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2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part3/3


思い出⑤ 転職を決意した時

 40代前半になり、管理職意識した仕事の進め方(実務中心→マネジメントへ)を検討しはじめた頃だった。ずっと同じ部署で働いていたわけではないが、新卒からほぼずっと法人課税一本だった。

 そんな折、数個年上の同僚のひとりであるN君が「今年度いっぱいで辞めて転職するから」と言ってきた(ビットコインの件で苦しんでいた人だ)。職場飲み会の帰りで、飲み直しで別の店に入った時だった。少しばかり仕事で縁のあった会計コンサル内定を得たという。

 「なんで辞めるの?」と聞くと、「昨年課長にはなったけど、どこまでいっても組織歯車で、それだったらまだいいけど……国民のために役に立っているとは思えない。だったら民間の方がいい。自分仕事力は、広く社会のために使いたい」といった答えが返ってきた。「上司と人事には退職の旨を話してある」という。

 私は、そこまで高邁なことを考えるタイプではない。どこか仕事から引いたところがあって、上から60点の成果を求められた時、80を出せる時でもあえて70の成果を出す。残り10の余力は、いざという時のためにとっておく。そういうタイプだった。

 できるなら上の方まで昇進したいとは考えていたが、審議官とか、次長とか、長官とか、そういう地位はむしろ遠慮したかったし、私の学歴だと奇跡が起きても難しい。職務自体は好きだったから、できれば長い間やりたいとは思っていたが。

 そのN君は、私などよりも公僕に向いている。いつも全力だからだ。そういう人だった。今回、自分の力を社会のために役立てたいという想いを聞いたが、嘘偽りはないと感じた。

 数か月後、私は「絶対にここを辞めてやる」と決意することになった。N君の退職が認められなかったからだ。それで結局、N君は内定先を辞退することになった。伝聞での話になるが、N君の内定先には「霞が関事情説明する」という名目での情報共有(という名の転職妨害)が入ったのだという。

 民間の方には事情がわかりにくいと思う。まずは次の規則を読んでほしい。

人事院規則八―一二職員の任免)

(辞職)

第五十一条 任命権者は、職員から書面をもって辞職の申出があったときは、特に支障のない限り、これを承認するものとする。

 公務員の任免というのは、民法上の雇用契約が基底にある。そのうえで、国家公務員法人事院規則により公法上の契約関係構成する。ざっくりいうと、行政事務職の公務員サラリーマンということだ。労基法適用されないからといって、隔絶した存在ではない。現業職公務員だと、よりサラリーマンに近い扱いになる(団結権があるなど)。

 上の人事院規則は、公務員のみならず民間業界をも拘束する。当規則国家公務員法国会議決から委任を受けているからだ。

 N君の例だと、別の内規により人事院規則第51条が課長補佐以上には厳しく適用されるのに加え、「再就職に関する規制」に該当するおそれがあったのだろう。それゆえ、転職目的としての辞職が認められなかった。

 結局、N君はどうしたのかというと……私が辞める時点では在職していたが……少し述べると、あれから転職活動をしたが失敗に終わったらしい。40代半ばで、国家公務員としての経験しかないN君は転職市場では必然不利になる。

 N君に興味のある会社があったとして、N君からすれば入りたい会社ではなかったという。とはいえ、税務や会計会社を選ぶとまた転職できない可能性がある。かくして、N君は今でも霞が関のどこかで働いている。どうか幸せでいてほしい。

 「こいつらクソだな」と思った。たかだか数年前に1回契約したっきりのコンサルに移るくらい、認めてやってもいいじゃないか。厳密にいうと再就職規制にかかってしまうのかもしれないが、それでもいいだろう。仲間なんだから

 当時は怒りでいっぱいだった。今はとうに収まっているが。所詮は、その程度の仲間意識しか持てない連中の集まりだったのだ――と今では達観している。



思い出⑥ 転職活動転職した後

 繰り返すが、四十前半であれば課長管理職)になってもおかしくはない。平均的には43,44ほどで課長に昇進するイメージがあった。早くミッション遂行しなければならない。

 転職活動を始めることにした。この時、妻はすでに亡くなっていた。子どもふたりいたが、先ほど書いたとおり、霞が関の一人親に子育て不可能であるため実家に預けている。妻が存命だったなら、転職活動自体していなかったかもしれない。

 この時は、リクナビも有名になっていた。転職エージェントネットで探せる時代になっていた。さっそく求人を探していくも、自分に合った仕事は見つかりそうにない。リクルートエージェントにも登録して、毎日少ない自由時間を使って求人を確かめていき、平行して求人応募に最低限必要ドキュメントを作っていった。

 転職活動スタートから三ヶ月ほど経った頃は、こんな状況だった。希望条件には、就業場所入社時期や休業制度や、もっとかい事項もあったが省略する。



【当時の転職活動方針】 ※やしお氏リスペクト

1 どの業界(会社)に応募するか?

 一 コンサル希望

  ア 今の仕事が「説明」「説得」であるため

  イ 専門性を高められる業界がいい

  ウ パワポ職人としての腕も活かしたい

 二 職務内容に拘らない

  ア どんな仕事でもやっていれば好きになる

  イ それよりもどんな人と働けるかが大事

  ウ 嫌な人と一緒にいるストレス想像以上(仏陀も言ってる)

 三 ベンチャーなどリスク高は除く

  ア 突然の内定取り消しや事業悪化可能

  イ カルチャーフィットしない可能性あり

  ウ これまでの企業文化と合っていない

2 職務概要職務経歴書

 一 徴税吏員としての経験を活かす

  ア 相手企業との折衝

  イ 過去判例を読みつつ方針決定

  ウ 最後正論で押し切る

 二 税制改革企画・調整

  ア 上級行政庁が決めたものをかみ砕いて整理する

  イ 全体向けに説明した後、現場レベル立脚した観点で是非を整理

  ウ 上の人間が本番の会議で話しやす資料作り

 三 新税務システム検討や導入支援

  ア コンサル組織内部と密に打ち合わせしつつ完成→検査検収

  ※この箇所は、文字ばかりで窮屈~というエージェントからの指摘あり

   後に、図表を効果的に使ったものに置き換えた

3 会社に求める条件

 一 及第点の実力があれば定時退社できて休日出勤もない

  ア 息子と娘を遊園地などに連れていきたい

  イ 一日にちょっと趣味をやりたい

  ウ この年になるとゆっくりしたいのもある

 二 風通しがいいこと

  ア 息をするように自然議論ができる職場か?

  イ 怒鳴ったり急に泣き出したり、負の感情を吐き出す社員はいいか

  ウ 自分が感じたことを素直に言い合える環境か?

 三 評価基準が明確であること

  ア 前の職場不明確だったので。データによらずに上司が決めるなど。

  イ 低い査定でも納得できるだけの客観性を求む

  ウ 低評価社員をすぐに見捨てたりクビにするのはNG

   ※本当に役に立つ人間勤務評定では判別できない

 四 給料度外視

  ア お金にこだわっても仕事は見つからない

  イ ずっと続けられる好きな仕事にしていきたい

  イ 子がいるので額面700万はほしい。今の年収△200万円までOK



 とまあ、いろいろ考えはしたが……結局、税務コンサルにした。スキルを活かせるうえに、さらに磨くこともできる。そのうえ、応募に必要資格である税理士免許もある。応募要項には「事業会社での税務実務経験5年以上」とか「同業界リーダーシップを発揮された経験3年以上」とか「M&A、組織再編、事業統合事業再生等の案件に対する税務コンサルティング経験」とか、該当していない要件があった。

 だが一方では、「上場企業外資系企業などに対する税務申告書作成業務」など、こちらの十八番ルールを作ったり審査する側)とも言える要件もあった。当てはまるかもしれない。

 こちらの日系大手の税務コンサルを受けたいと転職エージェントに告げたところ、「要件については、体感6割でいいので。ほかにも何社か受けた方がいいですね。増田さんの場合は、最低15社は受けましょう」とアドバイスをもらった。

 言いたいことはわかったが、こういうのは絞るべきだと感じた。一気に15社受けるのではなく、3社を5回に分けるなど、そういうやり方がいいと思った。※よく考えると、転職エージェント転職希望者は利益背反の関係にある。転職エージェントとしては、ほどほど短い期間で離職しそうな会社を勧めるのがメリットからだ。

 かくして、税務コンサルのうち、外資系大手・日系大手・日系準大手の3つにエントリーした。うち2社が書類選考を通過し、一緒に働くであろう仲間との数度の面接を経た後に、幹部社員とも話をさせてもらい、最終的に2社の内定を得た。

 決め手として、一番好感があった会社を選んだ。やはり、一緒に働く仲間――これがマストだった。上の3つでいうと日系準大手になる。

 こちらの会社は、昔仕事でお世話になったことがあった。直接契約を交わしたことはないのだが。とある相談案件を通じて、互いの知見を高めることができた……とこちらは認識していた。その会社は、国税庁を不当課税処分で訴えたことがあったのが気になったが、今さら大した問題ではない。

 次は、どうやって上司転職を伝えるか考える必要がある。まともにやってしまうと、N君の時のように無理筋なことをされる可能性がある。公務員退職にあたっての厳密な許可制再就職規制は、当時の私の役職課長補佐)だとばっちり適用される。※20代とかの若手だと、基準を緩めてもらえるらしい。

 「年度末で退職します」と告げた時の直属の上司の顔を覚えている。諦めと怨嗟が混じったような顔つきだった。一応遺留は受けたものの、上司もわかっていたようで、最後には「これまでお疲れ様。次のところでもうまくやれるように。ただ、辞職が認められたらいいけどな。俺は無条件に認めるけど」と言っていた。後は、人事による退職ヒアリングを残すのみだ。

 思案した結果、退職ヒアリングにおいては、内定を得ていた会社のうち辞退するところを転職先として告げることにした。入社予定の日系準大手は、一応これまでの取引先には当たらないが、関係先に該当すると見做されるおそれがあった。N君の二の舞だけは御免だった。絶対に避けたい。今ここで、今ここで就職しておきたい。絶対に!!

 証拠書類として、第二志望だった外資系大手オファーレターの写しを人事ヒアリングで提出したところ、それから約一週間ほどか、何事もなかったように辞職の許可下りた。そこから、残りの約二ヶ月半の間で引継資料を作り、3月の初め頃には仕事を引き受ける人に業務説明をして、懸念事項の対処方法の素案を示して、最後職場内で気を付けるべきことを述べて……それから数日後、私は職場を跡にした。



 転職成功した。一度下った辞職許可である、春先になって覆されることはない。覆そうにも、4月の時点ですでに民間企業との雇用契約が成立している。どうしようもない。私は管理職ではないからして、そこまで大事にならないはずだ。

 実際、春先になってすぐ、雇用保険健康保険手続き関係で、私の勤め先は元職場に知られることになったろう。それでも、私に元職場から電話がかかってくることはなかった――転職成功したのだ。

 新しくスタートした税務コンサルティングの仕事は、私にピッタリ合っていた。最初の1年間は、向こうの会社でいうところの雑巾がけ(企業の予定納税額の調べ、特定の申告方法の可否の問い合わせ、税制改正の動向調査)に当たる仕事だった。これまでの経験が活かせる、いい仕事出会うことができた。

 定時退社が実現し、給与は少しだけ上がり、休暇日数も増えて、福利厚生も十分だった。何より、一緒に働く仲間だ。自然な話し合いができる。暴言を吐く者や、怒りや悲しみの感情をぶちまける者や、不貞腐れる者もいない。言いたいことを言い合える。

 反対意見に弱い人達じゃなくて、なんというか、「精神的に健康」というか。自分と考えの違う人の反論に耳を傾けることができる。それでいて、自分意見として昇華できる。そんな人達だ。

 いい職場に移ることができた。運がよかった。太陽が昇っている時間に家に帰れるなど、私にとっては夢のひとつだった。夕焼けは近かったものの、まだ青空が残っている部分を見上げると、子どもの頃に読んだ児童作品を思い出した。少し前にも思い出そうとしていたっけ。きっかけは忘れたが。

 タイトルは、『ちいちゃんかげぶんしん』だった。時代背景は、太平洋戦争の末期だ。ネタバレは避けるけれども、ちいちゃんという女の子家族と一緒にやった『かげおくり』という遊びを通して、戦争反対を訴えるものだ。

 かげおくりというのは、地面に映った影法師をしばらく見てから青空に目をやると、網膜に焼き付いた影の残像が空に映ってみえるというものだ。未成年だった頃の私の心にドスンとき作品だった。増田民にも是非おすすめする。

 晴れ晴れとした気分だった。それからマイホームで羽をのばした。なにしろ毎日が定時帰りなのだから子ども実家から引き取るまでの間、家でゴロゴロしたり、趣味に勤しんだり、妻の遺品を整理したり、平穏な日々を過ごした。

 暇な時間を使って、『犬神さんと猫山さん』のBlu-rayディスクを購入して観た。やはり、何も考えずに見られる。1話CM込みで5分なのもいい。最終回は、花火大会だった。今まで出てきたキャラクターがみんな登場して、最後ふたり花火を見上げながら手を繋いだところでエンドだった。

 ネット掲示板を読んだところ、原作漫画(※記念に1巻を購入)の方は、残念ながら打ち切りのような結果だったらしい。作者も若い人だから、いろいろと苦労があったのかもしれない。でも、あの作品面白いと思った人がたくさんいるのだと――作者に知ってもらえたら幸いだ。

 私のようなおじさんが楽しめたのだから若い人だったらもっと楽しめる。面白い作品に違いない。できれば15分枠のアニメだったらよかった。

 たった三ヶ月の間だったが、思い出に残るアニメだった。ありがとうございました。



 ここまで書き終えて、今は自室にあるパソコン机の前で一息ついている。携帯電話の通知を見ようか、それともコーヒーを飲もうか、ボーッとするのもいいかなと、いろいろ考えている。

 税務官僚だった頃に比べると、今は幸せだ。そのうち慣れるとは思っていたが、あの辛かった日々を思い出すと、しみじみ幸せに思えてくる。不思議かな、辛かった日々であればあるほど、思い出す時に幸せな気分になる。なぜだろうか。

 そんな思いに捉われて、ふと携帯電話を拾い上げた私は、デリヘルでも呼ぼうかと思い、アドレス帳を開いた。お気に入りの子脳裏に浮かんでくる。

 ここで思い留まった。そうだ、先日誓ったばかりじゃないか。もう風俗店を利用するのは辞めようと。昔はよくソープに行ったり、デリヘルを呼んだりしていたけれども、もうしない。そういう店は利用しないと決めていた。

 長い日記になった。ゆっくり読んでもらえばいいし、わかりにくいところや、興味のないところは飛ばしてもたぶん理解できる。

 今回、昔のことを振り返ることができてよかった。書いている最中、じんわりとした幸せが込み上げてきた。この幸運感謝したい。



(追伸)

 上で挙げたN君だが、半年前に話をする機会があった。今でも彼は、どうにか転職ができないか模索しているらしかった。裏技を使おうかとも言っていた。さすがにここでは言えないが。

 N君の転職活動成功する未来を祈っている。彼は独身から、私よりは選ぶ会社自由が利くだろう。彼の多幸を願って日記の結びとする。

2023-09-02

小学1年の国語教科書

自分の時には以下が載っていたらしい。

 

あかるいおひさま 工藤直子

さるがくる 五味太郎

はなのみち 岡 信子

おはようっていいな 中川李枝子

えばなし 田村しげる

しっぽのやくめ 川田

あいうえお・ん 鶴見正夫

おおきなかぶ 西郷竹彦

おむすびころりん 上 笙一郎

じどう車くら

くじらぐも 中川李枝子

ものの名まえ -

たぬきの糸車 岸 なみ

花いっぱいになあれ 松谷みよ子

どうぶつの赤ちゃん 増井光子

ぼく、にげちゃうマーガレット=ブラウン岩田みみ 訳

 

おむすびころりん」は何となくあったような。おむすびが転がっていく話。それ以外はタイトルでピンとこないな…

その後、2年生で「スイミー」、3年生で「ちいちゃんかげおくり」、4年生で「ごんぎつね」、5年生で「大造じいさんとガン」、6年生で「赤い実はじけた」などが掲載されていた模様。これらはタイトル何となく内容を思い出せた。

教科書の表紙は忘れていたけど、見てみたらこれだ!と思った。記憶に残っているものだね。

 

光村図書出版の「教科書クロニクル」で検索できる。

https://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/chronicle

2022-10-05

anond:20221005113506

今年30の広島民だけど君が代に紙貼るくらいはあったよ

あと学芸会の劇で反戦もの(ちいちゃんかげおくり とか)がやたら多かったりとかはあった

まあ該当増田釣り?っぽいけど

2021-05-17

思い出した

国語教科書に載ってた「一つの花」って嫌いだったんだよな

おにぎりくれっつって泣いてんのに花で誤魔化されて泣き止む描写が大嫌いだった

泣き止むわけねーだろ食欲バカにしてんのか

 

作中のお父さんが花を渡さざるを得ない状況だったのはわかる

お父さんの愛で泣き止んで感動のお別れにしたかったのもわかる

でもその辺で摘んできた花ごときで泣き止むのが本当に嫌いだった

 

作者が「子供なんて空腹でも花で誤魔化されるくらいちょろい存在」って思ってるのが透けて見える気がした

いやそこは他の方法考えてよ作者

花じゃ空腹に打ち勝てないよ

こんなもんでええやろ的な手抜き感がして嫌なんだよな

 

子供なりに空気を読んだ、とかならわかるんだけど、それまでの文章主人公空気を読める描写が無いんだよね

それどころか「赤ちゃんから本能のままにちょうだいちょうだい言う」描写しかないんだよね

 

わず泣き止むほど花が超珍しい時代だった、とかでもいいんだけど、そこら辺からパッと摘んできた花なんだよね

 

あー嫌いー

 

でも当時それを伝える語彙力が無くて、普通に戦争はいけないと思いました的感想を書いてた

ちいちゃんかげおくりはそういう「こんなもんでええやろ感」は無かった気がする

あんまり覚えてないけど

 

追記

「実は主人公コスモスの花を好きになる素養があり、父親からコスモスをもらった瞬間その花を何より好きになり興奮して笑った。成長後主人公の家の周りに生えているコスモス主人公が植えたもの」とかなら…いや、その場合だとコスモスを好きになる素養描写がないからだめだな…

anond:20210324034110

「ちいちゃんかげおくりとか一つの花とかと同じで、当時の悲惨さを伝えるためにはこういうのも必要

なわけないと思いつつも、こう言われたら論破できない

授業でちぃちゃんかげおくりを習った時、フィクションノンフィクションか書いてあった記憶ないし

2019-08-23

アルファ米調べたらほしいいが出てきて一瞬で身体中ちいちゃんかげおくりになった

2019-07-27

はたらくくるまの件

司書やってるけど親の影響かなんなのか小学生にして軍モノに興味津々な子がたまにいる

そういう子に「戦艦の本ないですか!?」「戦闘機写真とかが見たいんですけど!!」なんて言われて

よっしゃ!任せろ!って探すけどビックリするくらいない

子ども向けの本に全っっっ然載ってない

ウチの図書館が小さいからというのもあるかもしれないけどそれにしたって愕然とした

乗り物図鑑はもちろん戦争関係の本にもないっていうのは驚いた

(「ちいちゃんかげおくり」をはじめ小学校では戦争について学ぶ授業が多いので戦争についての児童書はけっこう充実しているのだが)

歴史の本にもない

辛うじて攻撃を受ける戦艦写真が小さく載ってたりするけど艦名も書かれていない

結局、申し訳ねえ……申し訳ねえ……と思いながら、こんなのしかないけど……と

ほんの一行戦艦大和に触れている箇所や先述の写真を指すしかないのだ

増刷中止になってしまった本、普通に流通していたらこういうシーンでの救世主になっただろうにな

尖った本は教育現場だと凄く有りがたいんだよ

1冊くらいあってくれた方がいい。他の出版社追随してなんとか押し切ってくれないだろうか

2013-04-05

ちいちゃんのかげおくりにでてきた「ほしいい」

なんとなく美味しそうなイメージがあったけど全然食べる機会がなかった。

最近オートミールをそのままモサモサ食べてるけど、これに近いのかなと思った。

クエーカーのオートミールそのまま食ってるんだけど、なんか炊きたての白米食ったときのようなかおりが鼻に抜けるんだよね。

オートミールはそのままだとマズイ、インスタントオートミールなら味付きっていうのが一般的っぽいけど、そのままでも意外といけるわ。

でもバナナと一緒に食べたらバナナの味の芳醇さに驚いて、オートミールの味気なさに驚いたけどね。。。

余談になるけど、「一つの花」っていう話のおにぎりもおいしそうというイメージだった。

両方とも戦争お話なんだけど、なんか食べ物が妙に記憶に残ってる。

あとは「おとなになれなかった弟たちに」のミルクとかか。

不謹慎っつーか、なんかやけにおいしそうに書かれてた気がして記憶に残ってる。

2008-08-18

パソコンを見ていると、背景に点の集まりがあるように見える。でも、パソコンだけじゃなくて、空を見ても、写真を見ても、友達を見ても背景に点の集まりがあるように見える。写真を見るともちろん綺麗に見える。絵の才能があったとしたら、そのまま綺麗に描けると思う。でも、この点の集まりのようなものはどう表現していいのかわからない。気づいたらそこら辺に存在してる。

一つ一つの視覚細胞? 飛蚊症とは違う。飛蚊症は既に持っている。ベランダに出て空を見ると、いつもこの二つが気になる。別にクオリアのことについて考えたいわけじゃないけど、気になる。いつも良く見る風景と無数の点を毎日見て生きているけど、他の人はなんとも思わないんだろか。もしかして、ずっとパソコンをしているから「ちいちゃんのかげおくり」みたいな現象に陥っているだけ? 

ありのままに何かを見るって出来るの? 目が悪くなるとぼやけて見えるんでしょ。じゃあ、視力が悪くなったらシャープなものってわからなくなるの? にじんで見えるんだからそうなのかな。

ホント誰でもいいから見たままの現実を描いて欲しい。写真じゃダメなんだ。理想化しなくていい、ありのままの他人の視覚が知りたい。

 
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