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2023-02-23

anond:20230223212818

しろ不破哲三が現役のころの伝統を取り戻したとも言えるぞ。

2022-09-06

共産党過激団体関係がないと言えるのか

はい

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-25/02_02_0.html

 日本共産党不破哲三議長が二十四日、朝鮮総連結成五十周年記念レセプションでおこなったあいさつは次のとおりです。

 在日本朝鮮人総連合会の結成五十周年に当たり、お祝いのあいさつを申し上げます

2022-07-20

教養」とは何か

教養を身に付けられる本を教えて欲しい。

anond:20220720124155


この問いに答えるには先に「『教養』とは何か」ということをクリアにしないといけないと思うが、これを抽象的に論じ始めると喧々諤々の議論となって、増田の「本を教えて」という望みにたどり着かない。

ブクマトラバがもうそんな状態になりつつある)

しかし、日本の「教養人」と言われる人/自称している人たちの中で「教養」の範囲は割と共通していて、だいたい以下のラインナップに自分の専門や好みを付け加えたものになるのではないかと思う。

ほぼ全員が「教養」と認めるであろう分野

(1) キリスト教

 これはもう間違いない。およそ西洋で発展した学問は深掘りすればすぐにキリスト教にぶち当たる。

ただ日本キリスト教について知識を身に付けようとしてもなかなか良い本が無いのが現状。(その辺で売ってる入門書は表面をなぞってるものばっかりなので読んでも誤解して終わりだと思う)

個人的には内村鑑三の一連の著作から入るのが分かりやすくて良いと思うが、古くて読みづらいかも。田川建三から入るのも面白いかもしれないけどどうかなぁ。

なお、「教養人」といえど聖書は誰も通読していないので、上記の本で引用されたところを拾い読みしておけばよい。

(2) マルクス主義

 ひと昔前までマルクス主義はすべての学問を包括する「グランドセオリー」と言われていて、どんな問題でも切れる便利なナイフのように活躍していた。

その残滓が今でもあって、社会科学においては今でも学生が知らず知らずのうちにマル経用語を覚えさせられていたりする。

むかしは手に入りやすくてわかりやす入門書不破哲三のものしかなかったが、数年前のマルクスブームでたくさん良い本が出ており、個人的にはデヴィッド・ハーヴェイ入門書お勧めしたい。(ただ抵抗が無ければ不破哲三著作は今でも分かりやすくてよい)

みんなの憧れ『資本論』も上記入門書の傍らに置いてちびちび読んでみると良い。そこらの難解な哲学書に比べればぜんぜん読める。

だいたいの人が「教養」と認めるであろう分野

(1) 歴史

 マルクスをやればみんな歴史がやりたくなる。マルクス主義史観学校で習った日本史/世界史に当てはめて、その切れ味を試したくなるからだ。

好きな時代や分野をやれば良いと思うが、「教養人」はみんな網野善彦と遅塚忠躬の著作が大好き(偏見)なので、ぺらぺらめくっておくと良いだろう(マルクス主義史観の多少の解毒剤にもなる)。

ウォーラーステインも読みたくなるが、長すぎて誰も通読していないので、川北稔のアンチョコを読んで、読んだふりをしておくと良い。

なお、第二次世界大戦については最近川田稔昭和陸軍全史』という誰でも読めるすばらしい本が出たので、知ったかぶりができなくなった。

(2) 文学

 文学となると何を読むか、ということになるが、サマセット・モーム先生が『世界の十大小説』というすばらしいアンチョコを出しているのでまずはこれを読むと良い。

そこで採り上げられている小説のうち、『カラマーゾフの兄弟』と『戦争と平和』は「読まなければ人ではない」という風潮があるので、せめて読んだふりはできるように。キリスト教知識がここで生きてくる。

日本小説では、夏目漱石についての柄谷行人の論考を読んで、日本近代について一席ぶてるようにしておこう。

それと『失われた時を求めて』はとりあえず買って挫折するのが大事

(3) 哲学

 わが国では哲学について昔からデカンショデカンショ半年暮らす、あとの半年寝て暮らす」という有名な言葉があり、デカルトカントショーペンハウアーが昔の「教養人」の必須科目となっていたらしい。

ただショーペンハウアーがここに入っているのは少し不思議で、今ならニーチェが入るのではないかと思う。

どうせ正確な理解なんて無理なのだから適当アンチョコを読んで知ったかぶりができるようにしておくと良い。

なお、なんか知らんが日本人はヘーゲルが大好き(な割に誰も理解していない)なので、一応挨拶だけしておこう。

教養」として挙げる人が一定数いる分野

(1) 法律学

 「教養」として名前が挙がることが多い一方で、まともに条文を運用できる人がほとんどいない分野。

上述してきた分野と違って、本を読むだけではだめで、指導教官のもとで実際の事例にぶち当たってトレーニングを積まなければならないので難しいのだろう。

下手に基本書を読んでも本職に知ったかぶりをすぐ見抜かれるので、時折ネットで話題になる法律問題について法曹解説を読んで都度勉強すると良いだろう。

(2) 中国思想インド思想(仏教含む)

 ここまで挙げた学問はいずれも西洋で発展したものなので、「日本にはなんもねぇのか」という気分になってくる。

こうした「教養人」が抱えるコンプレックスについて内田樹が『日本辺境論』という本で書いているので、ちょろっと見ておくと良いだろう(Amazonで1円で売っている)。

ここらで本居宣長とか丸山真男とかを読み出す人も多いのだが、どうせ不毛作業になるので、視野を広げて中国思想インド思想辺りに目を向けるのが良い。

個人的には森三樹三郎の著作が分かりやすくて良い。

(3) 自然科学

 「教養人」というのは大概文系であり、自然科学についてはからっきしな奴が多い。

自然科学話題になると、トーマスクーン科学革命構造』をそれらしく引用して逃げ切りを図る人が多いのだが、本職に馬鹿を見抜かれるので素直に勉強しましょう。

ヨビノリをはじめとした学習コンテンツYouTubeに転がっているので、せめて高校数学物理ぐらいはやっておかないといけない。

人によっては「教養」として挙げる分野

(1) 詩

 上述してきたような分野をやっていると、唐突に詩が登場したりして困惑する場面が多々出てくる。

論理的(笑)な「教養人」の中にはこれを不得手として敬遠する人が多いのだが、どこかで対決しなければならない。

幸いなことに最近詩人渡邊十絲子という人が『今を生きるための現代詩』という詩についての分かりやすい概論を出したので、一読した上で適当な詩のアンソロジーでも買ってくれ。

(2) 映画

 なんか知らんが「教養人」は映画好きな人が多いので、ある程度は観ておかないといけない。

イギリスエンパイアという雑誌が「史上最高の映画500本」という特集をやっているので、上から適当に観ておけば良い。


 とりあえずこの辺を押さえておけば周囲からは「教養がある」という認定を受けるのではないかと思う。

ただ教養があったとしても「教養人」からマウントを取られる可能性が低くなるだけであり、「他人との会話が盛り上が」るなんてことはまず無いから気を付けて呉れ給へ。

2021-11-02

anond:20211102133042

相手共産党であることに疑問があるとはいえ、協力を取り付けるってのは、政治家の手腕であり、枝野の成果と見るのはやぶさかでない。

いやいやいや…

野党共闘」ってのはそもそも共産党、正確には共産党不破哲三が言い出したことだぞ?

国民連合政府」とかで検索してみ?「野党共闘」はそれの焼き直しだから

立民はそれに乗っかったというか、なし崩し的に押し切られただけ。

2021-09-17

狂産党と暴力革命

くつざわ亮治 テレビ改革党 豊島区議員

多くの方の応援のおかげで、豊島区議会本会議で私への懲罰が否決されました。

共産党革命成功させたら国民から全て奪い奴隷に落とし家畜のように搾取する。

逆らえば殺される。危険なので今のうち滅ぼすべき」と

議員が言ってもお咎め無し!という前例ができました。

「今年(※2021年)の7月15日志位和夫過去テロを認める発言をし、

徹底隠蔽方針不破哲三90歳が電話で和夫を怒鳴りつけた」

という篠原常一郎さんの世間に出回ってない情報懲罰委員会で全部バラしました。

共産党を滅ぼすべき!」と議会で言っても大丈夫です。

全国の議員さん、後をよろしくです。

豊島区議会本会議の採決で「くつざわを罰すべし」として手を挙げた、

言論弾圧が大好きな議員は以下の11名です。

共産党
  1. 儀武さとる
  2. 清水みち
  3. 小林ひろみ
  4. 渡辺くみ子
無所属の会
  1. わがい哲代
  2. 入江あゆみ
  3. 塚田ひさこ
  4. ふるぼう知生 
立憲民主党
  1. 古堺としひと
  2. 川瀬さな
  3. さくま一生

志位和夫代表始め日本共産党全体で

暴力革命を目指しているなど全くのデマ」という方針で行くようです。

不破哲三90歳からそういう指令が下ったんだと思われます

下記ブログ

公安政府共産党はまだ暴力革命放棄してないと断じる理由」を

簡潔にまとめております

https://go2senkyo.com/seijika/165194/posts/300630

参考資料/暴力革命方針を堅持する日本共産党

https://www.npa.go.jp/archive/keibi/syouten/syouten269/sec02/sec02_01.htm

2021-09-15

anond:20210915111026

でも不破哲三が再三「平和革命必然論は暴力革命唯一論と同程度に愚か」ってずーっと強固に主張してたし

支持してた党員が今のメイン層なわけで

それってどうなん

日本共産党無謬伝説

じゃあどうすりゃ調査対象から外れるの? https://www.jcp.or.jp/2021-5qa/no04.html 敵の出方論そもそも非合法暴力正当化するものではない、という説明をしてるけど。でも誤解を招くからずっと使わないようにしてるとのこと。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4708324684131254370/comment/interferobserver

違うのよ。

そもそも」と言うのならば、「そもそも敵の出方論宮本顕治不破哲三時代には、

革命平和的か暴力的かは敵の出方による」と、

明確に革命における非合法暴力について述べられていた

だいたい共産党側が合法的政権を取った暁に、

反動勢力クーデターを起こしたことに対して平和的でない手段を用いることを、「革命」とは言わないでしょ?

まり

宮本や不破は間違っていました。今はこれこれのように考えている。」

一言言えば済む話なのよ。

だが、それをせず、

「『そもそも非合法暴力正当化するものではない」

などと歴史修正に走るから、信用されないというだけの話。

1955年六全協暴力革命論を否定した、これは事実

逆に言えば、1951年からの4~5年は明確に暴力革命論を採用していて、

農村都市を包囲する」山村工作隊による活動や、爆発物による武装闘争を行っていた。議席を35→1議席に減らしたのもこの頃だ。

この転換の背景には、朝鮮戦争の勃発、GHQによるレッドパージスターリンによる「コミンフォルム批判」などがあり、

共産党内部において、所感派と国際派のあいだで深刻な対立があったのは分かる。

そうは言っても党を割ったわけでもなく、所感派がいったんは党の実権を握ることを許したのだから、それは党の責任として引き受けるしかない。

しかしそれすらも

「党の正規方針として『暴力革命方針』をとったことは一度もない」と分派のせいにしてしまんだよね。


日本共産党には、「我が党が誤ることはない」という無謬伝説があって、これを未だに捨て去れていない。

これが世間から信用されない最大の理由で、多くの党員がこれに幻滅して去っていった。私の両親もそう。

たぶんこの党の体質は未来永劫変わらないだろう。


追記

何で今頃こんなエントリが…

b:id:soramimi_cake 設定じゃないよ。両親が民青出会ったケースってそんなにレアじゃないと思うけどね。いわば共産2世ですよ。

b:id:quick_past 共産党は自省も反省もしてませんよ、という話が通じなかったかな?

例えば自民党が60年前に警察官を殺しておいて「あれは分派がやったことだ」で済まされる世界をお望みですか?

だいたいこれ書いたの去年なんだから統一教会と比べてどうのこうの言うためのエントリじゃないのよ。

b:id:deep_one

暴力革命否定する人を見ると、君らはまずフランスアメリカをどう扱うんだって思う。

トランプ議事堂襲撃を正当化したい人かな?

はてなDS信者は似合わないよ。

2021-09-14

暴力革命路線を無かったことにする歴史修正主義政党共産党

2021年

日本共産党は、社会変革の道すじにかかわって、過去の一時期に、「敵の出方」論という説明をしてきましたが、その内容は、(1)選挙で多数の支持を得て誕生した民主的政権に対して、反動勢力があれこれの不法暴挙に出たさいには、国民とともに秩序維持のために必要合法的措置をとる。(2)民主的政権ができる以前に反動勢力民主主義暴力的破壊しようとした場合には、広範な国民世論結集してこれを許さないというものです。それは、どんな場合でも、平和的・合法的に、社会変革の事業を進めるという日本共産党の一貫した立場説明したものにほかなりません。これをもって「暴力革命」の「根拠」にするなどということは、まったく成り立つものではありません。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-08-06/2021080607_01_0.html

1968年平和革命必然論を全否定する不破さん

暴力革命唯一論』者の議論は、民主主義擁護する人民の力を無視した受動的な敗北主義議論であるしかし、反対に『平和革命』の道を唯一のものとして絶対化する『平和革命必然論』もまた、米日支配層の反動的攻撃にたいする労働者階級人民の警戒心を失わせる日和見主義的『楽観主義』の議論であり、解放闘争方法を誤まらせるものなのである

— 不破哲三日本社会党綱領路線問題点」[8](1968年1月、『前衛』、日本共産党中央委員会[9])

1964-1970年

革命平和的か暴力的かは敵の出方による。現在国家権力がたやす権力人民譲渡するとは考えられない。

— 1964年5月21日 第八回党大会政治報告」[4]

革命への移行が平和的となるか非平和的となるかは、結局敵の出方によることは、マルクス・レーニン主義重要原則である

— 宮本顕治日本革命展望』(1967年新日本新書

わが党は革命への移行が最後的には敵の出方にかかるという立場をとっている。

— 不破哲三人民議会主義』(1970年新日本出版社)

ちなみに不破さんは2006年まで共産党議長をしていた方なので共産党お得意の「アレは分派勝手にやった(言った)事と言い訳するのも無理

2021-07-14

anond:20210714154648

公式否定したとか以前にその党の言ってること自体が信用できるのかって話だよ

本当に否定する気があるなら暴力革命路線時代の首魁達を今からでも永久除名とかしてるだろ

つか不破哲三からして過去リンチ人殺してんのに今も院政敷いてんじゃん

行動がぜんぜん伴ってないよあの党は

言葉が軽い

2021-03-05

anond:20210305112711

不破哲三なんて完全にペンネーム本名とは似ても似つかず、その名前政治家やってるのにね。

2020-11-15

anond:20201115153206

共産党投票して、志位和夫不破哲三様の為に

粉骨砕身尽くしましょう。自由なんて以ての外。

贅沢は敵だ。贅沢していいのは党幹部様に限られるのです

2020-06-11

anond:20200611001824

どうしても、自民党のせいにしたいんだね。そういう司令?

どうしたら日本共産党反省するのだろうか。

 

そもそも社会党バリバリ拉致はない」的な発言してるよな。

 

社民党機関誌月刊社会民主』(平成9年7月号・北川広和「食糧支援拒否する日本政府」)。

拉致疑惑根拠とされているのは、つい最近韓国国家安全企画部(安企部)によってもたらされた情報だけである」「産経新聞掲載された元工作員証言内容に不自然な点がある」。従って「拉致疑惑事件が安企部の脚本産経の脚色によるデッチあげ事件との疑惑が浮かび上がる」。「二〇年前に少女行方不明になったのは、紛れもない事実であるしかし、それが北朝鮮犯行とする少女拉致疑惑事件は新しく創作された事件というほかない。……拉致疑惑事件は、日本政府北朝鮮への食糧支援をさせないことを狙いとして、最近になって考え出された事件なのである

 

日本共産党の不破委員長国会拉致について、

問題提起するときに、疑いがある段階で提起しても、これは門前払いだと。つまり、その点をしっかり足場を固めないまま今ずっと交渉を進めようとしているところに、私は日本政府交渉態度の一番の問題点がある。」と質問

総理(当時)に、「それじゃ拉致問題交渉すべきではないということになってしまうのじゃないでしょうか」との発言までさせていますよね。 

 

どうなんだろうね。

これでも、自民党が悪いというのは文字が読めないか理解力が低すぎるのか、頭が、、、

ちな、俺は自民党支持者じゃないから、自民党悪口言われてもなんともないんだけどな。

 

 

<第150回国会 国家基本政策委員会合審査会 第1号 平成12年10月25日

不破哲三君 日朝交渉の中でいわゆる拉致疑惑問題というのは非常に重要ですけれども、外交交渉としては非常に難しい問題なんですね。それで、そのことについての森発言以来のこの六日間の政府対応の慌てふためきぶりを見ますと、どうもこの難しい外交交渉を本当にやり切れるんだろうかという心配が絶えません。

 それで、少し角度を変えて伺いたいと思います

 まず、政府北朝鮮側に提起しているいわゆる行方不明者の問題ですが、三年前の与党代表団として訪朝された際に、行方不明者のリスト相手側に渡されていると聞いています。何名のリストをお渡しになったんですか。

 

内閣総理大臣森喜朗君) 私は、この会談リストを渡したというのは、私が入っておりました会談で知る限り、そういうようなリストを渡したという事実はなかったと思っています

 ただ、この議題になりましたときに、これをそれぞれ担当しておりましたので、中山団長から担当された立場の中で、北朝鮮側に対しまして、我が国政府拉致の疑いがあると判断している七件十名について、その具体的な名前を挙げて解決中山議員から求めた、このように承知をいたしております

 

不破哲三君 私がその参加者から伺っている話だと、三十二名リストを出されたと伺っているんですね。

 それで、もう一つ伺いますが、今政府北朝鮮側に提起している行方不明者の数というのは、今言った七件十名ですか。

 

内閣総理大臣森喜朗君) そのとおりでございます

 

不破哲三君 そこら辺でも随分日本からの提起のあやふやさというものを感じるわけですね。

 それから、私、非常に心配しますのは、この七件十名について政府国会説明するのを伺いますと、例えば、外務大臣国会で、北朝鮮による拉致の疑いがあるという判断ができるのは七件十名ですという言い方をされていますそれからまた、別の場合には、拉致可能性がある事案が七件十名だというふうに言われています

 それで、国内捜査問題ですと、こういう疑いがあるからそういう方向で捜査するんだというので済むんですよ。しかし、国家間の外交交渉場合に、どういう根拠でこの問題を提起するかというのは、これは随分違ってくるんですね。それで、特に拉致というのは、相手の国が国家として国際犯罪を犯したということを言うわけですから、よほどの足場を固めていないと問題提起できないはずなんです。

 一体、七件十名という事件の中で、捜査当局として、もう結論が出た、これは北朝鮮による拉致だと結論が出た、それからまたその証拠もある、物証もあるというように判断されているケースはどれぐらいあるんですか。

 

内閣総理大臣森喜朗君) 我が国政府といたしましては、捜査当局において総合的に検討した結果、北朝鮮による拉致の疑いがあると判断している七件十名、こういうふうにいたしておるわけでありまして、日朝国交正常化交渉におきましても、拉致問題としてこの七件十名についての解決を求めているというところでございます

 今、別のリストが云々というお話がございましたけれども、これは私どものそういう会合の中ではそういう資料というものはございませんでしたし、それから、これは警察当局において総合的に検討した結果ということでありますから、そのことを私どもとしては判断することが大事だ、そのことを私どもとしては信頼することは当然だろうと思っています

 この平成九年版の警察白書にもそのことが明確に書かれておりますし、私どもとしては、これ以上のことは詳細に調査をしたり把握をすることは、今の段階では私は必要ではないというふうに考えております

 

不破哲三君 森さんは今警察白書を引かれましたけれども、この警察白書も、「北朝鮮による日本人ら致の疑いのある事案」それからまた「北朝鮮にら致された可能性のある行方不明者」、全部その表現ですよ。私どももこれは非常に心配になりまして、外務省関係者から警察庁の関係者からもずっと伺っているんですけれども、やはりどれも結論は出ていない、結論が出ているものは一件もないという答えが返ってくるので、私たち非常に心配になるんです。

 つまり国内ではこの疑いがあるがという説明をするならわかりますよ、相手の国に対して、疑いがある話がこれだけあるんだと言って外交交渉をするという例は、世界ほとんどないんですね。それからまた、専門家に聞きましても、例えば、国際司法裁判所がある、国際司法裁判所問題提起するときに、これは外交交渉ではないのですけれども、問題提起するときに、疑いがある段階で提起しても、これは門前払いだと。つまり、その点をしっかり足場を固めないまま今ずっと交渉を進めようとしているところに、私は日本政府交渉態度の一番の問題点がある。

 それで、ずっと七〇年代に起こった事件で、二十年たってそれ以上捜査が進まないなら、それが到達点であるなら、やはり疑惑だという段階にふさわしい交渉の仕方と、疑惑だという段階にふさわしい解決の仕方があるはずなんです。それからまた、問題が、結論が出ている、明確で、こんなに証拠もあるじゃないかというものがあるのだったら、それにふさわしい交渉のやり方と、それにふさわしい結論の出し方があるはずなんですね。

 ところが、どうも今の交渉というのは、それを全部ひっくるめて、拉致問題だ、北朝鮮側に言うときには行方不明者だといって、大ざっぱに交渉しているんだが、その肝心の中身は定かでない。この点、私は非常に心配しているんですけれども、いかがですか。

内閣総理大臣森喜朗君) 不破議員のそういう御指摘も一つの考え方だろうと思いますが、少なくとも我が国としては、北朝鮮の国に対して、拉致問題につきましてきちっと根拠を明確に説明をしていると私どもは承知をしています

 警察当局においては、裏づけ捜査も行い、関係機関と密接な情報交換などを行うなど、一連の捜査の結果を総合的かつ入念に検討した結果、七件十名の事案について北朝鮮による拉致の疑いがある、このように判断するに至ったものというふうに私どもは承知をいたしておるわけでありまして、少なくとも日本の国としてこのことについて北朝鮮側に示している以上は、責任を持ってこの問題解決を求めているというのは当然なことであって、不破さんのそのお考えからいうと、不破さんのそういうお気持ちも私はわからぬことはないですよ。そういうお気持ちはわからぬことはないですが、それじゃ拉致問題交渉すべきではないということになってしまうのじゃないでしょうか。

2017-09-03

https://anond.hatelabo.jp/20170901233917

共産党志位さんの独裁ぶりは自民党安倍一強どころじゃないよね

安倍はとりあえず麻生とか二階に気配りしないといけないし

から支持率低迷で脆さを見せてもう次の総裁選は無理だろう

けどNo.2が見当たらない日本共産党だと

禅譲という形でしかトップが変わる要素がない

今も前任の不破哲三がでかい顔してるしね

安倍独裁政治を云々する人達野党共闘を夢見る前に

少なくともオープンな形で代表選挙要求するなり

共産党独裁体制に最低限のゆさぶりをかけて筋を通すべきだと思う

マスコミが何も言わないから甘えてるんだろうけどさ

2013-05-06

今更だけど

http://anond.hatelabo.jp/20130505025228

まず、反原発脱原発が絶対的に正しいっていう判断はどっから来てるの?現状でも脱原発本気で言ってるのって一部のカルトだけだろ。

あと、共産党が完全に脱原発だったって言い切るのはどうかね。

http://www.jrcl.net/frame111107d.html

>第二二回大会第七回中央委員会総会(二〇〇三年六月)において、不破哲三議長(当時)は以下のように発言している。

>「私たちは、党として、現在原発危険性については、もっともきびしく追及し、必要告発をおこなってきましたが、将来展望にかんしては、核エネルギー平和利用をいっさい拒否するという立場をとったことは、一度もないのです。」

んんん? 完全なる脱原発とかなんとかの方が嘘じゃねぇか。

という事で、息を吐くように嘘ついてたのって左翼側じゃないのかな。

2009-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20090721215748

良いイメージを持ってないのは確かだが、ここまで来ると妄想だよな。

 たとえば日共の文書に頻繁に出てくる「民主主義」や「民主」という用語だが、普通日本国民が使っている「民主主義」や「民主」とは全く別の概念なのである。日本国民が「反民主主義」「反民主」あるいは「独裁主義」だと考えるものを、日共左翼は「民主主義」「民主」と表現するのである


日共などの左翼は今も変わらず、ソ連という史上最悪の独裁国家をつくった独裁者レ-ニンを神のごとく崇めているのである。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411887019

用語の意味が逆とか言って、証明も何も、全く根拠というものがないが

こんな文章書いちゃう人がいるってことは、中年以上の世代とかマスコミとか公安?の考え方って

大概こんなもんなのかな。たぶん九割がた妄想

あと暴力性ということで言えば、他の政党だって過去に何やってたかわかったもんじゃない

 

現実としてはこんな感じ。

 国民からいつまでも、日本共産党とは、普通政党ではない、異質な、やはり社会主義体制の下で、その社会主義体制に、日本という国を与(くみ)させる、そのことを金科玉条課題とした政党であると、つまりは体制転換政党であると見られ続けているのだと思うのです。

 レーニン主義批判に至っては、今日になって、ようやく、不破哲三氏が、『レーニン資本論』という研究論文を公刊する中で開始し、その批判的検討に「お墨付き」を与えたところです。
 このことがいまは、話題にもならないほどに、わが党内における「マルクス・レーニン主義」は、とっくの昔に風化さえしているのですが、しかし、「やっぱりレーニン主義も間違っていたのか」といった議論が、ごくごく小さな「声」として聞かれたりしています。このように、わが党内において、ようやくレーニン主義批判が「解禁」された格好となりました。

 つまりは、こうした姿勢が、対応が、国民から、日本共産党を、何時までも「遠い存在」の政党と思わせてきた原因であったのです。国民との距離をいつまでも埋めることが出来ない最大の理由だと思います。


 しかし、いまになっても、日本共産党は、61年綱領制定時から今日至る経緯の中で、コミンテルン型の前衛党として再出発したこと、また、「マルクス・レーニン主義」信奉型の党として、世界共産主義運動の一翼を担うという、ある種の「夢」を追いかけ、それが失敗に終わったことについての、総括ができないでいます。

http://www.kitanet.ne.jp/~takashi/1bu-kyou/end1.htm

 

とりあえずは労働党改名すれ。話はそれから

 
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