はてなキーワード: ウーマンとは
女です。30歳。
地方出身、子供の頃から勉強はとても良くできた。学級委員も良くやってたし、中学の時は生徒会長もやった。
高校も地元で一番のところに行って、大学は国立じゃないけど東京の早慶上智レベルの大学に合格。
就活をして唖然とした、なんで総合職は男だらけなのか。大学文系には男と女半々くらいいるのに、なぜみんな総合職は男なのか。
私も就活で苦労した。周りの男がバンバン商社やら銀行やら決める中、私は内定は出てもあんまりピンとこないとこばかり。
周りの女子もそう。いいとこに内定出る男と同じくらい頭いいのに、全然ふるわない。ふつうに一般職しか受からない。おかしいと思ったら、やっぱりふるいにかけられてたんだね。
私はその後結局一部上場に入社、総合職一般職の区切りのない会社に入った。
でも配属されたのは女しかいない給与計算。上司になるのはほかの場所からきた給与計算経験のない男ばかり。
あの上司と私たちの学歴も能力も変わらないのに、なんでこうも違うのだろう?
それでも男女の給与待遇は同じだし、まだ恵まれてると思って頑張って働いた。
結婚して子供ができて休んで、復帰したら、他の部署で産休の欠員が出たから、そっちに行ってくれと言われた。オッケーを出した。
行った先は男だけの部署の管理役。管理役といっても完全にアシスタント。来客にお茶出したり、打刻を促したり、アスクル注文したり。
この目の前いる男の人たちと私、何も変わらないのに、私が女だから雑用を当然のように押し付けられる。
こんなはずだったのかなって思う。私が男だったら、こんな自尊心が削られてることってなかったんじゃないかな?
側から見ると普通に大企業で働けてるし、給与だって悪くないし、恵まれてるよ。
でも常に息苦しさがある。
学生時代は優秀な人の半分は女の子だったのに、社会に行ったら透明になって、いつの間にかいなくなってしまう過程は、こんな感じです。
追加
なおべつに「優秀な私が大企業で輝けないのはおかしい」と言う話ではなくて、差がないところまで自力で頑張って行けたと思いきや、性別部分で待遇の差が出て辛いと言う話です。あくまで男女の差の話が主題です。
「本当に優秀なら…」って話もいらなくて、そもそもそのスーパーウーマンにならないと女が社会でやってけないと言うところも問題だと思ってます。
女が働けないのは個別で見ると女が無能だから、って繰り返され続けた話に収斂させたくはありません(実際その否定要因が東京医大の話だし)
子供がいて育休たくさんとってても、時間内の仕事の質が高く、医局内でも評価が高く後輩からも尊敬されているような女医さんもいます。
近くに良いモデルになるような先輩がいないのかもしれないけど、産休・育休取った女医さんのこと、あんまり低く見ちゃだめだよ。
自分はどっちかというと元増田より元々の増田に近い立ち位置だけど、
子供のない女医が、子育て希望の女医に「子育ても仕事もできる」スーパーウーマンを求める構図ってのは
ただ、「女が女を低く見る」構図は、スーパーウーマンを求めても解決しない
(実際、元増田は「医師が夫の女医」をやや見下しているようにみえる)。
むしろ問題視すべきなのは「男ではなく女が子育てするもの」という風潮自体なのにな、といつも思う。
いろいろあって「男女平等」が染み付いてる自分ら下の世代から上の世代にこれを言うのは
あといま読んで、このぐらい当然、と思ってる人もいるかもだが、実際、医師社会の
男女平等もへったくれもなさは、たまにひどいよ。まあひどさは科によるけど。
マジで愚痴だけど、子なしに仕事面で引け目を感じる子持ちにも、
子持ちに過剰な理想を求める子なしにも、なりたくねえなあ。
やっぱ、女なのに男性社会の高度専門職コミュニティに入ろう、とか思ったのが、
なんかの間違いだったんだろうな。酒でも飲むか。