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2011-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20110417122638

 経済産業省原子力安全・保安院は18日、遠隔操作できる米国ロボット東京電力が17日に調査した福島第一原子力発電所1、3号機の原子炉建屋内の放射線量を公表した

 1号機は毎時10~49ミリシーベルト、3号機は同28~57ミリシーベルトと高い値で、西山英彦審議官は「作業員が立ち入って工事をするのはこのままでは難しく、何らかの方法で放射線量を下げたり遮蔽したりすることが必要だ」と述べた。保安院によると、1、3号機の原子炉建屋内で放射線量などの環境を調査したのは東日本大震災後に水素爆発を起こしてから初めて。

 3号機の調査は、17日午前11時半~午後2時に行った。温度は19~22度、湿度は32~35%、酸素の濃度は21%だった。同日午後4時~5時30分に行った1号機の調査では、温度は28~29度、湿度は49~56%、酸素濃度は21%だった。ロボット撮影した3号機の建屋内部には多量のがれきが映っており、ロボットの前進も困難だったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000466-yom-sci

近くまで見に行っているね。

http://anond.hatelabo.jp/20110418011647

返事どうもありがとう

ミスとしては大きいが、ポンプ停止3時間現在燃料棒ダメージの決定的なものとは考えにくいので、あのミスはあろうがなかろうがLV7だったと思う。

燃料切れになるまで2号機は水位は上がってたんじゃなかったっけ?それがそもそも計器のエラーだってこと?水浸しになってさえいれば気化熱で冷却はどんどん進んでくれそうに思うけどその認識は誤り?だとするとそもそも2号機は非常に脆弱だったということ?とすると想像していた以上に深刻だな。

原発近傍放射線濃度が滅茶苦茶高くて長時間いられないのでそれを度外視して「なんで持ち場を離れたんだ!」「張り付いて見てろよ!」とか殺人的な批判をされるんだろうなと思うと胸が熱くなるぜ。

当時はまだμSvのオーダーだったんじゃなかった?どちらにしても1時間に1度見回ることぐらいはしてるものだと思ってたけど。

だいぶ前に共産党からの質問に対してそんなことは起こらないので考慮しませんと答えてるからねぇ。現実は「起こらないということになっていましただが……

ということは「禁止されていた」のと同じになってしまうの?あまり役所の仕組みがよくわかってないのだけれど。

実は格納容器から水素漏れるケースについてすら保安院は会見で「設計上は格納容器から水素漏れないようになっているので、国の安全基準では水素漏れについての設計上の手当は無い」とか言ってたりする。爆発前日に菅がこの件で安全委にブチ切れてたという報道もあったが、役人はそう答えるしかないんで役人役人で気の毒な話だよ……。

ということはベント自体もそもそも禁止だった?

しかしなんでそもそも「想定することすらタブー」だったんだろう。「絶対安全」と言わないと反対運動がアレだから政治的な理由でそうなってしまったってこと?

2011-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20110417221008

4/2夕方に判明して4/3に通告というのは遅いのか?ほとんど即断に近いと思うが。君の言い方だと谷垣ならこれ以上捻出出来たってことか?

別に連絡するだけなんだから谷垣でなくたってできたと思うが。自治体や周辺国への連絡にいったい時間かかると思ってるの?別に船や飛行機で直接行くわけでも一人でやるわけでもないんだよ。あなたが書いたように農水省とやり取りすると厄介だから地元漁協は事後連絡でいいやみたいなことだったらなおさら批判されて当然と思うが。

誰があんなのと比べてるんだよ。比較対象はスリマイルやJCO。あの危機管理に長けたアメリカですスリマイルは大混乱に見舞われ何が起こったか報告がまとまるのに数日を要し、もちろん外国への情報公開どころの騒ぎじゃなかった。JCOなんて社員が決死で収束しないと一つ間違えると滅茶苦茶やばい状況だったのに、政府対応はお粗末どころではなく心底何もしなかった。

JCOは自衛隊米軍を必要とする規模でもないし大量の放射性物質放出したわけでもないか外国への公開にそこまでの速報性は必要なかったし、今のように情報公開が不十分だと外国が文句を言うこともなかった。

やることがないと言ってるんじゃなくて、政府が協力していないと批判を受けている話をしてるんだよ

あなたが「そして今まさに君だって保安院以外に何かあると思ってるよね」「基本的に政府原発関連は保安院と安全委しかない」とかいから他と連携してるだろと突っ込みを入れたんだが

http://anond.hatelabo.jp/20110417212419

「何週間」も経ってから?君の脳内時系列がどうなってるのか良く分からんだが、そもそも原発事故からですら5週間しか経ってないんだが……。

事故後数週間の3月末にはIAEAが再評価するように言ってる。

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2793460/7027528

それから2週間ほどでやっと避難地域指定

から事態が急を要することが確定したのが4/2、通告したのが4/3実施が4/4以降。これ以上どこに捻出できる時間があるんだ?

連絡するのに丸一日もかからないのに日単位で捻出できないとかいうのはおかしい

だいたい汚染水の放出を提案してきたのフランスだし、IAEAやNRCはより一層の情報公開をとは言ってきてるけど今回の事後対応は出来る限りのことはやっていると評価しているよ。あくまで一層の努力は必要というだけで少なくともこれまでの日本や他国の原発対応と比べて悪いというような評価はしていない。

冷戦時代のソ連チェルノブイリとかと比べたらましなのは当然で、だから政府情報公開に批判される余地はないというのはハードル下げすぎでは?

それは普通に連携してるだろ。むしろ自衛隊消防原発事故に投入したのは今回が初めてなくらいだぞ。

今回ほどの大事故は今までなかったんだから初めてなのは当然だし、他と連携してるなら保安院くらいし対応部署がなく、ほかの役所はやることがないかのように言うのは詭弁だろう。

http://anond.hatelabo.jp/20110417191835

原発に関しては別にチームそんなに多くないだろ

震災と関連してる部分もあるので他で混乱すれば悪影響あるのでは?

飯館村は後知恵だろ。

高濃度な測定結果が出てから何週間もたってから避難指定だからあと自絵というのは言い過ぎだし、それまで影響の出やすい子供妊婦避難所に受け入れてもらえなかったりしてる。

事故直後からやれ、はこれまた後知恵だな。

直後からやれという意味はな実施するまでに連絡するだけの時間は十分にあったということ。通信手段も発達して丸一日かからないと連絡できないような時代でもない。どんどん放水すれば水がどこかから出るという指摘も事前にあった。

それと中韓なんて1年前に言おうがギリギリに言おうがどうせ文句言ってくるんだからどっちでもいいだろ。

中韓だけでなくロシアとかも文句言ってる。日本政府情報公開への不満はいろいろな国が言ってること。

そして今まさに君だって保安院以外に何かあると思ってるよね。

事故対応自衛隊消防警察とかほかの役所も関係してる。外国との協力なら外務省も関係する。農産物農水省も関係する。

でも正直軍事機密的な問題があるからさすがに中国は勘弁と思うんだけどどうかな。

福島原発軍事機密みたいなのがあるとは聞いたことないけど。

初日の時点電源車の規格をミスって手配した点、3/15に火災が起こるまで4号機の使用済み核燃料の状態確認を怠っていた点、この2点は人為ミスと言われて然るべきだと思う。事後検証でもこの点は問題視されるんじゃないかな。ただこれは政府ミスというよりは東電ミスではあるけど。

ベントやら直接指示するなら、そういう状況確認の指示だってできたんでは?

結果が良ければ政府の手柄、そうでなかったら東電のせいというのもバイアスかけすぎなような。

http://anond.hatelabo.jp/20110417143017

会議や何とかチーム大杉で指揮系統がはっきりしないというのは改善の余地あるのでは?それに飯館村の避難指定が遅れたのはミスでは?緊急性とやらを理解してるなら測定結果がとっくに出てるのに統一選後にやり始めるってのはおかしい。汚染水だって事故直後からやったわけでもないし、連絡だけならそこまでかからないのに自治体にも周辺国にも報告が遅かった。あと官僚米軍なら何でもできると言ってるわけでもないのに万能だと言ってると決めつけるのは藁人形論法だろう。保安院けが役所ではないし、そこがハンコ押すだけだから他いらないということにもならない。米軍突入部隊だけでもない。米軍に限らず外国からの支援要請への対応はもっと早くできただろう。

2011-04-15

つの間にか原発またやばくない?

はぁ~余震がおさまった!と思ったら原発がまたヤバい状況になってるような・・・。

トレンチ汚染水 再び水位上昇(4月14日 19時40分)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110414/t10015318501000.html

東京電力福島第一原子力発電所の2号機では、「トレンチ」と呼ばれるトンネル内の汚染水の移送によって、いったんは水位が低下したものの、その後上昇に転じたことが分かりました。13日、2号機のトレンチたまった高濃度の放射性物質に汚染された水のうち、およそ660トンを復水器に移す作業が終わりました。移送によってトレンチの水位は最大で8センチ低下しましたが、終了後に上昇に転じ、14日午前11時の時点では、移送前と比べて2センチ程度の低下にとどまっています。

原子炉に注水して冷やせばその分水位があがってしまうというループ。660トン移送しても2センチ低下か・・・。14日午前7時時点の水位は縁から93.5センチだそう。

福島第1原発、タービン建屋地下水の放射性濃度上昇(2011/4/15 1:41)

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E6E2E6918DE3E6E2E6E0E2E3E39191E3E2E2E2;at=ALL

東京電力は14日、福島第1原発1、2号機のタービン建屋付近の地下水について、放射性物質の濃度が1週間前に比べて10倍ほど上昇していると発表した

"1号機は放射性ヨウ素131が1立方センチメートル当たり400ベクレル、2号機は同610ベクレルと1週間前の6日に比べて10倍ほど濃度が高まった。"とあるのだけど放射性ヨウ素って半減期8日だったよね?これってやっぱり1号機の放射線量が急激に上昇したこのグラフが本物だったと思うんだよね→http://atmc.jp/plant/rad/?n=1 このグラフの後、計器が壊れたとか言って1号機の放射線量を公表しなくなっちゃったけど合ってると思える。大丈夫か?政府東京電力

保安院福島原発3号機「原子炉圧力容器で部分的に温度上昇」(2011/4/14 19:10)

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE3E6E2938A8DE3E6E2E6E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=ALL

経済産業省原子力安全・保安院は14日夕の記者会見で、福島第1原子力発電所3号機について「原子炉の圧力容器で部分的に急な温度の上昇が見られた」と明らかにした。容器の上蓋と本体の接続部(フランジ)の下部で12時点の144度から14日時点で165度に、シール部分では同じく170度から250度に上昇したという。

3号機の原子炉給水ノズル部分、圧力容器下部はずっと100℃前後に保たれていたのに250度・・・。http://atmc.jp/plant/temperature/?n=3 注水量を増やすとトレンチの水の量が増えるし・・しかし1号機の原子炉給水ノズル温度は200度前後から大丈夫なのかな・・・この2機圧力がえらい違うので状況が異なると思うけど。ちなみに原子炉設計温度(耐久できる最大温度)は302度。

あと、もうひとつ自分が見た限り発表がないようだけどグラフに変化があって、1号機の原子炉圧力がどんどん上がってる。窒素入れてるからだと思うけど。 http://atmc.jp/plant/vessel/?n=1 窒素入れてるのが格納容器なんだけど格納容器は1・95気圧から上昇しなくなってるけど原子炉圧力が上がってるのはなんでなんだろう?

2011-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20110414085557

保安院の(あなた東電のと書いているけど)その報告が疑わしいと思うほど疑い深いんだったら、産経の記事も疑わないといけないんじゃねえの?

現状のあなたはまさに「信じたいものを信じる」人じゃないかと思うんだけど。

2011-04-12

原発少女めると☆ダウン 第4話 「地震も、津波も、くるんだよ」

http://anond.hatelabo.jp/20110410174816

なんか、違う国に来ちゃったみたいだね

農作物魚介類も昨日までと全然変わってないはずなのに

なんだかまるで、知らない人たちの中にいるみたい

知らないんだよ誰も、原発のこと、放射能のこと

あたしたちは知ってて他のみんなは何も知らない

それってもう違う世界で違うものを見て暮らしているようなもんじゃない

さやかちゃん

とっくの昔に変わっちゃってたんだ

もっと早くに気づくべきだったんだよ、わたしたちも

まどかはさ、今でもまだ原発職員になりたいって思ってる?

ううん

そうだよね、うん仕方ないよ

ずるいって分かってるの。今更虫が良すぎだよね。

でも無理、あたしあんな死に方

今思い出しただけで息が出来なくなっちゃうの

怖いよ、やだよ

マミさん本当にに優しい人だったんだ

原発のためにどういう覚悟がいるのか、私たちに思い知らせるために、あの人は

ねえ東電、この町どうなっちゃうのかな

マミさんの代わりにこれから誰がみんなを放射能から守ってくれるんだろう

長らくここはマミの管轄だったけど、空席になれば他の職員が黙ってないよ

すぐにも他の職員が、原発増設のためにやってくる

でもそれって、お金けが目当てのヤツなんでしょ

あの保安院たい

かにマミみたいタイプは珍しかった

普通はちゃんと損得を考えるよ、誰だって報酬はほしい

じゃあ

でもそれを非難できるとしたら、それはおなじ原発を誘致してる自治体だけじゃないか

ふー、君たちの気持ちは分かった

残念だけど、僕だって無理強いはできない

お別れだね

はまた僕との契約を必要としている自治体を探しにいかないと

ごめんね東電

こっちこそ巻き込んですまなかった

短い間だったけどありがとう、一緒にいて楽しかったよまどか

ごめんね





さやかはさ、ボクをいじめてるのかい

え?

なんで今でもまだ、原発危険性を煽るんだ。嫌がらせのつもりなのかい

だって原発で作業してるから

もう聞きたくなんかないんだよ!

自分で使えもしない電力ただ発電してるだけなんて

ぼくはぼくは

仕事が無いんだ、もう履歴書すら受け取ってくれない。こんな町なんて

大丈夫だよきっとなんとかなるよ、諦めなければきっといつか

安全だって言われたのさ

東電から直々に言われたのさ、ぼくの町は他に職がない

M9地震か20m以上の津波もこない限り安全だって

くるよ

地震も、津波も、くるんだよ

2011-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20110410094300

ちょwwおまww

最近IAEA外国専門家によって東電の嘘が論破されつつあるが、

こと原子力行政に関していえば、日本政府日本の電力会社は今回の事故以前から国際的にまったく信用されていなかった。


おいおい、IAEAがいつ東電の嘘を論破したよw

だいたい日本原子力行政が全く信用できないなら、そんな国にウラン売りつけないだろww

まあただ東電が全てのデータを開示していない恐れはもちろんゼロはないだろう。

保安院が美味しい天下り先でもある東電に厳しいチェックを入れられなかったという制度上の不備もあるだろう。

から厳しくチェックを入れる必要はあるだろうと書いた。

事態収拾チームに海外専門家を入れることで、第三者チェックを入れ情報開示の信頼性を担保する必要もあるだろう。

ただこの異常事態で世界の注目を浴びながら、今更データ改ざんなんかするゆとりないだろw

あちこちでいろんな奴がデータ取ってんのに、どうやって根回しすんだよw

だいたい応援頼んでる米軍アレバ社に嘘ついたら事態収拾できないだろwww

結局危険だって結論しか受け容れられない危険厨なんだろ。

無根拠で煽ってるだけの海外記事がそんなに信用に足ると思うなら、その大好きな海外に移住しろよ。

おまえらのやっすい煽りのせいで、この先何人自殺者出ると思ってんだ。

外国人からは、日本政府の「安全宣言」は歴史問題における歴史修正主義者の言い分のように思われている。

日本人全体が嘘つき集団や環境テロ集団であるかのような印象を対外的に植え付け、


歴史がどうのなんて言ってる奴は中国韓国だけだろ。

欧米の奴らがいつ歴史修正主義者の言い分なんて言い出したんだよwww

こんなこと言ってるから今まで日本で反原発活動が理解を得られなかったっていい加減気づけよ、はてサさんw

2011-04-09

日本復興への課題(1/3)

以下は、私がmixiの「友人まで公開」日記に載せたものが元になっています。読みづらい箇所や語調の不統一などもあるかと思いますが、最後まで読んでくださると有り難いです。

妄動する英雄主義者たち

ソーシャルメディアの弊害

2011年3月11日東北関東大地震発生。ソーシャルメディアブログからSNS、そしてツイッターなどマイクロブログと一般に広がっていきました。今回の大震災、特に福島原発事故での情報においてツイッターの果たした役割はどうだったでしょうか。本来は正確で偏りのない一次情報が期待されるソーシャルメディアなのですが、実際には超強力な

デマ拡散装置

として機能してしまったのです。911の時は正確な一次情報を伝達したソーシャルメディアが、311ではそうなりませんでした。それどころか、従来マスメディアと同様に嘘、偽り、大げさ、憶測に基づいた情報が即座に、それこそ秒単位で拡散し、人々を不当な恐怖に陥れたのです。

極めて鋭い分析。震災発生から10日後の記事ながら、以後その通りに事態は推移している。

ネット上でウワサがはびこるのは、現状が正確に伝わっていないことが一番の原因のようだ。直接足を踏み入れると、ネット上の情報とは大きく乖離(かいり)した現実があった。

有力者たちの妄動

顕著なのは次の一例。

片山善博総務相は3日のNHKの番組で、東日本大震災日本赤十字社に届いている義援金被災地への分配について「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を示したい」と述べた。日赤と関係自治体間では調整に時間がかかるため、異例ながら政府が差配することになった。片山氏は「本来は自主的に民間団体や関係県で配分額を決めるのが一番よい。政府の介入はできるだけ避けたい」と述べながらも、「青森県から千葉県に至る被害があり、(当事者間で)どう配分するかは非常に難しく、うまくいかないようだ」と指摘した

本来は赤十字と各県の当事者協議し分配すべきだが、被害地域が余りに広汎なのでそれでは時間が掛かる、だから政府が分配に介入する、というもの。義捐金がなるべく早く分配されるようにするための、被災地のための措置だ。しかし、これを影響力のあるバカが曲解し、曲解が拡散した

56万人のフォロワーを有する宇多田ヒカルのこのツイートを、100+人(数万人!?)がリツイートし、数十万人の目に触れた。そしてこれをネットメディアまでもが取り上げ記事にした

ここまで拡大すると、バカの連鎖はもう断ち切りようがない。そして、フォロワー100万人を有する孫正義の発言はより有害だった。

100億円の寄付は立派だったが、これは最低だ。自分が影響力ある素人であることを自覚せず国民を煽動するのは、百害あって一利ない。素人感覚の政策提言が如何に危険かを、国民はこの1年半で民主党から学ばなかったのだろうか。

自分の頭で考えることなく、音楽家原発に反対することが使命だと勘違いしている、最も滑稽な例。

上杉隆の愚行

追求のための追及

現在も盛大に進行中の流言飛語は壮大な共同犯罪であり、誰か一人の主犯を特定することは出来ない。しかし、少なくとも最大の元凶の一人は間違いなく上杉隆だ。

27日の東電記者会見で、3号炉についての資料が配られたときに、私はプルトニウムについて書かれていなかったので、おかしいなと思い「3号炉でプルトニウムについて検出されていないというのは本当ですか?どのくらいの期間、検出されていないのですか?」と聞いてみました東電は「検出されてない」と回答したので、「もしかして検出していないんじゃなくて、測ってないのではないですか?」と確認したところ、うわっとなって、結局、測っていないのでもなくて、そもそも計測機を持っていないということがわかったのです。

記者会見では、何でプルトニウムについての記載がないのかを東電広報担当者記憶していなくて、咄嗟に「検出されてない」と答えてしまったが、よくよく調べたら計測していなかったということだろう。嘘と言えば嘘かも知れないが、大した問題ではない。

東電の社長はどこにいったのか?ということですね。〔…〕会見では嘘をついていたんですよね。前々から入院という噂は出ていましたが、実は過労で休んでいた。今度は、それを入院と偽っているという。全部、ウソ。これらが象徴的ですね。

社長の所在がそこまで大問題だろうか。

数日前の深夜、Ustream東電記者会見生中継を見たが、完全に糾弾と吊るし上げの場になっていた。記者たちはネチネチと追及し、東電は平謝りという構図。東電戦場にいるようなものなのだから、資料の記載漏れとかその場でパッと答えられないこととかは、幾らでもあるだろう。それをああも糾弾されたら、東電が極めて臆病になっても無理はない。臆病になればついついその場凌ぎの受け答えに逃げたくもなる。上記の2つの事例については、そういった背景も考慮すべきだろう。

海外メディアの盲信

地震が起きた後のその早い段階で、政府メディアは「安心、安心」と言っていましたが、私は、2日目にメルトダウン可能性がある、と言いました。なぜならば、当時ニューヨークタイムズワシントンポストメルトダウン可能性があると書いていたし、フランス新聞社イギリスのBBCもそう言っていた。だからメルトダウン可能性もあるから最悪の事態を想定して対応するべきだと言った。

今回、海外メディアがどれほどデタラメだったかは以下の記事を参照。

次の記事はまとも。ただし画像は不快。

閑話休題上杉批判の続き。

避難地域も指定していなかったから、30kmまで広げるべきだと言った。実際に、大丈夫だったら、範囲を戻していけばいい。しかし、政府は逆をやっている。だから、これはおかしいからやめた方がいい、と言い続けた。

避難指示には効果と弊害があるため、避難区域の設定には慎重でなければならない。住民の健康被害を予防するためにやや広く設定すべきだが、余りに広く設定し避難する必要のない人まで避難させると、徒に不安を煽るだけでなく農工商などの経済活動に打撃を与えることにもなる。

リスク管理イエスかノーかでやっちゃいけない。絶対安全を求めると、むしろ全体のリスクが増大することがある。一つのリスクを減らそうとすると、別のリスクが出てくる。だから異種のリスク定量的に評価して、その間のバランスを、ほどほどのところに求めるってのが、リスクベネフィットの考え方なんだよね。

避難範囲の設定

それでも結局、避難区域が、2kmから3kmになり10kmになり20kmになり、そして30kmになった。アメリカは50マイル=80kmの避難指示を出しているのに、日本人は今のままで大丈夫だと言う。この件については、一週間前に、一度、枝野長官に質問したんです。「日本では避難区域が30kmですが、他の国は80kmと言っています。これでは30km~80kmに住んでいる日本人不安になるんじゃないですか。私は日本政府を信じたいから、今、オバマ大統領が会見で80km避難指示を出しているけれど、もし自分たちの判断が正しいと思うのであれば、アメリカ政府に抗議をしてください。日本政府として。そうじゃなかったらおかしいでしょ?」と。すると、枝野長官は「日本の評価と世界の評価は違います」と言ったんです。私は「そんなはずはないでしょう、原子力で(苦笑)」と。

福島第一原発事故に伴い、米政府原発から半径80キロ圏内に住む米国人避難勧告を出した根拠は放射線量などの実測データに基づくものではないことがわかった。勧告の根拠となった米原子力規制委員会(NRC)の勧告は、仮想の事故シナリオによるものだったという。NRC幹部が7日、外部の専門家で構成される委員会で語った。

先月16日に出されたアメリカ政府による80キロの退避勧告は、日本政府が出した20キロから30キロという退避勧告とは大きく違ったことから多くの疑念や不安を呼びました

Japan's 12-mile evacuation policy appears "sufficient to minimize public-health impacts," based on available data concerning radiation and dispersal, Mr. Kerekes said.

Rep. Ed Whitfield (R., Ky.), chair of the House Energy and Power Subcommittee, told Dow Jones Newswires that "Japan had the expertise to deal with this issue and they had the scientists who understood nuclear energy," but added that the U.S. has "a right to be involved to protect American citizens and do what we want to do."

原発の80km圏内からアメリカ人全員避難したとしても、日本及び地域経済への打撃はないに等しい。また、たとえあったとしても、他国の経済のために自国民を(極めて低いとはいえ)危険に曝すわけがない。自国たる日本と他国たるアメリカとで避難区域の設定に相違が生じるのは当然だろう。

またその翌週に「間違っていたじゃないですか。30km以上の範囲でも放射性物質は観測されているし、東京放射性物質は絶対に来ないと言ったのに来てるじゃないか。政治は結果責任から、それはきちんと謝るべきだ。訂正しろ」と言ったら、「そんなことはない」と言う。さらに「30kmどころか40kmポストでも出ているじゃないか。ちゃんと訂正しろ」と言ったら「ちゃんとペーパー(書面)で出してください」と言われた。

「30km圏外でも放射性物質が観測された」と「30km圏外でも健康に直ちに影響を及ぼすほどの放射性物質が観測された」は全然違う。そんなことを言ったら、福島原発事故による放射性物質海外でも観測されている。

正気を取り戻せ

加速する不安肥大する陰謀論

結局、政府東京電力に都合のいい情報を入れている、というのが一番危険な状況。最初から「最悪の事態もあり得ますよ」と言っている人はメディアには出られない。ただ、可能性を言っているだけなのに、そういう状態は異常です。

戦慄するほどの陰謀論だ。

これでは、その〔3月21日4時…引用者註〕直前に福島原発で何かが起こったと考えない方がよほど不自然です。

東京電力だけがいろいろと隠し事をしているわけではないようにも思えます。保安院政府も結託して、我々一般国民にさまざまなデータ隠しをしようとしているように思えてならないことが多いのですが、こと放射線に関しては測定器が広く行き渡っていることもありますし、積極的に自ら集めたデータを公開する科学者もどんどん増えてきている昨今ですので、どんなに隠してもほとんどのことは数時間から遅くとも数日のうちには暴かれてしまいます。ここは姑息(こそく)な隠し立てをすることなく、すべてのデータを迅速に公開し、国民が一致団結してことに臨むというのが唯一の正しい対処方だと思います。早速、明日の朝から姿勢を変えていただきたく思います。

しかし、この記事でデータが利用されている東大教授の早野龍五(前回の日記でも登場)は、「3/15朝から現在に至るまで、原発から大気への大量放出は起きていない」と断言している。

また、早野はこうも呟いている。

データを見る.あれこれ見る.いろんな人が測ったデータを多角的に見る.すべてを統一的に騙すようにデータ捏造することなんて出来ません.しっかり見ていれば,嘘があったとしても,いずれバレます.)

一見するとガジェット通信の論調と同じだ。しかしここ数日の文脈からして、早野は恐らく「データの完全偽装なんて無理なんだから、懐疑精神は大事だけど、そんなに疑心暗鬼にならなくても大丈夫」ということが言いたかったように思われる。

ちなみに、早野の一連の呟きは-Togetter - 「@hayano 氏による連続tweet - 福島で 3/15に何が起きたか?」に纏められている。

この独自措置の根拠になったと思われるのが、次の記事。-グリーンピースも似たような提言をしているが、ここまで断言していない。

東京電力福島第1原発事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。

福島第1原発の北西にある福島県飯舘村の一部の地域では、屋外にいると約3カ月で推計最大95ミリシーベルトの被曝(ひばく)線量になり、避難や屋内退避が必要だとする調査結果今中哲二京都大原子炉実験所助教(原子力工学)らがまとめた。

福島第一原発事故により土壌が汚染された影響で、原発から30キロ圏外の福島県飯舘村では爆発から3カ月後も、最高地点では平常時の約400倍の放射線が出続ける可能性のあることが、京都大や広島大などのチームによる現地調査で分かった。この3カ月間の放射線の積算量は、国が避難の目安として検討中の年間20ミリシーベルトを超える値だ。国などの測定でも、汚染は30キロ圏内外で確認されており、今回の調査で汚染地域が不規則に広がっている実態が改めて浮かび上がった。

京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)や広島大の遠藤暁准教授放射線物理学)らは3月下旬に飯舘村を訪問。村内5カ所で深さ5センチの土を採取し、セシウム137などの濃度を分析した。調査地点は全て30キロ圏外で、道路沿いの集落を選んだ。

すべて京大助教の今中哲二の調査。この今中なる人物、どうも胡散臭い。-J-GLOBALの研究者情報によると、1950年9月生まれの60歳。理系業界には疎いので断言は出来ないが、途中どこかの企業で研究していた形跡もなく、60歳の助教でさしたる研究業績なしというのは研究者としての実力をかなり疑わせる。また、原子力安全研究グループHPでは、今中の主要業績として『反原発新聞』への寄稿を紹介していることなからも分かるように、明らかな反原発論者。今週末にも「周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!4・9緊急大阪集会」で講演したという。

つまりどこをどう見ても、政府やその他多くの研究者よりも公正で信頼できる情報を提供できる人物とは思われない。問題は、こんな人物の情報が政府発表よりも説得力を持ってしまっているということにある。

異常性バイアス

震災以来、複数のメディアコメントしている東京女子大教授広瀬弘忠は、去年5月に興味深い解説をしている。

現代人は今、危険の少ない社会で生活している。安全だから、危険を感じすぎると、日常生活に支障が出てしまう。だから、危険を感知する能力を下げようとする適応機能が働く。これまでの経験から大丈夫だ」と思ってしまいがちだ。これが「正常性バイアス」と呼ばれるものだ。強い正常性バイアスのために、現代人は今、本当に危険な状態でも「危険だ」と思えない。チリ大地震の津波が押し寄せているのに、見ているだけで逃げない人の映像が日本でも流れた。強力な正常性バイアスの例と言える。

この解説そのものに異論はない。しかし、上記の文章は次のように書き換えることもできる。

日本人は今、1ヶ月前に比べて危険の多い社会で生活している。危険だから、安全を感じすぎると、日常生活に支障が出るかも知れない。だから、危険を感知する能力を上げようとする適応機能が働く。この1ヶ月間の経験から大丈夫じゃない」と思ってしまいがちだ。これが「異常性バイアス」とでも呼ぶべきものだ。強い異常性バイアスのために、現代人は今、本当に安全な状態でも「安全だ」と思えない。被災地以外では食料が不足していないのに、不安のあまり買い込んでしまう人の映像が日本中に流れた。強力な異常性バイアスの例と言える。」

このように、現在の日本では「正常性バイアス」と逆の「異常性バイアス」が作用しているように思われてならない。広瀬は「正常性バイアス」にしか言及していないため、あたかも人は安全を感じ過ぎることはあっても危険を感じ過ぎることはないかのようになっているが、そんなことはないだろう。「正常性バイアス」にせよ「異常性バイアス」にせよ、人が周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまうことでは同じだ。そのことは広瀬も認めている。

東京女子大広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「大地震が起こると、被災地より周辺でデマや流言は起きやすい。『この先どうなるか分からない』という不安に支配されている」と分析する。

東京女子大学広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「被災地で厳しい状況に置かれており、普段から抱いている不安や恐怖が流言として表れている。メールインターネットの普及で流言が広域に拡大するようになった。行政は一つ一つの事実を伝えることが大切で、個人は情報の発信元を確かめ、不確実な情報を他人に流さないことが必要だ」と指摘する。

情報過多の弊害

ガジェット通信は先日、後述する日本気象学会理事長コメントをこう批判した

かにでたらめな情報は困りますが、まったく情報が出てこない状態というのも困ります。理事長メッセージから想像するに信頼できる気象観測データの収集が難しい状態なのかもしれません。しかし、放射性物質による汚染に関しては「今、どのような状態にあるのか」「これからどのようになるのか」についてしかるべき情報が示されないと、いつまでも不安が拭い去れないのではないでしょうか。また、情報公開できないのであれば、何故公開できないのか教えて欲しい。その「公開できない理由そのもの」もひとつの大事な情報です。「一般に伝わらない」ところでは、議論がおこなわれているのでしょうが、その議論の過程だけでも公開してもらえれば、安心につながるのではないかと思います。

ガジェット通信に限らず、現在日本の至るところで見られる意見だ。「政府東電はより多くの情報を公表すべきだ」と。しかしここには、人は与えられる情報が多ければ多いほど正しい判断が出来る、という大いなる幻想がある。

被災者でなくとも、人が情報の収集と分析に用いることの出来る時間や手段は限られている。また、たとえ時間と手段があったとしても、その情報が正しく信頼できるかを判断するには専門の知識と訓練が必要だ。情報を収集分析するための知識も訓練も時間も手段も乏しい大多数の人が、正しい判断を下すことは極めて難しく、何も決断しないどころか周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまう。

与えられた情報が多過ぎると正しくない情報と正しい情報を仕分けするのが大変です。

冷静に。正確に必要な情報を手に入れて正しい行動をとって頂きたいと切に願います。

つまり、過剰な情報が「異常性バイアス」を強化し、不安デマを拡大させてしまう。より多くの情報公開不安デマを解消する、という通念は全くの幻想だ。

http://anond.hatelabo.jp/20110409170039へ続く)

2011-04-06

地震の時に流れたデマを取り締まるって話があったけど…

こういうことをやりだすと、仮に保安院改竄した数値を発表していたときに、

個人で福島ガイガーカウンターを持って乗り込んだ人が、正しい数値とともにそのことを告発したとして、

「悪質なデマ」として取り締まられるんじゃね?もちろん見ている側にはどちらが正しいか確かめようもないけど、これは相当やばいんじゃないか

そうなったら本当に日本が終わるときだな

2011-04-03

人間のクズ

http://www.j-cia.com/article.php?a=6709

2011/03/20(日) 22:08福島原発は本当に人災だった

【*nikaidou.comとほぼ同じ記事です。】

 

 最初行方不明になった2名。報道にも「福島第一原発技術者2名が行方不明」と最初出ていたので覚えている人もいるだろう。

 あの2名は東電傘下のプラントエンジニア。この2名、なんと、

津波後、原発の冷却装置を誤って操作したまま、さっさと逃げたという。しかも、そのまま郡山市内に逃げて酒を飲んでいた。

 

「俺たち津波にさらわれて行方不明になってるんじゃないか?顔つきで報道されたりして。アハハハハ!」

 

「もう放射能が大変で・・・ありゃもうダメだな」

 

 そういう会話をしていたそうである。店の店員は「ヘンな二人だな」と思っていたそうであるが、やがておかしいことがわかり、当サイトにタレ込んで来た。現在裏取り中であるが、この2名が原発をほっぽって逃げた犯人なのは間違いないという。

 

 しかも、呑気に刺身を食って酒を飲み、楽しく歓談していたという。名前を出せば、この二名は間違いなく殺されるだろうから、今のところは名前を出さないでおく(←と思ったが、小久保和彦・寺島祥希って出てたね)

 

 この二人、運が悪い。だって、飲んでいた店は、実は俺の友達の店だから(笑)しかもこの情報は、「横浜マムシ」に掴まれているし、マムシがつかんでいることを警視庁も知っている。あーあ、もう逃げようがないね(大爆笑)。当日払った札に指紋がついてますから~。まさに「天網恢々疎にして漏らさず」だね。

 

  

 いずれにしろ、大変な目撃情報をいただいた。これは東電を追及するのにいい材料である。表でやってもどうせ、マスコミの”電力マフィアに鼻薬かがされた連中”はやらない。しかも、裁判かにかけても仕方がない。だったら、影の軍団の得意な方法でやってやろうと思う。

 

 東電保安院、そして民主党は、必ずこの事実を隠蔽するに違いない。最後自殺ということにされて本当に死んでしまうかも知れないな、この二人。死人に口なしだもんな。

 

 うーむ、日本メディア使えないし外国メディアにやらせるほうがいいのかな。いずれにしろ、あとは横浜マムシ右翼に任せようか!

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040301000248.html

不明の東電社員2人を遺体発見 福島第1原発の建屋地下

 東京電力は3日、福島第1原発4号機のタービン建屋地下で、地震直後から行方不明になっていた社員2人が遺体で見つかったと発表した。多発性外傷による出血性ショック死で、地震直後の3月11日午後4時ごろに死亡したとみられる。福島第1原発東電社員の死亡確認は初めて。

 東電によると、遺体発見されたのはいずれも第1運転管理部に所属する小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)。2人とも3月30日に発見されたが、付着した放射性物質除染作業が必要だったという。

2011/04/03 12:14 【共同通信

2011-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20110401231004

ちょっと待て、なんか変じゃね?

あなたが挙げた人名武田以外は全部わかるけど

その人達は今回の騒動で無能呼ばわりされてる人達とは違うと思う。

無能呼ばわりされてるのは東電保安院や閣僚達。


あなたが挙げた人達はそもそもこの事態において何か意味のある役割を持っていないので

有能も無能もありゃしないだろう。

(「思ったより小心者」だとか

 「思ったよりデマに弱い」だとか

 「思ったより緊迫した場面で無力」だとか

 そういうガッカリの声ならその人達にも寄せられてたが

 仕事の腕前ではなツイッターでの振る舞いを笑われたりしてるだけだ)

2011-03-30

突然です東電原子力保安院には愛想が尽き果てました

原発から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。そして最高意志決定の場では、現実なるものはしばしば存在しない。状況が悪化している時は特にそうだ。」

「何の話だ。少なくともまだ非常事態など始まってはおらん」

「始まってますよとっくに! 気付くのが遅過ぎた。民主党がこの国の政権を取る前、いやその遥か以前から原発震災は始まっていたんだ。」
保安院内部には経産省OBも多数いることを知らん訳ではあるまい。事は既に政治舞台に移されている。今は彼等を刺激することなく、その行動において協調を図り撤収の早期実現を模索すべき時だ」

とか、

原子力の安全を預かる保安院が自らの失態を認めるがごとき行動は徒に社会不安を増長させることにもなる」

とか本当に言い出しかねない。

2011-03-25

危険厨がキモ過ぎる件

原発問題の深刻さは誰もが肯定するところですが、「東日本終了」「チェルノブイリ事故以上」「今すぐ石棺に」とか

言っちゃってる意見に眉をしかめることはありませんか?

ツイッターなどで呟いてる専門家も多いしMIT研究者の論調など比較的に冷静なものもあるので、それらを

見た上で、深刻な問題だが、まずはある程度ケリをつけて、東京電力政府の失敗と保安院存在意義について糾弾をしてほしい

と考えてる人も多いのではないでしょうか。

その一方でデマを平然と飛ばし、危機感をあおる奴ら。

http://newtou.info/entry/4870/

http://chitekizaisan.blog28.fc2.com/blog-entry-2570.html

http://watch2ch.2chblog.jp/archives/3637000.html

エロゲーアイドルDVDフィギュアやら、まぁキモイ広告はりまくっちゃってw

自分が生きていく場所がない社会からって、危機を煽ったって君らの人生価値が生まれるわけじゃないからw

いわゆる危険厨なんてこんな気持ち悪い人生の敗者で構成されてますってな証拠です

http://anond.hatelabo.jp/20110325104553

今回のって元々がヒューマンエラーとは違くね?

準備が完璧だったのにケアレスミスで~じゃないよ。

設備の強固さも非常用冷却施設の配置も何もかもツッコミどころだらけ。

基本的には基準をより強めること、予防コストを高める事で解決できる。

って、基準なんかは俺が言わないでも強めざるを得ないだろうが。

あと東電保安院と言う組織の腐敗。

これもシステムエラーだ。

2011-03-23

もう東電の役員と保安院と閣僚を福島に連れて行こうよ

炭鉱カナリヤ役やってもらおう

ていうか東電の現役員に間違っても退職金なんかやるなよ

そのうち名簿が全部ネットに流れるだろうし

その後についても監視は簡単だ

2011-03-22

こんなこと一号爆発前に分かってただろ、冷却不可の状態だった

全く根拠なく安全だ大丈夫だ何とかなる21世紀にそんなことが

しか日本で起こるはずないってやみくもに信じたがる

現実的な変な輩が大半だったけど

から最高の解決ができても数十年30km圏は日常生活可能

農業酪農は数十年50km圏不可能健康被害を嫌えば100km圏が(ry

200km圏でもある程度の健康被害を覚悟して住むしかない

福島東部は死の土地になるのが確定してる現状

無意味発狂するなら民主党東電保安院を全力で消そう

2011-03-21

気になったのでメモしておきます

民主党政府の発表をすべて無視して

事実だけを追い求めれば真実が見えてくるんじゃあるまいか

東電社員の撤退要求

保安院職員の50km退避

外国人及びレスキューの帰国

アメリカ軍の避難←いまココ

http://anond.hatelabo.jp/20110321175623

国の第三者機関、推進を担う保安院規制を担う安全委員会責任があると思うんだけどね。

思うってか、あるだろ。

いますぐ責任をとれとは言わないけど、保安院責任を感じてるふうには見えないんだが

2011-03-20

燃料棒ブルース(訳詩風)

なあ、ベイビー 俺の燃料棒を冷やしてくれよ

なあ、ベイビー 俺の燃料棒を冷やしてくれよ

お前のジュースでひたひたに満たしてくれ

さもないと俺は崩れ落ちちまう



なあ、ベイビー 俺の燃料棒が火照ってるんだ

なあ、ベイビー 俺の燃料棒が火照ってるんだ

建屋の屋根をぶっ飛ばすほどに燃え上がろう

保安院のヤツなんか気にするな



Dr.ハヤノの講義もいいさ

Mr.オオマエもいかしてる

でもアエラの表紙には気をつけろ

イケダ・・・そいつは誰だい?



なあ、ベイビー 俺の燃料棒を冷やしてくれよ

なあ、ベイビー 俺の燃料棒を冷やしてくれよ

お前のジュースでひたひたに満たしてくれ

さもないと俺は崩れ落ちちまう

2011-03-18

2011/03/17 テレビ東京 WBS内にて日本分析センター理事インタビュー

wbsで、オフサイトセンター原発から5km)で作業部隊に指導をした日本分析センターの人のインタビューをやってた。

やべぇ、これスクープだろ。

直接的に指摘していなかったが、明らかに東電保安院政府担当者が当初から不在状態。まったく機能していない。

3/12早朝の現場には原子炉専門家はおらず、地元自衛隊消防警察サポートをしていたみたいだ。

通信もまったくダメな状態で、衛星電話回線は常に使用されている状態で、分析センターのオッサンはまるっきり外部と遮断された状態になっていたそうだ。

これが事実ならば、保安院東電イミフな会見の様子に納得がいく。あいつらほとんど想像だけでどういう状況か発表してたんだよ。だから、次の事が起こるまで何もできなくて、事が起こるまで燃料プール存在していなかったんだ。

原子炉の図面見ながら、指示を出して、何が起こっているか想像してたんだ。

たぶん、原発の敷地には作業員とやらがいたのかもしれないが…。

そいつらは原子力エンジニアでも何でもない可能性もある。

あさりよしとお原発マンガそのまんまでにわかに信じがたいけど、今日までの流れと照らし合わせると…。

こんなことで、日本が潰されたかと思うとやるせねぇなぁ。

原子力には歴史があるわけだから、アホ管だけの所為じゃないぞこれ、ここまで原子力行政放置したのはダレだよ。

少なくとも原発が原因で誰も死んではいけない。

自衛官警官消防官も、寿命は縮めても絶対に死ぬな。こんなアフォに付き合って死んじゃだめだ。絶対に。

2011-03-15

福島原発事故について,実は津波だけの影響でも起こったのではないか - 【日刊 臨時 アジアエネルギー最前線

http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm

福島原発事故について,実は津波だけの影響でも起こったのではないか

福島第1原発は,1号機に続いて,3号機でも,格納容器の外で水素爆発を起こしている。我々は地震構造的影響が事故を起こしたような錯覚に陥っているが,実はそうではないのではないか東京電力保安院の発表を追っていると,あの地震が起こっても,もし津波がなかったら,原子炉は停止しただけで,何も異変は起こらなかったのではないかと思われる。

インドゴアで1980年にカイガ原発反対運動が起こった。その時の反対運動リーダーが昨日,あれっ,我々は津波に対する安全には,全然考慮を払っていなかった,と絶句していた。福島についてだが,予備電源防護に関する安全は,津波高さ5mで設計されていた,しかし,実際は7mで,津波は防壁を越えて,予備電源が運転不能に陥り,それが原因で格納容器内の水を確保できなかった,と報道されている。

さて,地震動に対する原子炉の安定については,十分な安全が保たれていた,事実原子炉は停止したけれども,破壊はされていない。地震動に対しては最高の解析がなされ,建設され,安定を保った。ところが,最大津波の高さを5mに設定したときは,どの様な統計的な計算が行われたのか。察するに,余り大きな議論はされずに既往最大とかの,漠然した基準となったのではないか,発生確率計算など行われたのか。

今,NHK福島2号機でも給水機能が失われた,と放送している。津波に対する防御の設計は,高さ5mを10mとすることのコストは,殆ど全体の経済性に影響しなかっただろう。津波に対する防御を,高さ10mとしていれば,今回の悲劇は起こらず,日本の高い安全度が証明されたであろう,と考えると,残念至極である。全能力を格納容器の構造的安定に使い果たし,壁の高さは簡単に5mとしてしまった,と私は見ている。

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