと。

だが、スズキのナビの更新はすげー面倒で地図も年一回しか更新しない。うーん……。

  • 後席が広い気がする +20

自分ではあまり使ってないので実感はないが、妻が使っているのを見るに広い気がする。

この前旅行に行ったが、そこそこ大きい荷物を足元に置いて不自由ない。

授乳おむつ替えもできたし。子どもが小さいうちはかなり有用かも。


うちのベイビーの顔に日差しがかかっているらしく笑ってしまった。

1歳までの後ろ向きのチャイルドシートなので影響あるが、普通に使う分にはまぁいいのでは。

とはいえ後席サンシェード付いてる車も条件として考えていたので、思わぬ盲点があったものだなと。


ミラードラレコはいいぞ!

YoutubeDIY動画もあるし、自力でやってみたら意外といけた。

結構楽しいし、他にも色々カスタムしたくなってくる。沼では?

総評

  • 納車が臨月に間に合い、無事送迎もでき役に立った +1,000,000点


という事で、計 999,972 点で最高の買い物となりました。

やったぜ!

点数は主観的な気分です。


次の車

早速次に何を乗ろうか考えている。

今一番アツいのは日産ノートオーラです。

ノートオーラ

納車直前にE13ノートカーシェアで乗って、性にはまった。

e-POWER なかなかいいじゃん! ワンペダル楽しい

メーターも最初薄くて違和感があったが、乗ってみるとしっくりくる。

ステアリングや電動シフトなんかも印象良く、実にしっくりくる車と感じてしまったのだ。

後になって知ったのだが、ロードノイズの大きさに合わせてエンジン制御してるんだってね。

そりゃ静かに感じるわけだわ。天才か?

エンジンは発電に使ってモーターで動くって、微妙先入観があったし実際燃費は悪いんだろうが

でも実際に乗ってしまうと、シリーズハイブリッドいいじゃんってなっちゃったなー。

しかもそのノートの上位版のオーラがあるんだって!? 次はこれっきゃねぇ!

そんなノートオーラ微妙に感じる点

1. 最低地上高が低い

オーラでも130mm、ノートだと更に低く120mm。大丈夫なのか?

まぁソリオも140mmで一切困ってないし、あぜ道みたいなところに突っ込む気もないので多分大丈夫なのでしょう。

大丈夫なんだろうか……。

2. スマートミラーに録画機能なし

なんで!?

ミラードラレコにしたのも、横浜日産車見て良さげだったからなのに。

最近トヨタ車は普通にオプションドラレコ連動ミラー付けられるのに!?

なまじ採用が早かっただけに、古い製品を使い続けないとダメになってしまってるんだろうか。

純正前後ドラレコ付けても前後別にカメラをつけることになる。そしてこのドラレコは評判が悪い。

3. ワイパーのかかる範囲微妙で、ドラレコ設置がシビア

じゃあまた自前でドラレコ付ける事になるが……。

助手席前のワイパー範囲結構狭く、フロントカメラボックスの際を通っていくらしい。

うーんまぁ運転席側のミラーの裏あたりに付けれれば別にそれでいいんだけど

4. 日産リスク

ここ最近の状況の変化でどう転ぶか。格付け落とされて資金確保大変なんじゃないかって話もあるが。

ノート系も直近で50万くらい値上げしてたし、買おうと思ったときには400万円台みたいな事になってないだろうか。

中古で見るので関係ないとは言えるが。

5. ヒューズ形式が独特

micro2とかいう低背とミニ平型の中間みたいなやつらしい。

なので一般に出回っている製品あんまりなく、調達が若干面倒そう。

グローブボックスを外すのにT20ルクスネジを外す必要があり、このドライバーもいる。

6. USB給電仕様微妙

Type-Cが付いてるが、5Vまでしか出ない仕様

3A出力で15Wでるから十分そうだが、スマホアクセサリがそれで受けれるだろうか。

結局シガーソケットから取ることになると思われる。せっかくなのでヒューズボックスから取ろうかな。

メーカーに言いたいのは、いまいちなUSBポート付けるくらいならいっそなくてよいという事です。

7. センターコンソールが使いにくそ

あの電動シフトの下にスペースがある形、使いやすいんだろうか。慣れるかな。

あとソリオもそうなんだが、ドリンクホルダーは中央にあったほうが使いやすいと思う。ウォークスルーだと仕方ないが。

8. オーラのコンセプトが微妙に合わない気がする

上質をまとったコンパクト、とは言うが、つまりどういう事なんだろうか。

外装内装特に気にしてないんだよな。好きでも嫌いでもないというか。

フロントツイード装飾とかは邪魔くさいとすら思ってる。magsafe充電台どこに付けようか。

BOSEスピーカーも、正直そこまで上等な音楽聞いてないし。あったら嬉しいだろうがあんまり重要じゃない。

個人的に求めてるのは静粛性や乗り心地。

モータジャーナリストYoutubeでのレビューに影響を受けている。

特にフロントドアが遮音ガラス入ってて、静粛性が良いと。

E13ノートでもわりと良かったのにさらに静かなんて! 最高!

と思っていたんだが、はたしてどうだろう。本当にそんな変わるだろうか?

だいたい、オーラ公式HPでその辺あんまり触れてないんだよね。

なんだったら新型シエンタにも高遮音ガラス入ってるし、そっちの方が前面にアピールしてる。

オーラは上質な走りとは言うが、サスはノート共通でリアはトーションビームなんだよな。

実は、内外装を豪華にした映え重視のノートなのではないか。そのコンセプトには合わない。

上質な走り……車格とは……うーん……。

わかりました。それはクラウンです。いつかはクラウンクラウンに乗れば全部解決だッ!!!

中古の安い220クラウンならギリッギリ手が届きそうな気がしなくもない!

ソリオから乗り換える時の先代クラウンってもう何年物になってるかわからんが気にしない!

行ける! ウオーッ!!!

5年落ち80系ハリアー作戦

というかクラウンでいいならハリアーでもいいんだよな。

実は現行型のハリアーカーシェアソリオと同じくらい乗ってたのだ。

3泊4日の旅行走行距離700km弱。高速に峠に色々駆け回った。

ちなみに費用距離料金込みで4.4万ほど!やはりカーシェアは安い。

現行型のハリアーはすごい良かったんですよ。

ガソリン車で一番安いモデルだったけど全然良かった。

特にステアリング感覚が良かった。軽くていい感じに動かせる。本皮巻の手触りや馴染みも良かった。

エンジンもうるさくなく、安定感もあり、高速でもすごいリラックスして運転できた気がする。

今見たらSグレードだと遮音ガラス入ってなかったのか……いや、十分静かだった気がする。

あと峠道をマニュアルモードで走りまくったのが楽しかったんだよな。

CVTなのに多段変速っておかしいだろと思うだろうが、これがなかなか面白い

高回転のエンジン音を聞きながら、正直ガソリン結構楽しいなと思ってしまった。

e-POWERにはそれがなく残念だが、回生ブレーキモーターのトルクでどう走れるかやってみたいという気も……。

まぁそんな感じだが、個人的に信頼と実績のある現行の80系ハリアーでどうか。

せっかくなので4WDノートの電動4WDほどではないが、ハリアーのE-Fourも結構出力あるリアモーターを積んでる。

SUVの割高感はあるが、5年落ちの車が出てくるあたりでどうなる。なんとか手が届いてくれ……!

待てよ、ハリアー行けるなら新型エクストレイルも行けるんじゃないのか?

うーんエクストレイルはさすがに手が届かなさそうなんだよな。

となると、やっぱりノートオーラ検討しようか。

実は前にE13ノートカーシェアで――

そもそもどういった車に乗りたいのか

無限ループに入ったのでここらへんで冷静になって考えたい。

e-POWERが良かったって出発点から、いつのまにかまたハリアーに乗りたいって話になってるのか。

というかお前まだ納車して半年やないかと。

ソリオ実用車としては素晴らしいと思うのだが、乗ってて所有欲が満たされることはない。

もっと楽しいおもちゃが欲しい! と。

まぁハリアー乗ってたらそれはそれで、はぁ〜BMW乗りたいとか言ってると思うけど。

全くしょうもないと思われるだろうが、物欲の塊なので仕方なくうまく付き合っていくしかない。

それは置いておいても、やっぱり長距離もっと楽な車が良いという気持ちはある。

風の影響が少なく、ACCが実用的で、ノイジーでない車……。

e-POWER 良かった気がするんだが記憶が薄れてきたので、横浜まで試乗しに行きたい気持ち

そんなわけで、子どもが多少スライドドアなしでも行けるようになりそうな

5年後、いや7年後……

7年後に300万くらいの中古車を買うとして

月に直すと4万弱の積立を……

そんな かねは ない

のしい車計画 おわり

2022-06-22

anond:20220620193239

おじさん、それ、いつの情報…?

知らないから教えてあげるけど、それが成り立つの超小型車モビリティクラスの低速EVだけだからな。

分かってて、嘯いてるのかもしれないけど。

速度だそうと思うと、重いから足回りやシャシボディを3倍くらいは強化しないとまずいし、モータは高速苦手だから結局ギアはいるし、重い故にトラックバスみたいな作りなるからコスト

質量あるEV無駄多過ぎなんだよ。



テスラモデル3の重量は1760 ~ 1850 kg。初期モデルには2速トランスミッションがあったけど今はない。それで普通に250km/hオーバーで走れる。重量が動力性能のハンデになってない。ほぼ同車格のトヨタ・カムリの重量は1550 ~ 1680 kgで、差は200kgBOMで見た原価は、元増田で書いたように、両者ほぼ肩を並べるところまで来ている。

日産リーフの重量は1520 ~ 1680 kg。速度は最新モデル最高速度が160km/h。もちろんトランスミッションはない。ひとまわり小さい日産ノートの重量は1190 ~ 1340 kgこちらも「足回りやシャシボディを3倍くらいは強化しないとまずい」なんて話にはなってない。

EVトランスミッション組み込むのは、200km/h以上での巡航を想定してる、ポルシェみたいなごく一部のパフォーマンスカーだけだよ。日本公道でそのスペックを使う機会はない。で、そういう車種になると総重量もICEとさほど差がなくなる。カイエンタイカン比べてみ。

2022-04-22

anond:20220421112913

軽はターボ付きモデルじゃ無いと高速道路まともに走れないのに、何も分かってない奴ほどノンターボ中古で安い軽買って失敗するからなぁ。

軽は重心高くて不安定なこと以外にも、小さいタイヤで無理に走るからいろいろ無理してる。普通車の小型車(Bセグメント)だと、今なら走りが良い日産ノートe-power買うのが一番でしょ。

ホンダフィットは現行車種いまいちだし、トヨタヤリスほ車好き用、マツダ2はデザイン寄りだし。

2020-12-19

EV問題について整理してみる

昨今、まことしやかに騒がれてる「EVシフトであるが、その実現のためには様々な問題があると思う。EVにまつわる問題点にまつわる意見を、備忘録がてらまとめてみたいと思う。

「こんな問題もあるよ!」っといった意見や、文中のどこそこは間違っている、おかしいなどの指摘があれば、教えてください。

1.電力需要の増大にまつわる問題

EVを広く普及させていくにあたり、電力需要の増大が予想される。では、具体的にどれくらい需要が増えるのか。

乗用車400万台をすべてEV化すると、電力使用量がピークとなる夏の時期に、発電量を10%から15%増やさなければならないという試算が出ている。これは、原子力発電所プラス10基分、火力発電所プラス20基分に相当する規模である[1-1]。もし、原子力発電所新規建設、稼働することで補おうとすると、放射性廃棄物問題や、災害時のリスクテロの標的となる等のリスクが発生し、火力発電所場合では、CO2排出量の増加を招きかねない。

これは2018年度末のデータであるが、東京電力火力発電所の熱効率は、石炭石油、ガスの発電を平均して49.7%[1-2]となっている。それに対し、2020年現在ガソリンエンジン車の熱効率一般的に40%前後となっており、トヨタ カムリ搭載の2.5Lエンジンが41%[1-3]、マツダSKYACTIV-Xは公式の発表はないものの、43%前後[1-4]と言われている。これを考慮すると、火力発電所が主力といえども、EVの方がCO2排出量が少ないと考えられる。

しかし、研究室ではエンジン単体で熱効率50%を超えるエンジンの開発に成功している[1-5]ことから、将来的に熱効率50〜60%を超えるエンジン一般的になる可能性も十分にある。そして、電力の送配電に4%ほど送電ロスがある[1-6]点において火力発電所は不利になることを考慮すると、EVを普及させて火力発電所を動かすよりも、内燃機関を搭載した車の方がCO2排出量が少なくなる可能性もある。

2.給電設備問題

EVの普及にあたって、充電ステーションの普及は必要不可欠となる。といってもEV場合基本的には自宅で充電するため、既存ガソリンスタンドをまるまる充電施設に改修する必要は薄いと考えられる。充電ステーションを設置しなければならないのは、EVオーナーの自宅駐車場、そしてパーキングエリア観光地などといった場所である

自宅が一軒家の場合比較簡単に、安価に設置できる。しかし、マンションなどの集合住宅駐車場場合設備費用工事費用、維持費が高額になるばかりでなく、管理者との合意形成必要もあるため、充電設備の設置はあまり進んでいないのが現状である中央電力株式会社経済産業省データを元に作成した資料によると、新築マンションに住むEVオーナーのうち、自宅に充電設備があるオーナーは1%未満である[2-1]。

また、お盆GWの時期には観光地高速道路パーキングエリアが大混雑するが、このような状況下でも、EVの充電ステーションが不足しないように整備しなければならない。特にパーキングエリアキャパ不足は長距離トラックにとってさらに深刻で、慢性的に駐車マス不足が続いているパーキングエリアも珍しくない。キャパ不足気味のパーキングエリアで給電設備を充実させるためには、パーキングエリアの簡易的な改修だけでは済まされず、抜本的な改修が必要である

そして、充電設備の充実のためには、充電時間の短縮も重要になる。短時間で充電できるような充電器の開発や、それに対応するバッテリーの開発も必要となる。

乗用車400万台をEV化した場合、充電設備投資コストは14〜37兆円掛かると見積もられている[2-2]。そのコストのうち、民間がどれだけ負担できるか分からないが、設備投資を促すために国から出資や、法整備などが求められることは間違いないだろう。

3.市場競争力にまつわる問題

EVが普及するためには、市場において消費者に受け入れられなければならない。既存ガソリン車と比べ、EVは十分な市場競争力を持ち合わせているのだろうか。

少なくとも2020年現在日本国内においては、EV市場で受け入れられているとは言い難い。2020年1月〜6月の新車登録車数は、日産リーフが6,283台なのに対し、同セグメントの日産ノートは41,707台[3-1]と、EVガソリン車に対して大きく水を開けられている。主な原因は価格で、日産ノートは122.8万円から販売に対し、日産リーフは332.6万円からEVであることに魅力を見いだせない限り、消費者EVを買うことは非常にハードルが高い。しかし、新しいバッテリーの開発や、減税や補助金などによって、価格競争力を獲得していく可能性もあるだろう。

そして、次に消費者EVを受け入れるにあたって重要となるのが、充電して使うという特徴と航続距離の短さを消費者がどう捉えるかである

普段使いとして通勤や買い物に使う分には、EVガソリン車と比べて優位であるといえる。というのも、家に帰ってプラグを挿せば充電されるため、わざわざガソリンスタンドで給油をする必要がなくなるからである電気代も、ガソリン軽油と比べて安いことも大きなメリットとなる。さらに、停電時に車から住宅に給電できることも、大きな特徴である

しかし、自宅で充電できることと、住宅に給電できるという特徴は、プラグインハイブリッド車と共通したものである。したがって、プラグインハイブリッドには無いようなEVメリット消費者に示せなければ、EVは選ばれにくくなる。

さらに、長距離ドライブでは航続距離の短さがネックとなる。テスラなどのEVは、残量が減ると自動で最寄りの充電施設に案内してくれる機能が備わっているし、似たようなサービスを行うスマホアプリなども登場しているが、それらが「電池切れを起こしたらどうしよう」という消費者心理をどれくらい払拭してくれるだろうか。もちろん、パーキングエリア観光地で充電設備などのインフラ整備が進めば不安はある程度減るだろうが、「お盆帰省ラッシュ時に、パーキングが大混雑してて充電スタンドが使えなかったらどうしよう」などと言った不安は、考え出せばキリがない。また、今年12月、関越道大雪のために立ち往生が起こったニュースを見て、EV敬遠した人も少なくないはずだ。失敗したくない大きな買い物で、未知なる商品消費者は手を出せるだろうか。

EV消費者に選ばれるためには、プラグインハイブリッド車にはないEVならではのメリットを持ち、充電インフラと航続距離デメリットをある程度解消しなければならない。そのためには、低価格で大容量のバッテリーや、短時間で充電可能設備の整備などが必要である

4.災害時の問題

災害時のEVメリットとして、EVから住宅に給電できるというものがあり、これは停電時においてガソリン車にはないメリットである災害時において、電力の復旧は真っ先に行われるため、災害の規模によってはガソリン車よりもEVの方が有利になることも多い。また、災害時にはガソリン需要が急速に高まり品薄になることもあるが、電力さえ生きていれば、EVではそのような心配をする必要もなくなる。

しかし、燃料の補給が困難であることは、災害時にEVリスクとなる。内燃機関場合、よそから燃料をもってくれば動かすことができるものの、EV場合それが困難であるからだ。前述の関越道の立ち往生のようなシチュエーションであったり、東日本大震災のように、電力インフラが壊滅的に破壊されてしまった場合には、EVは非常に不利になるだろう。

5.産業の衰退にまつわる問題

日本自動産業は沢山の中小企業を支える巨大産業である。もし、EVが主流化することで部品簡素化が進み、中小企業利益減少、それに伴う倒産が相次げば、日本経済に影響を及ぼす可能性がある。EV化で不要となる自動部品の出荷額は、2014年の実績によると、5,368億円にのぼるという試算があり、これは自動車関連部品の出荷額のうち、25%に相当する[5-1]。

6.バッテリー製造にまつわる希少金属(レアメタル)の問題

2020年現在EVバッテリー製造にあたって、リチウムコバルト等のレアメタルが使われている。しかし、このようなレアメタルは埋蔵量が少ないほか、生産国が限られているため、地政学的なリスクがともなう。たとえば、 全世界リチウムの産出量のうち、その半分以上をアルゼンチンボリビアチリが担っている[6-1]。 さらに、コバルトに至っては、その産地がコンゴ共和国1国だけに集中している[6-2]。

インフラを担う資源特定地域に集中していることは、地政学的なリスクが伴う。かつてオイルショックによって経済混乱が引き起こされたが、EVの主流化は、それと似たような混乱をまねくおそれがある。

このような問題を受け、レアメタル使用しないバッテリーの開発が各国の自動メーカー研究機関によって行われているが、完成・量産化のめどは立っていない。

7.石油燃料が余る可能性について

原油は燃料(ガソリン軽油)や化学原料の製造など、様々な形で利用されているが、これらは原油精錬することで作られている。

石油消費量のうち、自動車用燃料の割合は40%ほどであり[7-1]、仮に自動車がすべてEVになったとしても、原油需要ゼロになるわけではない。つまりEV自動車の主流になった場合原油精錬する過程で生じる軽油や、ガソリンの原料となる重質ナフサが余る可能性がある。

余った石油燃料やその原料は、火力発電などで消化できればよいが、それができない場合は何らかの利用法を考えなければならない。

ざっくりまとめると、EVが普及するためには、新しいバッテリーの開発と、電力需要の増大に対する対応が求められる。新型バッテリーは、市場競争力の獲得、地政学的なリスク回避のために必要であるが、その実現の見通しは立っていない(バッテリーの開発は半導体研究と異なり、運頼みのような要素が強いためである)。しかし、優れたバッテリーが開発されてしまえば、EVシフトは一気に現実味を増してくるだろう。

しかし、それ以上に困難な問題が、電力需要を何らかの方法で賄わなければならないことである自然エネルギーを利用する場合ランニングコスト供給不安定になりがちなこと、場合によっては自然破壊につながることを考慮しなければならない。原子力発電所を主力とする場合、再稼働するだけではなく、新たに発電所を設けなければならないうえ、放射性廃棄物問題災害時のリスク解決されていない。また、火力発電所を主力とする場合こちらも発電所建設する必要があるほか、ガソリン車の方がCO2排出量が少なくなる可能性も否定できない。そして、EV化を進めるにあたって様々な領域において設備投資必要であり、莫大なコストが掛かるほか、その過程でもCO2排出されることを考慮しなくてはならない。

個人的な考えとしては、無理してEVシフトさせていく理由はないと思う。バッテリーの開発の見通しが全く立っていないのに対し、内燃機関の開発はある程度見通しが効いていることをふまえると、ハイブリッドカーによってCO2削減を目指すほうが建設的なのではないか。もちろん、「EVなんていらん!」と言いたいわけじゃないけど、「内燃機関消滅するんだ!」っていうのはあまりにも行き過ぎなんじゃないかなと。また、世界各国が将来的にガソリン車の販売禁止を行うとしているが、どの国もEVにまつわる問題解決道筋を明確に示せていない以上、事実上は達成目標にすぎないのではないかと思う。

市場競争力などを考えると、EVセカンドカーとしてある程度は普及すると思うけど、主流になるのは高熱効率エンジンを積んだプラグインハイブリッドカーなんじゃないかな。

追記2021年1月21日

はてなブックマークにてこのような内容の批判いただきました。

これが世界の潮流であり、北米欧州中国という日本よりはるかに大きな市場EVに舵を切っている。というのが抜けてますよ/日本だけで細々と売ってくならいいけど、世界に車を売たきゃ潮流に乗らないと。

どんな国内事情があろうとも、EU中国ガソリン車全廃と言っているんだから、限られた時間の中解決していくしかないでしょ。解決出来なければ、日本自動産業は淘汰されるだけ。

これらの批判に対するコメントを書いていこうと思います

このようなはてなブックマーク批判に加え、「EV化は環境問題解決のためというよりも、自動産業における次世代覇権をかけた競争となっているため、否応がナシにEV化は進む」

という論を度々見かけますしかし、このような論調は「欧米各国や中国では、EV化と内燃機関全廃が必ず 実現される」という前提の上に成り立っており、欧米各国や中国における、EV化の実現可能性にまつわる議論が欠けているものだと思います政治的圧力をかければ、何でもかんでも上手くという論はあまりにも乱暴です。

たとえば電力にまつわる問題中国場合貿易戦争によって石炭の輸入量が低下し、2020年から大規模な電力不足が発生しています。また、ドイツでは自然エネルギーの大規模な利用に成功していると言われていますが、実際は自然エネルギー安定的供給できておらず、不足した際はフランスから原発由来の電力を輸入している状況です。電力不足自然エネルギーの利用にまつわる問題は、日本のみならずありとあらゆる国でも課題となっています

他にも、本文において書いたようなバッテリーにまつわる問題市場競争力にまつわる問題は、あらゆる国において共通するような問題であるといえるでしょう。そして、このような問題解決にあたり、まだ形にさえなっていないような新しい技術必要とされています

世界各国ではEV化を進めるための具体的な 算段や道筋がついており、非常に高い可能性で実現できそうである。このままでは日本出遅れるだろう。」という話であれば、私もEV化と内燃機関の淘汰に異論はありません。しかし、実際はどうでしょうか。どの国も具体的な道筋を示せておらず、問題は山積み。そのような状況で、政治的に舵をとりさえすれば実現するようなものだと言えるでしょうか。欧米各国や中国が、EV化に失敗することはないと断言できるでしょうか。

私は、将来的にEV化することを完全に否定するわけではありません。本文に書いたとおり、現在と比べてEVシェアは大きく伸びると思いますし、想像もつかないような技術が開発されることによって、本当に内燃機関が淘汰されるかもしれません。しかし、本文に上げたような問題現在あることを考えると、「内燃機関は必ず淘汰されることになる」とは言い切れないこともまた事実であり、現実だと思うのです。

そして、EV化と内燃機関車の廃止を実現できるかどうか不明瞭で、失敗する可能性も多いにあるのにもかかわらず、「世界中がそういう潮流になっているから、これに乗り遅れるな!」というのはあまりにも安易な考えであると言わざるを得ません。そのような場当たり的な判断では、今まで積み重ねてきた日系メーカー技術的なリードを失い、国際競争力を失うことになるでしょう。

EV化やエネルギー問題は、潮流に流されず、事実や実現可能性をしっかりと見極めて方針を決めていくべきだと思います。少なくとも、「他国がこう言っているから」という安易理由で舵取りしていくべき問題ではありません。

2020-03-01

日産ノート

カーシェアリングで初めて乗車。

音声で「ハンドル横のスタートボタンを押して下さい」と言われて、

視界から隠れた場所にあったので探すのに苦労した。

せめて「ハンドル左側」と言ってくれれば捗ったのに。

帰りに警告音がなりはじめる。

サイドブレーキも外しているし、シートベルトもつけているのになぜ?

焦りから暑く感じて汗もかいてきたのでエアコンを付けると警告音が止まった。

わけがわからないよ

2019-08-28

コンパクトカー選定中

1.軽は事故が怖いから多少はマシなコンパクトカーにしよう

2.高い買い物だから気に入ったデザインのものにしよう

3.クロスビーのデザインがすこ

4.高い

5.レビュー読むと車高が高いため安定性がよろしくなく、強風に影響を受けやすいらしい

6.じゃあ同じsuzukiのツートンを選べるスイフトにしよう、そこそこかわいい

7.ツートンはガソリンしかない

8.せっかく買うならハイブリッドがいい

9.suzukiハイブリッドスペックイマイチだ、減税率も低い

10.じゃあアクアヴィッツフィットあたりにするか

11.どれも近いうちにモデルチェンジするらしい

12.じゃあe-power日産ノートはどうか

13.e-power面白そうデザイン嫌い

14.マイナーモデルチェンジe-powerが追加されたので車が古臭いらしい

15.(・(ェ)・)

追記

現状候補

クロスビー デザイン最優先で他は我慢

スイフト デザイン価格重視でハイブリッド我慢

マツダ2 デザインが良さげでガソリン車なら我慢できる値段

アクアヴィッツフィット 情報出るまで待つか

2018-07-06

日産ノートが売れてるらしい

ガソリンエンジンで充電して、電気自動車として走る仕組みらしい。

トヨタハイブリッドみたいな複雑なことをしないでも、こういう仕組みのほうが単純でよさそうだな。

 
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