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はてなキーワード: ヒトラーとは

2012-01-30

橋下徹氏への期待と違和感

僕はとりたてて左でも右でもないと思うが、個人的に橋下徹氏のやり方には強い違和感を感じる。君が代を歌わない教員を罰する、などといったタカ派的な行動(http://goo.gl/fdA8f DailyMotion: これで彼自身恥ずかしそうにしてちゃんと歌っていないというのは置いておいて...)やテレビタレント時代核武装とか中国売春ツアーODA発言とか弁護士懲戒請求の扇動とか、そういう極端な言動への違和感が第一にある。ナイーブに考えて、下品で息苦しいのである

だが、僕が結構ファンである佐々木俊尚氏(http://twitter.com/sasakitoshinao)や夏野剛氏(http://twitter.com/tnatsu)など、わりとリベラルで先見的と思われる人たちが橋下徹氏に好意的な評価をTwitterでしているのを見て、どうしたものだろうか、としばし考えた。

たとえば佐々木氏は、橋下氏の実行力を評価し、橋下氏の批判者が感情的な批判しかできていない、ということを指摘していた。たしかに、行革財政再建を目指す政策は私も賛成である。また、部落問題や暴力団のような複雑な問題も、彼くらいの突破力がないと解決できないだろう(私が橋下氏に一番期待しているのは、そのような問題の解決においてである)。ただ一般に彼のやり方は、敵を作り、スケープゴートを作ることで住民の溜飲を下げさせていることで勢いを維持しているように見えてしまい、その手法に狡さ・醜さを感じるのである。さらに言えば、それに乗ってしまう人々の多さにも空恐ろしさを感じるのである(こういうと香山リカ氏みたいだが)。私は、橋下氏はルサンチマンに駆り立てられて動いている人間だということに気づいたが、彼がさらに住民の潜在的なルサンチマンを煽っている構図なのではないかと思うのである。そういう点で、現代のヒトラーという指摘はあながち見当違いではない。

私みたいに、緊縮財政行革による財政再建は大いに結構、だがイデオロギー的な押しつけの空気タカ派挙動、さらには彼を突き動かしている感情にはアレルギーがある、という層は多いのではないだろうか。

佐々木氏が今日になってついに「橋下氏について行けない人たち」などという(そこまで言ってしまうと戦時中非国民とかと同じメンタリティーにしかすぎないだろう)気持ち悪い全体主義的なポストまで挙げていたので、なんだかガッカリさえした(本当の知性や強さというものは、結論の出ない曖昧から目を背けず、それに耐えて批判的に考え続けることではないのか。)のと同時に、自分の中でどういう立場を持てばいいのか、折り合いをつけなくてはいけないのかな、とも感じたのである

私は科学者だが、周りを見ていてたしかに偉大な科学者が必ずしも人格に優れているわけではないし、科学者を見る際には業績と人格、さらに教育者としての資質は分けて考えるのが普通だ。政治家もそれと似たようなもので、イデオロギー実質的な政策を分けて考えるべきなのかもしれない。彼の財政再建のための活動は評価するが、彼の人柄や彼を突き動かしているイデオロギーものには疑問を感じる、という折衷的なスタンスをとれば、私自身感じている息苦しさにも折り合いをつけられる。

余談だが、橋下氏、昔はテレビではけっこうチャライ感じでいじられキャラだった記憶があるのだが、いつの間にあんなに強者のキャラになったのだろう。そういうパブリックイメージの変遷のメカニズムにも興味がある。

ひとりのAnonymous Cowardより

2012-01-09

独裁独裁言うけど

イラクフセイン大統領だった末期に、たしか選挙してるんだよな。

北朝鮮だって中国共産党だって、名目的であれ茶番であれ、

選挙そのものを必要としているこの時代に、昔ながらの独裁者ってあり得るんだろうか?

リビアカダフィはどうだったんだろう?

んでさ、

ナチス・ドイツヒトラー政権下、ナチス国会議員ってどんな仕事をしてたんだろう?

誰か知っている人、教えてくださいな。

http://anond.hatelabo.jp/20120109172745

2012-01-03

訳してみた。

http://www.youtube.com/watch?v=Xxh-sS8Qoco&feature=player_embedded

1911年12月14日 ロアール・アムンセン、南極点に到着。

1912年4月14日 タイタニック号沈没

1913年 フォード、流れ作業方式を導入

1914年6月28日 サラエボ暗殺事件から第一次世界大戦勃発

1915年4月22日~1915年5月25日 初めて毒ガス使用

1916年2月16日1916年12月20日 ベルダンの戦い

1917年11月7日 ロシアで10月革命

1918年11月11日 第一次世界大戦終結

1918年11月9日 ヴァイマル共和制の樹立を宣言

1919年1月5日~10日 スペイン風邪の流行が頂点

1920年12月16日 寧夏、海原地震

1921年11月9日 アルベルト・アインシュタイン ノーベル物理学賞受賞

1922年10月27日~31日 ベニート・ムッソリーニローマ進軍

1923年 ドイツでハイパーインフレ

1924年1月21日 レーニン死去

1925年1月~2月 ノーム犬ぞりバルト)疾走

1926年 アル・カポネが権力の頂点に

1927年3月20~21日 チャールズ・リンドバーグがパリへ向け飛行

1928年11月18日 蒸気船ウィリー初演(ミッキーマウス初登場)

1929年10月29日 1929年のウォール街大暴落「暗黒の木曜日

1930年3月12日 ガンジー、「塩の行進」

1930年6月30日 第一回サッカーワールドカップウルグアイにて)

1931年5月1日 エンパイアーステートビル開業

1932年 ワイマール共和国崩壊

1933年1月30日 ヒトラー内閣発足

1934年10月27日 毛沢東の長征

1935年9月15日 ニュルンベルグ法制定

1936年6月~1936年4月 スペイン内戦

1937年5月6日 ヒンデンブルク号爆発事故

1938年3月12日 オーストリア併合

1939年9月1日 第二次世界大戦勃発

1940年6月14日 パリ占領

1940年 ヒトラー権力の頂点へ

1941年6月22日 ドイツ、ソ連へ侵攻

1941年12月7日 真珠湾攻撃

1942年9月13日1943年2月2日 スターリングラード(現ボルゴグラード)の戦い

1943年2月13日 「全面戦争するか?」演説

1944年6月6日 ノルマンディー上陸作戦オペレーションオーバーロード)決行

1945年5月8日 第二次大戦ヨーロッパでの戦い終結

1945年8月6日 広島に原爆投下 同9日 長崎に原爆投下

1945年11月20日~1946年10月1日 ニュルンベルク裁判

1947年8月15日 インド独立

1948年6月24日~1949年5月12日 ベルリン封鎖

1949年10月1日 毛沢東、中華人民共和国の樹立宣言

1950年6月25日1953年7月27日 朝鮮戦争

1951年 朝鮮の人口?

1952年10月31日 初めて水素爆弾が炸裂

1953年6月17日 東ベルリン暴動

1954年6月4日 西ドイツワールドカップ西ドイツが優勝「ベルンの奇跡」

1955年5月14日 ワルシャワ条約制定

1956年10月29日1957年3月 スエズ危機(第二次中東戦争

1957年10月4日 スプートニク・ショック

1958年10月19日 中国で大飢饉の始まり

1959年1月1日 キューバ革命の勝利

1960年 モハメド・アリ ローマ金メダル

1961年8月13日 ベルリンの壁構築

1961年10月27日 チェックポイントチャーリーでの対峙(ベルリン危機)

1962年10月14日~28日 キューバ危機

1963年6月26日 「私はベルリン市民である」演説

1963年11月22日 J・F・ケネディ暗殺

1964年8月2~4日 ベトナムアメリカ爆撃される(トンキン湾事件)

1965年 ベトナム戦争拡大 地上戦力投入

1967年6月5日~10日 六日戦争(第三次中東戦争

1968年1月30日9月23日 テト攻勢

1969年7月20日 初めて月に着陸

1970年4月 カンボジア侵攻

1970年4月29日 ワルシャワ礼拝?

1971年10月14日 グリーンピース設立

1972年9月5日 ミュンヘンオリンピック事件

1973年10月6日~26日 ヨム・キプル戦争(第四次中東戦争

1974年8月8日 ウォーターゲート事件

1975年4月30日 ベトナム戦争終結

1975年4月17日 クメール・ルージュ プノンペン制圧

1976年6月16日 ソヴェト蜂起

1977年3月27日 テネリフェの惨事(テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故

1978年10月16日 法王パウロ二世 パウロ一世を嗣ぐ

1979年9月8日 「暗黒の金曜日」 イスラム革命頂点

1980年5月18日 セント・ヘレンズ山噴火

1981年3月30日 ロナルド・レーガン大統領暗殺未遂事件勃発

1982年4月2日6月20日 フォークランド紛争

1983年4月18日 アメリカ大使館爆破事件(ベイルート

1984年12月3日 ボパール化学工場事故(インド

1985年3月11日 ミハエルゴルバチョフ氏、ソビエト共産党書記長に就任

1986年1月28日 チャレンジャー事故

1986年4月26日 チェルノブイリ事故

1987年6月12日 「この壁を壊せ!」演説

1988年12月21日 ロッカビー事件(パンナム機爆破事件)

1989年11月9日 ベルリンの壁崩壊

1990年10月3日 東西ドイツ統一

1990年8月2日1991年5月5日 「砂漠の嵐」作戦(第1次湾岸戦争

1992年4月1日~1995年12月14日 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争

1993年10月3~4日 モガディシュの戦闘

1994年4月6日7月15日 ルワンダ虐殺

1995年4月19日 オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件

1996年1月21日 フランス、最後の核実験

1997年7月4日 マーズ・ローバー(火星探査車) 火星に着陸

1998年8月 モニカ・ルインスキー 不倫スキャンダル

1999年5月3日~6日 オクラホマ州で竜巻被害

2000年1月1日 ミレニアム

2001年9月11日 911攻撃(アメリカ同時多発テロ事件

2002年1月1日 ヨーロッパユーロ発行

2003年3月20日 イラク戦争勃発

2004年12月26日 インド洋大地震と津波

2005年8月29日 ハリケーンカトリーナ ニューオリンズを破壊

2006年6月12日8月14日 レバノン侵攻

2007年6月 ヨーロッパ熱波

2008年10月 金融危機

2009年1月20日 バラク・オバマ大統領就任

2010年1月12日 ハイチ大地震

2010年4月20日 メキシコ湾原油流出事故 ディープウォーター・ホライズン炎上沈没事故

2011年 アラブの春

2011年3月11日 東日本大震災と津波

2011年3月 福島第一原発事故

2012 ?

10分どころか、6時間くらいかかったorz

それに、作ったの多分アメリカ人だから、日本にとっての重大事件(オウムとか)は入ってないんだよね。ハイチ地震があるのに、阪神・淡路大震災がないのも明らかに片手落ちでしょう。

(調べてみたら、どちらもM7クラス

2011-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20111231154455

はじめに

別に独裁」を連呼はしてないけど、橋下も、その支持者も嫌いなので一言。前出の動画を見て簡単に要点をまとめるけど、

橋下「僕は民主主義ルールを守った上で、自分意見を実現するための方法を行っている」

橋下「少数意見を尊重していたら、実行ができない。少数意見尊重は理想だが、今はそれをやっている場合ではない」

まあ、おおむねそういうことを言ってる。ここまではOK?

でも、この上段と下段は矛盾してる。そこが理解できているのだろうか。これをなぜ矛盾というか、順に説明したい。(これが矛盾だと理解できる方は、一気に下の「矛盾について」までジャンプしていただいて構わない。)


民主主義とは何か

多数決は糞だ

まず、橋下や多くの橋下支持者の言う「民主主義」とは何か。本当に理解しているのか? たとえばそういう人に、民主主義って何?って聞いてみると、それは多数決のことだとか言う。馬鹿!としかいいようがない。少しはググれ。多数決というのは、民主主義の本体ではなく、言ってみれば糞のようなものだ。生きていれば必ず出る。それが糞。だが、それはもの本質ではない。やむを得ず出す余剰や排泄物本質だと言ってみるのは、スカトロプレイ人間真実がある、というSM愛好家の口吻と同じ程度の説得力しかない。要するに一種の自己弁護詐欺である

なぜ「糞」というか。民主主義本質とは何か。説明する。


意思を決定する方法

政治とは意思決定だ。その意思決定の主体を、どこにおくか。大昔は神に預託された巫女が、あるいは神権をもった王がもった。しかし、徐々に一人の意見の過誤を防ぐ意味から、多くの頭脳による方法が用いられるようになり、君主制一定の中からトップを選ぶ)、寡頭制(複数で決める)、貴族制(階級全体で決める)、あるいはそれらを組み合わせることで意思決定がなされるようになった。古代に一度行われていた民主主義は、近代に入り、社会経済成熟と歩を並べ、自由主義資本主義社会の進展とともに、「みんなの意見を合わせると、おおむね正しい結果になる」という知見の下、選挙による間接民主制という形で、多くの国で採用されることとなった。(余談だが、間接民主制をとる場合大前提として、投票する大衆は、現下に起きている事態について、必要かつ十分な知識をもつ必要がある。そこで、間接民主制をとる集団では情報を適切に配分する方法が必要となる。多くの近代国家では、そのために民主制とセットで、権力から自由なメディアを発達させてきた。自由なメディアの無い国に、民主制は成立しない。)

で、「みんなの意見」をまとめるために、民主主義はどのような方法を取るか。それは「話し合い」である(というより、それ『しか方法はない)。集団での意思決定であるから、理でもって他者と交渉し、協調精神で話し合いをすすめながら、最終的に合意を得て決定する。その際、たとえ少数であっても、その少数意見を尊重すること無しには、集団で合意の形成などできない。特に、間接民主制の下では、たとえ一人の意見であっても、その一人の背後には膨大な人間存在しているため、軽視することは許されない。少数意見を採らない場合、反対を主張する多数派には「採らない理由を合理的に説明する」義務があるのは当然だ。


最終手段としての「多数決

ただ、もちろん政治現実ものであり、現実人間は不完全なので思想・信条見解の相違がある。時代の要求する文化によっても、物の価値は変動する。その変化の前後で人の価値観は異なるだろうし、そうなると、どれだけ理を尽くしても最終的に対立が解消しない、という事態は起こり得る。だがそれでも、もちろん政治決断をくださなければならない。だから、理を尽くして越えられない壁がはっきりしたときには、それを越えるため万やむを得ない解決手段として、『多数決』が用いられることになっているのである

本来、とにかくひたすら話し合うのが民主主義である。だから、決定を多数決に持ち込むような事態は、民主主義が敗北するときと言ってもよい。だが、民主主義が敗北しても我々は民主制を放棄するわけにはいかない(それよりマシな方法存在すると知られていない)から、その場合に意思決定を行う最終手段として『多数決』は許容されているに過ぎない。多数決とは民主主義の糞だというのは、つまりそういう意味だ。現代日本民主制は、理と協調精神による話し合いを通して多くの素晴らしい意思決定を行っているが(与野党ケンカばかりしていると思っているお子様は、日本の色々な法律がどのように成立しているかちゃんと確認すべき)、不完全な決定のいくらかを多数決という糞としてひり出してもいる。それだけを見て、多数決は素晴らしいなあ、とか思ってる人間は、スカトロジスト(糞尿愛好家)と呼ばれても仕方ない。そう呼ばれることに誇りを覚えていて、一緒にするなと怒る人もいるかもしれないな。すまん。


矛盾について

民主主義についての初歩的な知識

さて、以上を踏まえ、比喩として、もう一度言う。多数決は糞だ。少数意見を最終的に「採らない・採れない」ことはもちろんある。それでも、一定合意を得るための様々な譲歩や協調のための配慮は必要なのであって、それは民主主義コストなのではなく、民主主義による意思決定を可能な限り正しいものにするために絶対必要な手続きだ。だから多数決をタテにして少数意見を圧殺する人間は、そもそも民主主義者ではない。数の暴力を振りかざして権力を握る人間は、端的に言って独裁者である

最初に【矛盾】と言ったのは、「少数意見を尊重する」ことこそが民主主義ルールそのものであり、少数意見を尊重しないのは単なる独裁(あるいは数の暴力であるにも関わらず、「民主主義ルールを守る」と言ったその口で彼が「少数意見を尊重しない」と述べているからだ。少数意見を尊重しないなら、それは民主主義ではない。彼は法律家であり政治家であるのだから、そんな初歩の初歩をしらないわけがない。

あるいは、彼は「ここで民主主義ルールとは選挙のことを言ってるのだ」と言い逃れるかもしれない。だが、「選挙」とはあくまで「間接民主制」を成立させる手続きの一つに過ぎず、民主主義における意思決定システム本質とは無関係であることもまた、言うまでもないくらい当たり前のことだ(首長選挙で通ったからといって、その主張が議会の全体合意もなく自動的に「承認」されるような詐術が成り立つなら、最初から議会は必要ない)…これもまた、政治の初歩の初歩であり、法律家であり政治家である彼が絶対に知らないはずはない前提だ。ではなぜ、彼は平気でこういうことを言うのか?


ヒトラー尻尾

それは、選挙民のほとんどが「民主主義とは多数決のこと」であり「多数決選挙のこと」である、と二重に勘違いしていることを知っていてそれを都合良く利用するためだ、としか解釈できない。その二つの勘違いを利用することで、「選挙に通ってしまえば独裁してもよい」という思い込みを形成し、支持者がそれを支持する「空気」を作りだして、反対する良識派(というか当然起こる反対)を封じ込め、本来通るはずのない法案を作成議会を通過させようとしている…それが、目下彼がせっせとやっていることではないか。そして、そういうところがヒトラーの手口と酷似していると指摘されているところであり、彼に警察権や軍事力立法権あるかないか、ということが問題なのではない。まあ、個人的には彼は、ヒトラー尻尾というより劣化矮小版のコイズミジュンイチローだと思っているけれど。


最後

以上を踏まえて、彼の言っていることはシンプル嘘だと私は考えている。嘘から発生する利益を享受する人間をなんというか。その呼称は各自に判断に任せるが、いずれにせよ、民主主義破壊者が、口先だけ民主主義を唱えながら権力の位置にあるという現状を、どのように見るか、これは呼称なんかよりも重大な問題だと考えている。

これは、彼個人が善意の人であるか悪意の人であるかという問題ではない。民主主義システムそれ自体にそもそも脆弱性があって、その脆弱性がまさに攻撃されており、ウィルスチェッカーメディア)も、そのウィルスがまさに自己の中からメディアが創りあげたスターとして)誕生したために有効に機能していない、という状況をどう見るかという問題である


以上、簡明に反論してみたつもりだが、随分長くなった。反論があれば伺う。

「橋下は独裁者ヒトラー」に対して

だいぶ昔の動画ですが、ご本人が違いを説明していました。

http://www.youtube.com/watch?v=1yrkzdVGd5E

追記:

明快な反論を希望します >独裁連呼してた方々

2011-12-08

私が橋本さんにほとんど期待してない理由

いとこが大阪公務員として働いてるからなんとなくわかるけど「門閥貴族」みたいな人間なんていない。いても少数。

それはイメージ捏造だし、大阪人もそんな事思ってない。

「門閥貴族」のような公務員想像して、それを打倒すれば問題が解決すると思っているなら、絵に描いた餅でしかない。

民主党の時と同じで、橋本さんはありもしない「埋蔵金」を目当てにしているようで困る。




そもそも、橋本さんが、大阪についてどこまで危機感を持ってるのかとても怪しい。

本当に危機感を持っているなら「教育」や「公務員の勤務態度」なんて、本当の危機状況では後回しになるものを中心に据えるわけない。

長期的に見れば確かに大事だろうけれど、それは今だいいち優先度やるべきことなのだろうか?


やり玉にあげた公務員の「貴族」っぷりに対して、それだけ大阪府民は腹に据えかねてたって事だろう。

そうでもないよ。大阪民というのは基本的に自分さえ良ければいいって考えの持ち主なんで、政治のことなんか何も考えてませんよ。

公務員にむかついたとしても、その時はむかついても、すぐ忘れて自分のことばっかり考えるのが大阪マインド

から犯罪トップとか不名誉なのが多いけれどしたたかなのよね。もともと組織や規律で解決すべき問題は非常には弱くて個人が強い。

大阪人が選ぶ基準は「面白そうかどうか」「自分の役に立つか」であって「政治を良くすること」自体はどうでもいい。

面白そう」ノ部分は期待できるのかもしれないけれど、「役に立つ」はどうだろうか。




大阪の人が本当に危機感を持ってるのは、経済面の方です。ぜにです仕事です

東京劣化コピーを通り越して、露骨に衰退してってます東京の人にはイメージできないくらい失業率が上がっていってる。職が全然ない。

そちらについてろくな提案がなされてない。このことに大きな認識のズレを感じる。大阪就職活動してる人なら同意してくれるはず。

ロジックマスターさんの記事が叩かれまくってたけれど、実際、問題にすべきは彼が指摘してた部分なんだよ。

(あれを直接的に橋本さん叩きに使ってた乱暴さはロジックとして論外だけれども、彼が指摘していたのは大事な事だ)



もし橋本さんには深い考えがあって、でもとりあえずはポピュリズムに徹して、まず選挙に勝利することが目的だったというならすごい。、

実際は教育公務員改革に反対派の目線を釘付にしておいて、本題の経済対策を進めていける、とかなら尊敬する。

でも、経済についての相談役とかを読んできてる雰囲気もない。とてもじゃないが、この人は「役に立たない」という印象がある。

中田さんを副市長に呼ぶってのが基地に出るか凶に出るかだけれど、

とにかく、橋本さんは神輿として必要以上にがんばらないで、中田さんが実行部分を担当するとかなら期待できるかも、くらいにしか思わない。




先の記事でローマ人の物語の主要人物と比較してみたのも、あまり橋本さんの「優先順位」に違和感が強かったから。

たとえば「グラックス兄弟」は失敗したけれど、少なくとも取り組むべき問題はわかっていてそれに対して立ち向かってたんだよね。

真っ先に元老院改革だとか教員改革だ、みたいなことを言わなかった。

(この2つの問題を真っ先に槍玉にあげるって明らかに優先順位が変で、多分に橋本さんの私怨が混じってるように感じてならないんだよ)

そこのところを他の人にもちょっと感じてもらいたかったんです

ヒトラーですら、経済政策をしっかりやったんだぜ?途中で破綻して、政治構造をいじり始めたあたりからおかしくなったけど。

この人は、何をするつもりなんよ? それどころか経済に手を付ける前にいきなり政治構造をいじり始めようとしてる。おかしいでしょ。




というのが今の私の感覚

ここまで不信が強いのも、一見メッセージがはっきりしているように見えて、

実はマスコミ大衆に受けが良いのかもわからんが小さな問題ばかり目立って「大事なところ」についてはろくに言及してないように感じるためです

この人、本当に大阪の問題わかってるんか?大阪のこと考えてんのか?そういう所が安心できないのな。

この点、そのまんま東さんとは大きく違う。あの人はやってることが地味だけれど、問題点をよく理解してたように外側からは見えた。


とにかく、大事なことについての橋本さんの考えがよくわからない。やっぱり堺屋太一さんとの共著で出してた本は読んどかないとダメだね。

その上で、「私の考え違いでした、バカなことをいってごめんなさい」と言えればそれに越したことはないです

一番いいのは、橋本さんが使える人物で有ることなので。

2011-11-21

ヒトラー我が闘争を否定し、ヒトラーを崇拝する者を逮捕して処刑する。

それはつまりヒトラーのやり方を彼らヨーロッパ人とユダヤ人が認めている証しに過ぎないのだ。

私はヒトラーを崇拝しろとは言わない。

だが、ネオファシズムだのネオナチだので批判して追い込むのは、ヒトラーと同じ手法で嫌いだ。

2011-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20110725004759

はてな民のクズっぷりがここぞとばかりに露呈されてて面白いね。

元記事ブクマ魚拓取った人いるかな?

何人か「逃げた」よ。


はいえ、君の言ってることは承知するけど、まあ現実問題難しい話だよね。


優生思想や差別ゼロにするのは不可能だし、出産するかしないかの選択権は親権を持つだろう両親が担うべきであり、

その選択のもと中絶されたならそれを認めるほかないね

また、出産前診断にしても、障害とわかってから中絶しても、そもそも診断せずに中絶しても、それを人権殺人だと喚くような人間にはついていきたくないね

それでヒトラーだなんだと言うならそれで結構だし喜んでヒトラーの側に投票するよ。




いやーそれにしてもここではてサの貧窮っぷりはお笑い種だ。

アイツらの頭の中に浮かんでは消し去りたい「自己責任」の文字との格闘っぷりが爆笑。

ヒトラースターリン毛沢東ポル・ポトって似てるよね。

彼らに共通する思想ってなんだろう。

2011-07-25

今必要なのは格差固定化労働の再分配

誰もが心では正しいと思ってるけど、口にしたら叩かれるようなことをやってのけたのがヒトラーでありナチスドイツ

今必要なのは士農工商に代わる新たな身分格差社会創造と身分による労働と自由の重み付け。

足るを知るを徹底させることが必要。

低所得労働と高所得労働ヒエラルキー固定化法律ベースで策定されることが望まれる

2011-07-24

橋下知事政治的に無能だと思われるこれだけの理由


まずコレから

橋下知事も思わず弱気に!? 大阪市庁舎に渦巻く「反維新」

http://npn.co.jp/article/detail/96510149/



「思わず弱気」ってお前さあ。

散々現場人間のやる気をごっそり殺ぐ悪口ばらまいといて今さら弱気ってなんだよ。

いっきり身から出た錆だろうが。




要は、現場の誰からも信頼されていないということでしょ。

叩くばっかりで、認めることなど一切しない。

そんな人間相手に誰がついていくというんだよ。

信賞必罰の信賞部分がごっそり抜け落ちている。

大阪市役所ぶっつぶす」とか大衆に媚びた発言して。しか小泉二番煎じの。

行政実務を誰がこなすと思っているんだよ。




そして、さらに調べてみたらこんな記事があった。

橋下知事政治独裁を」 資金パーティーで気勢

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110630/stt11063008130000-n1.htm



独裁発言とか、初めは新聞が誇張して書いたのかと思ったら、

まさか本当に本人の口の端に上った言葉とは思わなかった。

愚直なのかもしれないな。素直な馬鹿だと。




政治に必要なのは独裁」か。

要はこいつにとっての「政治」とは、

『票を取って当選する』

だけのことだというわけだ。

選挙当選することしかできない無能人間なのだ。




結局、票を取ることしかできていない。

取ったあと、いかに実現に結びつけるかのビジョン、具体性、行動が一切伴っていない。

それができないと、

「職員が怠慢で、ぼくの理念をまったく理解しなかった」

とかそんなセリフを用意しているんだろうよ。




典型的ダメ長だ。

あのな、動かせない貴様無能なんだよ。首長殿。

愚劣な長ほど部下に責任転嫁する。




現場で動く行政職員の全責任を負うのが首長たる役目。

出てきた結果の全てが、長の負うべき責任だろうが。

その現場の職員の信頼を、底が見えないほど暴落させてどーすんだっつーの。




行政改革自体は、何が何でも実現しなくちゃいけないことだと俺も思う。

無駄に高い給料せしめてろくすっぽ仕事しない屑野郎もたくさんいるんだろう。

それは否定はしない。

改革のために、ダメな職員を徹底的に排除するためのスキームを敷く。

そのために最も有効なのは

俺に言わせれば、優秀で倫理観の高い職員の重用と褒賞だ。

この男、橋下の、最もダメなところが、

人を褒めて伸ばせないところだと思う。

馬鹿だチョンだと、人を腐して大衆の溜飲を下げることしか能がない。

現場でまっとうな仕事をしてくれる公務員の育成という視点の一切が欠落している。

一生懸命仕事を頑張りますっていうまともな現場人間は、

褒めたり認めたりしてくれない長なんかに絶対ついていきはしない。




ヒトラーと同じく、

当選したあとの独裁気質の人間がやることの恐るべき事と言ったら、

今さら多言を要さないだろう。

でも、大衆拍手喝采を浴びるためのギミックを必ず用意するだろうから

うそう簡単に失脚することもまたないのだろう。

大衆からモテ囃されている間に、

まともな感覚を持った堅実な人間がこぞって現場をぞろぞろと離れていく。

そうして裸の王様組織の長として君臨し続ける………。




橋下徹

おぞましい男だと心底思う。

2011-06-20

1989年以降、人間はごく少数の新しいタイプの支配者たちと、非常に多数の、新しいタイプの被支配者とに、ますます分かれていく。一方は、全てを操り、従える者。他方は、知らずしらずのうちに、全てを操られ、従わされる者たち。

ヒトラー予言

2011-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20110619125915

詳しくないけど、著者の著書リスト見るとマルクスのことも書いてるね。

ググった限りではマルクス主義者かどうかは判断付かない。グレー程度。

まあ、ルソーマルクスヒトラーは同じ思想を持っていたという説もあるくらいだから

そういう人がフランス革命を書くとそうなるよね。

2011-05-31

一番問題なのってさ

ヒトラーの頃から、いやもっと昔からそうなんだけどさ、

仮想敵を作って対立を煽る政治家が人気になるのはどうかと思うよね。

そういう奴って基本的に仮想敵にされた側の人間以外には熱狂的な支持を得るからなあ・・・。

人間って基本的に自分以外、自分達以外が嫌いなんだよね。

2011-04-11

1票に意味はな

http://anond.hatelabo.jp/20110410165952

元記事とはあまり関係がないけど、普段から思っているとおり、私が投票にいって、それが1票として反映されても、何の意味もない。

選挙勝敗には、どうせ影響が出ないだろう。候補者の応援、要はファンレターぐらいの価値はありそうだが、それでも1票が何の役にも立たないのは事実だ。

政治っていうのは、ぜんぶ、他人たちが決めること。

私はその動向を見極めつつ、たとえば現代だったら「人権を尊重するフリをする」「震災を悲しむフリをする」といった態度をとり、その裏腹、心のうちでは自分のことだけ考えればよい。

もし現代の日本じゃなくて、ヒトラー政権下に生きているドイツ人だったなら、積極的に戦争差別には荷担しないにしても、へらへらと笑って現状追認するのがよい。亡命せずにドイツ国内にとどまるなら、そうするのが一番安全だろう。

他人っていうのも、社会っていうのも、私の制御がきかないモノなのだから自然現象とおなじで、うまく利用してやり過ごし、その害を退けるようにしたい。

あとは、そのことによって生じる良心の痛みを、どうにかする手段があればよいのだが…。

2011-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20110217162439

何コレ?w

何が言いたいの?w




禁煙の推奨はヒトラーもやってた事だから悪なんだーッ!」

っていう断末魔の絶叫?w




だとすれば吸いすぎで脳まで煙が回ってるから禁煙した方がよろしいな。

禁煙全盛期の現在ヒトラーの関係

現在日本も「健康国民の義務」の風潮になってきている気が

 

 

健康政策

ヒトラードイツ民族健康を守ることにも強い関心を持っていた。特に、1907年母親クララ乳癌で失ったヒトラーにとって癌の治療は特別な意味を持っていた。厚生事業のスローガンとして「健康国民の義務」を定め、喫煙に対しても反タバコ運動に積極的に行った。環境職場における危険を排除し(発癌性のある殺虫剤や着色料の禁止)、早期発見を推奨した医師はとくにタバコの害を熱心に訴え、彼らは世界で最も早く喫煙を肺癌と結びつけた[39]。

また、「健全民族未来女性にある」として女性の体育を奨励したことでも知られる。そのため現在ドイツでは、政府による過度の健康問題への介入や禁煙禁酒運動ナチズムを彷彿させるものとしてタブー視する傾向にある[40][41][42]。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC

日本地デジ化促進再考

ヒトラーラジオ配布が今の日本地デジ化と重なって見えた

 

 

メディアの利用

当時の最新メディアであったラジオテレビ映画などを使用して

プロパガンダを広めるなど、メディアの力を重視していた。情報を素

早く伝達させるため、ラジオ安値で普及させた(国民ラジオ)。ま

た、これらの一環としてベルリンオリンピックでは、女性監督のレニ

リーフェンシュタールによる2部作の記録映画オリンピア』を制

作させている。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC

2010-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20101204211933

でも、やっぱそういう層を俺が引きずってやるぜ!

たいなヤツがいないとどーにもならないと思うのね、そりゃ難しいけども。

こっち方面に夢を見る若者が極端に少ないのが問題だと思うんだよ。

自己責任」とか「起業」とか「自助努力」みたいな方向へ若者を煽っても、結局若者総体として得しないと思うのね。

もちろん、ほんの少しの有能な層はその結果得をするんだろうけど。

結局、この手の言説は社会の不満をミクロ・個人の原理に収斂させるだけだと思うんだよね。

だから、今こそその大量にある残りカスを使って「俺が世の中変えてやる」みたいな奴が出てこないとダメなんだろーな、と。

政治指導者」みたい存在に魅力がないのかもしれないね

「将来なりたいものはヒトラー」みたいな人には今こそチャンスだと思うんだけどなぁ。

2010-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20101202122052

「超糞真面目」というアーギュメントが憑いてる時点で本来病んでいる筈であり、まあヤンデレだよな。

男の場合でも、熱血に度が過ぎればヒトラーたいな描写のされ方するだろ。そういうことさ。

2010-11-29

ウィキリークスガーディアン

http://www.guardian.co.uk/world/2010/nov/28/us-embassy-cable-leak-diplomacy-crisis

パキスタン

経済破綻による核管理への影響を懸念、政府関係者が核物質を持ち出す可能性も

アフガニスタン:腐敗した行政への懸念、マスード副大統領UAE訪問時に52万ドルキャッシュを持ち出しているのを確認(本人は否定)

米軍司令官やアフガン大統領ヘルマンド州の政府関係者が英軍をけなしまくる。英軍が最も死者を出しているSanginでの失敗については特に手厳しい

イギリス:アンドリュー王子による治安機関や某国に対する不適当な発言

中国グーグルへのハッカー攻撃は中央政治局員が指揮。批判記事を探すためにエゴサーチ実施していたとも。

ロシア非合法活動を実施するために諜報機関マフィアを利用、公電は「事実上マフィア国家」と形容

ロシア&イタリアプーチンベルルスコーニが仲良すぎてアメリカ疑心暗鬼ベルルスコーニは謎のロシア語使いと破格のエネルギー関連契約を締結。

サウジ

テログループ財政支援を惜しまないパトロン存在

イエメン

アルカイダへの米軍秘密爆撃に関するサレハ大統領からペトレイアス将軍への一言「例の爆撃はうちがやった事で、あんたらの仕業じゃないって言い続けるから」

リビア

色っぽい金髪ウクライナ看護婦がいつもカダフィのお供

その他:

濃縮ウランの闇取引未遂、米露核軍縮交渉の内幕


大使館員語録:

プーチンアルファドッグ

カルザイ妄想

メルケルヘタレ、非創造

アフマディネジャドヒトラー

2010-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20101122130508

草食系という言葉は、その変更された定義が完全に定着したと言えるほど、人口に膾炙した概念なの?

人口に膾炙するかどうかに関わらず、意味も使われ方も変わる。学術的な定義を問題にしているのならば、筋違い

新たに定義しなおすことで納得していただけるのなら、いくらでも定義しようじゃないか

ボクが意識して使ったのは(http://www.asahi.com/business/update/1120/TKY201011200289.html)ここでの使われ方だ。

というより、もう就職事情ではこのような使われ方をされていると言っていい。ガツガツした学生肉食系との使い分けも容易で、親和性がある。

件のエントリでは、ヒトラーユダヤ人糾弾するように、マッカーシー共産主義者を糾弾するように、草食系糾弾されているけど、

であるならば「草食系」という概念について、もう少し意識的であるべきだと思わない?

エントリでは、ボクの本意とは関係なく差別を肯定的に主張したつもりだ。その例えがもらえるなら、書いてよかったのかもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/20101122130018

そんなありきたりな反論はいらないよ。

草食系という言葉は、その変更された定義が完全に定着したと言えるほど、人口に膾炙した概念なの?

それ以前に、元増田は「草食系」という単語に、独自の意味を持たせているよね。

件のエントリでは、ヒトラーユダヤ人糾弾するように、マッカーシー共産主義者を糾弾するように、草食系糾弾されているけど、

であるならば「草食系」という概念について、もう少し意識的であるべきだと思わない?

2010-10-14

自らの正しさを確信すること自体は問題ないのだが、それを「他者に強制する」ことから問題が生じる

ナチスの「25カ条綱領」は日本人必読では

自由 リバタリアニズム 政治 多様性 社会主義 日本 考え パターナリズム

bradexさんが、ナチスの「25か条綱領」というのを紹介している。

ウィキペディア - 25か条綱領

http://ja.wikipedia.org/wiki/25%E3%82..

<25か条綱領(独: 25-Punkte-Programm)はナチス党(国家社会主義ドイツ労働者党)の党綱領。1920年2月24日ミュンヘンビアホールホフブロイハウスで採択された>。

その25か条綱領には、次のようなものが含まれている。

不労所得の撤廃、寄生地主の打倒。

・我々は、大企業利益の分配を要求する。

・我々は、老齢保障制度の大幅な強化を要求する。

・我々は、健全中産階級の育成とその維持、および大規模小売店の即時公有化、小規模経営者に対するその安価賃貸、全小規模経営者に対して最大限考慮した国家・州または市町村に対する納品を要求する。

・我々は、我が国民の要求に適した土地改革、公益目的のための土地の無償収用を定める法の制定、地代徴収の禁止と土地投機の制限を要求する。

・我々は、公共の利益を害する活動に対する容赦ない闘争を要求する。高利貸し、闇商人等の民族に対する犯罪者は、宗派人種にかかわらず全て容赦なく処罰される。

・我々の要求をすべて実行するために:国家の強力な中央権力確立。中央議会国家全体および組織一般に対する絶対的な権威公布された国家の大綱的法規を連邦各州において実施するための階級職業別の団体の形成。

これを大雑把に言い直せば、「大企業は儲けすぎだからもっと税金を取れ」「老人への保障をもっと手厚くしろ」「大きな店は潰して、小さな店だけにしろ」「不動産を貸したり転売して儲けることは許さない」「高金利の金貸しは許さない」といった話だから、いまの日本でもよく言われているような話である。

これがナチスの綱領であることを隠して、「このような政党があったら支持するか?」というアンケートをもし日本でやったら、支持する人はかなりいるのではないか。「立派な考えだ」「なかなかいいことを言っている」といった反応がおそらく続出すると思う。

ナチスについて少し調べればわかることだが、ヒトラーは「ただの極悪人」ではない。ユダヤ人への弾圧虐殺などがひどいのは言うまでもないが、上記のように、政策の方向性としては「左翼的な正義」が基調である。いわゆる「悪人」というよりもむしろ、「使命感に燃えた善人」に近いといってもいい部分がある。

実際、ヒトラー自分が「善」だと強く確信していたからこそ、権力を握ることで「悪」を撲滅しようとしたのだろう。そして、それに一定の説得力があったからこそ、支持を集めて、権力を得ることができたわけだ。

もちろん、ナチスの政策だから全部間違っているということにはならないし、ナチスの政策にも正しいものはあるかもしれない。重要なのは、ナチスの政策が正しいか間違っているかというよりも、「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方そのものが危険だ、ということなのだ。

正誤・善悪によらず、何かを他人に「強制」するという考え方にこそ、全体主義ファシズムへの萌芽がある。何かを他人に「強制」してもいいと考えている人は、自らの無謬性(誤りがないこと)をまったく疑っていない。自らの正しさを確信すること自体は問題ないのだが、それを「他者に強制する」ことから問題が生じる。

自由主義リバタリアニズムがこの「強制」を嫌うのは、何が正しいのか、何が善なのかということに関して、唯一の絶対的な基準があるということを疑っているからだ。自由主義者リバタリアンは、つねに異なる意見、異なる価値観を共存させ、多様性を認めることで、社会は発展するし、また社会は安定する、と考える。

自由主義者政府より市場を好むのも、政府は「強制」するものであり、市場は「自由」な取引で成り立つものだからだ。

私の見たところ、日本というのは「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方がわりと強い国だと思う。そういう考え方の人は、たいてい「悪人」ではなく、むしろ「善人」だったりする。「いい人」なわけだ。しかし、他人に「強制」すべきでないということや、異なる考え方をあえて共存させる「多様性」の重要性については、あまり理解されていないように感じる。

菅首相なども、「善人」なんだけど、「強制」することが問題だとわかっていない人の典型である。左翼的な考えの持ち主はわりとこのパターンが多くて、弱者を思いやる「善人」なんだけど、「強制」することでどういう問題が生じるかがわかっていない、と感じられる場合が多い。こういう人は、弱者を思いやるのはいいのだが、その一方で、金持ち経営者を「悪」だと決めつけてしまいがちだ。

「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方は、まさに「パターナリズム」である。それは、親が子供に対しておこなう場合であれば許されるだろうが、社会のなかで他者に対して「強制」をおこなうことは許されない。しかし、この「強制」が唯一、合法的に許されているのが政府である。

よって、政府は「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方の危険性や副作用をよく理解して、どうしても「強制」を行使しなければならない場合にのみ、きわめて慎重に行使すべきなのだが、日本政府はそれをあまり理解しているようには見えない。最近また大店法の話が出てきたりしているのを見ても、「これは善なのだから、他人に強制してもいい」ということを、むしろ無邪気に信じているかのようだ(特に民主党は、以前からこの傾向が目につく)。その規制経済をブチ壊すことを理解できないのだろう。それも経済産業相が、である。

民間人は「ゲームプレイヤー」であり、政府は「ゲームデザイナー」である。企業民間人は、政府のような「強制」力を一切持っていないのだから、社会問題になるような「構造」問題に対しては、企業民間人には責任が生じようがない。これは「システム」の問題なのであり、よって責任があるのはもっぱら、「強制」力によって制度設計をおこなった政府である。それなのに、民間の企業を「ワルモノ」扱いして、その行動をさらに規制すれば問題が解決すると考えているのだから、まるで逆だ。セーフティネットは必要だが、市場規制してもセーフティネットにはならない。

http://mojix.org/2010/10/11/national-socialist-program

関連エントリ

リバタリアニズムキモは「強制しない」こと

http://mojix.org/2010/01/23/libertarianism_kimo

どんなに素晴らしい価値観であっても、価値観の「強制」には反対する

http://mojix.org/2009/08/01/kachikan_kyousei

地獄への道は善意で敷き詰められている(The road to hell is paved with good intentions)

http://mojix.org/2009/03/20/the_road_to_hell

マンガでわかるハイエク『隷属への道』

http://mojix.org/2008/10/22/serfdom_manga

- 転職ならen
- 派遣ならen
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