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2024-02-23

NVIDIAAIの小史

未だに「謎の半導体メーカー」程度の認識の方になぜNVIDIA時価総額世界4位なのかをあれこれ説明する必要があるので短めにメモ半導体業界すみっこ人間なので機械学習まわりの説明適当です

・~1993年 AI冬の時代エージェントシステムがさほど成果を挙げられなかったり。まだ半導体メモリの性能は現代とくらべてはるかに劣り、現代のような大規模データを用いた統計的処理など考えられなかった。2006年ディープラーニング発明まで実質的な停滞は続く。

1993年 NVIDIA設立

1995年 NVIDIA最初グラフィックアクセラレータ製品NV1を発売。

1999年 NVIDIAGeForce 256発売。GPUという名が初めて使われる。以降、NVIDIAGPU業界1位の座を守り続ける。

2006年 GPGPU向け開発基盤CUDAを発表。以降、その並列計算に特化した性能を大規模コンピューティング活用しようという動きが続く。

2006年 ディープラーニング発明。のちのビッグデータブームに乗り、これまでよりはるかに高性能なAI模索する動きが始まる(第3次AIブームのおこり)

2006年 CPU業界2位のAMDGPU業界2位のATIを買収、チップセットGPU統合することで事実上自社製品NVIDIAと切り離す戦略に出る。CPU業界1位のインテルも、同じく自社CPUに自社製GPU統合する動きを強める。NVIDIAはこれまでの主力だったGPUチップセット製品販売を終了し、データセンター向けGPGPUのTeslaシリーズゲーム用外付けGPUGeForceシリーズARMCPUと自社GPU統合したTegraシリーズの3製品に整理する。このうちTeslaシリーズが性能向上やマイクロアーキテクチャ変更を経て現代AIサーバ製品に直接つながる。GeForceシリーズゲーマー向け需要暗号通貨マイニング向け需要も取り込み成長。Tegraシリーズは後継品がNintendoSwitchに採用される。

2012年 ディープラーニング画像認識コンテストで圧倒的な成績を収め、実質的な第3次AIブームが始まる。

2015年 AlphaGoイ・セドル勝利

2016年 NVIDIA自動運転向けシステムを発表。

2017年 Transformerモデル発表。これまでのNN・DLと異なり並列化で性能を上げるのが容易=デカ計算機を使えばAIの性能が上がる時代突入

2018年 IBMNVIDIAと開発した「Summit」がスパコン世界ランキング1位の座を5年ぶりに中国から奪還。全計算のうち96%がGPUによって処理され、HPCハイパフォーマンスコンピューティング)におけるGPU地位は決定的になる。NVIDIAの開発したCPU-GPU間の高速リンク「NVLink」が大規模に活用される。「Summit」は2020年に「富岳」にトップを奪われるまで1位を維持。

・2018~2021年 BERTやXLNet、GPT2など大規模言語モデルの幕開け。まだ研究者が使うレベル

2019年 NVIDIA CEOジェスン・ファン(革ジャンおぢ)が「ムーアの法則は終わった」と見解を表明。半導体シングルスレッド性能の向上は限界に達し、チップレットを始めとした並列化・集積化アーキテクチャ勝負時代に入る。

2022年 NVIDIAがH100発表。Transformerモデル学習・推論機能を大幅に強化したサーバ向けGPUで、もはや単体でもスパコンと呼べる性能を発揮する。H100はコアチップGH100をTSMC N4プロセス製造SK HynixHBMとともにTSMC CoWoSパッケージング技術で集積したパッケージ。※N4プロセスは最新のiPhone向けSoC採用されたN3プロセスの1つ前の世代だが、サーバ/デスクトップ製品向けプロセスモバイル製品向けプロセスクロック電流量が異なり、HPC向けはN4が最新と言ってよい。

2022年 画像生成AIブーム。DALL-E2、Midjourney、Stable Diffusionなどが相次いで発表。

2022年 ChatGPT発表。アクティブユーザ1億人達成に2カ月は史上最速。

2023年 ChatGPT有料版公開。Microsoft Copilot、Google Bard(Gemini)など商用化への動きが相次ぐ。各企業NVIDIA H100の大量調達に動く。

2024年 NVIDIA時価総額世界4位に到達。半導体メーカー売上ランキング世界1位達成(予定)。

こうして見るとNVIDIAにとっての転換点は「ディープラーニング発明」「GPGPU向けプログラミング環境CUDAの発表」「チップセット販売からコンピューティングユニット販売に転換」という3つが同時に起こった2006年であると言えそう。以降、NVIDIAゲーマー向け製品モバイル向け製品販売する裏で、CUDAによってGPGPUの独占を続け、仮装通貨マイニングスパコンでの活躍と言ったホップステップを経て今回の大きな飛躍を成し遂げた、と綺麗にまとめられるだろう。

2023-12-27

コンピュータアーキテクチャは今のままなのだろうか

Webを見るには困らんが、何かをしようとすると性能が足りない。

クロック周波数はなんだかんだで上がったが、劇的ではない。

マルチコアソフトがついていっていない。GPUのような構成だと、更に汎用性がない。

SSDは高速になっていくが、DRAMはそのまま。

HBMは極端に高いまま。積層かと言われつつ高いままだし、熱もあってダメそう。

チップサイズは露光限界になって、熱やコンセントからの電力が限界

Appleユニバーサルメモリにしたけど、電力効率は良くても、ピーク性能はいまいちなまま。

CPU-GPU間の帯域は狭いまま。

AI需要は高まっているが、チップ設計情報が少なくてAIに頼れない。

2023-04-15

ソフトパソコンも、もう劇的に性能上がることってないのかな

Web見るくらいだと性能有り余るけど、他になにかしようとすると性能が足りない。

CPUはコア数増やしても、ソフトが使いこなせないのか余ってるわりに遅い。

PythonばかりになってCで書かれたのを叩かない限り遅い。

AIじゃなくてもRPAが速くなれば多くの人に恩恵があるはずなのに遅い。

GPUは普及しても結局使いこなしが難しい。

AI時代GPUだっていってもVRAM容量が足りない。

HBMは結局価格が高いままだ。

コンパイルは未だに大規模になると遅い。リンカーは速くなったみたいだが。

M.2 SSDで速くなったというが、フラッシュのものの速度は上がっておらずキャッシュRAMが効いてるだけ。

DDR5はベンチマークしか効果がなく、DDR4と実アプリじゃ変わらない。

CPUGPUとの通信帯域はまだまだ狭い。

過去互換性を捨てていくAppleも、電力性能はいいがピーク性能が相変わらず微妙

冷却方法限界に来ている、電源も限界だ。

2022-11-30

パソコンの性能は中途半端だし、通信速度上がっても中途半端だし・・・

今後はAIと言われて数年経つがパソコンだと性能が中途半端だ。

SSD転送速度が早くなったことで日常使いは問題なくなっているが・・・

性能が上がって新しいことが出来るようになった、というのが少ない。


画像AIだと、Stable Diffusionは個人GPUでも動くと言われたが、Stable Diffusion 2.0必要VRAMが増えた。

HBMは一向にパソコンには落ちてこない。

PCIe 4.0で速くなったというが、そもそもゲームだとCPU/GPU間の通信が多くないようにゲーム側が調整している。

VRグラフィックはあまり良くなってない。

2022-10-30

Apple M2GPUコア横付け+GDDRが良いと思うんだよな

Apple M2 Ultraは2つ同じチップを2つ繋げていたけど、

動画エンコードを大量に抱える人以外には持て余すようなものだった。


M2の片側はGPUコアを主にして、GPUコア側の3辺に対してGDDRを置く方が良いのではないか

CPUコア +GPUコア(最小限)+動画エンコーダなど+DDRメモリ

GPUコア+GDDRメモリ(or HBMメモリ)


WindowsだとCPUGPU間の通信ボトルネック

ゲームだとステージが変わらないと同じシーンは同じテクスチャを使い回せるので、GPU側のキャッシュ効果が効くが、

機械学習で80GBのモデル全部のメモリアドレス空間を走査していく場合は、キャッシュヒットしなくなる。

メモリアクセスの遅延を吸収するだけのバッファサイズ分は意味はあるはずだが)


2022-07-02

そんな貴方中国産👲CPU兆芯をプレゼント

パソコンってもう劇的に処理能力上がらないのか?

ベンチマーク数字としては上がってくのだろうが。

CPUクロック微妙に速くなっているがシングルコアの性能はほぼ変わらない。

マルチコアになったとして、ThreadripperのようにIOダイを使って大きくしても、劇的に速くならない。

3D V-Cacheで積層してキャッシュを増やしても、アプリレベルでは劇的に速くなってない。

更に積層するのはあるかもしれないが、熱問題に対する解決策がないので出来ないでいる。

UCIe規格経由で複数チップレットを接続するのが今後出てくると思うが、どれだけ専用の回路を搭載し利用するかで処理能力は変わるが、

Apple M1 UltraのようにProResの本数が増えても使いこなす人が居そうにないというのと似たことになりそうじゃないか

GPUのように広帯域のHBM/GDDRと、データ依存性がない場合は処理能力高くなるが、

CPU側のメモリーGPU側のメモリーとのコピーやらオーバーヘッドが合ったり、ゲームAIの一部といった感じだし、

ゲームもベンチ上は数字が変わるが体感変わらねーなってのに金額が高くなるのもな。

ユニファイドメモリーにするとApple M1系のように性能でないしさ。

メモリーだとDDR4DDR5で体感的にほぼ変わらない。

レイテンシは変わらないし、DDRの代わりになるものも出て来てない。

インテルがフォトニクスに注力してたり、日本半導体戦略でもフォトニクスとしてが上がっていたりするが、

光は早いようで遅く、メリットだと低電力か発熱源の分散しかない。

HPEがフォトニクスで先行していたが、処理能力というより、発熱分散での設計のし易さアピールだった。

DPU(データ プロセッシング ユニット)、OPU(Optical Processing Unit)はスパコンクラウドでは追加されるかもしれないが、

パソコンにはまだ遠そう。

DVD不要になり5インチベイがなくなり、SATA SSDがなくなって2.5インチベイもなくなり、

GPUカードも2枚以上搭載しても性能上がらず1枚のみ、

ケースがバカかい割に、中がスカスカになってしまっている。

ちょっとずつパーツ買って性能上げるなんてことはなくなって、全部とっかえ。

もう少しなんとかならないか

GPUレイト対応と言っているが、映画プロダクトでやっているようなレイトレとは全然かけ離れていて、

ゲームレイトレはまだなんちゃってしかない。

https://anond.hatelabo.jp/20220702145051

パソコンってもう劇的に処理能力上がらないのか?

ベンチマーク数字としては上がってくのだろうが。


CPUクロック微妙に速くなっているがシングルコアの性能はほぼ変わらない。

マルチコアになったとして、ThreadripperのようにIOダイを使って大きくしても、劇的に速くならない。

3D V-Cacheで積層してキャッシュを増やしても、アプリレベルでは劇的に速くなってない。

更に積層するのはあるかもしれないが、熱問題に対する解決策がないので出来ないでいる。

UCIe規格経由で複数チップレットを接続するのが今後出てくると思うが、どれだけ専用の回路を搭載し利用するかで処理能力は変わるが、

Apple M1 UltraのようにProResの本数が増えても使いこなす人が居そうにないというのと似たことになりそうじゃないか

GPUのように広帯域のHBM/GDDRと、データ依存性がない場合は処理能力高くなるが、

CPU側のメモリーGPU側のメモリーとのコピーやらオーバーヘッドが合ったり、ゲームAIの一部といった感じだし、

ゲームもベンチ上は数字が変わるが体感変わらねーなってのに金額が高くなるのもな。

ユニファイドメモリーにするとApple M1系のように性能でないしさ。


メモリーだとDDR4DDR5で体感的にほぼ変わらない。

レイテンシは変わらないし、DDRの代わりになるものも出て来てない。


インテルがフォトニクスに注力してたり、日本半導体戦略でもフォトニクスとしてが上がっていたりするが、

光は早いようで遅く、メリットだと低電力か発熱源の分散しかない。

HPEがフォトニクスで先行していたが、処理能力というより、発熱分散での設計のし易さアピールだった。


DPU(データ プロセッシング ユニット)、OPU(Optical Processing Unit)はスパコンクラウドでは追加されるかもしれないが、

パソコンにはまだ遠そう。


DVD不要になり5インチベイがなくなり、SATA SSDがなくなって2.5インチベイもなくなり、

GPUカードも2枚以上搭載しても性能上がらず1枚のみ、

ケースがバカかい割に、中がスカスカになってしまっている。

ちょっとずつパーツ買って性能上げるなんてことはなくなって、全部とっかえ。

もう少しなんとかならないか


GPUレイト対応と言っているが、映画プロダクトでやっているようなレイトレとは全然かけ離れていて、

ゲームレイトレはまだなんちゃってしかない。

2021-06-06

anond:20210606183437

メモリHBMが速いけどXeon Scalable processorになるなぁ、市販マザーで載るのあるんやろか

2020-12-09

Apple M1が高性能な本当の理由解説する

Apple M1の高性能の理由について、ネットはクソみたいな解説記事に溢れている。

技術に明るいはずのはてなーですら某AVライターの間違いだらけの記事に釣られて、300ブクマ超が集まっていて嘆かわしい。

それもこれも後藤センセーがいつまでたっても解説記事を書いてくれないせいではあるが、公開情報が少なすぎるせいでまともなライターほど記事を書けないのも理解できる。

なので素人の俺が解説する。

M1メモリまでSoC化/ワンチップ化したから速い

違います

そもそもM1DRAMSoC化/ワンチップ化していません。M1がやっているのはSiP(System in Package複数チップをワンパッケージに組み込む)であって、eDRAMによるSoCとは全く異なるものです。

SiPSoCJavaJavascriptくらいには違います

SiPだとしてもメモリが近くなるから速い

違います

HBM系のメモリ採用していたらメモリ帯域は大幅に向上しますが、M1は標準DDRメモリをワンパッケージ化しているだけなので、帯域もレイテンシも変わりません。

帯域はM1 MBPとIntel MBP(Ice Lake)でチャネル数同じ、前者はLPDDR4X-4266、後者はLPDDR4X-3733なのでメモリ帯域は14%しか向上していません。また、x86x64新世代のTiger Lake/ReniorはLPDDR4X-4266に対応していますレイテンシM1が96.8ns、Tiger Lakeが98.4nsでほぼ同等です。

Apple M1の実力を最新世代のIntel/AMD CPUと比較。M1が両者を大きく上回る結果ににあるように、SiP化によって消費電力の削減は期待できます

DRAMとの物理距離が縮まって、レイテンシが短くなって速い

違います

SoC-DRAM間がマザーボード上で30cmあったとしても、電気信号の伝送にかかる時間は片道1nsです。仮にSiP化で物理距離が1/100になったとしてもレイテンシ100usが98.02usになるだけで、CPUにとってDRAM絶望的に遠いことに変わりありません。

M1UMA(Unified Memory Architecture)でCPUGPUその他でメモリを共有しているから速い

違います

まず、同一チップ上のCPUGPUが同一のメモリコントローラDRAMを共有するという意味では、Intel2011年Sandy BridgeAMD2011年のLlanoからUMAです。一歩進んだメモリ空間の共有、コヒーレンシの確保という意味でも、AMD2014年Kaveriから対応していて、この点においてM1革新性はありません。

M1CPUGPUメモリコントローラI/Oがワンチップになっているから速い

違います

上記Sandy Bridge、Llanoの世代からかつてのノースブリッジCPUに取り込まれたため、2011年以降のモバイルPC向け”CPU”のほぼ全てにはGPUメモリコントローラが含まれています

かつてのサウスブリッジIntelは今でもワンチップ化こそしていませんが、2013年HaswellからMCMでワンパッケージ内には収められていますAMD2014年のCarrizoからサウスブリッジ機能CPUに取り込まれています

この意味で、x86x64モバイルPC向け”CPU”は、かなり以前からSoCです。

M1はNPUがあるから速い

違います

NPUを活かせるアプリケーション2020年現在では未だ限定的です。もしNPUの有無によってUXが決定的に改善されるなら、NPUありのSnapdargon 8cxを積むSurface Pro Xは同世代Surface Pro 7よりずっと快適でなければなりませんが、そのような事実はありません。

M1が速いのは単にM1CPUGPUが速いからです。

M1CPUコアが採用するArm ISARISCから速い

違います

CISCRISCの論争は20年以上前に終わった話です。その後CISCRISCの美点、RISCCISCの美点を取り入れたので、現代CPUISAがCISCか/RISCかだけで性能が決定されることはありません

歴史的経緯からx86x64デコーダが複雑になりがちなのは事実ですが、5W以下のローパワープロセッサの開発へ向かうIntelにあるように、ISAの差による消費電力増は1020%のレンジで、さらに性能増によって相殺される分、電力効率の差としてはわずかです。

じゃあ結局、なんでM1は速いの?

頑張って最適化してIPC上げたのと、スマホ由来の積極的なDVFS・クロックゲーティング・パワーゲーティングで浮いた消費電力を回しているからです。

気が向いたら書きます

2020-07-03

富嶽CPU積んだパソコンって市販されたら、いくらになるんだろう

サーバーは2ノード400万っぽい。TofuインターコネクトからInfiniBandに代わってる。

メモリHBMからDDRじゃないから高くなる?

20万くらいで出ないもんかな。

2020-06-25

anond:20200625063230

というか、

ASICやLSIを作ったことある人なら、当たり前すぎることなんだけど、

語弊があるどころかニュアンスが逆なんだよね。

マイクロアーキテクチャ共通化するっていうことは、

開発者にとって楽になるどころか難しい方向に行くんだよね。

フロントエンドのみArm命令に置き換えた形」という文言は、

「中身は前のまんまw」「命令セット入れ替えただけなんすわw」「命令デコーダarm化したSparc64です。」という意味ではなくむしろ逆で、マイクロアーキテクチャ共通になるように、DDRHBM差分を見えなくしたりレイテンシを調整したりetc...して、ほとんど全部Verilogを書き直したってことなんだよね。

で、なぜそこまでしてマイクロアーキテクチャ共通化するかっていうと

チップ検証で、過去資産活用するためなんだよね。

LSIチップ検証って組み合わせパターン天文学的数字すぎて分岐網羅とか全然できないんだよね。

ソフトウェア的な分岐網羅に換算したら0.1%となんじゃないかな。

そこでマイクロアーキテクチャ共通化してると、過去チップLSIテストケースを流用できるわけなんだな。

でも、カバレッジ全然ないのに、もしLSIバグがあると作り直しにウン億円ぐらいお金かかるからね。

これは国プロからそこらへんどうしてるんだろうね。

2018-01-13

TetrisTournamentOnline5に備えた選手プレビュー

テトリスフレンズ世界最強を決めるトーナメント、TTO5が1月19日から開催ということで、前回大会TTO4 Stage2の参加選手や、国内最強を決める大会と言っても過言ではないS級リーグ参加選手から個人的趣味全開で紹介していきます

海外

対戦テトリスシーンにおいて日本は一歩進んでいて、そこにはテトリスDS以前から続く技術の共有という土台があるわけですが、テトリスフレンズ上位勢は日本人だけじゃないぞと言わんばかりに存在感を発揮しているプレイヤー複数いることは喜ばしいことだと思います。が自分海外勢の試合動画

などは正直あまりたことがなく浅い解説になることを先に侘びておきます

・HD_Blink

言わずと知れた伝説2010年行われたhebo_MAIとの対戦が記録された動画ニコニコ動画で100万回再生され、対戦テトリスシーンに明るくなくとも見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10602397

HardDropという世界規模のテトリスコミュニティを立ち上げたことでもおなじみで、彼なしに今のシーンは語れないと個人的には思っています

プレイの特徴としてはきれいな積みと高い速度、安定した掘り能力を高い次元で両立していることが挙げられ、ベーシックな強いテトリスといった感じで、好きです。ただここ数年プレイヤースキルインフレから取り残されているような印象もあり、HardDrop背負ってるんやぞというところで踏ん張って欲しい。

・OnePunMan

海外最上位の高火力プレイヤー。パーフェクトクリアDT砲、Mr.Tspin'sSTD等モダンな開幕を多用する傾向にある。

素早い掘りとTspinを軸に前回大会TTO4では前述のHD_Blink、40LINE世界一のMicroBlizz、後に異常なゲームスピードにチューンされたJstrisを採用して行われたHardDropOpen IX3位を記録することになる実力者TheAtomicNumber(jkwon)を破り、ルーザーズ準決勝まで勝ち上がった実績の持ち主。ファンが多いイメージがあります。おそらく片手プレイで一番強く、速いのは彼。

・ TheAtomicNumber(jkwon)

かなり強い、ということは確かだけど本人視点動画の公開にあまり積極的ではなく、よくわからないというのが正直なところ。今一番アツい競技タイトルNESテトリスもやっているらしい。無職らしいので応援してる。

・yakine

自由自在にTspinを組む変態。その発想力もさることながら速度もカンストの一歩先を行っていることは、Jstrisにおいて40LINEsub19達成済みということからも伺える。自身YouTubeチャンネルアップロードされているfreestyle tspinシリーズは必見。

https://www.youtube.com/channel/UCTbO3v86xrnlYupklGP8Mew

ただ、何手かの置き方を固めてしまタイプのTspinというのは、どうしてもその前後に隙ができるため、それを極めたプレイヤーが同等以上の相手とやりあう場合それを発揮することは難しい。そのためにjkwon、OnePunManといった最上クラスプレイヤーからは少し落ちるというのが個人的見方です。事実HDO IXではjkwonに対して11-1で負けています

・MicroBlizz

最速。世界で唯一40line17秒台を出せる男。

速度を出せば出すほどソフトドロップラインクリア時間の占める割合が上がっていくので、速い=強いというわけではないのですが、それでも強いのがMicroBlizz。TTO4では15-12という僅差でOnePunManに負け、惜しくも敗退となってしまいましたが、今回は頑張ってほしい。あとTwitchで顔出し配信してて面白かった。

プレイスタイルとしては速度を出して掘り続け無理なくTspinを挟んでいく、ややこしい形は避けとにかく速度といった感じで、40LINEで見せる鬼のような積み込みとのギャップ面白い

余談ですがS級が新設される前の第一テトリスフレンズA級リーグに唯一海外勢として参加し、5勝4敗で3位という成績を収めています

国内

世界最強と言っていいメンツが集まった2017年第三回S級リーグ個人的に好きなプレイヤーからTTO5参加するんじゃないかなーしてほしいなーという予想と希望を織り交ぜつつ紹介していきます

・hebo_MAI

HD_Blinkの項でもちらっと名前を出しましたが、彼は名実ともに世界最強のテトリスプレイヤーです。テトリスDS全一テトリスオンラインジャパン世界一、TTO3連覇など成し遂げた偉業は数知れず、彼に勝てる人間存在しない、異次元であるという畏怖の念とともに宇宙人なんて呼ばれていたhebo_MAIはおそらく日本の対戦テトリスシーンで一番の有名人なのではないでしょうか。

そんなhebo_MAIですが、近年対戦テトリスに対するモチベーションがなくなっているようで、その無双っぷりに陰りが見え始めていたことと合わせて勝てなくなったから逃げただの、あめみや(ぷよぷよテトリス全一)に負けただけでHBMさんも強いかテトリス教えて欲しい^^だの言われています自分全然今でも最強だと思ってるので頑張ってほしい。

テトリスに対してのモチベーション自体ガッツリあるようで、最近ではTGM3のSHIRASEという人外向けモード前人未到のsub4を達成しました。やっぱり宇宙人じゃないか

https://www.youtube.com/watch?v=tPDYNuldc-4

プレイスタイルは正直わからない。何時間動画を見続けても彼のプレイだけはなぜ強いのかが明確にならない。言語化できる範囲を外れたところにhebo_MAIのテトリスはあり、それが長らく彼を倒せる人間が現れなかった理由であると思っています

・aitsu_k

TTO4 2位、2017年第3回S級リーグ3位、最上クラスプレイヤーであることは間違いない「技術の人」aitsu_kですが、どうしても大事な場面で勝てないイメージがあります。TTO4はダブルイリミネーショントーナメントで、決勝含め2敗しない限り敗退ということにはならないのですが、aitsu_k自身が15-11ルーザーズに落としたYUIMETALに対し、決勝で15-13、15-13と2敗してしまい2位という結果に終わりました。

あの世界最速MicroBlizzを破り、鬼耐久YUIMETALを破り、無職jkwonを破り、TTO3連覇宇宙人hebo_MAIを破りようやくたどり着いた決勝で、自身が15-11をつけた相手に2敗です。

これまで絶対的な一位というところには及んでいないaitsu_kですが、その技術は確かに世界一です。aitsu_kのテトリスはもはや芸術の域にまで達していると言っていいでしょう。そんな中TTO5の噂が出ており今度こそ大きなタイトルを、有無を言わせない形でその手に収めてほしいです。

その確かな技術で出せる火力をしっかりと出していく、賢いプレイヤーであるaitsu_kの試合動画プレイヤーにとってかなり参考になるものになっていると思います。彼のYouTubeチャンネル試合動画等は揃っているので一度見てみると良いと思います

https://www.youtube.com/channel/UCo2mU2ARzuanticHndVrkyA

・whipemerald

whipemeraldというプレイヤーを1つの言葉表現するならばそれは「変態」です。常人では考えつかないようなプレイを軽々と繰り出していく様は気持ち悪さすら感じさせます知識で差がつくところは全て習得しているのではないかというような変態プレイヤーですが、2017年第三回S級リーグでは全敗で最下位という不名誉な結果に終わっています。第三回S級リーグには、megurokki、ajanba、aitsu_k、YUIMETAL、hm_39、Fran_sが揃っていて、面子面子だったというのはありますが、特筆すべきなのは6敗の内3敗がデュースに持ち込まれての負けというところです。狙ってもできることではないこの成績ですが、メンタル面での課題と同時にその確かな実力が見えてきます。がんばれwhipemerald負けるなwhipemerald。

そんなwhipemeraldですが、その豊富ノウハウをまとめたスライド(一部ではほゐスライドと呼ばれています)を公開していて、非常に役に立つのプレイヤーのみなさんは熟読しましょう。

https://twitter.com/whipemerald/status/872815068026609665

・YUIMETAL

世界王者YUIMETALのテトリスは徹底した堀りによって成り立っていて、彼は後の先という言葉が一番似合うテトリスプレイヤーです。高い掘り能力によるカウンターというのは相手による、場合によるところが大きく、実際勝敗にブレが出ていることもあります。通常のプレイヤーを格付けするには15本先取というルール問題ないのですが、4列ComboであったりYUIMETALのような掘り特化型プレイヤーの対戦では不安定になりがちで現状では危ういというのが正直なところです。が、速度というコストに見合った掘りができるプレイヤーというのはほとんどいない中、掘りを武器にTTO4を勝ち抜いたという唯一性は世界王者の名にふさわしいと自分は考えますルーザーズを2回戦から勝ち上がり、OnePunMan、hebo_MAIとダブルスコア以上を付け、決勝で待ち構えるaitsu_kを二度下すことが偶然によってできるということはないと言っていい。

名実共にYUIMETALはTTOの歴史を塗り替えた世界王者であり、世界最高のプレイヤーです。

・megurokki

テトリスフレンズの王。火力に於いてmegurokkiに勝てるプレイヤー存在しない。異常な速度による強引な積み込みと一切速度を緩めず撃つTspinによる火力。基本的なことを異常な速度と質で組み立てるとこうなるといったプレイヤーで、他の最上プレイヤーと比べ明らかに頭一つ抜けている。しかしあまり大会というものに興味が無いのか、どの程度強いのかという部分があまりからなかった中、参加人数が明らかに足りなかった2017年S級リーグに締め切りギリギリで参加表明。その後駆け込みで続々集まった結果、あの世最高峰リーグ戦が観られたわけで、本当にありがたい。

hebo_MAIにあたりが強いことでおなじみで「へぼまいぷよテトとテトフレで勝てなくなってアーケードいったけど成功してよかったな」だとか「へぼまいの全一記録 ほぼマイナー競技やん」「へぼまいがブロンズにいても勝てるやん」など力強いナイフ飛ばしています。やめてあげてほしい。

・ajanba

2017年S級リーグ全勝優勝、 HDO IX優勝と今一番強いプレイヤーはajanbaだと言い切ってもいい。頭一つ抜けた強さを持つのがこのajanbaです。

開幕にパーフェクトクリアや中開け4列Comboを採用し、Combo対策を取ろうというところに連続パーフェクトクリアをぶつけるような少し尖った戦術、開幕を抜けたら少し落ちるかというとそうでもなくmegurokkiと殴り合えるレベルの超火力も持っている世界最強テトリスプレイヤー、それが自分の中のajanba。彼は基本的自分から大々的に配信をしたりアーカイブアップロードしたりといったことをしないので、正直あまり彼のテトリスを知らないところがあります

人外同士のぶつかり合いが今から非常に楽しみです。こちらからは以上です

2017-08-15

RADEON RX VEGAサムスン製かつ、韓国パッケージ

世界二位のシリコン生産能力を持つサムスンRADEON製造するのは当然だがHBMスタックを含め

全て加工出来るのが韓国しか無かったという事。

日本はもう終わり。遺伝子の優秀さの違いが如実に現れている。

 
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