はてなキーワード: 絶食系男子とは
https://anond.hatelabo.jp/20160522003651
この記事に書いていることが原因で、性的なことにトラウマを抱えてしまった結果、20代後半の今でも、性行為に全く関心がないし、持ちたくもない。自慰行為もしたことがなく、想像するだけで吐き気がしてしまう。
そして、俗にいう「年齢=いない歴」のまま大学院に残っている。信頼できる女友達は複数人いるが、彼女はいない。
なお、表現規制とは、主に中学生や高校生など、未成年者を対象とした表現の規制という意味で述べる。
「表現規制」に賛成の人たちは、(中学生、高校生の男の子が)性的なことに興味を持つのはよくない、ないし、性的な関心を統御しようと考えている人が多いという印象を受けた。確かに、グロテスクなものもあるため、気持ちはわからないでもない。
元記事にあるように、女性の裸の写真をまともに直視できない私のような男性でも、「視界に入れたくない」と思わないことはないからだ。女性で、特に嫌悪感を示す方が一定数いらっしゃるのも、無理ないと思う。
ところが不思議なことに、ある年齢(大学生ないし社会人)を境に、それは一変し、女性に性的な関心が無い、ないし薄い男性は人として問題があるかのように扱われてしまう。それには、男女関係なく、女性もそのように思うようだ。
「草食系男子」ないし、「絶食系男子」が、言葉の考案者の意図とは裏腹に、「奥手」な男性に対する攻撃のために使われたことからもそれは伺える。
実際はもっとひどい。特にお酒の席で下ネタなりが入ると、私は黙ってしまい、興味がないと言うのだが、「女の子をかわいいと思わないの?」「性欲無いの?」「同性愛者なの?」と聞いてくる人が「男女関係なく」現れる。なお、今あげた三つは、女子学生から言われたものである。
男性に「女性に対して性的なことに関心持つな」と言っておいて、突然手のひら返して「なぜ女性を誘わないのか」と文句を言ってくる人は、きっとご都合主義なのだろう。
もっと不思議なのは、「男性から女性に対して関心を持つこと」に、必ずといっていいほど性行為が含意されていることである。「男性は女性に対して、性的な関心を持って然るべき」「夫婦や恋人といった特別な関係にある男女は、定期的な性交渉を持つのが当然」という「暗黙の前提」があるようだが、件のトラウマを抱える私にとっては、どうして相手の女性と肉体関係を結ばねばならないのか、その理由がわからない。
試しに女性向けの恋愛情報サイトも見てみたが、「相手の男性に肉体関係を迫られたらどうするか」なり「相手との親密さを維持するためにセックス」なり、こちらも、性行為と恋愛がセットになっているのには変わりない。
いわゆる「セックスレス」という問題も、どうして発生するのかがわからない。夫婦関係を維持する費用として、性交渉という代償を払わねばならないのだろうか。
もっとも、元記事で言及した例の同級生のおかげで、「性行為は汚らわしいものである」という印象が、10年以上経っても依然拭えないため、それを考慮する必要はあるだろう。
私には彼女がいないが、「性交渉など持たずとも彼女と一緒にいるだけでいい」と考えている私は特殊なのだろうか。
本題に戻るが、「表現規制」そのものには私は反対である。性的なコンテンツが、望まない人の目に入らないようにすべきであるとは考えている。上記の理由で、性的な表現は大嫌いであるが、規制対象の線引きがあいまいになりかねず、また。性的なコンテンツと関係ない分野にまで波及しかねないからだ。
現状のR-18に不備があるとしても、仮に導入するとしても慎重に検討したうえで行うべきである。
おそらく私のような男性は、性的なコンテンツを制限しようとする方にとってはある意味で理想的な状態なのだろう。中高を通して性的なことに一切興味を示さず、拒絶してきた。女性に肉体関係を強要することは一切ない。
ただ、性的な情報から一切隔絶(私の場合は拒絶だが)してきた男性を、あたかも人として問題があるかのように扱うのはやめてほしい。
それ絶食系男子ってやつじゃないか?
「男性は女性との恋愛に関心はなく、ただセックスしたいだけなのではないか?」
という問いは、非常に本質的で重要なものでありながら、まともに回答できる男は少ない。
良識的な答はこうだろう。
「そういう男ばかりではないよ。現に俺は違うし」
これは嘘ではない。嘘ではないが余りにも考察が浅い。
私の現時点での回答はこうだ。
「男らしさ、男性性に忠実に答えるならば、確かにその通りである。しかしそのことを自覚的に肯定できる男は多くはない」
まず私としては、「セックスしたいだけ」に隠れた「女性との恋愛に関心はない」という部分を重視したくて、冒頭のように設問した。
このことはこれまでの日本の「家父長的夫婦関係」に最も端的に表れている。
主人と家内。
「家父長的夫婦関係」とは、男女関係から恋愛要素を排除したシステムだ。
男は性欲を満たしたいが、女の主体性は認めたくない。よって、主体的な男女の交わりである恋愛にも関わりたくない。
このような男の無意識の集合体を理想的に実現したのが旧来の日本の夫婦関係であるというのが私の理解だ。
意識的に「自分は女性の主体性を認めておらず、ただ性欲のはけ口として見ている」ということを肯定できるほどマッチョな男はそれほど多くはあるまい。
少なくとも私にとっては醜悪で認めがたいことである。
極めて男性的な思想家であるブッダは、この醜悪な男性性への解法として、「性欲そのものを捨てる」ということを提案した。しかしこの提案は余りにも現実的でなかった故に、彼の思想は宗教となった。
ところが女性の社会進出が加速し、お見合いが衰退した現代日本において、まるでブッダの思想を体現しているかのような「草食系男子」、「絶食系男子」が顕著になってきていることは注目に値する。
現代では「自然な男性」、「男性性に忠実な男性」は確実に挫折する。
モテない。まったくモテない。というか、そもそも女性と会話できない。
これは物理的に会話が発生しないという意味ではない。男子校でもなければ女子と会話する機会程度はあるだろう。
さすがー。しらなかったー。すごーい。センスいいー。そうなんだー。
実際の言葉は「さしすせそ」よりは大分高度だろう。ただその本質は「さしすせそ」である。
女性は「男性性に忠実な男性」、つまり「女性の主体性を無意識に認めたくない男性」の無意識に沿うように「さしすせそ」で主体性の無さを演じる。
そうして「男性性に忠実な男性」はますます男性性に忠実になる。圧倒的にモテない存在へと進化してゆく。
ここで「さしすせそ」の欺瞞に気づいたモテない男性は自らの性欲を否定する方向に傾き、気づかないモテない男性はキモいアプローチをしてフラれることになる。
しかしあるとき、モテない男性が何らかのきっかけで、男性性に忠実ではない行動、女性の主体性を認める行動を選択することがある、そして本当の意味で女性と「会話する」。
これは嬉しい。
素晴らしい成功体験とともに、これまでの自らへの「男性性の要求」に自覚的になり、「男性性の要求に懐疑的になれば、女性と相互に主体的に話ができる」という条件がインプットされる。
女性との主体的な交わりを通してその条件はますます洗練されてゆくが、一方で「男性性の要求」が消失するわけではない。男性性との終わりなき闘争の始まりである。
自らの性が完全に充足されているとき、人は最高に幸せな状態だと言えるだろう。
かつての男性の性は社会の中で完璧に実現され、満たされていた。
自らの中の決して実現されることのない男性性に自覚的になったとき、どのような選択をするかに、現代の男の資質が問われている。
個人的には「いままで女性の時代だった」(1990-2005)が女性の時代ではなくなってきた。
という感じがしている。
G7がジェンダーギャップについてOECDから指摘されてる問題点
http://d.hatena.ne.jp/what_a_dude/20121218/p1
日本人女性でみると女性は文系選択し過ぎだし、卒業してもコミュニケーション能力が要求されるとかで接客業とかサービス業いきがち。そういう職種って正社員率ひくくね?
あと事務職とか。 事務職ってITに仕事うばわれがちで、求人倍率も本当に低い。逆にエンジニア、コミュ障の巣窟だと思うけど求人倍率は高いんだよね。
現状、女性が学歴つけても(その学問の市場価値が低いので)、給与に結びつきにくいという背景がある。
つぎに女子高齢化の問題がある。ちょっと話がずれるんだけどさ、「若い女性には価値がある」と思わない? 例えばAKBは価値があるから金があつまる。 逆にオバサンになると価値が下がる。
(未婚ならこの感覚は分かるんじゃないかな、既婚だと嫁に対しては別の価値が付与されていくので必ずしもそうではないが)
それと「若い男性は金もってないので価値はない」は受け入れられる? 私は残念だけど価値がないと思う。
もちろん若くて金もってる男性が最強であるのはいうまでもないが、なかなか一般的ではない。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2009np/index.htm
「少子化が進んでますねー」とかそういう事が言いたいんじゃない。
団塊Jr女性のところに注目。 結構なボリュームがあるでしょ?
彼女たちが若かった時代、今から10-15年くらい前までは女性に勢いがあった時代だった。
今じゃ考えられないけどフェミニストの人が結構TVに出てたりした。 言ってることは変だったが、とりあえずメディアにでれるくらいの勢いがあった。今はないが。
男性も女性に貢がざるをえなかったような。 あと婚活市場なんて言葉もなくて、基本的に「男性が女性にアタックする」「女性は来た男性から選ぶ」という時代だった。
女性観点では幸せな時代で、男性観点では苦悩が多い時代だった。
ただ今はどうだろうか、男性が女性をそんなに追い求めているかな? 絶食系男子なんて言葉もあるし。
第一、世の中、オバサンで溢れてるだろ? 「女性が魅力的でなくなってきている」というのが最近の傾向だと思う。
「高齢化にともなって日本全体での『総女子力』が減ってきてる。主に団塊Jr女性の」というわけだと思う。
若い女性には相変わらず価値がある。アイドルには金があつまるし、若い女性が婚活市場で優位に立てるのはいうまでもない。
ただ「女の時代」みたいな総体でみた場合、女の時代はむしろ終わりつつある、といった感じがするんだよね。
でね、この流れを加速する方法としてはオバサンっぽい主張に対してBBA乙って切り返すのはどうかな、と思ってる。
年をとった女性に価値がない、なんてことは女性はみな知ってる。 のでアンチエイジングに走るし、若い娘になびく男性をなじる訳で。
ただ、この点は社会全体ではアナウンスしにくい。 特にポリティカルコレクトの観点からはいいにくい。
最近は増田なり2chまとめサイトなり、twitterでもコメントが投稿できる。
きちんとこの事が周知されていけば、より女性の時代が遠のくことができると思うんだよね。団塊Jr女性の高齢化は止まらないし。時間は男性の味方になるだろう。