はてなキーワード: 詭弁とは
防衛省というより、全成人に2回のワクチン接種を行うことは昨年末には分かっていたんだから、政府は事前に制度設計をやっておけよとしか
https://b.hatena.ne.jp/entry/4702858790531986338/comment/mobile_neko
こういう後出しジャンケンでドヤるの、恥ずかしくないのかなあ。
「昨年末には分かっていた」て、日本でワクチンの承認もなされるか分からない状況で?
12月なんてアメリカですらファイザー製が特別承認されるかどうかという段階だよ。
(https://www.bbc.com/japanese/55012676)
そんな状況で、何を想定しろと?
この2つは字面こそ同じだけれどほとんど別のことを指している。
英米のニュースサイトや国内の政治本などで、ロシアや中国の非民主的な政治体制を指して権威主義(Authoritarianism)と呼び、それに対していろいろな批判を加えているところを近年目にすることが増えた気がする。そういう用法と従来から日常会話で使われる長いものに巻かれる的な権威主義が区別されずに入り混じっている感じがする。
例えば日本に長いものに巻かれている人がいることを指摘して「お前らも権威主義なんだから中国批判するな」みたいな詭弁(天然の間違い?)を使うはてなブクマカを見ることができる。
anond:20210517231201 を見てこういうことも話をややこしくしているよなと思った。
馬なり軍艦なり刀なり、なんらかの既存の事象を美少女やイケメン、エロでコーティングしてやるだけで、
ヨダレをダラダラ垂らしたオタクがわらわら飛び付いてきて、わんさか金を落としてくれる。
元々キャラクタービジネスってのは分別のつかない幼児〜小学校低学年程度の為のものだったんだと思う。
幼児〜小学校低学年の子供達はただキャラクターが印刷されているだけの人形やカード、
キーホルダーにTシャツ、あるいはパン、カレー、ソーセージといった食品などを無闇矢鱈に欲しがる。
でも中学生前後にでもなれば、そういった製品を持つのは小っ恥ずかしくなって欲しがらなくなる。
そもそも格好悪いし、キャラクターが印刷されていることよりも流行や機能性、デザイン性を重視するようになるから。
しかしオタクは違う。精神年齢がある程度で止まってしまうので、そのままキャラクタービジネスに没入したままの大人になってしまう。
前述の「キャラクターが印刷されているだけの商品群」に対して盲目的に給料の大部分を湯水のように注ぎ込んでしまったりする。
『その「キャラクターが印刷されているだけの商品群」が自分の生活にどれだけの価値をもたらしてくれるのか』、
という一瞬の思考すら放棄してしまい、短期的な快楽の為に野放図・無計画な消費を繰り返して貴重な資産を失い続けていく。
その結果出来上がるのはろくに人生計画や貯蓄、資産形成も行っていない上に周囲との対人関係ももはや破綻している哀れな中年である。
「オタクは誰よりも経済を回しているから問題ない」というオタク側からの意見も散見されるが、これは詭弁だと思う。
質が殆ど考慮されていない製品であっても「キャラクターが印刷されているだけの商品群」でさえあれば、オタクは金を落とすからだ。
本来なら1本10円のうまい棒に美少女を印刷して1本100円でオタクに売りつけるのはやはり阿漕な商売だと思うし、
そんな方法で企業が儲けた金は泡銭もいいところだ。何より「企業の社会的責任」に堂々と唾を吐きかけるような不道徳な行いだ。
言葉を選ばずに言えば、知的障害者や認知症の高齢者といった分別のつかない者に高額な商品を売りつけるのとたいして差は無いようにも思える。
オタク商法は企業にとっても麻薬のようなもので、この商法に頼ると長期的に見て根本的な品質の低下やオタク層以外から忌避されるといった弊害も起きるだろう。
お先真っ暗な日本社会で今後も安定して一山当てられそうな手法の筆頭がこの阿漕な「オタク商法」なのは、日本人のひとりとしてなかなか暗澹な気持ちになる。