はてなキーワード: 山上とは
https://anond.hatelabo.jp/20221023213723
ブクマだとリアリティがどうのって語られているけれど、この漫画の感想として出てくるのは「リアル」であって「リアリティ」ではないと思うんだよなあ
リアリティというのは、一般大衆を納得させられる如何にも本当にありそうな描写が出来ているかという問題であって現実に本当にあるかどうかとはまた別の定義
例えば山上徹也の人生と同じ内容を完全なフィクションとして描いたら絶対に「リアリティがない」と評されるだろう
そのくらい、絵空事としか思えないような人生を送っている人間は実際にいるし
それを創作物に落とし込んだ場合に相応しい言葉は「リアリティ」ではなくて「リアル」なんだよなあ
この漫画も、こういう女性「も」現実にいるとは確かに言えても、一般大多数の大衆にリアリティを感じさせるかというと必ずしもそうではないだろう
そもそも山上容疑者が安倍元首相を殺害という手段に訴えた重要な背景は三つある。
1)家族の家計を崩壊させる統一教会の霊感商法や献金搾取への恨み。
2)20年以上にわたり、統一教会問題がマスメディアと政治家(統一教会と関係のない野党議員含む)によって黙殺されてきたことへの無力感と絶望感。
3)いわゆる氷河期世代で、これまで安定したまともな雇用を得られた経験がなく、とうとう貯金も尽きたことで追い詰められたこと。
現在報道されているのは9分9厘(1)の問題。(2)は管見の限り鈴木エイト氏と太田光が遠慮がちに言及した程度で、(3)については全く触れられていない。(1)の問題を報道するのは当然だが、暗殺の直接的な引き金としては(2)と(3)の問題が大きく、軽視されるべきではない。現在の報道はやはり偏っていると思う。
自分の欲望は器用に努力すれば満たすことができる、と思える人が羨ましい
例えば山上のように大きな問題を世間に知らしめたい、という欲望を持ったとしたら、それを叶えるには暗殺すらしなければならないかもしれないよね
山上のように一手二手先までの世論の流れを読んだ上でテロを行うくらいしか氷河期の行き場のない怒りを伝える手段はないのかもしれない。
とはいえ最早怒る気力もないというのがホンネとも言える。
国が黙って大人しくお行儀よく死んでいけ、というならそれはそれで仕方がないなと思える程度に諦めのいい人間にすでに調教されているのだから。
あれは本当に恐ろしかったよ。
駅のエスカレーターとかで女子高生の背後に立つと急に腹が痛くなってうずくまっちまう
氷河期世代の成功者がひろゆき、ホリエモン、椎名林檎…って時点で終わってる感しかない
どいつもこいつも、もう絵に描いたような自己責任論と冷笑主義、相対主義の権化ばかりで
この世代は上の世代が作り出した素晴らしい文化に触れて育った筈なのに自らは何ら文化を創れなかったんだなあって思う
かと言って負け組がまともかというと全くそんな事はなく、氷河期世代は見捨てて若い世代を優先すべきだという全体主義と妙な自己犠牲精神に染まりきっているからもうどうしようもない
「子育て世代」のように、普通ーーーに自分達の権利を主張するという事を、何故か全然しないんだよね…
山上も別に権力への反抗としてやった訳じゃなくて、あくまで特殊で異常な環境から来る個人的な復讐だったらしいしなあ
なんでそんなに国が大事なの?自分自身の命や未来よりも日本という国の維持を優先すべきって一体どういう発想?
子供がいる人ならともかくそうでないなら尚更、日本という国がどうなるかなんてどうでもよくない?なんで国の未来よりも今生きている人間の人権を最優先に!って思えないのか不思議だよ。
そもそも親をきっぱり見捨てられる人ばかりでもなく、高齢者福祉の予算が減ればそれだけ親の介護で苦しむ率も上がるだろうに。
自分としてはいわゆる「反日」や「自虐史観」と言われる、リベラルで人権を重んじる教育を受けた記憶しかないんだが(ちなみに東北のど田舎育ち)