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2016-08-08

宮崎駿友達が少ない

シンゴジラをめぐって、庵野秀明樋口真嗣島本和彦らとの友情が取り沙汰されている。

もともとあの世代は、クリエイター以前にオタク仲間として集まっていて、

同じ経験を共有した、同じものを好きな仲間だ、という気風があるように感じられる。

しか宮崎駿富野由悠季などの世代は、どうも師弟ライバルしかなく、

それはそれで濃厚な関係なんだろうけども、

共に協力して何かを作ろうというような和やかな間柄ではなさそうだ。

翻って現在若いクリエイターは、インターネット上で同業者消費者ときわめてフラットに語らっている。

ときに集まり、やがて離れ、緩やかに広く、それでいて密に繋がっている。

大雑把な世代論だが、こうしたところから作品性の違いは生まれてくるのだろうか?

2016-08-06

シン・ゴジラ興行的に成功してほしいなあ

タイトルが言いたいことの全てなのであとは蛇足なのだけれども。

シン・ゴジラ、観た。もうなんていうか最高なのだけれど、他にいろんな人が感想を書いてくれているのでここでは書かない。

ただ、一つだけ思うことは。この映画の動員が多くの人を動員して、興行収入歴代ゴジラ最高とか、そうはいかなくても今年のトップ収入になるぐらいになってほしいなあ、と。

この映画徹頭徹尾総監督脚本である庵野秀明の考えが注ぎ込まれている。その考えを実現するために、樋口真嗣が、東宝が、その他大勢スタッフ役者が頑張っている、という構図に思える。庵野秀明の「やりたい!」を、周りの皆が「やろう!」と考えて実現している。

これ、かなり凄いことなんじゃないかクリエイターの考えたことを思う存分サポートして、こうやって作品として完成させている。ある人物のこだわりを貫き通して、それが形になっている。クリエイターとしては最高の環境だ。

クリエイターが想いを貫き通すことで、商業的にも成功すれば、「クリエイターには金を与えて思う存分やらせよう、スポンサーは口出ししなくていい(しないほうがいい)」という流れができるのでは。スポンサー政治力によって、クリエイターがやりたくもない要素(取って付けたような恋愛要素、作品に不釣り合いな主題歌、不相応な大根役者ゲスト出演などなど)を強いられる、といったことが少なくなったらいいなあ、と思う。

幸い、「シン・ゴジラ」の出だしは好調なようだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/11834365/

作品好き嫌いはあるとは思うのだけれど、とかく多くの人が観て、好きになってくれる人がもっと増えてほしい(その分嫌いな人も増えるのは仕方が無い)。

2016-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20160803115411

一番人気のブコメ

見てきた。日本役者は下手くそだなあとため息つきつつ、映画は最高だった。樋口真嗣はもう残りの人生はずっと庵野秀明の舎弟やってたほうがいいと思う。その方が才能を無駄にせずに済む。

だろ。

日本役者は下手くそ引用スター付けてるのも1人いるけど、

引用してないスターだけだと、後半の樋口庵野に関してのスター区別つけようがないよね

2016-07-20

庵野秀明シンゴジラ完成会見でエヴァ遅延を謝罪した理由を考える

・豪華キャストでまさに総力戦だけに、話題作り

戦略的謝罪世間批判に対して先に謝罪することで、誠意を見せて、シンゴジラヘイトを向けられることを避けた。

・共同で監督樋口真嗣は「進撃の巨人」でフルボッコにされた。対メディアに向けて、エヴァをちらつかせることで食いつきをよくして、叩けなくした。

さてどうでしょう? サービスサービスゥ!

2015-09-14

進撃の巨人問題点は、監督じゃない。

前田有一の「超映画批評」で、進撃の巨人(後編)が俎上に上がっている。

やたらと監督批判が厳しくて、話題になっているが、私としては監督は悪くないと思う。

 

この作品何が悪いかというと、基本的に、配役が悪すぎる。

水原希子ミカサにはまったく合わないキャラという評判だ。また、演技も不評だ。

  http://laughy.jp/1438845157277107155

 

石原さとみも、かわいいことはかわいいが、恋愛ドラマには向いているとしても、凄惨作品には合わない。

 

俳優だけでなく、脚本家もひどい。脚本は、プロではなくて、ただの評論家である町山智浩なんていう人物が書いている。(もう一人との共同脚本だが。)こんなアマチュア脚本を任せるということ自体が間違っている。

 

こういう観点から見ると、監督もまた人選ミスだとわかる。樋口真嗣は、特撮監督ではあるが、監督としての実績は乏しい。日本沈没では成功したが、隠し砦の三悪人では大失敗し、のぼうの城では成功した、というくらい。系統的に見て、特撮を生かす系統監督であり、映画のもの演出能力は低いと見るしかない。他の大監督に付き添う特撮監督ぐらいの位置が適しているように見える。

 

結局、俳優脚本家監督も、すべて人選ミスだと言える.その責任はすべてプロデューサーにある。人選するのはプロデューサー仕事からだ。

 

今回の樋口真嗣監督は、この人が悪いというより、もともと能力を超えた仕事を割り振ったことに問題がある。樋口真嗣監督ばかりを責めるのでは可哀想だ。この監督は、何か悪いというよりは、単に監督としての能力が低いだけだ。悪いのは、そういう人に監督を任せたプロデューサーだ。責めるなら、プロデューサーを責めるべきだ。

 

p.s.

前作の 成功・不成功は、商業的に製作費を回収できたかどうかを基準に見ています作品出来映えではなくて。

 

2015-08-04

実写映画版「進撃の巨人批評違和感

感想なら、クソを素晴らしい香りと言おうが白地図に対して白い!と文句をつけようが自由だ。

だが、「進撃の巨人」と「Mad Max: Fury Road」を並べて批評するのは、適切だろうか?

クソリプ、という言葉がある。便利かつ端的だ。

例えば、最近映画だと『ドラゴンボールZ 復活の「F」』がある。

フリーザ進化形でゴールデンフリーザってダセえ!子供か!」と言うのはクソリプだろう。

無意味比較

作品の質を「進撃の巨人」と比較するなら、「スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!」とかのハズだ。

フィニアスとファーブ ザ・ムービー」と「映画けいおん!」を比較してはいけないのだ。

どちらが偉いとか、どちらの方が優れていると言う意味では無く、分類が違うのだ。

同じ図鑑に載っていない。動物園なら違うコーナーに展示されているのだ。

似ていても「パシフィック・リム」と「巨神兵東京に現わる」を比較するのは違うというのは判るだろう。

同じように「Mad Max: Fury Road」と「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の比較ナンセンスだ。

羽生善治と町内一将棋に強い八百屋の親父の打ち筋を比べるような、傲慢でかつ無意味比較だ。

なぜ、「ローレライ」や「日本沈没」での実績がある樋口真嗣監督を、

音痴だがタップダンスの上手いペンギンタップペンギン世界を救うという

愛らしくもマッドさとは無縁な「ハッピー フィート」でアカデミーまで取ったジョージ・ミラーと比べるのだ。

ペンギンで稼いで世紀末映画撮れるって小躍りするジョージジョージだが)

映画目的

例えば、樋口真嗣は「日本沈没」で国内50億から稼いだ。

パシフィック・リム」は、全世界でこそ400億だが、日本に限ればわずかに15億の興行収入だった。

まり広報宣伝テレビが大きく絡むキャスティング出資者の納得するシナリオ必須など、

魑魅魍魎跋扈する邦画界において稼げる稀有監督が、樋口真嗣なのだ

その意味で、「みんなの感想面白いけど批評としてはなんか違う」というのを言語化するきっかけになった

壁から出ることを拒んだ制作者たち 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN - 小覇王の徒然はてな別館が「ハンガー・ゲーム」や「メイズ・ランナー」をあげているのは、実に慧眼だと思う。

内気な女子高生イケメンバンパイヤが恋をする少女漫画のような「トワイライト」とか

高校生になると性格診断で中二病名前グループに振り分けられて争う「ダイバージェント」とか

様々な欲望をストレートに発散できなかった鬱屈を青臭さでコーティングしたようなヤングアダルト映画比較すべきなのだ

クソリプにならずに批評するには

そうした文脈を踏まえれば、以下のポイントが見えてくる

  1. 芸術作品ではなく、娯楽商品として稼ぐ映画
  2. ごくパーソナルな悩みや疑問、恋愛友情などを描く
  3. 思想整合性、筋立てなどは、描きたいシーンよりも優先度が低い

これを外すと、クソリプになってしまう。

大金庫の奥に女性たちを大事保護し、同時にモノとして扱っていると端的に示すシーンや、

急な方向転換にもボス意向確認してから迅速に隊列を組み直すウォーボーイズ

轢くまいと同乗者を無視して咄嗟ハンドルを切るイモータン・ジョーの姿など、

アレだけ判りやす演出しながら終始ハイテンションマッドマックスとは違うジャンル映画なのだ

文脈を踏まえた上で「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を観ると

娯楽商品は、まず手にとってもらうことから

三浦春馬水原希子渡部秀などで、顔立ちの整った役者

國村隼長谷川博己などで、演出意図を汲める大人枠を

石原さとみピエール瀧高橋みなみなどで、広報班を

桜庭ななみ松尾諭本郷奏多などで、演技の締めを

水崎綾女武田梨奈などで、お色気担当

主要なキャスティングで、手堅くまとめている。

所属事務所の調整がエクストリームなのに、比較的演技派で固められている。

演技や配役に関しては、さほど文句は出ない(観た人が納得する)キャスティングと言える。

かつ、きちんとバラエティー出演やワイドショーで取り上げられやすい人を入れていて、広報的にも万全。

日本映画は(洋画邦画も)「テレビ宣伝→一斉に人が来て儲かる」という流れなので、

たまに演技の素人さんが入るのもご愛嬌なんだけど、そんなことはない手堅い布陣。

はてブよりさらに「あのシーンが良かった」をする観客向け

はてブは、ワリと「要旨全無視で1行だけにツッコム」という日本人(主語)の減点指向を振り返る場所だが、

邦画を観る観客は、それよりももっと訓練されている。

面白かったね!じゃ、ご飯食べてラブホ行こっか」みたいなカップルとか、

「カッコ良かったな!キモかったし!カラオケ行こうぜ!」みたいな高校生とか

「あのシーン泣ける~とツイートしたしファミレスお茶行こ」みたいなグループとか、

ターゲットとなる観客たちにとって、本作は微妙ラインではある。

要らないエロがある。エロならエロ、重いシーンなら重いシーンと、きちんと分けないと観客が戸惑う。

また、主役級のキャラクター動機フラフラすると理解できずに置いてけぼりになる観客が多くなるので、

その意味で単純に「必要のないシーンが有る」「描きたいシーンを繋ぐシナリオが甘い」という残念な出来ではある。

描きたいシーンが、大きなウリになる

矛盾するようだが、シーン優先、つまり場面やある瞬間の一連のお芝居だけを覚えて帰る観客は意外に多い。

機関銃ぶっ放して快感言っとけば客が喜ぶ時代から人間さほど進歩してないとも言える。

特撮は流石に良い出来で、その点を見に行くのであれば問題はない。

ただし、ドラマパート監督脚本思想によるものか、全体を通して複数人レビューを受けてないお芝居に見える。

動機付け感情の流れ、イベント対応演出、全てがパッチワークというよりは、ツギハギになっている。

まとめに代えて

クソリプ良くない。

例えばオーストラリアゴア映画と、ハリウッドマイケル・ベイ映画比較しても意味は無い。

同じように「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」と「Mad Max: Fury Road」との比較ナンセンスだ。

キチンと適切な比較対象を持ってきた上で、クソな部分をクソだと言うのが、批評だ。

儲かる、だがしかし面白くはない。ハリウッド映画とは方向性が違う。

そういう実に邦画らしい邦画で、ちゃんと儲けて実績も残ると思う。

たぶん、次のゴジラもそういう映画になるんじゃないかな。

平成ゴジラハリウッド2回めGODZILLA中間みたいな。

個人的には、町山智浩文句つけながら諫山創ヘッドギア脚本書いてもらえば良かったと思う。もう遅いけど。

総評としては、「良いキャスティング」「演技は良い」「特撮は良い」「シナリオは悪い」「演出は悪い」。

演技が良い分、邦画特撮映画としてはマシな方だと言える。まあ夏休み中高生若者向けだろう。

蛇足

映画には様々な見方存在するので、ハリウッド映画フランス映画が優れているというわけではない。

映画館内で飲み食いして踊る社交場になっているインド事情的には、フルコーラスで踊りが入っている映画が良い映画だ。

インドも南の方は保守的なのでそこまで騒ぐわけではないみたいだけど)

話題性テレビ宣伝して人に来てもらって稼ぐ邦画が悪いとは言わないし、そういう方向性もあると思う。

ドニー・イェン仕込みのアクション和風に落としこんで撮り切った谷垣健治だってワーナーからカネ引っ張る理由に「るろうに剣心」を使ったわけで。

好きな映画は見に行く、嫌いな映画積極的に見に行かないを徹底しないと、いつまでたっても方向性変わらないぞ。

世の中カネ稼いだものが偉い。勝てば官軍負ければ賊軍

2015-04-01

庵野秀明樋口真嗣が新たな『ゴジラ』を製作

このニュースエイプリルフールネタだと思ってる人ってどのくらいいるんだろう。

発表する方ももうちっと日時を考えればいいのに・・・

2014-09-11

女の子けが罹る、君は間違っていないと言って貰えないと死ぬ

映画興収1位は『ドラえもん』 変わらぬ親近感の3DCGで観客層広がる

http://www.oricon.co.jp/news/2041799/full/


という記事女性映画ファン達が噛みついてるそうなんだが、興行収入年代性別分析するなんて変わった事では無いと思うし、統計を取った結果女性客が少なかったってだけの記事にどうしてそこまで腹を立てるのかさっぱり分らん


樋口真嗣パシフィック・リムは女たちのものではない!」

http://togetter.com/li/589589

これの時には女は見るなって言って置きながら、今度は女はゴジラを見ないせいでヒットしなかったって言うな!と噛みついてるの見たけど、意見出してるの別の人だし

何故切り分けて考えられないの死ぬ



ゴジラを見に行った女性もいるだろう、見に行かなかった女性の方が多かったってだけで見に行った事が悪い訳じゃ無い

それなのに丸で自分達の好みが責められているかのごとく噛みつく女性映画ファン

君は間違って無いんだよ 見に行っても変じゃないんだよ パシリムも見れば良いんだよ ただ行かなかった女性大勢居たんだって だからヒットに結びつかなかったんだって 君は行ってくれたのにね 御免ね折角見に行ってくれたのに  と言って貰いたいのだろうか死ぬのか


どうせ女性恋愛ランチファッションの事しか興味無いと決め付けてるんだって噛みついてるのも見たけど、そりゃそうじゃない人もいるだろうけど、そういうのが特に好きな人も多いんじゃないの。。。 てかそういう方が多いからそれに沿ったマーケティングしてんじゃないの

企業がより購買層が多そうな方に合わせるのも悪い事じゃないのに、どうして自分の興味と違ってるからというだけで決めつけるなと怒るの死ぬ

そういうのが好きな女性はどうすればいいの死ねばいいの

明らかに女性差別女性蔑視な発言に噛みつくなら未だしも、少なくともオリコン記事には噛みつく部分なぞ無いと思うな

女の子諸君は死ななくていいし見たい物を見れば良い   。。。諦めないで!

2013-04-22

enchantMoonコケるか酷評の嵐になる

というわけで、物見遊山に買ったユーザ失望するか、誰も買わないかのどちらかの結末になります

2008-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20080903030612

近頃のことなら、むしろ「腐女子」を「オタク」と置き換えた方が実感に近い。

近頃は身なりを気にしているオタクが増えた。「オタクだけど別に普通にオシャレだし問題はない」などと聞きもしないのに主張してくる。それだけならまだいいが、そうじゃないオタク小馬鹿にし威張り散らしたりするから質が悪い。脱オタさせようと説教するだけならまだしも、「恋愛できる可能性はおまえにはない。諦めろ。おまえは負け犬の目をしている」などと上から目線で断罪したりさえする。

それはおそらく、「オタクは髪がぼっさぼさでべったべたの長髪で、ブサイク母親に買い与えられた服を着ていて、おまけに臭い。童貞」といった過去オタクバッシングに対するトラウマというか、反証のようなものだろう。「ちょっと待って。ほら見て見て。俺らオタクだけど、普通にオシャレしてるから。一昔前のダサオタとは違うから」という主張をしたいがために、また、再び「きめぇwこっち見んなwww」と言われないために過剰に武装した結果が、「異常に身なりを気にし、その枠から逸脱したモノを叩く」なのだろう。

また、オタクはやたらと本人達のあずかり知らぬところで勝手に分析されることが多い。それもやけに酷い分析ばかりである。オタクポストモダン動物化でなにがなにやら、ゲーム脳ロリコン犯罪者予備軍がネットでうんちゃらかんちゃら、非コミュ非モテだけど性欲だけはあるからそれを満たすためのポルノとしてどうちゃらこうちゃら、などなど。

そういった勝手な分析に対する反発でもあるのかもしれない。「うるせえ、別に俺リア充だし。ほら見てみろ、俺には彼女だっているし、普通健全な生活だって楽しんでる」と。

そういった武装が過剰になった結果が「オタクだけどオシャレだし彼女いるし」的ポーズをやたらにとりたがるところにつながっているのだろう。

まあこれもまた本人達のあずかり知らぬところで勝手に呟いている分析ではあるのだが、俺にとってオタクカリスマは「SMAPが主演するメジャーな作品をつくって成功し、どこにでも自転車でやってくるけれども、それでもオタクであり続ける樋口真嗣」だということだけは言っておく。

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