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はてなキーワード: 積算とは

2015-07-23

借りを作るのが苦手

想定外に親切にされたり、奢られたり、迷惑をかけたり、それを大目に見てもらったり。

そういう借りは全部自分の中で蓄積されて、押し潰されそうな気持になる。借金のような感じ。

いつか取り立てに来られた時には、自分では到底返しきれない額になってるから怖い。

返せなかったら恐ろしい目に遭いそうだし、どんな目に遭おうとも借金返せない自分が悪いので、誰も助けてくれないに違いないと感じる。

から頼んでない親切とか本当に怖い。断っても不義理で借りになるし、受け入れたら当然借りだし、呪いしか思えない。

でも生きてたらどうしたって親切や迷惑かけるのは避けられなくて、生きれば生きるほど借金が莫大になって行く。

まれた時からの借りの積算はもう途方も無くて、考えただけで恐ろしい。

駄目人間からまともに他人の役に立って借りを返せる当てもないし。

本気で返そうと思ったら、この先の人生を全ての関係者に対して24時間365日ささげる勢いじゃないと無理っぽい。

っていうかそれしても多分無理。いつそれを要求されるのか怖いし、要求されても結局できなくてさら借金を増やすであろう自分が怖い。

生きるのが怖い。

2014-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20140924105200

そういう言葉の使い方としては控訴できるんじゃない。

不服申立てを願い出る権利があるだけ。

受理されるかどうかは別物。

受理されるということは、一審判決に問題があったっていうことだから控訴して正解。

 

最終的には最高裁まで争って無罪が確定したら、国が賠償。

公訴棄却なら刑罰が確定。

控訴受理される以上、疑わしき余地ありということだから裁判するしかない。

 

不当な方法控訴したら 裁判所侮辱罪になるかもしれないし

刑罰が確定した後なら、確定するまでにかかった年月を積算して、心におった心理的な被害を賠償請求すればいい。

控訴で訴えることは出来ないけど、解決までの時間に対して訴えることはできる。(それでも それが受理されるかはまた別物)

法制度としては仰るとおりになってるから心配いらん。

2014-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20140601144453

当方デザイナーですが、ご友人の言うことは半分は正解、半分は間違いと思います

>やっぱり図面を引いてこそ建築

これはそうですよ。どんなに立派な構造計算や、どんなに辻褄が合った予算があっても、それはそこに住んでいる人の生活にはまったく関係ない。住んでいる人にとっては、内外装や使い勝手こそが生活の一部だし、そこに直接関われるのは設計者だけ。

>人が書いた図面を見てるだけでいいのか

でも、設計者は構造設計予算の人がいないとまったく役に立たない。だから「だけでいいのか」という発言を本気でしているなら、そいつ認識おかしいと思う。でも、旧友だから発破をかけてるだけかもね?

建築に関わる人を母数として、設計以外に携わる人の方が圧倒的に多いからコメ欄は「積算大事」に染まるけど、「建築家デザイナーとして人々の生活に影響を与え、改善する」のが大きな目標なら、そんなヌルい奴ら相手にするな。上記の挑発に反射的に「腹が立った」と言っている増田は、薄々自分目標に気づいていて、でも今持っている「お金と余裕」を失いたくないから自分ウソをついている、ということとのジレンマの中で、旧友に対してでなく自分に対して腹を立てているんでしょう、という風に見えます

クリエイティブを追い求めて

小学生の頃から格好いい建物を眺めているのが好きだった。いつしかそんな建物自分も建てたいと思うようになっていた。気がつけば美大建築科を卒業し、アトリエ系と俗に言う有名建築家事務所の門を叩いていた。この時はまだ、漠然と、自分ができる限りの努力を続けていれば夢は自然と叶うものだと信じていたのだ。

同期はすごい奴らばっかりだった。某有名建築家の息子として将来をメディアにも期待されている芸大出の奴。東大建築科を出た、1を聞いて100を知るような奴。また、何も建築家はこの事務所だけから出ている訳じゃない。同世代建築家志望の奴がコンペで賞を総ナメにしているらしいだとか、海外の有名アトリエ活躍しているようだなんて話は聞き飽きるほど耳に入ってきた。

俺はこの先、そんなチートしか思えないような奴らと勝負していかないといけないのかと思うと、目眩がした。

からこそ、どんなに低賃金でも、どんなにコンペ前に徹夜が続いたとしても、そいつらに追いつこうと働き続けた。俺が今まで積み重ねてきた努力、俺が今まで抱き続けてきた夢を簡単に見限るようなことはしたくなかったからだ。

先日、街でバッタ大学同級生に会った。奴は一端のサラリーマンみたいなカッコで、着実に社会人に成長したようだった。切り詰めた生活費で買った俺の服を見て、お前は昔のままだなと笑われた。立ち話も何なので、カフェに入り、近況をお互い話した。どうやら最近は一般企業である設計事務所積算をやっているらしい。本当は建築家になりたかったのだけど、世の中夢ばっかりじゃないからさ、なんて知ったふうな事を語っていた。

奴は、やっぱり安定した収入と、ある程度のやりたい仕事を両立してこそ社会人だという。クリエイティブを追い求めるだけが本質じゃないと。君はずっと夢を追って、いつまでも大学生の頃のような格好をしていていいのかとハッキリ言われた。ものすごく腹が立った。俺がどんな覚悟で、いつか一流の建築家として図面を引く日を夢見て努力しているか知っているのか。ついつい、口をついて、夢を諦めた奴の嫌味になるような言葉が出てしまった。

帰り道、俺はなんだか虚しい気持ちで帰路についた。この道はどこまでも険しい。そんなことは言われなくても、自分が一番よくわかっている。

つまるところ俺は、夢を諦めきれないのだ。諦められないから存在するかすら分からない栄光未来のためにこうして身を粉にして働いているのだ。奴の言うことは限りなく正しいと思う。世の中すべてリスクアンドテイクだ。そして、今の生き方はあまりリスクにまみれすぎている。

だけど、俺は今すぐに夢を諦めて一般企業勤めの安定した生活をとるかといえば、答えはNOである。たとえどれほど険しかろうと、道はまだ閉ざされていない。本当に無理だとわかる時、そのときまで全力を尽くし続ける。

いつか自分が早々に夢を諦めたことを後悔させてやる、見てろよ、と俺は去っていく同級生背中に誓った。可能性がそこにある限り、まだまだ頑張れる。

http://anond.hatelabo.jp/20140602130315

地方アトリエ事務所の所員をしている。

計画(殆ど所長だが)・実施設計積算・申請・監理まで一連の仕事を手伝っているが、どの段階でも難しさはある。

予算によっては設計費を押えて少量の図面だけで済まさなければならないこともあるし

さな改修などの場合によっては図面無しで業者に頼むこともある。

あと、監理になれば図面どおりの施工をしない会社喧嘩をしたり、

そんな中でも事務所らしい意匠表現したり・・・話がそれるのでやめておく。

図面というのは業者に作ってもらいたい要望を分りやすくした形であって、それは文章代用できたりもする。

多分友人さんはディティールの事を言っているのだと思うが、建築ってそんな小さなものじゃないよね。

進行形で監理やってる自分立場から思った雑文ですが。

anond:20140601144453

http://anond.hatelabo.jp/20140601144453

俺は積算一本で20年弱の経験者だけど、増田はい経験させてもらってると思うよ。バブル期ならいざ知らず、予算が足りないのがデフォになってる昨今の建設業界だと大きな規模のプロジェクトまとめる設計者だったら、コストの事理解出来る能力ないと無理だもんな。ゼネコンにVE出させるだけじゃなくて、設計段階でスペック絞らんととても収まらないし。

ただ、会社増田を今後も積算業務専任として使うのか、最終的には意匠設計部門に戻すつもりなのかはちゃんと確認しといた方がいいと思う。最終的に自分がどっちの進路に行きたいかと一致してないならお互い不幸になるだけだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20140601144453

元増田の人が強く育ってくれることを祈ってるよ。

そして新国立競技場の問題のひとつであるコストコトロールがうまく出来るような人材日本に一人でも多く生まれることを願ってる。

僕はアトリエ系で育った人間だ。

最初担当したのは個人住宅だった。一番の謎はコストだった。

さな住宅だったから街場の工務店おっちゃんのところまで行ってすごい色々質問したよ。

んで、積算がわかるようになってやっと全体がつかめた。

というか、見積書をつくるには、設計時には気が付かなかった足場のかけ方から職人の出入りの順番まで(人工手間に関わってくるからね)

などなど抑えてないと作れない。それらがやっと分かった。

まり何が言いたいかって早く建築の全体を学べるのは積算の術を知った人からだってことだ。

彼の友人は院を経て彼より遅く社会に出て、

今はその事務所名前保護されて、先輩たちの下で、美しい線を引くことに没頭しているのだと思うよ。

彼の友人のその経験も、彼の積算経験も、どちらもうまく活かせば将来貴重な糧になるとおもう。

でも、彼の友人が美しい線を引くことだけに本質見出しているのなら、それは間違いだと断言できる。

なんせ、美しい納まりを知っていても、お金と折り合いをつけることが必要だし、構造設備現場とも一緒に仕事していく必要がある。そうでなくては建築は建たない。

意匠担当者自分結節点にして、積算構造設備現場とやりとりするから、なんとなく偉いような気がしてしまう。

事実現場とかから無駄先生とか呼ばれるw僕は名前で呼ぶようにお願いするけど)

から残念な奴が多い気もするよ・・・。(自分のことを棚に上げて)

元増田のひとにアドバイスがあるとすれば、積算の場でコストダウンのみを考えるのではなくてバリュー・エンジニアリングを考えてほしい。

図面を読み解いて、キモとなる部分を守りぬき、不必要に高スペックなところを下げること。

たとえば、同じ材料を縦張りにしたときと横張りにしたときで、どのくらいお金がちがって、それはなにが理由でそうなるのか。

また、その時なにが可能で何が難度がたかくなるのか。

そして、自分が関わった建物を見に行くといいよ。コストを絞りすぎてしまったのか、全然不要なところにかけちゃったのか。

どの美しい納まり材料にはお金をかける価値があるのか。

とにもかくにも、将来を楽しみにしてますよ。なにか機会があったら一緒に仕事ができるといいね

#夜中の長文でたぶん乱文になりまくってるけど気にしない。しごとにもどる。

2014-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20140601144453

 逆にすごくいい経験をしてるのではないか?しか自分にある程度折り合いをつけているし。

 ここ数年で何か勝負を付ける必要もないだろう。30歳で定年というなら、焦らなきゃいけないかもだけど。

 会社定年退職があると思うけど、建築士という資格は定年もないでしょう。

 積算って、みんな嫌がる部分でしょう。だからこそ、いつかクリエイティブ方面に行った時でも強みになるのではないかなぁ。

 きれいごとかもしれんが、きっと本当のことだと思うよ。

 建築方面ネット上に自分の個人作品図面になるのかな?)を公開するような場所はないものですか?そういう場所アウトプットしていくわけにはいかないものかな。

クリエイティブになりきれず

僕は美大建築科を卒業して、設計事務所就職した。美大建築というと、皆アトリエ系という俗に言う有名建築家事務所へ行き、弟子になるのが一般的なのだが、僕は奨学金もあったし、普通に社会人になったらお金も欲しかったので、一般企業である設計事務所へ。

同期は工学部ばかりだったので、美大卒の自分意匠科に回してもらえるとばかり思っていたのだが、実際に配属されたのは積算科というお金部署毎日毎日人が書いた図面を見て、幾らになるか電卓を叩く日々。初めの頃は絶望しかなかった。上司意匠に何とか入れないかとは相談したけど、聞き入れては貰えなかった。

だけど、僕の今の部署でも、お金観点から設計意見することは多々ある。予算がなければ建築は建たないのだ。これだって立派な設計の一部だと、最近では思う。

社会人になって、僕はお金と余裕を得た。美味しいお酒やご飯もいっぱい覚えた。広めの部屋に住み、好きなインテリアをそろえ、美味しいコーヒーを嗜んだりする。いわゆる”大人”のイメージに、少しずつ近づきつつある。僕は今の自分暮らしに満足して居る、はずだった。

先日、街でバッタ大学同級生に会った。彼は大学生みたいなカッコで、あの頃となんら変わっていなかった。スーツ姿の僕を見て、お前は老けたなと笑われた。立ち話も何なので、カフェに入り、近況をお互い話した。彼は院を卒業後、有名アトリエ事務所で、身を粉にして働いている。大変だけど充実してるよ、とキラキラした目で語っていた。

彼は、やっぱり図面を引いてこそ建築だという。本質はそこにあると。お前はずっとそこで、人が書いた図面を見てるだけでいいのかとハッキリ言われた。ものすごく腹が立った。僕がどんな思いで、今の部署で折り合いをつけたのか知ってるのか。でも、根性なしの僕は言えなかった。

帰り道、僕はなんだか虚しい気持ちで帰路についた。僕は図面意匠の人たちの何倍も見ているし、お金を出すためには技術と知識がいるので自信もある。自分部署があることで、より適正な建築が生まれるとも思っている。

つまるところ僕は、図面を引くことだけが建築ではないと思っている。彼の言っていることは、とても狭い意見だとは思う。だけど彼に強く反抗し意見できなかったのは、自分仕事に満足出来てないのか。クリエイティブな事をやれてない自分への言い訳に過ぎないのか。そんな考えも、よぎってしまった。

だけど、僕は今からすぐさま設計をしたいのかといえば、答えはNOである。今の仕事もそれはそれで奥が深く、今のままではまだ表面を撫でているだけにすぎない。僕はもう少しこの部署仕事をし、お金観点から建築をつくるプロになる。

設計けがクリエイティブで頂点だと思ったら大間違いだぞ、見てろよ、と僕は去って行く同級生背中に誓った。残業だらけで辛いが、もう少し頑張る。


◼︎追記

たくさんのブコメトラバありがとうございました。

決意のつもりでめちゃくちゃに書きなぐったので、コメントをたくさん頂けたことに、ただただ驚いています。一つ一つ大事に読んでいるうちに思わずロリとしてしまいました。笑 厳しいご意見も受け止めます

こんなにカッコ悪くあがいても建築から離れられないのは、僕はやっぱり建築が好きで、虜なんだと思います。世の中に、適正な価格の素敵な建築が一つでも増えるよう、精進いたします。

◼︎追記2

完全に蛇足だけど、もう一つだけ。

僕がなぜ積算部署に回されたのかは不明だけど、設計勉強をしていたので設計者の意図が痛いほどわかるときがある。工法や収まり予算上無理だけど、こういう形にしたくて、それはこの材料を使うからそそうしたいんだよね、と分かってあげられる瞬間は多々ある。出来るだけ設計者の意図を汲みつつ、お金を納めるようやりくり出来るのは、難しい半面結構楽しい。作り手の気持ちのわかる人になりたいな、と思うよ。それにはお互いの尊敬必要から、僕も人間的にもっと成長しなくては。

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