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はてなキーワード: モーツァルトとは

2023-09-11

2023-08-29

モーツァルトベートーベン時代貴族クラシックを聴いていたんでしょうが庶民はどういう音楽を聴いて楽しんでいたんですか? それとも音楽自体貴族のものという感じで、大衆の楽しみとしての音楽はなかったんですか?

そのぐらい昔だとフジロックサマーソニックで流すような曲もなかったろうしなあ。今の大衆の全体的な傾向としてはクラシックは退屈で眠くなるだけで気持ち良くなれないし。

音楽クラシック音楽しかない時代があったんだとしたらさぞ地獄だよなあと思うんだけどそれはあくまで既にポップミュージック気持ちよさを知ってる人間感想しかないのかな

2023-08-25

anond:20200218154700

アインシュタインモーツァルトエジソンゲーテ人類トップADHD創造性というのは不注意の裏側にあるもの忘れ物しない、きちっと片付ける、郵便を忘れずにポストに入れる、みたいなAI下位互換能力しかない凡人がADHD嫉妬して薬飲ませようとしてるから注意が必要

2023-08-12

軽やかで柔らかいクラシック教えてほしい

追記

ブコメ、千回聞こうが自分の中では初心者。結局CD4枚しか持ってないし、クラシックって演奏者と指揮者が違って、これ!という演奏になかなか出会えない。

てかクラシック聴いてないのか。聴いてると思ったんだが。なんか教えてくれ。伸びる増田と伸びない益田の差が激しい。

クラシック初心者のまま中年差し掛かった者ですが、重厚すぎてガンガン来るクラシックは苦手なんだけど、

高校ときたまたま出会った、軽やかで柔らかい数枚のクラシック音楽のCDが好きで好きで、千回ぐらいは聴いている。

けどさすがにもう少し対象を広げたくなったので、そのCDを挙げるから、そこからオススメを教えてほしい。

ここで「軽やかで柔らかい」ってのは、専門知識が無いので完全なイメージなんだけど、

休日の午前中にリラックスしたいときに聴いたら心と体がほぐれる感じ

・品の良いパーティーや気の置けない仲間たちと喋ってるときに話を邪魔しない感じ

いわゆるヒーリングミュージックというのでもなくて、寝ながら聴いてますよりは、ちょっと椅子に深く腰掛けて聴きたい感じ。

説明が難しいけど、CD説明文とかを見る限り、ただ癒やされるだけでなく、一定の華麗さ・典雅さが欲しいのかも。

素人でもどこにフォーカスして聴けば良いかわかりやすいからどちらかと言えば交響曲よりは協奏曲の方が好き。

あとや室内楽クラシックギターやバイオリン独奏とかでも好きみたいです。


百聞は一見に如かずで、自分が千回以上聴いてるのはこれ:


モーツァルト:ディヴェルティメント集(トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック管弦楽団

https://www.amazon.co.jp/dp/B00005OOI0/

https://www.youtube.com/watch?v=MeQeHNFdvLo

これでクラシックの魅力を知った。ディヴェルティメントというのは他にも何枚も聴いたけど、結局これより好きなものはなかった。

疲れているときでも聴けて、クラシック解像度の低い自分のような人間でも、千回以上は聴いてるけど飽きることなく、

「ここの旋律美しいなー」とか「ここ息が合っててプロって凄いなー」とか「上品規律って最高だな」とか毎回のように思える。

それになんか元気になるっていうか。聴いたあと、さて誰かと軽く喋りたいなとか、○○は元気かなとか、美味しいランチを軽く食べるかってなる。

一度で良いから生で聴いてみたかった。


バッハ:ブランデンブルク協奏曲

https://www.amazon.co.jp/dp/B002SDO1AM/

これもモーツァルトのディヴェルティメントほどじゃないけど千回ぐらい聴いてるかも。演奏自体も柔らかい感じがする。

その意味では、曲だけでなく、室内楽だと演奏者、交響曲協奏曲だと楽団指揮者も知りたいかなー。

他にも2枚かあるけど、とりあえずこの2枚で・・・

ぜひオススメクラシック音楽を教えてほしい。

2023-07-14

anond:20230714085047

そこが古典芸術大衆芸術の違いでもある。

セクハラしまくりモーツァルト心中しまくり太宰治貧乏で耳切り落とした自傷ゴッホ、全部そばはいてほしくない。

でも死んでしまえば仏様だし芸術家。

2023-07-05

モーツァルトを聞きながら死にたい

情け容赦なく殺されたい。

血を吐きながら悶え苦しむ僕に向かって、最後に言い残すことは?って聞かれて「くそったれ……」って呟きながら絶命したい。

2023-06-12

アラサーゆとり世代J-POPばっか聴いてるからアホ

令和生まれの俺は子供のころはモーツァルト聴いてた

これが文化的教養の差ってやつなんだよね

2023-05-11

好きなクラシックタイトルベスト10邦題

・15のハンガリー農民の歌 (バルトーク)

・犬のためのぶよぶよとした前奏曲 (サティ)

・いやいやながらの王様 (シャブリエ)

・失われた小銭への怒り (ベートーヴェン)

・お休み、お前はほんとのお馬鹿さん (モーツァルト)

・快活の人、沈思の人、温和の人 (ヘンデル)

・片手ずつと両手のための3つの練習曲 (アルカン)

・消えた男の日記 (ヤナーチェク)

浄められた夜 (シェーンベルク)

・荒城の月 (滝廉太郎)

最初最後 (ヨーゼフ・シュトラウス)

・酒、女、歌 (ヨハン・シュトラウス2世)

ジョニー演奏する (クルシェネク)

速達郵便で (エドアルトシュトラウス1世)

誰も寝てはならぬ(プッチーニ)

神聖舞曲世俗的な舞曲 (ドビュッシー)

・進むべき道はない、だが進まなければならない…アンドレイ・タルコフスキー (ノーノ)

中国の不思議な役人 (バルトーク)

超絶技巧練習曲 (リスト)

超絶技巧百番練習曲 (ソラブジ)

典型的動物 (プーランク)

・亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)

・早わかり (グレイジャー)

魔弾の射手 (ウェーバー)

目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(バッハ

・もはや私の心には感じない (パイジエッロ)

・夜鳴きうぐいす (ストラヴィンスキー)

悪口学校 (バーバー)

2023-04-04

anond:20230403082107

アニメの響けユーフォニアム現代吹奏楽部という設定の主人公たちが

ライディーン演奏しててすっ転びそうになった視聴当時45歳がここに

まりもはや高校吹奏楽部イベント演奏するような=クラシック定番名曲とも同列な

19世紀音楽家とか20世紀中期のポピュラーソングと変わらん扱いの模様

今や坂本龍一ベートーベンモーツァルトと同じ、といっても権威化でも何でもなく

若者ラジオネットで聞き知る「現代大衆娯楽」ではなく

学校教師から教わるような「とっくに古いけど滅びない定番」になってしまったんだよ

2023-03-26

気がつけば10年、でも後悔はしていない

anond:20160102191839

↑の近況報告を書いてから相当に間が空いてしまったが、実はレッスンは続けていたという。

それでいま再び筆を執ったのは、レッスン再開からちょうど10年の節目ということだけではない。

来月のレッスンから、ようやくメンコン(メンデルスゾーン協奏曲)に取り掛かれるようになったことが、一番の報告だ。

これについては前のエントリ

全てが順調に行けば、年内にも念願のメンコンに取り掛かれる

と書いたけど、その意味では全く順調ではなかったのだ。

そこら辺の話を、例によって長くなるけど書いていこうと思う。

ちなみにメンコンの前準備としてモーツァルト協奏曲に取り掛かったのは本当。

全5曲ある協奏曲の中でもかなり難しい第5番を、結局全楽章さらう結果になった。

楽章の合間にいくつか他の曲を挟んだ(ベートーヴェンロマンスとか、クライスラーのロスマリンとか)ものの、モーツァルトに取り掛かってから現在までの7年の多くの時間は、モーツァルトに費やしたと言っていい。

こう書くと、曲のボリュームから言えば「時間かかりすぎやろ」と思うのが普通だろう。

かに今思えば自分が先を急ぐあまり、少なからず荷が勝ちすぎる曲だったのは否定できないが、それでもここまで時間がかかった理由としては十分な説明ではない。

荷が勝ちすぎた曲だったことは前提として

  1. 曲の解釈から自力で成し遂げることを要求された
  2. 自身能力の優劣に相当のばらつきがあり、このうちもっとも苦手なことが執拗に足を引っ張った

という2点が大きいので、それぞれ説明しようと思う。

まず最初の「曲の解釈から~」という話。

幼少からヴァイオリンを習っていた、いわゆる「アーリー組」の読者諸兄ならほぼ全員通ってきた道だと思うが、ヴァイオリンのレッスンというのは基本的

ことで、「曲を弾ける」ようにしていく。

でもこれ、言葉を選ばずに言えば「先生劣化コピー」を作っているに過ぎないわけだ。

もちろんそうやって一曲仕上げる際に得たノウハウを、他の似たような楽曲に応用できればいいが、学習者にそこまで耳やセンスが育っている保証はどこにもない。

実際、「よくわからないけど先生の言う通りに弾けるようになったからいいや」で済まし、結果「お前先生がいないと何も出来ないのか」みたいに、解釈力が全く育たないまま放置されている人は非常に多い。

何よりこうしたお仕着せまがいの教え方は、学習者が難しいことを前向きな気持で克服するのに必要な「憧れ」をしばしば忘れさせ、嫌々お稽古ごとコースに陥らせるわけで。

そしてモーツァルトのような、奏者への要求レベルが相当に高い曲をやる頃になるとそのレクチャーというか諸注意は微細を極める(それこそ音符単位)ため、

「もういいです勘弁してください!」

という具合に卒業というか、嫌気が差して辞める人も出てくる。

(それを踏まえると辞めることを許されない、プロを目指す子達がどんな気持ちヴァイオリンさらっているかは、想像を絶するものがある)

かくいう自分高校まで習っていたときはそんな感じだった。

しかし、今習っている先生は違った。

自分が弾きたい音で弾く=弾けるようになるまで絶対妥協しないことを基本にしなさい」と。

そのうえで

増田さん、その解釈に基づく演奏ステージに上がったら恥かくよ(変人ショーになってしまう)、なぜなら(以下説明)」

「その部分が無味乾燥に聞こえる時点で解釈が足りてないと思う」

「それだと増田さんの弾きたい音は出ないから、これをこうする練習しましょう」

という、クラシック=最上のもの定義される音の有り様を、懇切丁寧に教えてくれた。

お陰様で、モーツァルト協奏曲5番は「本当に難しい」と思ってはいてもモーツァルトを嫌いにはならなかった。

気がつけば音楽に対する集中力解像度は飛躍的に上がったし、なんなら

アニソンボカロみたいなポピュラー楽曲カバーありがちなポルタメントや過剰なトリル/アクセント/ビブラートに頼らない、あくまで上質なクラシックの弾き方で弾いて喝采を浴びてみたい」

みたいな新しい夢も出来た。

時間はかかったけど、その分より大きな高みに登っていける基礎体力は間違いなくついたと思う。

次に自分能力問題について。

結局、能力に大きなばらつきがあることが先生はもちろん自分自身も、諸々の見通しを大いに誤らせる結果になった。

何に苦しんだかというと

  • 演奏中は左手の親指が反ったまま、全く力が抜けない

という、極めて不自然な力み方の修正

これだと親指以外の4指を自由に動かせないのを無理やりコントロールする=コントロールできるまで途方もない練習量が要求される。

なのでこれ以上難しい曲に取り組むのであれば先がない(最悪弾けないまま体を壊しリタイヤ)という、致命的な問題だったのだ。

これについてはヴァイオリン以外の、逆上がりや二重跳びができないのはもちろん、ボール投げもバレーサーブもヘボかったりとかも踏まえると、もう間違いなく自身の神経発達に問題があると確信させられた。

結局、なんとか「左指がデフォで緩んでいて、他の4指の力の入り具合に連動して自然に屈曲するように力が入る」動きを無意識にできるようになったが、もしこれが体得できなかったらと思うと、今でも怖くなる。

他に楽器を常に鎖骨の上に置く、右肘が後ろに逃げないよう腕を重力に任せて落とすといった基礎もツッコまれたが、どちらも10日程度頑張ったら治ったので軽症で済んだ。

なお、今もメンコン最初の方だけしかさらえていない。納得できる音が出ないので先に行けないし、先を見ても意味がないからだ。

こうやって一歩ずつクリアしていけばいいと思えるくらいには落ち着いた。

正直とても難しいけど楽しい

というか、今まで生きてきてここまで真剣勝負楽しいと感じたことはないかもしれないので、いっぱい楽しもうと思う。

2023-03-19

anond:20230319233438

そういう奴今でも世界中探したら毎年300人ぐらいいそうだけど

誰もモーツァルトショパンになれてないからやっぱ天才なんじゃね?

ショパンとかモーツァルトって5歳ぐらいから30年も作曲やってんだな

そりゃ大人になってからせいぜい10年ぐらいしか真剣に曲作らない現代人が勝てるわけないわ

ソプラニスタボイチェンなしバ美肉の夢を見るか?

変声期を経てもなお高い声で歌える、いわゆる男性ソプラノのことをソプラニスタという。

すごい人になると超高音で有名なモーツァルト魔笛「夜の女王アリア」とかも歌えちゃう

そんでバ美肉というのは美少女のガワをかぶりボイチェンで声を女声に替えたおっさんVTuberのこと。

で、ソプラニスタくらい声が高いなら、ボイチェン使わなくてもバ美肉行けそうとか思ったんだけど、そんな単純な話じゃない?

教えて詳しい人。

2023-03-11

クラシック楽曲引用したHR/HM楽曲(その2番外編あり)

anond:20230311134801

の続き

Savatage & Apocalyptica

曲名: Prelude to Madness(Savatage)

引用: グリーグ「山の魔王宮殿にて」

https://www.youtube.com/watch?v=DyBCSJQH2zE

曲名: In The Hall Of The Mountain King(Apocalyptica)

引用: グリーグ「山の魔王宮殿にて」

https://www.youtube.com/watch?v=VNE7Mt63t2E

Rainbowのことを考えたときグリーグの 「山の魔王宮殿にて」を思い出した。

せっかくなので別のバンドを記すことにした。他にもSavatageを中心にして生まれたTrans Siberian Orchestraなども演奏している。

Wolf Hoffmann

曲名: Night On Bald Mountain

引用: ムソルグスキー禿山の一夜

https://www.youtube.com/watch?v=F-WazDQZu0I

Acceptギタリストヘヴィに仕上げており、聞いていて気持ちいい。彼はクラシックを取り上げたアルバムを2枚出している。

Dark Moore

曲名: Dies Irae (Amadeus)

引用: モーツァルトレクイエム 怒りの日」

https://www.youtube.com/watch?v=W8bbodUFUUU

いたことがある人も多いだろう「怒りの日」を引用。長尺の曲だが、いかにもな展開でニヤニヤしてしまう。

私はこれ(https://www.nicovideo.jp/watch/so17472785)を思い出してしまう。

Rhapsody of Fire

曲名: The Wizard's Last Rhymes

引用:ドヴォルザーク新世界より

https://www.youtube.com/watch?v=rJeBuEjQeoI

聞けばわかるとあのフレーズ以外にもいいアレンジがされていて好き。Fabio Lioneの声も好きだ。

リンク先の楽曲は違うと思うが、Rhapsody of Fireの別の楽曲では、Christopher Leeゲスト参加していて渋い声を聞かせてくれている。

その他


番外編

Jason Beckerの1stソロアルバム「Perpetual Burn」に収録された「Air」がアレンジされ、オーケストラ演奏された動画を紹介したい。

原曲が本当に素晴らしいので聞いてほしいが公式動画はない模様。

曲名: Jason Becker's Air Covered By Konstantin Kokourov

引用: AirJason Beckerの1stアルバム「Perpetural Burn」収録)

https://www.youtube.com/watch?v=Vt4YHlSbuk0

さて、Jason Beckerをご存知だろうか。10代でCacophonyというバンドデビューを果たしたギタリストだ。

ツインリードギターが売りのバンドで、もうひとりのギタリストは、先日Megadeth武道館公演にゲスト参加したMarty Friedmanだ。

JasonソロアルバムとCacophonyの2ndアルバムを出したあと、Van Halenから抜けたDavid Lee Rothバンドに参加。

しかし、スーパースターバンドでこれからというときに、ALS筋萎縮性側索硬化症)を発症してしまう。

バンドアルバムと2ndソロアルバムを完成させたものの、目を動かす以外の体の自由がなくなった。

それでも作曲活動を続け、2018年にはアルバム「Triumphant Hearts」をリリース。Martyをはじめ錚々たるプレイヤーが参加している。

難病発症して30年以上だ。私もしっかりせねばと思う。

記事の主旨からは外れるが番外編ということで、その2018年アルバムから「Valley Of Fire」を。

https://www.youtube.com/watch?v=1gS5ibUPUvg

これでも削ったほうですが、語りたくなってしまった。

長文・駄文失礼しました。

2023-03-08

大量の漫画雑誌を購入しつつWEB連載も頑張って追いかけたら「消費」なんだそうだ

そして「消費」は低俗で品が悪く、作品に対して侮辱するような向き合い方だと。

恐ろしいもんだね。

それじゃあ配信サービス毎日新曲をチェックして、そこに出てない曲も確認するために毎週DIGってるような人間音楽を「消費」してるだけのウスラボかい

なるほどね。

それじゃあ将棋プロ野球ファンみたいなずっと齧りついてる連中は皆「消費」をしてるだけか。

はぁ~~味わい深い人生やな。

色んな分野をあっちへフラフラこっちへフラフラして、誰かが教えてくれた話題作だけをつまみ食いするのが正しい「鑑賞」の仕方だとさ。

こいつは実に文化的じゃあないか

まあねえ美術館に展示してあるような絵だけがご立派な絵で、まだ誰もレビューしてない世に出たての作品なんて味わっても後になってから時間無駄だった」とでも感じるかもねえ。

そうだよねえ人生は短いもんねえ。

いちいち出てきた作品から何まで追って、無名新人に期待してみたり雑誌渡り歩いてる作家の連載本数にたまげてたりしてるんじゃあ「消費」って言われても仕方ないねえ。

いやー分かるなあ正しいよ正しいね

漫画は「鬼滅の刃」だけ読めばいいし、映画は「RRR」だけ観ればいいわけで、音楽なら「モーツァルト」と「ビートルズ」なんだろうねいやいやご自慢の人生だ。

どこに出しても恥ずかしくないねえ。

なんたって「消費」なんて下卑て馬鹿たこととは無縁のご立派な「鑑賞者様」だものねえ。

いやはや素晴らしいね

2023-02-18

音楽の編成について

クラシックジャズに興味がないという人も少なくはないでしょう。かなり初歩的な内容になりますが、編成について少しだけでも知れば解像度が上がるかもしれません。音楽調和芸術ですが、個々の音に分解して耳を傾けてみるのも楽しいのではないかと思います

オーケストラ

バッハベートーヴェンなど、いわゆるクラシック音楽などの編成。映画音楽もこれが多いですね。弦、金管木管打楽器が編成の基本。

弦は小さい方からバイオリンヴィオラチェロコントラバス

金管トランペットトロンボーンホルンチューバ

木管フルートオーボエクラリネットファゴット

打楽器は……まあ、色々です。スネアティンパニシロフォン(木琴1)、マリンバ(木琴2)、グロッケン(鉄琴1)、ビブラフォン(鉄琴2)、…etc

ここぞという時に使う持ち替えの楽器というものもありますフルートの人がピッコロトランペットの人がピッコロトランペットオーボエの人がイングリッシュホルン、他にも色々。

小さい楽器ほど高い音が鳴り主旋律担当し、大きくなるほど低い音になりリズム隊担当になります中間楽器はそれぞれの橋渡しと言った所でしょう。

弦楽器和音も出せますが、基本的オーケストラで使う楽器は単音しか出せません。調和音楽たる所以でしょう。

楽曲によってはハープピアノ、その他おもしろ楽器打楽器による担当が多い気がする)が入ったりもします。サックスは基本入らないのですが、新しめの曲だと使われる事もあります

楽器ごとに1st、2st、3rd(、4th…)と担当が分かれます部活などでは、基本上の学年(か実力者)ほど若い数字パート担当ソロは基本1st、曲により2ndが担当

数字若いほど高い音を担当し、パート全体で和音構成します。

ソロパートなど目立てる箇所もありますが、個は埋もれがちかもしれませんね。指揮者に束ねられ、各々が細かく決められた役割のもと調和を目指す編成なのでしょう。

余談ですが、指揮者ってただ棒を振り回しているだけではなくて、コンサート本番に向けて楽団練習を仕上げる監督役割も大きいんですよ。

室内楽

クラシック」で一括りにされがちですが、オーケストラ以外にも少人数の編成がありますオーケストラ大衆向けの音楽だとしたら、室内楽音楽貴族のものだった頃の編成と言えるでしょう。音楽家に演奏させたり、自分らで演奏したり。バッハモーツァルトが得意とする所ですね。

二人ならデュオ、三人ならトリオ、四人ならカルテット、五人ならクインテット……

ゆうがたクインテットクインテットはこれですね。

弦楽三重奏ピアノ四重奏金管五重奏……

編成は色々です。

弦楽四重奏パッヘルベルカノンなんかは極めて有名ですね。エヴァの旧劇場版エンディングで流れた時、感動しました。木管五重奏では、なぜか金管ホルンが入ったりもます

少人数で個が立つ編成の分、ジャズにも近い側面があるかもしれませんね。

ジャズ

現代ポップスロックの原点である、偉大なブラックミュージック

ルーツについては色々言われているようです。その一つに、スコット・ジョプリン代表されるラグタイムというピアノの曲のジャンルがあります。彼の"The Entertainer"は誰しも一度は聴いたことがあるでしょう。"Bethena"もベンジャミンバトン重要テーマ曲になっていました。

彼の曲を「クラシック」ではなく「ラグタイム」と言えると、ちょっとかっこいいかもしれませんね。

さて、ジャズの編成について。

トリオカルテットなど、少人数でのセッションビッグバンドに大別されます

ドラムスウッドベースオーケストラで使うコントラバスと同じものです。弓は使わずピッチカートだけで弾く場合が多いですね)、エレキベースなどのリズム楽器トランペットトロンボーンアルトサックステナーサックスなどのメロディー楽器。あるいはボーカルも。ピアノエレキギターは万能です。

それぞれから一つずつ以上選ぶのが基本です。ベーシックな編成としては、ドラムスベースピアノ/管楽器/ボーカルトリオでしょうか。

しかジャズ自由音楽です。リズム隊ベースドラムにもよくソロが与えられますし、何ならメロディを丸ごと担当する事だってあります

変わり種でフルートバスクラリネットという楽器なんかも使われたりします。

大きなクラリネットサックスみたいなウツボカズラがついててかっこいいんですよこの楽器ジャズの奏者ではエリック・ドルフィーが有名です。

色々な編成を聴いてジャズという音楽の懐の深さを感じるのもまた一興でしょう。

そして、ビッグバンドについて。ビッグバンドといえばグレン・ミラーyoutubeで色々聴けると思います。どれか一つくらいは耳に覚えがあるでしょう。『茶色の小瓶』や『アメリカンパトロール』なんかが特に有名ですね。

編成としては、ブラスバンドに近いかもしれません。金管トランペットトロンボーン木管クラリネットバリトンアルトサックスリズム隊ピアノベースドラムスオーケストラ同様に、1st、2ndが割り振られます

少人数でのセッションライブ感に対して、比較的まとまりのあるサウンドと言いましょうか。予定調和的ではあるかもしれませんが、足並み揃った音の厚みや迫力はまた魅力的なものです。

偏見ですが、中高の吹奏楽部員上がりはビッグバンドオーケストラに入りがちな気がします。

ジャズの魅力の一つに、キンキンと鳴り響く金管ハイトーンがあります。メイナードファーガソンや、エリック宮城なんかが有名どころでしょうか。「すごい!かっこいいなあ…」となるものですが、こればっかりは実際に自分楽器をやってみないと凄さが中々分からないものでしょう。

余談ですが、ビッグバンドトランペットは2ndがソロを吹く事も少なくありません。1stもハイノートで疲れているんでしょうかね。

ジャズにはフュージョンというジャンルもあり、T-SQUAREウェザー・リポートなどが代表的でしょうか。今はあまり流行りではありませんでしたが、EWIリリコンという電子管楽器が使われていました。ジャズスノッブで肩肘張った音楽ジャンルに思われるかもしれませんが、案外ミーハーな所もあるかもしれませんよ。

吹奏楽

日本部活ではこれ。たまに間違えられますが、「ブラスバンド」はサックス+金管楽器(+パーカッション)の編成なので、実は異なるものです。サックス金管楽器なんじゃないか?と思われるかもしれませんが、楽器の素材ではなく音の出し方による分類のため、木管楽器になります

ブラスバンドにはスーザフォンコルネット(ほぼトランペットです)、バリトンアルトホルンなどマイナー楽器が使われたりもます

さて、本題の吹奏楽

基本的にはオーケストラから弦楽器が丸ごと抜け落ち、管楽器ユーフォニアムサックスが入ります。「吹奏」楽たる所以ですね。

管弦楽曲吹奏楽編曲では、弦楽器が担っていた主旋律クラリネットが代わりに担当している印象がありますしかし、弦と管ではやはり表現が異なります特にピッチカートという弦を弾く演奏法は、管楽器いくらスタッカートを強調した所で別なものです。にもかかわらず、指揮者に「ピッチカートっぽく弾いて」なんて無茶振りをされる光景はままあるような気がします。

中高生部活弦楽器を扱うのが難しい(幼い頃からやっていないと人前で演奏するレベルになるのは難しいという風潮?傾向?があります)という事情のもと、部活では管弦楽ではなく吹奏楽が多く採用されているのではないかと思います

しかし、吹奏楽独自の編成を活かした曲があまり書かれておらず、オーケストラジャズポップス吹奏楽編曲が多く演奏されがちな気がします。それって別に吹奏楽編成でやる必要なくない?となってしまうので、吹奏楽らしさを活かした快活で明るいサウンドにしようとの苦心が見られますが、どうにもダサい方に転んでしまう印象を受けます

悪口のようになってしまいましたが、吹奏楽にも独自の良さはあるはずです。コンクールでもよく使われる曲を作っている樽屋雅徳という方は、吹奏楽編成のための曲を書いているので、興味があればぜひ。

2023-02-14

anond:20230214020955

耳栓をしなさい

それでもうるさければヘッドホンモーツァルトを聴きなさい

それでもやかましければ布団にくるまって押し入れにこもりなさい

それでも無理なら鼓膜を破れ

2022-12-23

モーツァルト、っているじゃん?

妊婦さんに尋ねる時。

「もう、『つわる』と?」

2022-11-10

anond:20221109210400

でもいま名曲だっつって単体で演奏され鑑賞されているクラシック音楽

もとをたどればオペラ劇の伴奏曲、踊りの伴奏曲、なんなら王様が飯くうときだけの伴奏曲とかだぜ

モーツァルトなんかおならの曲とか書いてるじゃん

どういう思い入れを持ってくれてもいいけど曲は他者感情移入できるための単なるプロトコルでもあるんだよ

2022-10-30

[]なぜかピアノを弾き出す

勝手に歌を作ってる増田

トラバつける度にリアクションくれるのが逆に申し訳ないので増田独立することにした、えらい

曲上げるときだけ元のツリートラバつける

現況報告

昨夜書いた歌詞を今見た

ぎりぎり吐血するくらいの致命傷だったのでたぶんだいたいこのままで行く

読む方の詩な感じで韻を踏んでるので、メロディとかとの兼ね合いで少し変えるくらいはすると思う

今はコード必死に漁ってる

そのはずだった

やっぱ伴奏あったほうがいいかなと思ってすげえ久しぶりに物置と化してるアップライトピアノの鍵盤の蓋を開けたのがまずかった

試しにBPM120で16分音符をてろてろさせるともう指が絡まる絡まる、音の強弱も長短もバラバラでかなりやばい

これはハノンからやり直しや!と変な方向に進みだした

ハノンは2分で飽きて(ピアノやる人なら分かってくれると思うけどハノンめっちゃ退屈なんだよ、たとえるなら反復横跳びとかシャトルランを延々やらされるみたいなそんな感じ)、小学生のころ一番弾いてたモーツァルトソナタ(まあ当時も最後まで弾けてなかったけど)に挑戦したら全っ然ダメでクソ腹立って完全にピアノ熱のスイッチが入った

気づいたらアラフォーこどおじの貴重な日曜午前が終わっていた

賢者になってよく考えたら2週間弱で曲作ろうとしてる素人伴奏にBPM120の16分音符なんて要らんわ

午後は大人しくコード漁る作業に入る

そういえば自称絶対音感スキル持ちの妹がこないだ調律ズレてるって言ってたな

かに10年以上やってもらってないはずだけど、弾いても俺には全然わからん

まあ良いか

あ、あと、元増田が思うエモい曲にはならない可能性が高い

あくまで押しつけなので

作曲作詞も初めての挑戦だし

この辺の個人的な話は昨夜書いておいたので、曲が完成して公開するときに一緒に晒す

また折に触れて報告する

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