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2022-12-26

日本サッカー界で「若手のスター選手」が出てこない構造的な理由

こんな構造である

1.話題にならないままプロになってしま選手割合が高い

これは高校サッカー選手権を経ずにユースからプロになる選手の方が多いというもの。ユースの大会世間の注目度が低いため、よほどのコアサポーターでなければ動向を気にしない。

高校サッカー選手権絡みで騒がれてプロになった最後選手大迫勇也である次点は今横浜FCに居る小川航基、高卒後いきなり海外に行って両足を何度も怪我して日本に帰ってきた宮市亮あたりだが、彼らは肝心の選手権であまり活躍できていない。

まり話題新人」がもう10年以上出ていないことになる。

2.高校トップレベルプロトップレベルの差が大きく、高卒後すぐにトップレベルでは活躍が難しい

今年はFC東京松木玖生が高卒1年目でレギュラーを獲得し32試合に出場したが、このようなケースは年に1人もいない。ほとんどがトップチームではJ1からJ2以下のチームに「育成レンタル」される。

ユース経由だとサガン鳥栖が割と高卒1年目以下の選手活用しているが、これは「チームにお金がないから仕方なく」色が強く、地味である

3.高卒直後に活躍できたとしても、世間認知する前に海外移籍してしま

湘南ベルマーレに居た田中聡という選手を覚えているだろうか。去年、高卒1年目でボランチレギュラーの座を獲得し、ベルマーレ出身遠藤航後継者と目された。

が、たった1年半しか経っていない今年8月ベルギー移籍してしまった。今彼がどれくらい活躍しているかネットで調べずにソラで言える人はベルマーレサポーターでもほとんどいない。調べてみたら一応試合には出られているが、W杯最後試合で0-4でボロ負けし、後半開始直後に引っ込められていたのを見るにそろそろ出場機会が失われる頃合いだ。おそらく来年の今頃、ガンバ大阪あたりに移籍しているだろう。

これは一例だが、高卒後すぐに活躍できたとしても、欧州クラブ青田買いされるが、別に欧州クラブ側は日本選手を優先的に育てるわけがなく、むしろ自国選手達に危機感を植え付けるための当て馬しか考えていないので、ほぼ全員がそのまま埋もれてしまう。

唯一埋もれなかったと言っていい例外W杯得点を挙げた堂安律だ。彼のキャリアを追うためにその後いろんな日本選手が「活躍後すぐに欧州挑戦」しているが、だいたい消え、代表候補にすら上がらなくなっている。

野球に例えたら大谷翔平佐々木朗希や村上宗隆が1年だけ活躍した後に米国3Aに移籍して埋もれるようなものである

これでは若手のスター選手は生まれない。生まれようがない。

まとめ:日本スポーツシーンにサッカーが不向きである

高校から連続性があまりないのと、移籍選択肢が多すぎることで、日本サッカー界では「若手のスター選手」は生まれづらい。

この状態放置するとサッカー界は「4年に1回、3週間注目される」というオリンピックマイナースポーツ種目への転落一直線だが、それに対して改善を図ろうと言う動きは見られない。

ただ、そもそも日本サッカーメジャースポーツになりかけたのは平成時代だけの話だ。令和になった今、サッカーマイナーの座に追いやるのが「脱・平成象徴」になるのかもしれない。

2014-10-15

Jリーグサポーターの応援が下手糞だと思うことについて

山形サポーターによる“中指問題”は謝罪すべき『事件』か? 安易処分Jリーグの衰退招く危険性も

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141013-00010013-footballc-socc

Jリーグサポーター応援の方法論については色々な場所議論されていますし、

どっちが是か非かなんて正解も分かりませんのでここでは書きません。

しかし応援をする以上自分たち行為がどのような影響を及ぼすかということは

常に客観的になって考えて応援していてほしいとは思います

結論を言えば「中指を立てるような挑発行為」は一般的に良いイメージは抱かれません。

現地で初めて観戦していたお客が中指を立てている様子を見て「よし、また見に来よう」と思うかどうか。

中にはそういう人もいるかもしれませんが、ごく少数派です。そこは断言しておきます

そしてサッカーをよく知らない人がこのニュースを見聞きしてどういった感想を思い浮かべるか。

チームが、クラブが本当に好きならばそこまで考えて応援するのがコアサポーターというものでしょう。

ツイッター上では「この程度のことを問題化するな」という意見散見されます

でも普段スポーツをあまり見ないような人たちって皆さんが思っている以上に繊細なんですよ。

実際10年前に初めてJリーグを応援しようとスタジアムに来場した頃の自分

ブーイング一つにしても「この人らは何をそんなに怒っているの?」というのが正直な感覚でした。

それまでスポーツ観戦自体も1年に一度くらいプロ野球内野席でゆっくり見る程度でしたし、

スポーツ現場で見る機会が極端に少ない人種というのはそれなりに居ます

そういう人たちが初観戦の場で大声での叱咤激励や怒声・罵声中指を立てて罵る様子を見てどう思うのか。

(私は今では慣れてしまいましたが)

コアサポの方々はよく「これが俺らのスタイルだ、嫌なら来るな」と仰る。

まぁ、チーム成績に関わらず何もしなくても常に観客の入るようなチームならそれでもいいでしょう。

しかほとんどのJリーグチームが毎年資金難に悩まされているのは報道の通り。

クラブにとって最も直接的で大きな資金源となるのが観客、つまりチケット代です。

一般の人たちに媚びてでもスタジアムに来場して頂かなくてはならない状況なのです。

それを自分たち矜持の方が大事排除すべきだというのなら、まぁ、それも一つの判断です。

しかし私はそんな人たちのことを「サポーター」と呼びたくはありません。

チームをサポートするどころか足を引っ張っていますからね。

いわゆる「コアサポ」の方々がよくやる行為、相手チームを挑発したり、

間内しか通じない言葉を使ったり、自分たちと異なる人たちを馬鹿にしたりする行為

つの集団がより先鋭化し、集団形成する人たちの親密度を高めるのには効果的でしょう。

しかしそういった集団は傍から見れば異質なものしか見えません。

また「海外ならこれくらいは普通」「いやもっと過激な所もある」という声もよく聞かれますが、

他所他所でしょう。なぜわざわざ国民性のまったく違うリーグの真似をする必要があるのでしょうか。

Jリーグにやって来た外国人選手日本の応援スタイルを褒め称え、

国際大会などで日本サポーター外国から賞賛を受けているニュースなどを見ると、

それをあえて曲げてまで外国の真似をする必要があるとは思えません。

記事には「通報が応援を萎縮させる」というような内容のことが書かれていますが、

通報されないような応援をすればいいだけなのでは。それくらいのことも出来ないのでしょうか。

Jリーグ規定に定める通りに「差別的侮辱的もしくは公序良俗に反する発言行為」を罰しただけです。

ルールを守れないような下手糞な応援は止めていただきたいものです。

どうせなら観客が増えるような応援をしてほしいですね。

 
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