はてなキーワード: 萌えキャラとは
当時としてはそれが目新しく見えたのかもしれない。
そして当初の萌えキャラは見た目通りのストーリーと組み合わせて用いられていた。
つまり「日常系」「学園モノ」「ほのぼの」といった作風との組み合わせが本来の萌えだろう。
反対に「暴力」「エロ・グロ」「退廃的」は本来の萌えではないのだ。
萌えキャラ「なのに」ホラー。萌えキャラ「なのに」陰鬱。萌えキャラ「なのに」怪奇。
この時点で萌えキャラ人気はすでに実態を失っていたと言っていい。
だが次第にそんな変化球すらも飽きられてくる。
消費者だって「どうせほのぼのと見せかけて衝撃的展開()なんでしょ」と学習する。
この時点で萌えキャラの耐用年数はとっくに過ぎていたと言っていい。
とっくに時代遅れとなった萌えキャラを流用して騙し騙し使ってきたが限界が来たのだ。
言い換えるなら「羊の皮を被らない狼」の登場だ。
かつてはこういった作風は「ヤベーヤツ」扱いされていた。
なぜなら業界のジンクスとして魅力あるキャラクター()とやらが重視されていたためだ。
そして魅力は「萌え」「ラッキースケベ」「フェチ」といったキーワードと安易に結び付けられる。
だからだろうか脱萌え化を目指した直球怪奇は門前払いされていた。
だが運よく世に送り出された直球快気的な作品が予想外の人気を集める。
人々の人気を集めていたのは羊の皮ではなく、狼だったわけだ。
最近のヒット作を見る限りでは、もう結果は出たとして判断して良い頃合いだろう。
「萌えキャラが若者に人気」と思っている人々は「羊の皮をかぶった狼」に人気があるの見て「羊に人気がある」と思っているようなものだ。
男性でも、そこまでファッションにこだわりがなくてもフルグラフィックTシャツ(萌えキャラがバーンとプリントされたやつ)を常時着てるようなオタクの一群と、そいつらとは群れたくないオタクの一群は普通にいると思う
ファッションだけでなく、食べ物はどんな価格帯が好みかとか、どういう旅行をするのが好きかとか、そういった価値観でグループを作るのは人間誰しも当たり前だと思うのだけど……
①男がAVを見て性欲を解消しているとき、性的消費の対象は出演している女性である。
②間接的であれ直接的であれ、合意の上であれば性的消費は問題にならない。
③男が萌えキャラを見て性欲を解消しているとき、性的消費の対象はそのキャラクターではない。(そのキャラクターは実在しない&実在しないものは性的消費の対象にはなりえない)
④男が萌えキャラを見て性欲を解消しているとき、性的消費の対象は「抽象化した女性」あるいは「"女性"というイデア」である。
⑤「抽象化した女性」あるいは「"女性"というイデア」の中には「私」も「(女性である)あなた」も含まれる。
⑦男が萌えキャラを見て性欲を解消しているとき、性的消費の対象には「私」や「あなた」も含まれる。
⑧「私」あるいは「あなた」は性的消費の対象になることに合意していない。
⑨男が萌えキャラを見て性欲を解消する行為は、本人の意思を無視した性的消費である。
気になった点をいくつかあげると、
③は疑わしい。ほんとに実在しないものは性的消費の対象にはなりえないのか。そもそもここでの「実在しない」とはどういう意味か。「虚構である」とか「現実にはいない」といっているのか、それとも、いかなる欲求や信念の対象にもならないという意味なのか。
③から④を導く推論に飛躍がある。たぶん「実在しないキャラクターとは『抽象化した○○』である」みたいな前提があるんだと思うが、無理があるように見える。
⑤は疑わしい。まず、「抽象化した女性」や「"女性"というイデア」とは性質としての「女性」を言っているのだろう。ここで、「女性」という性質の中にその担い手である「私」や「あなた」が含まれている、というのが⑤の主張だが、どういう仕方で含まれているといっているのか。
男が萌えキャラを見て性欲を解消しているとき、性的に消費されているのはその美少女キャラクターではありません。なぜならば、そのキャラクターは実在していないからです。
男が萌えキャラを見て性欲を解消しているとき、性的に消費されているのはその美少女キャラクターではありません。なぜならば、そのキャラクターは実在していないからです。
宇崎ちゃんは不特定多数の女性、抽象化した女性、別の表現をするならば"女性”というイデアを元に描かれていて、その中には私もあなたも含まれています。君野イマ・君野ミライや高海千歌も同様です。
私は宇崎ちゃんで、私は君野イマ・君野ミライで、私は高海千歌です。
それだけではありません。この文章を読んでいるあなたが女性であるなら、あなたも宇崎ちゃんで、あなたも君野イマ・君野ミライで、あなたも高海千歌です。
男がAVを見て性欲を解消しているとき、性的に消費されているのは明らかにそのAVに出演している女優さんです。そこに疑いの余地はありません。
そして、少なくともAV女優ならば『性的に消費されるのが仕事』であり、本人の意思で出演しているのならばそこに非難すべき構造はありません。
強要問題があることは知っていますが、私は全てのAV女優が親・夫・彼氏などに強要されて出演しているなどとは思いません。
芸能人の写真集でも、同様のことがいえます。男が都丸紗也華の写真を見て性欲を解消したとき、性的に消費されているのは都丸紗也華さんです。
そしてAV女優ほどではないにしろ芸能人は多かれ少なかれ「性的に消費される」ことも仕事の一部です。
「都丸紗也華の写真集が販売され、それを男が性欲を解消する道具に使っているという事実は、全ての女性に対する尊厳の侵害である」とラディカルなフェミニストが訴えたところで、
当人たちだけでなく世間一般からも「お前は都丸紗也華ではない」と笑われるだけで、実際それは世間が狂っているのではなくラディカルなフェミニストの文句がおかしいだけです。
※なお、『性的に消費されるのは仕事』と言えるのは芸能人のみであり、芸能関係以外の女性有名人(実業家・スポーツ選手など)や一般の女性ならばそこには立派な、本人の意思を無視した性的消費の構造が成立します。
ですが、マンガ・アニメ・ゲームの美少女キャラクターは違います。
男が萌えキャラを見て性欲を解消しているとき、性的に消費されているのはその美少女キャラクターではありません。なぜならば、そのキャラクターは実在していないからです。
宇崎ちゃんは不特定多数の女性、抽象化した女性、別の表現をするならば"女性”というイデアを元に描かれていて、その中には私もあなたも含まれています。君野イマ・君野ミライや高海千歌も同様です。
つまり、私もあなたも、宇崎ちゃんや君野イマ・君野ミライや高海千歌のモデルの1人なのです。
私やあなたの許可なく勝手に絵描きたちが私やあなたの身体をモデルとして、性的な強調を加えて絵にしている以上、宇崎ちゃんや君野イマ・君野ミライや高海千歌に代表されている萌え絵の問題は、私もあなたも当事者なのです。
所内には一面に萌えキャラ、萌え絵、萌えグッズが所狭しと並べられていた。
「始めた当初は経営がなかなかうまく行きませんでした」
「当時は少子高齢化などが叫ばれ全国各地に老人ホームが必要とされていたんです」
「そこで差別化という意味でも思い切ってリニューアルオープンしてみたんです」
「入居される老人が若い頃に熱中していた萌えをテーマにしました」
「しっかり老後資金を確保しているはずだ」
「ロビーでは漫画を読んで入居者同士で熱く意見を交わしたりもします」
「機材に強い機材オタクのスタッフもいるのでサポートは万全です」
「中にはクリエイター系の萌えオタクの入居者様もいて逆に勉強させていただくことなんかもあります」
「萌えオタクの方々はやっぱり萌えを前にすると若々しさが戻りますね」
「きっと体に染み付いているんでしょうね」
――開園に当たって苦労した点などは?
「萌え絵はたった5年で絵柄がガラッと変わる、とてもシビアな世界なんです」
「またオタクには地雷(※NGワードのこと)のある人も多いので」
「そうした面では幸運でした」
「この機会にぜひ検討してみてください」