はてなキーワード: 駒場東邦とは
とあるフォロワーが鹿児島から久留米まで新幹線通学をしている女子中学生の報道を引用して、「鹿児島のラサールは男子校。女子の教育機会が奪われているのを放置し、鹿児島は性差別的なところだ」という話をしていて、いやいやいやいややってなってしまった。
九州は男尊女卑的であるという偏見の目でこのニュースを見るとそう見えるのだろう。
九州の進学校事情に多少詳しい人からすれば、それはただの偏見による観測なのだ。
そして、九州の進学校の花形は二つの私立進学校の例外を除いて、たいていの地方と同じように各県の公立トップ高たちだ。福岡であれば修猷館、熊本であれば熊高(くまたかと呼ぶ)、鹿児島であれば鶴丸といった県立トップ進学高たちだ。
東日本の学校のように一高が実質男子校、二高が実質女子高のような伝統もなく、主要な公立進学高校はもちろん共学だ。
異常でしょ関東。というか、北関東の公立男子校群なんなん。よっぽどこっちの方が女子の教育機会奪ってるだろ。
九州の公立2は鹿児島にあるらしいが、どちらも共学化が決まっているようだ。
一応、種明かしをすれば、公立は前述の通りだが、九州の私立男子校が急減したのはここ20年の動きだ。
確かに私が20年前に中学受験したころは頭のいい女子は受けるところがほとんどなくて、塾のトップクラスにいた自分も塾の講師が同級生の女子に「女子なんて勉強したって入るところないだろ」とか暴言を吐いていたのも観たことある(今考えると本当にひどい環境だった。暴力もあったし)。そんな環境で、塾の実績作りのためとはいえ、桜陰に合格した子もいたのは今考えると本当にすごいことだ(その子は公立中→県立トップ高→東大と進んだ)。
ところが、少子化の最前線の九州地方、生徒募集に苦労した各校は次々と共学化し始める。その中でもエポックメーキングだったのが、ラ・サールと並ぶ九州の私立進学校の雄・久留米大学附設高等学校の05年の共学化だろう。結果として、周りの学校が共学化し偏差値が上がる中(単純に募集できる対象者が倍増するのだから)、附設より低いレベルの男子校進学校もほとんど共学化することとなった。その数少ない例外の一つがラ・サールだ。とはいえ、ラサールを除き、主要進学校はほとんど共学化している。
その証拠にネットから拾ってきた九州の東大合格者ランキングがこれだ。
熊高(公立・共学)
青雲(私立・共学)
明善(公立・共学)
元々地方なので公立が強い地域だし、附設、青雲、大濠と私立組が共学化したことによりずらりと共学が並ぶ。
渋幕(私立・共学)
改めてみてもひどい。
よくこんな地域に住んでいる人が九州に向かって「女子を教育から排除」しているなんて口が利けたものだなぁ~と思うのだが、そのことを指摘すると東京の人たちは「男子校は悪いことではない」「優秀な女子高もある(1校しか入ってないやんけ!)」、「九州には〇〇という性差別があり~」とか話をそらし始めるのだが、今は中等教育の男女差別の話をしているんですよ。関東が女子の中等教育における後進地区って認めろよ。東大の女子比率下げてるのおめーらじゃねーか、と思うのだが。。。
というわけで、冒頭の鹿児島から久留米に新幹線で通う私立中学生の話に戻る。件の私立中学生は鹿児島から久留米大附設まで新幹線で通っているわけで、それ自体はもちろんひえ~~という話なのだが、そもそも論として附設やラ・サールレベルの私立中学校は九州にこの2校しかないのだ。
普通に考えればわかるとおり、久留米や鹿児島が通学圏内にない九州の人たちだって多い。そのため九州の主要私立進学校はだいたい寮を持っている。ラサールは6割、附設は3割が寮生のようだ。ところが、附設は男子寮しかない。というわけで、件の女子中学生は鹿児島から新幹線で通うことを選択したのだろう。
もちろん、ラ・サールが男子校であることや附設が女子寮を持っていないことが女子教育の排除に繋がっていると言われたら全くその通りなのだが、一私立高校にそこまで負担を求める(特に女子寮の増設)のはいくら何でも厳しいだろう。だいたい関東の国立の男子エリート進学校という何故国税をつぎ込まないといけないのかよくわからない存在に比べれば、ラ・サールや附設だけに罪を被せるのはアンフェアだろう。
当たり前の話だが、九州の他に同レベルの学校がないのだから、附設やラサールへのアクセス可能性を九州の人に平等に担保すること自体不可能だ(寮に入ると授業料と合わせて月10万程度になり、経済的に負担できる家庭は多くないだろう)。そもそも関東とは違い九州で中学受験する人は親が教育熱心な一部の家庭だけだし、附設やラサールという二つの例外を除けば、たいていの田舎と同じように県立トップ校に行って、いい大学に行くというのが九州の人の普通のエリートコースなのだ。その環境を背景にすれば、この事実を持って九州は最高レベルの教育から女子を排除している!というのはさすがにナンセンスだろう。
もちろん、大学進学の時点で男子は東大目指すけど、女子は九大や地元国立でいいでしょう、という話は今でもあるだろうし、女子は医学部志向が強い(九州全体としても医学部志向は強い)。医学部も悪くはないが、東京で知見を広めることもいいのにな、と思うのだが、就職や家業・本人の志向の問題もありなかなか難しい。
九州は世帯の平均収入が低く、それが大学進学率にも影響をしている。
九州にももちろん教育における男女差別は存在する。それは解決すべき問題だ。
とはいえ、鹿児島の大学進学率は43.6%、東京都69.8%だ。こんなにひどい地域格差は見もしないのに、鹿児島から久留米に通う女子中学生のニュース一つで九州は男尊女卑だと吹き上がる。ここまで述べてきたとおり、九州の中等教育において少なくとも「制度的」には、女子の教育の機会はある程度担保されている。もちろん、制度ではないところに差別はあるだろうが(女子はそんな勉強せんでええ的な)、男子校が進学実績トップにずらっと並び「制度」すら保証できない関東に比べればはるかにマシだろう。特殊な一中学生の例をあげて、九州の男尊女卑的な偏見を用いて煽るのは地域への差別以外の何物でもないろう。
昔、はてなで許される唯一の差別は地域差別です、というブコメを見て本当にその通りだなぁ、となったのだが、地域への差別や格差にも少しは目を向けてもらえませんかね。
私が開成を卒業してからだいぶ経ったが、未だに1,2週間に1回くらい、開成学園で受けたいじめのことがフラッシュバックしたり、夢に出てきたりする。
開成のOBは皆、口を揃えて「開成にはいじめが殆どない」という。また、私立の高偏差値の進学校では、いじめが少ないという一般的な意見も多い。しかしながら、僕は私立の超名門・開成学園において、確かにいじめを受けていた。そして当時のいじめのトラウマに未だに心を支配されている。そのため、このような論調を見るたびに、私の胸は苦しくなる。
本当に良く聞く定型文です。特に進学校の生徒さんたちは度々聞くこともあるかもしれません。
1つ注意事項ですが、ここでいう進学校というのは以下の高校のこととします。
日比谷、北野、旭丘、開成、麻布、駒場東邦、桜蔭、女子学院、雙葉、筑波大学附属駒場、筑波大学附属、学芸大附属、聖光学院、栄光学園、フェリス女学院、海城、東海、洛南、洛星、東大寺、西大和、大阪星光、灘、甲陽、神戸女学院、四天王寺、愛光、広島学院、久留米大学付属、ラサール
まず結論から言うと進学校の生徒さん程医学科に行くべきというのが自分の考えです。なぜかと言うと、進学校の生徒さんの多くは国語力があるからです。国語力というのは言い換えればコミュケーション能力とも言えます。これは患者さんの思いを聞いて適切な対応を行うという医師の仕事に不可欠です。注意点ですが、ここでいうコミュニーケーション能力というのは所謂おしゃべりとは違います。患者さんの言葉から多くの事柄を結びつけ想起する能力です。この能力がない人は1つの言葉からごく僅かな事しか想起できず、様々な角度で物を見る事が出来ない傾向にあります。
そしてこの能力が高い人は学校や模試の成績が良い事が多いです。だからこそ、自分は進学校の生徒さんは医学科に行くべきと思う訳です。
では、なぜ成績が良いから医学科に行くべきではないと言う人がいるのか、、、
それはこの発言をする人にとって都合が悪かったり、感情を逆撫でされる事だからです。
では、成績が良いから医学科に行く人がいる事で都合が悪くなるのはどのような人たちでしょうか?
それは成績は悪いけど医学科に行きたい人や行かせたい人です。当たり前の事ではありますが、医学部入試は大学受験の枠組みで行われます。そのため、基本的には成績の良い人程医学科には入りやすく、成績の悪い人程入りにくくなっています。
早い話が馬鹿な奴が医者になるには頭の良い奴に他所に行ってもらうわなければならないのです。
では、馬鹿だけど医者になりたい奴らやその馬鹿を医者にさせたい奴らというのはどのような人たちでしょうか?
医者は医者という仕事がどれだけ楽に稼げるかを良く知っています。一般の方のために医者がどれだけ楽に稼げるかをここで示します。
医者といのは二年間の研修医(大学を6年行ってから行う研修)を終えると、最低でも時給1万のバイトができます。もう一度書きますね、時給1万です。一週間で20時間(2日半)働けば年収一千万に行きます。これが最も若いと27歳から出来るのです。一般企業ではあり得ない事です。しかもこれは最低です。更に年収を増やしたいなら美容医療に行くという手もあります。そうなると、最低でも週5日勤務9時5時で年収2000万になります。これが27歳から可能なのです。なんとふざけた業界でしょうか!嘘だと思う方は品川美容外科や湘南美容外科の医師の募集を見てみて下さい。
まぁ、医者がどれだけ楽に稼げるか分かったと思います。だからこそ、医者たちというのは我が子を必死に医学科に行かせたがるのです。そのため、東京医科大学や昭和大学で行われた不正入試が行われたのです。
成績が良いから医学部は行くべきではないと言う医者がいたらその子供の成績や中学、高校を調べてみましょう。正直、上に挙げた進学校の滑り止めの学校に行ってる人が多くいますし、成績も底辺私立医すら無理な事が多いです。
では、次に感情を逆撫でされる人というのはどのような人たちでしょうか?
それはランクの低い医学科に行った医者たちです。一般の方に説明しておくと、医学科というのは旧帝医から始まって、底辺私立医までと絶対的なランクがあります。そして、多くの医師が高校生の頃は医師にはなりし、出来る事ならランクの上の大学に行きたいと思うものなのです。この辺りは普通の大学入試と一緒にです。しかし、医師というのは医師免許を取ってしまえば学歴が底辺私立医卒だからといって働けないという事はほぼありません。多くの病院で旧帝医卒の医者から底辺私立医卒の医者まで一緒に仕事していますし、給料もほぼ一緒です。しかし、同じ職場で頻繁に会うからこそ、学歴コンプレックスが刺激されがちです。そして、多くの医師というのは潜在的には旧帝医に行きたいと思ってるものなのです。そして、一般的にランクの上の医学部ほど成績が良いから来たという医師が多く、下の医学部ほど医師になりたく入ったらという人が多いのです。だからこそ、ランクが下の医学部出身の医者は、あいつがいなければ自分はもっと上の大学に行けたのに、と思ってしまうのです。
そして、Twitterやニュースを見ても成績が良いから医学部は行くべきではないという医者というの多くはランクの低い医大卒です。
最後になりますが、どうか進学校の皆さん東大や京大に入って大手企業に行くよりもはるかに楽に稼げる医学科に来て下さい。成績が良いから医学部はダメだという医者や医者の子がいたらコイツは頭が悪くて成績が悪いんだなと思って下さい。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080915020743
関東の高校受験だと私立の進学校の最難関は開成・巣鴨・海城ってイメージがある。
しかし、受験の難易度から考えると開成とほか二校には超えられない壁や谷がある気がするなぁ。
開成>筑駒>慶応>>巣鴨・海城・城北≧立教って感じ。(共学は含まず)
麻布や武蔵は海城・巣鴨に劣るほどしょぼい学力の学校なのかぁ?
御三家ってそもそも
ある方面で有力、または有名な三人。
って意味だけど、海城ってそんなに有力なのかね。
少なくとも有名ではなさそうだけど。