はてなキーワード: 優先席とは
いま臨月の妊婦で、昨日は電車に乗って妊婦健診に行ってきた。元気な3歳児とともに。
3歳児もいるので2席分譲ってくれることになるわけで、本当に恐縮しつつも有り難かった。
譲ってくれた方々は若い人とかサラリーマンとか、言ってしまえば優先席の対象ではないでない人たちだった。
そういう方たちが、私達をみるなりすぐに代わってくださった。優先対象の人間が乗車したら、本当にすぐに代わってくれるんだなあと驚いた。
その行為が本当に嬉しくてありがとうの気持ちでいっぱいの往復だった。おかげで体力温存しながら病院に行くことができた。
ほんとは譲りたくなかったという気持ちもあるとおもう。労働とか学校とかの前の、わずかな貴重な休息を譲ってくれてありがとう。
がんばって産むぞ。
実際つわり自体はかなり軽度な方だけど、軽くてもわりと辛かったよ、という備忘を残しておく。
・気持ち悪いけど吐かない
・喉つわり(常に舌の根元が押されてオエっとなる感じ)
・ゲップ量産、自分のゲップの臭いでさらに気持ち悪くなる負のループ
・「なんか気持ち悪いかも」が延々と続く。今は2ヶ月目でだいぶ落ち着いてきたけど、ゴールが見えないマラソンみたいで心が折れて何回か泣いた。
・締め付けで気持ち悪さが増長するため元々持っていたブラジャーが付けられない。そのため外出ができない。どうしても行かないといけない役所なんかは乳首絆創膏で行った。剥がす時めちゃくちゃ痛かった。
締め付けのないブラを探してノンワイヤー→ブラトップ→マタニティブラと遷移することになるが、まさに「ブラを買いに行くブラがない」状態なのでネットで相性を試しつつちまちま買った。結果、つわりが始まってから2ヶ月病院と役所以外にしか出かけていない。
・ほぼ毎日夕方以降体調が崩れるため、退勤→夕飯→気持ち悪さから逃れるために寝る→起きるが気持ち悪い→寝るべき時間に寝れず、気持ち悪さとともに朝方まで起きている、という生活サイクルになってしまった。在宅ワークなのでどうにかなっているが、たまの出社日も起きれず在宅にしてもらうことがあった。そもそもブラ付けられないから朝起きられても…みたいなところもある。
・旦那の整髪剤とか育毛剤とかその辺りのにおいがダメになってしまった。旦那に無香料に変えてほしい旨伝えて理解は示してくれたが、「いいのなくて」「薬局に行く暇がなくて」と未だに買い替えてはもらえず、まあ当事者じゃなければこんなものか…という感じ。多分買い替えよりつわり抜ける方が早い。
(旦那はこれ以外のつわり軽減にはかなーーーり協力的だったので責める気持ちは全くない)
・マタニティマークをもらったがつけるのがめちゃくちゃ怖い。このマークを見た人の中で悪意がある人が1人でもいたら…と不安に思いしばらくマタニティマークをつけずにいたが、電車通勤中に満席の優先席前で気持ち悪さに耐えながら立っていた時に「これはそんなこと言ってられないぞ」と思いそれからマタニティマークをつけるようにした。ちなみにその日は電車に耐えられず途中下車し、引き返して在宅にさせてもらった。
私でこれなら毎日出社が必要な人は…?毎日吐いちゃう人は…?上の子がいる人は…?今まで身近で産休に入る人とかいたはずだけど、みんなしれっとどうにかしてるのかな。すごいね。
今日は優先席でスマホをいじっていたら突然老婆が話しかけてきたんですね
はあ?って思いましたよ。
そのとき電車はガラガラでわたしとその妊婦さんしか乗っていなかったんですね
老婆「どこも空いてないんです」
老婆「そこの優先席に座りたいんです」
老婆「そこの優先席でないとだめなんです」
気味が悪くなってわたしは遠くの席に移りました
わたし「なんでついてくるんですか」
老婆「あなたが譲ってくれないからでしょう。わたしは座りたいんです。あなたが譲らないと座れないんです」
なんかすごい剣幕だったので仕方がなく立つことにしました
すると妊婦様が大きな声で「女の人生はイージーモード!」と叫んで消滅しました
なんだったんでしょうね?
ASD(自閉スペクトラム症)とは、人とのコミュニケーションが苦手・物事に強いこだわりがあるといった特徴をもつ発達障害の1つ。
身内の男性は大体空気が読めず、口が滑りやすく、そしてワガママ。
例えば、
どう説明しても
と不満そうにする。
恐らく多くの人は、
若くて足腰も不自由ではない人が譲った方がいい、
などなど当たり前のように想像し、
相手を思いやる行動ができると思うのだけど、
「でも譲ったら俺が疲れるじゃん。」
当時彼は高校生だったが、アラサーとなった今でも根幹は変わらない。
不満ながらも受け入れてルールを守ろうとはするらしい。
こういう想像力の欠如や、
ある程度覚悟はできているけども、
相手を思いやれる、優しい子に育ってほしい。