はてなキーワード: 社会主義とは
社会主義か資本主義かという選択を人類が選べるというものではない。
社会主義国を作ってみたところでひとりでに崩壊し一時的な実験として終わるが、資本主義はいくら反発する人間がいても存続している。
・芸能やゲームといったものをなくし健全な中国人を作ってほしい
といったところだろうか。
大躍進や文革1.0では死者が多数出たが、それを目の前で見てきた近平が同じ轍を踏むとは思えない。
つまり近平は「過去の失敗をわかっていて」あえて文革2.0を進めているのだろう。
確かに20年間で内部循環にじゅうぶんな経済発展はしたので、もはや1.0の時のような餓死者が出ることはありえない。
本来の社会主義・共産主義に戻して問題ないフェーズなのだろう。
近平は毛沢東ほど主義思想は強烈ではないだろうが、「歴史に名を残す」という野望は同等にみえる。
人権・自然環境を保つ国を構築できたら、それは本当に歴史に名を残すだろう。
近平個人に「骨の髄まで民主という文字がなかった」としても、必ずしも中国が民主主義になる必要はない。
文革2.0の達成の結果として、長期的に貧困者や死者がなくなり、人権・人道主義が担保されれば同じことである。
それを習近平に期待したい。
専業主婦が特権を持っているだのなんだのとか言うやつって何なの?
みたいな話だと思ったけれど。
ほんの30年くらい前は職業婦人は旦那の稼ぎが悪い人がやる恥ずかしいことで、仕事の片手間に子育てをやるから子供もちゃんと育てられていない子供に育つと思われていた。
今はどう?
専業主婦をしていたら、「あれ?お勤めには出られないんですか?」みたいな感じよ。
子供が大きくなったら働きに出るのが普通でしょ?みたいな感じの圧をひしひしと感じる、それがこの30年の変化。
女性の社会進出だって、働きたい女性が働けるようになる...はずのものだった。
それが、なんで「労働によってのみ人は自己実現できるのだ」みたいな社会主義的発想が当たり前になる社会になっちゃったんだ?
男女雇用機会均等法で女性たちの労働の地位が上がり、バリキャリできるようになったよ。
でも、一部のバリキャリ女子の為に多くの普通女子が割を食っているのが現代だったりしないのかな。
夫婦別姓はできない今だからこそ「女たちよ!団結して男性に立ち向かおう!」となれるけれど、実現したら同性を選ぶ女子と別姓を選ぶ女子の間で抗争が始まったりしないんだろうか。
初めに書いておくが金融所得への課税については自分は懐疑的な立場だ。
たかだか数千億の税収増のために金融市場全体を冷え込ませる可能性のある施策を採用するのは賢明ではない。
ましてや一律アップなど論外だ。せめて累進課税だろう。
しかし、岸田の政策そのものへの賛否よりも気になるのは一部の反対派によって社会主義というラベリングがなされていることだ。
たとえば楽天の三木谷社長などが新社会主義と呼んでいるが、これなどは最悪のポジショントークだろう。
彼がアベノミクスを否定していなからだ。そしてそれはほかの社会主義呼ばわりしている批判者にも当てはまる。
安倍政権初期の2013年に始まった異次元の金融緩和の結果、国債の4割および東証1部の7%を日銀が保持している状況だ。
国家による市場への介入という観点から見れば、金融所得への課税などよりも遥かに影響が大きい。
事実、日銀ETFによる株価変動について「官製相場だ」という批判が出ていた。
しかし、三木谷社長含め岸田の政策に批判的な人たちはアベノミクス/日銀による異次元の金融緩和について必ずしも否定的ではない。
金融市場の崩壊を叫ぶのならば絶対に避けては通れないことであるにもかかわらず、だ。
要は株価が上がる限りにおいてなんでもOKで、下がるような事柄については何でも反対なんだろう。
健全な市場とかそういうことはハナから眼中にない。だから最悪のポジショントークだと言っている。
社会主義という言葉を使っているのも刺激的で耳目を集めるものだから以上の意味はないだろう。
要は世論を煽動するためにロクに検証をせず粗雑に言葉を使っている。
(検証しているのなら日銀の出口戦略に言及していないと辻褄が合わない)
粗雑な言葉で煽動するとして、そんな煽動に乗るやつらは物を考えられない連中だ。
そういう連中は何をしでかすか分からない。
全体像を見渡さず、個別の論点に飛びついて煽られるような人間が集団化する土壌を作り出すべきではない。
アメリカでウルトラライトが何をしたのかよくよく考えなおすべきだ。
政策については賛否両論あるだろうし、その議論が行われるのは望ましいことだと思う。