「レイテンシ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: レイテンシとは

2024-04-14

メモリーってもう劇的に性能上がらんの?

DRAMは、レイテンシはずっと変わらんし、帯域の進化ゆっくり

2024-04-06

パソコン、これから性能上がるんやろか

もう性能上がらんとか言われつつも上がってきたけど。


CPUは、クロック数は流石に限界っぽい、SRAMプロセス進んでも微細化されなくなった、

SRAM3次元で接合しても3D V-Cacheで性能上がらなかった。


メモリDDR側はレイテンシボトルネック、帯域も足りてない。

CXLで容量は増えそうだけど。


SSDPCIeの帯域増で早くなるけども、PAM4以降どうするのか。

PAM8, PAM16するのだろうけども。

FLASHの速度は変わらず、RAMキャッシュさせるのでなんとか凌いでいるのにRAMも速度上がってない。


冷却方法も新しいのは出てきていない。

コンセント供給能力限界も見えてきた。

2024-02-24

AI向けでコンピュータアーキテクチャは変わるのか?

今までだと命令データキャッシュに乗るのが前提だったが、AIだと、AIモデルGB単位なのでキャッシュそもそも乗らない。

いかキャッシュヒットさせるか、DRAMとのレイテンシ隠蔽するかだったが、キャッシュに乗らないので、メモリ帯域勝負になる。

GPU汎用性があるので使われているが、ゲームだとテクスチャをVRAMに乗せておいて、演算した結果はモニター側へ出力すればよく、

なんだかんだ帯域は足りていたが、AIだとチップチップ間の帯域が足りない。

ニューラルネットワーク接続自体FPGA的に切り替えるのも手だと思うがモデルが大きすぎる。

AI入力も、文書の要約みたいなもので、データの広い範囲で「文脈」を理解しなければならず、広いメモリ空間を参照となる。

メモリ局所性からかけ離れている。

2024-02-20

Groqについて

数年前は、TSP(Tensor Streaming Processor)と呼んでいたが、LPU(language processing unit)と名前を変えた?

数年前のチップをそのまま使い続けているかからないが、同じならアーキテクチャは4年前のユーチューブを見るか、アスキーあたりの記事にある。

https://youtu.be/UNG70W8mKbA?si=9VFeopAiPAdn08i_

要は、コインパイラで変換が必要。なので提供されているLLMモデルが限られている。


SRAMを240MB(230MB?)しかない。

PCIeボードが400万くらいらしいが、SRAMの容量が小さすぎて1ボードでは動かない。

DRAMレイテンシSRAMではないので早いのだ、という意見も見られてたが、

1チップSRAM容量が小さすぎるので、チップチップ間、ボードボード間の通信レイテンシは必ずあるはず。

(数ヶ月前から性能上がっているのは、このあたりのチューニングのはず)

DRAMレイテンシというが、これも今どきはレイテンシ気にしないように隠蔽するはず。

チームが小さすぎてハード作れなかった可能性もあるが・・・。DMACでチューニングしているか


ボードにでかいDRAMが載せられるのであれば、そちらの方がボードボード間の通信時間より減るのでは?


グローバルファウンドリ14nmで既に1ボード250Wほど。

GF使ったのは、おそらくAMD設計者が居たからでは。デザインルールどこ破れば性能でるかある程度わかってたとか。1GHzくらいなのは知見なしでやってるとそれくらいで上限くるのはそうだと思う。

チップ世代更新するかはわからないが、兎にも角にも電力下げて、チップ大量に載せて、チップチップ間の通信時間を下げられるか。

2024-02-17

現代くらいの技術レベル同士で数光年くらい離れたとこに電波通信可能文明がある世界を描いたSFってある?

「三体 1」はわりと近いけど、あれは恒星間の征服戦争というシチュエーションを描くために三体人側にぶっとんだ惑星、ぶっとんだ技術を与えてるからちょっと違う。

どんなに科学進歩しても超光速通信とか量子サイズの自立機械とかは不可能で、数万年オーダーをかけない限り恒星間を移動可能もの実質的情報だけみたい世界観。

仮に相手支配下しても、そこから資源土地などは得られないので相手文明支配したり滅ぼしたりしようとする動機基本的存在しないので、

暗い森林で光を灯しても矢は飛んでこない。

 

まあその場合でも、宗教など利益度外視した概念上の理由ならあるかもしれないが。

あと「計算資源」として見るなら、情報だけしかやりとりできなくても相手支配する価値はあるかもしれない。実際そういう理由クラックされているPCはいっぱいあるので。

ただレイテンシが数年になるので仮に支配した相手惑星コンピュータにしても使い道が限定されすぎている気もする。

2023-11-02

AppleM1/M2/M3メモリを同一パッケージに入れるメリットって何?

CPUチップメモリチップ距離が近くなっているけれど、レイテンシは効いてない、帯域も普通DDRと変わらない。

2023-07-10

anond:20230709223404

BT音声って、圧縮・展開を行う以上はどっちみちレイテンシを完全にゼロにすることって論理的不可能なのですよね?

どうがんばってもゼロにはできない遅延をなるべく小さくすることにムキになって努力するよりも、遅延はなくせない前提でそれを問題としないシステムを組むことを考えるほうが建設的という気がする。

ms単位相互インタラクション必要ゲームでは遅延の避けられないデバイスを使うことじたいナンセンスと思う。ふつうワイヤードを使ってくださいって思う。

でも動画視聴用途では、もう「映像の方をBTスピーカーの遅延にあわせて遅らせる調整」が普通なのでしょう?(僕が持ってる安物のモバイルプロジェクターにその機能がついてるくらいだから普通だと思う)。映画なんかを見る分には、絵と音のタイミングさえ合っていればよくて、ゲームのような「システムとの同時性」は求められないから、映像側を遅らせちゃえばいい。

もしこれを規格として一歩進めるならば、BT機器プロパティに「この機器の平均遅延時間」みたいな項目を設けて、ホストはそれを元に映像の遅延時間自動同期するとか。コーデックに関わらず遅延時間を固定しておく固定遅延モードとかがあると自動同期する場合にはきっと都合がいいだろうね。

機械学習NVIDIA一強になってしまっているのは何故?

仮説1) ハード性能として、演算器とメモリ間のデータのやり取りの隠蔽が上手く、性能が出ている

単体の演算器の性能なんてクロック周波数が速くなっている現代だと数クロックの差なんてわからないだろう。

メモリーは社外の汎用品GDDRを使う以上、帯域やレイテンシは変わらない。

違いが出てくるとすると、どうやってメモリ間を隠蔽しているかというのが想像出来る。

データ待っている期間を出来るだけ少なくする、といった感じだ。


仮説2) ハード性能として、多数の演算器を動かしても問題ないように電源を工夫している

演算器を並列に多数動かすと配線抵抗などで電源がドロップする。

電源配線のノウハウNVIDIAが持っていて一日の長がある


仮説3) ソフトとして、CUDA、PyTorch のチューニングが出来ている。ドライバの出来がいい。

チューニングで性能上がっているのなら何処がボトルネックになりそうな所をあげているのか。

PyTorchだけで見ると、コード量は少ないので、移植しようと思えば出来るように見える。

2023-07-09

イヤホンメーカーの低遅延への軽視ってやばい

追記

夜中の勢いで書いたけど、やはり有線にしろった人多いよな

ワイヤレス一個で完結したいだけなんだがそういう要望ニッチすぎなのか

PUGBがでて大量の音ゲーがでてスポーツ中継をスマホで見られる時代になってもだいぶ経つのに、いまだ多くの人は有線で繋ぐしか満足行く体験はできないのか

ゲーム業界ももっと声あげてくれよな

---

音ゲーとか映画とか動画編集とかする人の多くが諦めているのが遅延問題

もはやスマホでこれらが完結する時代にあって、なぜかイヤホンは音質に力を入れるだけで遅延問題真剣対応したがらない

基本的Bluetoothでつなぐのだがそのコーデックによって差がある

現在主流の低遅延モデルはaptxAdaptiveという規格なんだけど、これが低遅延という割に全然遅れて声が聞こえてくる

というか、それよりも前にaptxLawLatencyというより低遅延をうたう規格があるにもかかわらず、そちらは近年あまり採用されていない

もともとaptxというコーデックがあって、それを低遅延にしたのがLL。高音質にしたのがHD。そのHDを低遅延にしたのがAdaptiveらしい

LLの遅延は基本40ms未満。これは30フレーム動画なら1フレーム強という感じ。これはまあ許容できる。

いっぽうのAdaptiveは50~80ms。これは30フレーム動画なら2~3フレーム

この差は結構でかくい上にトランスミッターによってはさらに遅延が生じる

ようはaptxLLくらいがギリギリ許容できる範囲なのに、それよりもレイテンシがある規格がはびこっていてワイヤレスイヤホンで聞くと動画と音がずれまくる

もちろんメーカー理解しているんだろうけどあまり改善する気がないのはちょっとやばいよね

多分作ってる人たちは高音質さえ保ててればいいと思ってるんだろう

遅延対策しても売れないか

からよりレイテンシの低い規格があるのに、新しいというだけでAdaptiveを使ってるんだろう

明らかに老人向けの商売


ちなみになんでこんな怒ってるかというと、10年使ってるヘッドホンが壊れかけているのでワイヤレスにしようと思ったら、あまりに求めているものがなかったからなんだ

ワイヤレスで低遅延モデル、という単純な要件を満たすものが驚くほど少ない

ガジェット系のさいちょう氏が勧めていたゼンハイザーのものがいいとは思うけど、眼鏡かけているので合わない可能性のあるヘッドホンは買いづらい

ではイヤホンにしようとするとこっちも数が少なすぎる、というかほぼ店じまいのような有様

Bluetoothオーディオの規格そのものは、大きく進化はしていませんでした。もともとは通話用としてスタートしたBluetoothオーディオですが、HSPというプロトコルからまり、そして通話用としてHFPが登場しました。一方音楽用はA2DP規定され、1.0、1.2、1.3とアップデートしてきましたが、基本的な部分は変わっていません。

Bluetoothのコアスペックに目を向けると、こちらは着実に進化してきていますバージョン4.0でLow Energyに対応しました。このLE技術オーディオにも使えるのではないか……とWorking Group内でもずっと議論をしてきたのです

https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/1414684.html

ここにもあるけど、Bluetoothの規格やイヤホン進化に対して、データの運搬を担う箱としてのコーデック自体進化が停滞しすぎなんだよな

完全ワイヤレスイヤホンが早く出すぎという意見もあるだろうけど、単純に業界が舐め腐ってるのが悪い


で、ようやく出始めたのがLEAudioというものらしいが、これはSonyのLinkBudsと専用スマホしかいまだに実現していない

レビュー新規格『LE Audio』をLinkBuds SとXperia 1 IVブロードキャスト共有接続に挑戦 低遅延伝送もテスト

https://tecstaff.jp/2023-05-31_le-audio.html

これをみてさら絶望した

おい、嘘だろ、今の時点での最善手がまだこのレベルかよ

かに遅延は解消しているけど機器が少なすぎて熱心なオーディオマニアくらいしか注目していないし、もっといえばそのオーディオマニアは遅延なんてどうでもいい連中だぞ?

ワイヤレスなんて使わず電柱と高価なケーブル投資するような連中だぞ?

一般ユーザーLEAudionに手を出せるのはいつになるんだよ

2023-01-06

AMD Instinct MI300を個人にも販売してくれたら、色々変わりそうなのにな

個人的にInstinct MI300に注目しているのは、今後のコンピュータ構成はこうなるだろうな、というのを実現していることだ。

Ryzen Threadripperだとコア数が多いものハード的なボトルネックがそこかしこにあるので使いにくいわけだが、

Instinct MI300は良さそうに見える。


現状のPCIeだと帯域が遅く、CPU側のDRAMからGPUのVRAMにコピーするのはそれなりに時間がかかる。

ゲームだと局所性のあるデータを繰り返し使うのでキャッシュで逃れられるし、シーンの切り替えなどでデータ転送するといったことが出来る。

だがAI向けになるとVRAM容量以上(80GBとか)のデータに全てアクセスするので、メモリ転送レイテンシ隠蔽するだけのバッファとしての効果しか意味がなく、メモリ帯域が効いてくる。

Instinct MI300にHBM3が使われていて帯域は広い。レイテンシは大きいと思われるので、そこは気になるが。

2022-11-30

anond:20221130165131

30msってレイテンシことなんでしょ?

なんでそこから1kbのデータ転送に3秒かかるみたいな話になるの?って質問

どう言う計算

2022-09-20

ITエンジニアだが、ビジネスにおいて表現を気を付ける必要性に気付く

例えば工具だとか設備表記で「直径25mm」という意味で、

「Φ(φ)25」とか書いてるメーカーが以外と多い。

彼らは顧客目線が足りないと思う。

一般人にとってΦ(φ)が直系25mmとは一見して分かりにくい。

IT業界に長くいるが、往々にして自分用語で語ってしまうことがある。

例えば「ストレージボトルネックレイテンシバーストしてバンドウィズスループットが出ない」

みたいにカタカナ用語ばかり使ってしまう。

芸人ならいいが、ビジネスでは「何言ってるかわからない、ルーじゃん」になってしまう。

顧客立場に立って表現することを気を付けたいものである

2022-07-02

そんな貴方中国産👲CPU兆芯をプレゼント

パソコンってもう劇的に処理能力上がらないのか?

ベンチマーク数字としては上がってくのだろうが。

CPUクロック微妙に速くなっているがシングルコアの性能はほぼ変わらない。

マルチコアになったとして、ThreadripperのようにIOダイを使って大きくしても、劇的に速くならない。

3D V-Cacheで積層してキャッシュを増やしても、アプリレベルでは劇的に速くなってない。

更に積層するのはあるかもしれないが、熱問題に対する解決策がないので出来ないでいる。

UCIe規格経由で複数チップレットを接続するのが今後出てくると思うが、どれだけ専用の回路を搭載し利用するかで処理能力は変わるが、

Apple M1 UltraのようにProResの本数が増えても使いこなす人が居そうにないというのと似たことになりそうじゃないか

GPUのように広帯域のHBM/GDDRと、データ依存性がない場合は処理能力高くなるが、

CPU側のメモリーGPU側のメモリーとのコピーやらオーバーヘッドが合ったり、ゲームAIの一部といった感じだし、

ゲームもベンチ上は数字が変わるが体感変わらねーなってのに金額が高くなるのもな。

ユニファイドメモリーにするとApple M1系のように性能でないしさ。

メモリーだとDDR4DDR5で体感的にほぼ変わらない。

レイテンシは変わらないし、DDRの代わりになるものも出て来てない。

インテルがフォトニクスに注力してたり、日本半導体戦略でもフォトニクスとしてが上がっていたりするが、

光は早いようで遅く、メリットだと低電力か発熱源の分散しかない。

HPEがフォトニクスで先行していたが、処理能力というより、発熱分散での設計のし易さアピールだった。

DPU(データ プロセッシング ユニット)、OPU(Optical Processing Unit)はスパコンクラウドでは追加されるかもしれないが、

パソコンにはまだ遠そう。

DVD不要になり5インチベイがなくなり、SATA SSDがなくなって2.5インチベイもなくなり、

GPUカードも2枚以上搭載しても性能上がらず1枚のみ、

ケースがバカかい割に、中がスカスカになってしまっている。

ちょっとずつパーツ買って性能上げるなんてことはなくなって、全部とっかえ。

もう少しなんとかならないか

GPUレイト対応と言っているが、映画プロダクトでやっているようなレイトレとは全然かけ離れていて、

ゲームレイトレはまだなんちゃってしかない。

https://anond.hatelabo.jp/20220702145051

パソコンってもう劇的に処理能力上がらないのか?

ベンチマーク数字としては上がってくのだろうが。


CPUクロック微妙に速くなっているがシングルコアの性能はほぼ変わらない。

マルチコアになったとして、ThreadripperのようにIOダイを使って大きくしても、劇的に速くならない。

3D V-Cacheで積層してキャッシュを増やしても、アプリレベルでは劇的に速くなってない。

更に積層するのはあるかもしれないが、熱問題に対する解決策がないので出来ないでいる。

UCIe規格経由で複数チップレットを接続するのが今後出てくると思うが、どれだけ専用の回路を搭載し利用するかで処理能力は変わるが、

Apple M1 UltraのようにProResの本数が増えても使いこなす人が居そうにないというのと似たことになりそうじゃないか

GPUのように広帯域のHBM/GDDRと、データ依存性がない場合は処理能力高くなるが、

CPU側のメモリーGPU側のメモリーとのコピーやらオーバーヘッドが合ったり、ゲームAIの一部といった感じだし、

ゲームもベンチ上は数字が変わるが体感変わらねーなってのに金額が高くなるのもな。

ユニファイドメモリーにするとApple M1系のように性能でないしさ。


メモリーだとDDR4DDR5で体感的にほぼ変わらない。

レイテンシは変わらないし、DDRの代わりになるものも出て来てない。


インテルがフォトニクスに注力してたり、日本半導体戦略でもフォトニクスとしてが上がっていたりするが、

光は早いようで遅く、メリットだと低電力か発熱源の分散しかない。

HPEがフォトニクスで先行していたが、処理能力というより、発熱分散での設計のし易さアピールだった。


DPU(データ プロセッシング ユニット)、OPU(Optical Processing Unit)はスパコンクラウドでは追加されるかもしれないが、

パソコンにはまだ遠そう。


DVD不要になり5インチベイがなくなり、SATA SSDがなくなって2.5インチベイもなくなり、

GPUカードも2枚以上搭載しても性能上がらず1枚のみ、

ケースがバカかい割に、中がスカスカになってしまっている。

ちょっとずつパーツ買って性能上げるなんてことはなくなって、全部とっかえ。

もう少しなんとかならないか


GPUレイト対応と言っているが、映画プロダクトでやっているようなレイトレとは全然かけ離れていて、

ゲームレイトレはまだなんちゃってしかない。

2022-05-08

ギークためのChromebook入門

エントリ目的

ライトコンピュータユーザ一切合切無視してギークギークのため情報共有するためのエントリ
感想はてブへ、質問トラバに投げれば誰かが答えるんじゃないか?(他力本願)

開発者は初手でデベロッパーモードにするべし

セキュリティ懸念があるけれど通常モードはセキュアを維持するため機能制限があるので制限開放のため開発者は初手でデベロッパーモードにするしかない。
用途中でデベロッパーモードにするとストレージファクトリリセットされるので注意。

ハードウェア選択

Webで完結するのであれば低性能機で問題ない

Webエンタメを楽しんだりWebツールを中心に利用するのであれば、5万円未満の低性能機で必要十分。
この用途では実質的タブレットPCのような運用へなりやすいのでフリップする2 in 1機やタブレット機がオススメ

ただし、Webベースゲームは楽しめるがAndroid Appレイヤーを用いたゲームは非常に厳しいので諦めたほうが良く、そこそこの負荷の掛かるAndroid Appツールも鈍足でストレスになるのでWeb版があるならそっちを使ったほうが良い。

ChromeOSハードウェアスペックで殴ると快適なのは変わらない

Core i7クラスCPUや16GB以上のワーキングメモリSSDストレージなど高性能機でChromeOSを使うとその分だけ快適になる。
Android Appレイヤーを用いたゲームも快適に動き、ウマ娘クラス3DCGAndroid Appゲームも高速に動く。
しかし、高性能機は空冷ファンを搭載していることが多く、高負荷を掛ければファンは唸るしウルサイ。

Android Appレイヤーを中心に運用したいと考えてるならばx86_64機は非効率

Google Play StoreにてAABパッケージがほぼ強制になったとは言え、開発段階でx86_64を意識しないと処理が非効率になりがちのようなので、Android Appレイヤーを中心に運用したいと思っているのであれば素直にARM機を探してきたほうが良い。

1つのIDEで開発をしクロスプラットフォーム対応することが流行っている昨今、自動でガベコレに頼っていてリソース管理経験に乏しい開発者マジで底辺しか漂流できないので覚えたほうが良いぞ。
それがWeb系のフロントエンドでもバックエンドでもそうだから底辺から脱したいのであれば覚えろ。

しっかりリソース管理できているChromebook向けビルドアーキテクチャによらずサクサクなのでクロスプラットフォームビルドマジで開発チームの腕が如実に反映される。

ちなみにSnapdragon 8 Gen1なChromebook公式発表は今のとこ無いのでAndroid Appレイヤーブンブン回すのは難しい。
メーカーはもうちょっと頑張れ。

Android Appレイヤー

macOSiOSレイヤーよりAndroid App数は多いし操作性は良い

Chromebookの大半はタッチスクリーンディスプレイを搭載しているし、Android StudioでAndroidManifest.xmlを何も考えずに生成すると勝手にChromeOSサポートするので結果的にChromeOSで動くAndroid App数が多くなるという現象が起きている。

Android Studioが雑なのかXcodeが厳密なのかは意見が分かれると思うけど、タッチパッドでiOS App操作というセンスがクソなのは万人が納得するところだと思う。

GPS事実上ほぼ機能しない

ARM系のSoCであればワンチャンいける可能性はあるものの、市場に出ているChromebookの大半はx86_64でGPSモジュールを積んでいないのでGPSを使おうと思うとBluetoothあたりでGPSレシーバ接続するしか無い。
当然A-GPSは使えないので精度がそこまでではないから期待し過ぎに注意。

USB over MIDIが使える

Android AppレイヤーではUSB over MIDIが使えるのでDTMあたりに活用することは可能ものの、iOS比較してレイテンシがそこそこ大きくDTM活用しようと思うユーザは不満を持ってしまうかも知れない(ハードにもよるけど0.5msecくらいズレる)。

そもそも既存Android AppなDAWVSTやLV2などの外部プラグイン対応していないのでAUプラグインが使えるiOSのほうがDTMへ向くんじゃないだろうか?
ただし、DAW単体でDTMを完結するとレイテンシほとんど気にならなくなるので絶対Android AppでDTM不可能というわけでもない。

Linuxレイヤー側でDTMをするのはレイテンシが大きすぎるしJackも上手く動作しないのでオススメできない。

ChromeOS向けマルチタスク対応していないとAndroid Appはスリープする

ChromeOS向けマルチタスク対応していないとAndroid Appはフロントエンド(プライマリ)からフォーカスが外れてバックエンドへ行くとスリープする。
Android Appがスリープされることを考慮しておらず例外処理がされていないとAndroid Appはそのまま落ちる。

まぁAndroid Appがスリープされることを考慮しておらず例外処理がされていないとAndroid Appはそのまま落ちるっていう部分はAndroidスマホで実行しても同じなので正直に言ってスリープされることを考慮しないデバックってAndroid App開発者は何やってんの?とは思う。

ICT教育日本中学生がChromeOSを使うようになっているので、ゲームであれツールであれ何であれChromeOS向けのマルチタスク考慮しておくとスリープしたり落ちたりするAndroid Appよりも支持されるのは間違いないのではないか

Linuxレイヤー

実体LXC/LXD

LXC/LXDなのでDockerに慣れ親しんでる人にはわかりやすいかも?

デフォルトイメージはChromeOS向けにカスタムされたDebian
別のLinuxディストリビューションへ置き換えることも出来るが一部機能制限される可能性がある。

IMLinuxレイヤー側で用意する必要がある

ChromeOS動作するGoogle日本語入力とは別にLinuxレイヤー側で日本語入力を用意する必要がある。
選択できるIMは幅広いのでMozcだろうがSKKだろうが漢直だろうが何でもイケる。
ただ特殊ものを選ぶとChromeOS側と齟齬が発生するのでfcitx-mozcあたりが無難っちゃ無難

USB Pass Throughが使えない

ChromeOSマウントされたUSB機器、というかシリアル接続された機器Linuxレイヤーから認識しない。
見掛け上で接続されているハードのすべてはソフト仮想接続されているだけなので、一部経路から上手く認識しなかったりする。

まりLinuxレイヤーではUSB Pass Throughが使えないが、Android AppレイヤーではUSB Pass Throughが使えるということ。
Linuxレイヤーゲームやろうと思ってもUSBゲームパッド動かないのでマウスキーボードで完結できるFPSみたいなゲームしか上手くプレイできないぞ。

それぞれが独立しているLinuxレイヤーAndroid Appレイヤー相互認識しない

言うなればAndroid Appレイヤースクリーンキャプチャ系のアプリによってLinuxレイヤーで動くGUIアプリキャプチャしようと思ってもキャプチャできず撮像は暗転している。

ChromeOSホストLinuxレイヤーAndroid Appレイヤーゲストなのでそりゃそうなんだけど気付かないとハマる。

LinuxレイヤーDockerを構築するのはやめておけ

LXC/LXD on LXC/LXDになるので面倒くさくなること請け合いだ。
どうしても仮想環境Chromebookに欲しいのであればKVMとかのほうが安定している。
ただしゲストOS上へ仮想環境を構築しているという前提は認識しておくべき。
まりゲストOS制限KVMも引き継ぐ。

ただしこれはDockerが導入できないという意味ではない。
自分解決する気概があるのならばDockerは便利に使える。

Web開発であれば必要十分

CLIツール系は普通に動くのでWeb開発であれば何も意識しないで普通にできる。
ただ、PSD形式みたいなもんは扱いにくいのでWebデザイナーは悲しい思いをするかも知れない。

GIMPInkscapeなども動くけれどデザイナーAdobe使いたいんじゃなかろうか?

Chrome OS向けAndroid Studioが存在する

Android App向けIDEAndroid StudioはChromeOSけが存在するのでAndorid App開発が可能
しかデベロッパーモードでなければエミュレータや実機デバック制限が発生するので注意。

3DCGゲームを作りたいのであればGodot

UnityやUEを使いたいところだけれど、Linux版のUnityやUEは不安定なのでゲーム向けIDEが欲しいのであればGodotがオススメだ。
ライセンスMITなので商用利用だってイケる。

3Dのほか2Dゲームもいける上に、最近IDEよろしくマウスポチポチUIを作れるし、軽量動作物理演算日本語ドキュメントまで揃っているので中高生ガンガン使える素晴らしいIDEだ。

総評

浅い部分は気軽だが深い部分は非常に難解、それがChromebook

浅い部分を触っているうちはYoutubeを観たり、プリインストールされているGoogle Play StoreからAndoird Appをインストールして使うみたいな気軽な運用ができる。
言ってしまえばライトユーザ視点ではノートパソコンの形をしたAndorid機がChromebookだと言える。

しかし一度Linuxレイヤーへ手を出すとUbuntuという何でもできるようになったLinuxディストリビューションが存在する中で、昔懐かしい複雑怪奇Linuxディストリビューションを体験することとなってしまう。
ただ、Chromebookで何でもやろうとするからそうなるだけで、APTからIDEインストールしてちょっとした開発をするなんて使い方であるならば業務利用でも意外となんとかなる・・・というか何も意識しないで使える。

そもそもHTTP使えるなら今どきの開発は何とかなるので、Chromebookへ対してギークがゴチャゴチャ言うのはほぼ間違いなく不満を言いつつDIYを楽しんでる。
Ubuhtuならばアレができるコレができると言うならば最初からUbuntu使えよって話。

ギークとは不便を見つけてゴチャゴチャ言う、そういう鳴き声の動物なのだ

追記

少なくともGoogleエコシステムとしてのChromeOSは非常に完成度が高くなりつつある。
Googleアシスタントは元よりAndoridスマホとの連携もよく、ハードウェアへもそこそこの投資ができるのであれば多くのChromebookではUSIペンが使えるし、USBポートUSB-Cだ。
そこそこのChromebookは多くの場合HiDPIIPS液晶でありグレアなのは気に食わないが美しい。
デベロッパーモードにするとセキュアさは下がるが普通に使えばローリングリリースアップデート無償で得られ、Gentoo LinuxベースなChromeOS潜在的マルウェア絶対数がそもそもWindowsMacよりも少ないという利点がある。
Bluetoothイヤホンヘッドフォンヘッドセットも使えるし、NestスピーカーNest HubNest Camを持っているのであればGoogleアシスタントからコントロールが容易なのは想像が付くだろう。Android AppレイヤーGoogleホームマネジメントアプリであるGoogle Homeも動く。
大胆にも憎きCapsLockキーデフォルトで殺し、Everything Buttonキーとして独自キーバインドを与えたのも面白い
もちろんこれは選択するハードによるもの指紋認証ロックを解除することまでできる。

Googleエコシステムへ浸かっていてGoogle個人情報を捧げられるのであればChromebookはアリな選択肢だと断言できる。
敢えて欠点を挙げるのならば、たった一言欠点表現することが可能だ。


Chromebookじゃなくても別に良くね?」


そう、ギークLinuxを使いたいのであれば別にChromebookじゃなくても良い。
というかギーク別にLinuxじゃなくともHaikuであろうが超漢字Ⅴだろうが喜ぶ生き物だ。OS別になんだって良い。
このエントリは単にChromebookという新しい沼ギークの皆さんをご案内しているに過ぎないのだ。

2022-04-19

anond:20220419200107

参考ページ(続き)

タイトル
URL
eid
*21マザーボードフェーズの話 - PC Watchhttps://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1152140.html373849521
*22PCエンサイクロペディア:第8回 PCエンジンプロセッサ」の歴史(2)~性能向上に勤しんだ486/Pentium世代 2. RISCアーキテクチャに近づくPentium - @IThttps://atmarkit.itmedia.co.jp/fsys/pcencyclopedia/008procs_hist02/procs_hist04.html4701261286880018114
*23トレンドの光るPCはハデなだけではつまらない ~【DIY PC 08】マザー&ケースの機能活用して作るイルミネーションPC - PC Watchhttps://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1148442.html372842665
*24【笠原一輝ユビキタス情報局AMDRyzen ThreadripperがIntel危機感に火をつけた ~Intelの18コアのSkylake-X急遽投入の背景にあること - PC Watchhttps://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1062361.html347169693
*25【Hothotレビュー】待望の第12世代Coreついに発売! ベンチマークで見るその実力 - PC Watchhttps://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1363614.html4710698281882741314
*26見れば全部わかるDDR4メモリ完全ガイド、規格からレイテンシ、本当の速さまで再確認 - AKIBA PC Hotline!https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1231939.html4680749088087636034
*27新登場の32GBメモリモジュール、使えるチップセットは? : AKIBAオーバークロックCafehttp://blog.livedoor.jp/ocworks/archives/52098537.html-
*28シングルチャネルおよびマルチチャネルメモリー・モードhttps://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000005657/boards-and-kits.html374335238
*29特集】同じSSDでもこれだけ違う。SATAから第4世代PCIeまで速度差を検証 - PC Watchhttps://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1386511.html4715121623230645378
*30SSDの選び方:SLCMLCTLC、QLC、PLCの違いを解説 | ちもろぐhttps://chimolog.co/bto-ssd-slc-mlc-tlc/369046698
*31消耗品と有寿命部品について : NEWS: ビジネスPC | NEChttps://jpn.nec.com/products/bizpc/info/pc/cosmable.html4668458216799596930
*32M-DISC - Wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/M-DISC260312391
*33PS5にみる物理メディア終焉 - ITmedia NEWShttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/17/news056.html4687255935115670114
*34特集】チャタってしまった10年物マウスが3,000円で完全復活! ~ドスパラマウスボタン故障修理サービス」に依頼してみた - PC Watchhttps://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1160250.html4662344022334670305
*35ロジクールトラックボールマウスM570を自分スイッチ交換修理した方法 - ネットの海の渚にてhttps://dobonkai.hatenablog.com/entry/Logicool-m570-repair4680507411203374530
*36マウスの左クリックおかしくなったので分解修理した : トイレのうず/ブログhttps://1010uzu.com/blog/overhaul-mouse-failing-in-left-click304301040
*37Logicool MX300 Optical Mouse M-BP82のメンテナンスhttps://orz7.web.fc2.com/rat/log/mx300-optical-mouse-m-bp82.htm-
*38加水分解の止め方、ベタベタの除去 - 黒色中国BLOGhttps://bci.hatenablog.com/entry/kasuibunkai4697762672020785762
*39Mouse Roller Wheel Durable Optical Pulley Repair Parts for Logitech MX510 518 G400|Replacement Parts & Accessories| - AliExpresshttps://www.aliexpress.com/item/1005003407488009.html-
*40ASCII.jpWindows 11アップグレード可能CPUは基本はやっぱり第8世代Zen+以降になりそう? (1/2)https://ascii.jp/elem/000/004/061/4061479/4704977165657723746
*41Microsoft2022年Windows 11高速化に注力すると宣言 - iPhone Maniahttps://iphone-mania.jp/news-420988/4711489752449241922
*42BIOSからUEFIへ BIOSはなぜ終わらなければならなかったのか:“PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る(1/4 ページ) - ITmedia NEWShttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/24/news067.html4715865033555686850
*43マザーボードのCSM(Compatibility Supported Module)を有効にする方法ASRockマザーボード) | TSUKUMO サポートFAQhttps://faq.tsukumo.co.jp/index.php?solution_id=13164709334416996014018
*44そうだ、グラフィックボード増設しよう! でも、その前に... - ツクモ福岡店 最新情報https://blog.tsukumo.co.jp/fukuoka/2015/08/post_116.html298062585
*45備忘録】mbr2gptコマンド実行後の回復環境消失対応方法: YOSIの小さな旅の記しhttp://kykyblog.air-nifty.com/blog/2021/09/post-802f79.html-
*46Windows1011でDiskPartコマンド使用する方法https://www.diskpart.com/jp/windows-10/diskpart-windows-10.html4705642648092693218
*47アライメントhttps://www.pc-master.jp/mainte/aft-hdd.html4699883528408540354
*48Windows 10Administrator ユーザー有効にする方法ラボラジアンhttps://laboradian.com/enable-administrator-on-windows10/-
*49Windows 10 は既定で OneDrive にファイルを保存するhttps://support.microsoft.com/ja-jp/office/windows-10-%E3%81%AF%E6%97%A2%E5%AE%9A%E3%81%A7-onedrive-%E3%81%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B-33da0077-770c-4bda-b61e-8c8e8ca70ac74687214936939669538
*50OneDriveのドキュメント・ピクチャデスクトップバックアップ同期をやめる手順 | パソコンかば堂本https://ikt-s.com/onedrive-backup-skip/-
*51Windows8をインストールしたSSD寿命を延ばす対策 | ZAKKINKShttps://zakkinks.com/windows8_ssd_hack/168055874
*52Windows10SSD寿命を延ばす対策第一回】 | ZAKKINKShttps://zakkinks.com/windows10_ssd_optimization/268597709
*53Windows10SSD寿命を延ばす対策【第二回】 | ZAKKINKShttps://zakkinks.com/windows10_ssd_optimization2/276446264
*54新しいコンテンツの保存先を変更する ( アプリインストール先変更方法を例に ) | ドスパラ サポートFAQ よくあるご質問お客様の「困った」や「知りたい」にお応えします。http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/4557?site_domain=default369837603
*55一方、ふうえんさんちでは… SuperfetchとPrefetchについて~(1)http://blog.phooen.com/blog-entry-39.html217075081
*56windows10でAppData/Localを別ドライブへ移動する | ピースペースhttps://nasu38yen.wordpress.com/2015/11/19/windows10%E3%81%A7appdatalocal%E3%82%92%E5%88%A5%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%B8%E7%A7%BB%E5%8B%95%E3%81%99%E3%82%8B/274477044
*57mutaguchi on Twitter: "Win10スタートメニューショートカットファイルとの関係性が未だにいまいちわからんショートカットファイル編集すると、スタートメニューから消滅したりするんだよなぁ。挙動が分からなくて困る。" / Twitterhttps://twitter.com/mutaguchi/status/1298882977863270406-


追記

トラバコメブクマしてくれた方々に感謝。人の興味を惹く内容を投稿できて良かった。

以下、説明しようと思ったトラバブコメに返信。

hoimin-densetsuさんのセルクマ

ブクマエントリのdata-entry-createdと件のブクマの日時分が一致してるが、濡れ衣だ。

初代Core…Allendale(65nm、Meromアーキテクチャ)か

Core第1世代Nehalem)のつもりで書いたが、Core Duoとかもっと古いのを失念してたので本文修正

こんだけ知識あるおじさんがお金無いはずがない

技能金銭にできない人々を我々は見てきたはず。

電源は新品がいい

古い電源でもイケるのではと憶測してそれを実証してみたいと思わなければ、自分もきっとそうした。

10年前にHDD 3TBってめちゃくちゃ高級品だと思う

PCのだいぶ後で、TV録画のために買った外付HDDが元。ケースが死んだので、中身をデータドライブとして使っていた。

一体何にパソコンを使っていたのか

はてブと5chとTwitterとそれらの引用元を隅々まで読む作業動画漫画鑑賞、Paradoxゲーム相場観察。

メインPC別にあるんじゃないの

上記用途しか使ってないので、他に良いPCを買うのは勿体なくてできなかった。

この増田んちのジャンク置き場ヤバそう

Socket7M/Bとかその頃のPC雑誌とか、必要な人がいたら譲るんだが。

参考文献57まであって草

玉石混ぜて文章量を稼ぐムーブ

学生さん可能性も

老眼の始まったアラフォーで、日本人学生で、増田ユーザで、最近10年ぶりに自作PCをしたという積集合が空でない可能性とは。

無欲ではなく最高の贅沢なんだろね

過ぎた吝嗇は強欲と執着の発露だとは思う。

ヒキニート疑惑も抱いている

他の人は言うのを遠慮してたのに。

その間も知識アップデートはあったはず

生憎、数年前のRyzenショックを見逃す程度には、自作PC事情への関与が薄かった。

なんでブログで書かなかったの

完璧主義自意識過剰怠惰のせいでブコメすら継続的にできない性質なので。今回は衝動的に長文を書きたくなって投稿した。

多分友達になれる

追記を見たら、その気が薄れるのではないかな。

ケチオブドケチ

支出抑制しようとする情熱収入を増大させる方に向かって欲しい人生だった。

古老の趣味やな

初老のおじさんに何てことを。

机の周りもめちゃくちゃ綺麗にしてそう

偏執狂は恐ろしく整備された部屋か恐ろしく汚い部屋かどちらかに住んでいるものだと思う。

「これ、安かったんよ」と自慢している大阪オカン共通する

そういう行為から抜け出せないならそうすることが許容される愛嬌は持ち合わせたいものだねと。

貧乏人はなぜ労力や時間という「コスト」を無視するんだ

考慮した上で優先事項から排除する性分なんだ。

2022-03-10

M1 Ultra」の感想

インテルAMDなどのCPUと、NVIDIAなどのGPUとの間の接続PCIeが速くなってきたとはいえ

双方向データのやり取りが発生するような場合は帯域の狭さがネックになる。

ゲームのようにGPUに投げっぱなしにして、GPUGPU側のメモリー、そしてディスプレイへの出力だけで閉じても大丈夫場合問題にならないが、

世の中そういうアプリケーションだけではない。

GPUカードが高くなっているのにも関わらず、CPU側のメモリーGPU側のメモリーで似たようなデータコピーしないといけないという、

部品代とコピーにかかるオーバーヘッドもある。


なので、「M1 Ultra」のように、CPUGPU間の帯域が大きく、ユニファイドメモリCPUGPU共通メモリーアクセス出来るというのはメリットがある。

インターポーザを介して帯域は確保出来ているが、遠いメモリーへのアクセスへのレイテンシは防ぎ用がないので、

チューニングしようとするとインターポーザを介するメモリーアクセスが発生するかどうかは、プログラミングで気にする必要はあると想像する。


さすがのApple最先端プロセスを使う、予約していたTSMCキャパを使い切る状態にしないといかず、数を出荷しないといかないのだろう。

良品選別したダイインターポーザで接続して、出荷するチップ数を増やすというのは選択肢としてよかったのだろう。

トランジスタ数も多くなりすぎて、EDAツール設計する時に必要になるシミュレーション時間馬鹿にならないはずで、

タイミング検証が済、動くことが保証できている領域があるというのは、段階を踏んで設計するということでも合理的だ。


ただ機能面では、単純に倍になってしまっているため、ProResの本数が増えて、使い切るような状況があるのか?という不安はある。

M1 Max」でそれなりにバランスを取っているわけで、「M1 Ultra」では多くなりすぎて使われない部分も出てくるだろう。

価格がそれなりに高いので、使われない部分があるというのは、あまり許してもらえないのではないだろうか。


インターポーザで接続する技術確率出来たので、そこのIF周りは変更せずに「GPUだけ増やしたチップ」と「M1 Max」を接続する

といったのは考えられるが、数がでないといかず、そういうのを作れるかどうか。


他にデスクトップ向けだが低消費電力を売りにしているのは気になっている。

Apple内に、電力を消費するがパフォーマンスを上げるという技術があるかどうかだ。

2021-12-26

anond:20211226065712

からあるものなら富士フィルムチェキ一択だろうなぁ。

大きいフィルムサイズもあるみたいだけれど、単価が高いのがつらいかもしれない。

レイテンシの許容具合とか通信料金のこのみかに応じて、スマホ渡してカメラアプリの使い方を仕込むとか、デジカメごと交換するとかいろいろとほかにやりようはあると思うけれど。

2021-09-25

オブジェクト指向はすでに粒度時代にあっていない」を読んで

記事

@kis (id:nowokay) さんの以下の記事についてです。

https://nowokay.hatenablog.com/entry/2021/09/25/042831

ブコメにもあるようにちょっと内容が雑というかわかりにくいせいで賛否両論になってしまっていて、もしかしたら近いうちにアンサー記事が出るかもしれませんが、自分自身理解を助けるためにも言わんとしていることを推測しつつ、自分認識もまとめておこうと思い書くことにしました。明らかに誤読してそうな箇所があれば、指摘してください。

前提

まずは前提を書いておかないと論点がぼやけると思うのでいちおう。

自分バックグラウンドは以下:

その他の前提:


本文およびブコメを読んで思ったこ

2000年代に入って関数型プログラミングが脚光を浴び始めたのは、コンピュータ資源が潤沢になりパフォーマンスをそれほど気にしなくってよくなったことが大きな理由ではないか、という認識があります

関数型プログラミング言語の内部実装を読んだことがないので推測ですが、データを不変にするということはその都度メモリ領域を新たに割り当てることになり、そのオーバーヘッドプログラムパフォーマンスに影響を与えるので、パフォーマンス要件がをシビア場合、どうしてもメモリ割り当てや計算効率を考えるとミュータブルにせざるをえないと思います。が、ウェブアプリケーションに限っていえば、データベースアクセスネットワークアクセスレイテンシが大きいので、そうした相対的に細かいオーバーヘッド無視しても(大抵の場合は)問題にならなくなった、というのが「時代」の流れなんだという認識です。

いっぽうで別の観点もあって、REST API や FaaS が一般化して、関数単位で処理を分割し、アプリケーション外部に配置することが当たり前になってきた現状があり、マイクロサービスのようにアプリケーション自体モジュールの一単位として考えると、アプリケーション内部のモジュール同士でも関数ベースでやりとりする形になっても不自然ではないと考えられます

記事にもありますが、RPC派生実装?)として生まれJava の CORBA や MicrosoftDCOM みたいな振る舞い付きのオブジェクトコンポーネント)を共有しようという世界観は廃れ、REST API のような単一の振る舞い(エンドポイント)とそれにひもづく JSON のようなデータ構造のみを受け渡すやり方が一般的になったアプリケーション通信の潮流と、計算資源が潤沢になって再度脚光を浴びた関数型プログラミングが、レイヤーの違いを飛び越えてひとつになろうとしているのではないか、と。

まり、元記事に書かれている「時代に合ってない」というのは、「データ構造と振る舞いが一体となったオブジェクト」のような「なにか」は、そうした背景があるために、どこにも存在する必要がなくなってきているのではないか、と解釈しました。

なので、以下のコメントちょっと論点がずれてると思いました。

はあ?「再利用する方法としてはWeb APIが主流」って、その中身をオブジェクト指向設計することは、全く矛盾しません。 部品化の単位は、慣習や柵などで大きく変わりますオブジェクト指向とはほぼ無関係です。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4708813645995359202/comment/suikyojin

なんでサービスとして外とやり取りする話とサービスの内部設計の話をごっちゃにしてんだ。なんか理解度が怪しくない

https://b.hatena.ne.jp/entry/4708813645995359202/comment/ssssschang

しかに、アプリケーション単位アプリケーション内部のモジュール単位とでその表現形式を合わせる必要はないんですが、元記事の言わんとしていることはこの一文に端的に表れていると思います

ソフトウェア記述をまとめるという視点では主にステートレス関数を分類できれば充分で、データと振る舞いをまとめたオブジェクトというのは大きすぎる、システムを分割して管理やすくするという視点ではオブジェクトというのはライフサイクルリソース管理視点が足りず小さすぎる、ということで、オブジェクト指向粒度でのソフトウェア管理は出番がなくなっているのではないか、と思います

個人的にわからなかったのは以下の部分です。

オブジェクト指向でなぜつくるのか」という本がありますが、「え、いまどきオブジェクト指向でつくらなくない?」っていつも思います。内容的には、もうほとんどはオブジェクト指向関係ないソフトウェア工学の紹介になっていますね。

当該書籍は読んだので後半はまぁわかるんですが、前半は「え、いまでもオブジェクト指向でつくるのが主流じゃないの?」って思ってしまますオブジェクト指向定義が「データ構造と振る舞いが一体となったオブジェクトの集まりとしてソフトウェア組織化すること」なのであれば)。

おわりに

Joe Armstrong が "Why OO Sucks" を書いたのが2000年とのことなのですが、そろそろこうした議論収束に向かってほしいと個人的には思います(とっくに収束していると感じている方もいらっしゃるでしょうけど)。

https://gist.github.com/posaunehm/4087971

2021-04-11

anond:20210411225245

体感的遅さというのは帯域もだがレイテンシ(遅延)が大きく関与する

2020-12-09

Apple M1が高性能な本当の理由解説する

Apple M1の高性能の理由について、ネットはクソみたいな解説記事に溢れている。

技術に明るいはずのはてなーですら某AVライターの間違いだらけの記事に釣られて、300ブクマ超が集まっていて嘆かわしい。

それもこれも後藤センセーがいつまでたっても解説記事を書いてくれないせいではあるが、公開情報が少なすぎるせいでまともなライターほど記事を書けないのも理解できる。

なので素人の俺が解説する。

M1メモリまでSoC化/ワンチップ化したから速い

違います

そもそもM1DRAMSoC化/ワンチップ化していません。M1がやっているのはSiP(System in Package複数チップをワンパッケージに組み込む)であって、eDRAMによるSoCとは全く異なるものです。

SiPSoCJavaJavascriptくらいには違います

SiPだとしてもメモリが近くなるから速い

違います

HBM系のメモリ採用していたらメモリ帯域は大幅に向上しますが、M1は標準DDRメモリをワンパッケージ化しているだけなので、帯域もレイテンシも変わりません。

帯域はM1 MBPとIntel MBP(Ice Lake)でチャネル数同じ、前者はLPDDR4X-4266、後者はLPDDR4X-3733なのでメモリ帯域は14%しか向上していません。また、x86x64新世代のTiger Lake/ReniorはLPDDR4X-4266に対応していますレイテンシM1が96.8ns、Tiger Lakeが98.4nsでほぼ同等です。

Apple M1の実力を最新世代のIntel/AMD CPUと比較。M1が両者を大きく上回る結果ににあるように、SiP化によって消費電力の削減は期待できます

DRAMとの物理距離が縮まって、レイテンシが短くなって速い

違います

SoC-DRAM間がマザーボード上で30cmあったとしても、電気信号の伝送にかかる時間は片道1nsです。仮にSiP化で物理距離が1/100になったとしてもレイテンシ100usが98.02usになるだけで、CPUにとってDRAM絶望的に遠いことに変わりありません。

M1UMA(Unified Memory Architecture)でCPUGPUその他でメモリを共有しているから速い

違います

まず、同一チップ上のCPUGPUが同一のメモリコントローラDRAMを共有するという意味では、Intel2011年Sandy BridgeAMD2011年のLlanoからUMAです。一歩進んだメモリ空間の共有、コヒーレンシの確保という意味でも、AMD2014年Kaveriから対応していて、この点においてM1革新性はありません。

M1CPUGPUメモリコントローラI/Oがワンチップになっているから速い

違います

上記Sandy Bridge、Llanoの世代からかつてのノースブリッジCPUに取り込まれたため、2011年以降のモバイルPC向け”CPU”のほぼ全てにはGPUメモリコントローラが含まれています

かつてのサウスブリッジIntelは今でもワンチップ化こそしていませんが、2013年HaswellからMCMでワンパッケージ内には収められていますAMD2014年のCarrizoからサウスブリッジ機能CPUに取り込まれています

この意味で、x86x64モバイルPC向け”CPU”は、かなり以前からSoCです。

M1はNPUがあるから速い

違います

NPUを活かせるアプリケーション2020年現在では未だ限定的です。もしNPUの有無によってUXが決定的に改善されるなら、NPUありのSnapdargon 8cxを積むSurface Pro Xは同世代Surface Pro 7よりずっと快適でなければなりませんが、そのような事実はありません。

M1が速いのは単にM1CPUGPUが速いからです。

M1CPUコアが採用するArm ISARISCから速い

違います

CISCRISCの論争は20年以上前に終わった話です。その後CISCRISCの美点、RISCCISCの美点を取り入れたので、現代CPUISAがCISCか/RISCかだけで性能が決定されることはありません

歴史的経緯からx86x64デコーダが複雑になりがちなのは事実ですが、5W以下のローパワープロセッサの開発へ向かうIntelにあるように、ISAの差による消費電力増は1020%のレンジで、さらに性能増によって相殺される分、電力効率の差としてはわずかです。

じゃあ結局、なんでM1は速いの?

頑張って最適化してIPC上げたのと、スマホ由来の積極的なDVFS・クロックゲーティング・パワーゲーティングで浮いた消費電力を回しているからです。

気が向いたら書きます

2020-06-25

anond:20200625063230

というか、

ASICやLSIを作ったことある人なら、当たり前すぎることなんだけど、

語弊があるどころかニュアンスが逆なんだよね。

マイクロアーキテクチャ共通化するっていうことは、

開発者にとって楽になるどころか難しい方向に行くんだよね。

フロントエンドのみArm命令に置き換えた形」という文言は、

「中身は前のまんまw」「命令セット入れ替えただけなんすわw」「命令デコーダarm化したSparc64です。」という意味ではなくむしろ逆で、マイクロアーキテクチャ共通になるように、DDRHBM差分を見えなくしたりレイテンシを調整したりetc...して、ほとんど全部Verilogを書き直したってことなんだよね。

で、なぜそこまでしてマイクロアーキテクチャ共通化するかっていうと

チップ検証で、過去資産活用するためなんだよね。

LSIチップ検証って組み合わせパターン天文学的数字すぎて分岐網羅とか全然できないんだよね。

ソフトウェア的な分岐網羅に換算したら0.1%となんじゃないかな。

そこでマイクロアーキテクチャ共通化してると、過去チップLSIテストケースを流用できるわけなんだな。

でも、カバレッジ全然ないのに、もしLSIバグがあると作り直しにウン億円ぐらいお金かかるからね。

これは国プロからそこらへんどうしてるんだろうね。

2020-05-16

通信方式の5Gで提供される「低遅延」って限られた企業しか使えない?

エッジコンピューティングを使って低遅延を提供、って説明されてるけど、

エッジコンピューティングって事は結局のところ基地局から物理的に近い距離サーバ配置するって事なわけで

そんなの設置可能リソース限られてるよね。

逆にデータセンターなんかを利用しようとするなら基地局によっては近場に無い場合も多いわけで

低遅延が基地局によって使えなくなったりするよね。

どの基地局からも最低限のレイテンシ保証するところにDC建てまくるわけにもいかんだろうし。

MNOakamaiやfastlyのようなCDNの真似事する感じになるのかな?

それとも割と自由に設定可能サーバを金取って提供する形になるのかな?

当初言われてた低価格幻想だったってバレたし、

夢物語からどんどん現実的な落としどころに近づいていくな。

2020-03-04

anond:20200304122422

まさにレイテンシが短くなることのメリットとして挙げられているわけだが>リモートディスプレイ

ただ、現状googleのstadiaでも成功しているとは言いづらいって部分はある。

何が原因なのかはようわからんけど。

エッジのサーバP2P状態で1msecレイテンシを維持できるなら十分に使いで有りそうやろ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん