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はてなキーワード: 囲碁とは

2023-02-09

囲碁は、自分の頭の悪さに自覚的でなければならないのがおもしろくない

将棋だと、たとえばある局面相手の突いた歩を取るべきか取らないべきかは、だいたい1つの答えが出るよな。

でも、囲碁だと、攻められた自分の石をどれだけ守るべきか他所に手をかけるべきかは、自分能力に寄る。

「お互いに最善手を打つなら、守る必要は無い」状況でも、その後の変化が膨大なので「自分には対処できないので、守らなければならない」状況が当たり前に存在して、その判断ができないと囲碁ではまったく勝てない。

そして、その判断ができる、ということは、わかりやすく言えば「相手が石を4つ打つ場所自分は5つの石を打つ」ということ。

から初心者が9子置いて始めると、

相手が石を4つ打つ場所自分は5つの石を打って、その繰り返しであっちこっちジリ貧になって、それでも最後まで最初のハンデを守り切れれば勝ち」

みたいな勝負展開になるわけ。

そんなの、勝ってもおもしろくねーよ。

anond:20230209141745

囲碁で何したらいいかわからんって言ってるやつは定石じゃない

布石と中盤の次の一手勉強すべきだと思う

そこらへんがまだ一番感覚とかであいまいにされている部分

定石はかなり理詰めで決まっててそこを勉強しても結局"で?"みたいになってわかった気にならんと思う

囲碁の悪いところは、将棋みたいに駒にキャラクター性が無いところ。

はじめてパソコンキーボードをみたときのように、無機質な取っつきにくさを感じさせて損している。

anond:20230209113952

やってみれば実は簡単なんだよな

盤上に残った石の数が多い方が勝ちっていう五目並べみたいなゲームを純碁っていうんだけど

これで石の取り合いの駆け引き勉強してみると囲碁でやってることも何となくわかるようになる

anond:20230209113952

囲碁も基本思想簡単じゃない?

 

信長の野望とか三国志とかのゲームやってると端の島津とか有利じゃん。

あれとおんなじで隅が有利でだんだん海沿いに拡張するように辺に進出する。

 

それでぶつかり合ったら戦争だし

時々単独忍者みたいに打ち込んでくる奴もいたりする、みたいな感じ。

anond:20230207133514

日本囲碁レベル低すぎるんだよね

中国韓国太刀打ちできないし

から日本で最年少棋士がーとか女性棋士がーとか言われても

そらまあ全体として低レベル(未成熟)ならそういうこともあるだろな

しか思えなくて、ニュースバリューを感じない

囲碁無限すぎる

将棋って後々無限になるけど最初の手って極端に有限じゃん

もろちん、囲碁最初の手は有限だけどめちゃくちゃ範囲が広い有限じゃん

しろ無限じゃん

から意味分からん

どこ置けばいいのかわからん相手がどこに置くのかもわからん

から何を考えればいいのかわからん

からおもんない

そもそもなにやってるかもわからん

 

将棋はわかりやすいじゃん、兵隊さんが一歩一歩まっすぐ進んできて

その隙間を縫って機動力クソ高いやつが突っ込んできて、みたいな

で、相手がどう動くのかも(同じくらいのレベル相手なら)おおよそ見当が付くから

ハハーン、きっとこいつはこういうことがしたいんやろな、ならこっちはこうや!ができるじゃん

 

でも囲碁は無理

まず自分が何してるかわからん相手が何してるかなんかもっとわからん

もぅマヂ無理。。。リスケしょ。。。

直感と紐づいてない

から日本では囲碁流行らんよ

なにやってるかわかんねーんだもん、無限から

anond:20230209113419

石埋め碁って初めて知ったわ

 

自分囲碁普及の難しさって9路盤から19路盤への移行のステップデカすぎるからだと思ってた

あれ別のゲームじゃん

9路盤の勝負って将棋に近い

anond:20230207133514

囲碁ルール違反すると即反則負けになるという意味ルールは少ない。単純で幼稚園児でも分かる。

でもルールが分かってもゲームを楽しむことはできない。盤面を見ても勝ってるか負けてるかわからないので終局がわからない。

そこで勝ち負けが分かるまでのステップバイステップガイドを以下に書いておく。

(1)ポン抜きゲームをやる。最初は石を1個取れば勝ち。次の段階は2個取れば勝ち、と増やしていく。

これができるようになると詰碁が解けるようになるし簡単な手筋なら自分発見できる。

(2)石埋め碁(純碁)をやる。二眼を保ったまま石を置けるだけ置く。双方置けなくなったら終局。沢山置けた側が勝ち。

誰でも勝ち負けと終局が分かる。6路〜9路の狭い盤でやるとよい。

(3)石埋め碁を2〜3回やると終盤一方がパスを続けてもう一方が石を埋めていくだけのすごく無駄なことをやっている感じになる。

それが分かると全部埋めなくても勝ち負けが分かる感覚がつかめる。

anond:20230209064418

囲碁にはパスがある

これが将棋には無い概念で意外と重要

ギリギリまで相手に打たせてから一石を投じて全部取るというプレイ可能なのが囲碁

でも毎回律儀に埋めるのは面倒なので

こういう形は最終的にこうなるよねって省略して生きた死んだの判断をする

anond:20230207133514

囲碁は基本ルール理解するために求められる知力が将棋より高い。

それだけの理由だと思う。

ただ将棋ルールはわかっていても将棋理解しているという意味ではないことには留意

2023-02-08

anond:20230207133514

主語が小さい。日本では常に囲碁より将棋の方が注目されてきたんだからしょうがない。囲碁中継も少ない。プロモーションが弱い。

anond:20230207133514

現在の形勢をビジュアルに表示して、

AI予測手とその狙い、その後の展開予想を常に表示して、

素人にも分かりやすい実況をしないとダメ

囲碁はどっちが優勢なのかすら分からない上に、

ある場所に置いた石が何のために置いたのか分からないのが

視聴者につらいんだよ。

anond:20230207133514

この前十段戦挑戦者決定戦についてそこそこの分量書いてた増田がいたけど伸びなくて埋もれちゃったもの囲碁だと反応もらいにくいのかな

2023-02-07

はてなー囲碁に興味なさすぎ問題

囲碁棋士の快挙より将棋棋士のうっかり不戦敗の方がブクマ多くてびっくりした

2023-02-03

anond:20230203010149

つっこんだ話をしないとこの碁の駆け引き面白さを紹介するという目的から外れるからなあ

よくある囲碁が本編ではない番組中のふわふわした説明で終了したら意味をなさなくなってしま

囲碁十段戦挑戦者決定戦が稀にみるすさまじい戦いだった

囲碁十段戦挑戦者決定戦が稀にみるすさまじい戦いだったので語りたい。

家元十段(25)への挑戦者を決める十段戦挑戦者決定戦は囲碁界の覇者本因坊文裕(井山裕太)(33)と静かに燃える獅子・芝野虎丸名人23)の戦いとなった。

(許家元十段と虎丸名人は令和三羽烏と呼ばれる三強のうちの一人である。もう一人は一力遼棋聖(25)(河北新報御曹司であり記者))

この碁がすさまじかったので碁がわからない人にもこの碁の凄まじさを伝えたい。

棋譜https://igo-kifu.com/kifu/97893

中盤、踏み込まなかった文裕

中盤、白がAI評価値上ではリードしていた。

通常自分が劣勢と思っている側は相手の地へ深く踏み込むのだが、黒番の文裕は踏み込まず、この手で足りてますよという、ヨセ勝負淡々とした手を打った。(ヨセとは陣地の境界を定める終盤のフェイズのことである。)

これは普段全面戦争を辞さない最強手を打ち続ける文裕の棋風らしくない手で、形勢判断を間違えているのか、文裕らしくないという事がチャットで囁かれていた。

しかし、その後形勢が接近、逆転し細かいヨセ勝負となり文裕の形勢判断にぬかりはなかったと手のひらが返った。

伏線

見どころは上辺の黒地へ白がハネ出しと呼ばれる、相手の地を削減するために相手の地のラインを少しはみ出す手を打ったところから応酬だ。

この手には伏線があり、右上で白がハサミツケを打ったところから戦いは始まっていた。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=24444

ハサミツケとは相手の石を挟むように、相手の陣地側へ踏み込んで打つ手のことである

この手はこの近くに、なにかこの手と連携した手段がある時に打たれる手で、何もなければ黒に遮られると相手の陣地へ持ち込みになって損してしまうだけの手になるリスクのある手だ。

黒は白に手段があると読めば損しないために相手を味方の地点へ繋がらせてあげるのだが、形勢が接近している時にはそういう手は相手一方的に得をさせてしまうため、打ちたくない。

この時点でAI上での形勢は0.5目差、つまり半目勝負であり、一切の妥協もできる状況ではなかった。黒は最強に頑張って下がった。(相手の味方への連絡を遮った)

まり黒は上辺に白からの手はない、上辺に何かイチャモンをつけてこられてもギリギリ耐えていると読んだのだ。

素人目には逆に黒だらけの上辺は白から手になるような筋はないと見えて、ラッキーと即下がるが

相手は虎丸名人であり、相当な読みの上で打たれたハサミツケを妨害する下がりの手は相当慎重に先の先まで読んだ上でないと打てない手だ。

そして切られた決戦の火蓋

そして、いよいよ決戦の時間、前述した上辺のハネ出しが来た。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=24869

この手も相手側の陣地へ石を打ち込む非常にリスクのある手だ。

白はここではハネ出さずに、あるいはハネ出した後にすぐ繋いでお互い温厚に行くルートでも勝てる見込みがあった。

しかし、ハネ出した後に下がり、もしこれで手にならなければそのまま相手へ石をプレゼントしてしま状態になる妥協なしのハイリスクハイリターンな手を選んだ。

先程の右上のハサミツケからコンビネーションで、相手の腹中に味方の白石が居る"味"を見てこのハネ出しを手にしようという狙いだ。

黒も白の言い分を通して相手自分がお互いに接続するという安全な手を選べるが、形勢が悪いので黒も、白を分断するという危険な賭けを断行するしかない。

こうしてお互いに手になれば勝てる、ならなければつぶれて即負けるかもしれないという超ハイリスクルート突入した。

ここから長手順のお互い一歩間違えたら即負けというギリギリの綱渡りの攻防が始まった。

素人目には白が手にする手段はないと思われたが、白は難解な手順を尽くしてなんとかお互いの石の生死をかけた二段コウと呼ばれる形に持ち込むことに成功する。

上辺のハネ出しから二段コウになるまで実に40手ほども一手間違えれば攻め合い負けて即ツブレというギリギリ応酬が行われた。

この二段コウまで見越して右上のハサミツケから上辺のハネ出しを打ったのならとてつもなく恐ろしい読み筋だ。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=26984

白に二段コウにはされたが、並の打ち手ならここまでの白の応酬でとっくに黒地が崩壊していた。

黒番・本因坊文裕はなんとか持ちこたえて自分側の有利な二段コウで耐えしのいだとも言える。

この時点で黒の評価値は90%以上となっていた。AIはこの二段コウを黒有利と判断していた。

コウとは

コウというのはお互いの石を永遠に取り合える形で、千日手にならないように石を取られた側が一度別の場所へ打たなければならない。

そして相手が受けてくれて自分の手番になればコウを取り返せる。

これをコウダテと言うが、このコウダテの手は自分がコウに勝つために相手が受けざるを得ない場所へ打つ必要がある。

受けざるを得ない地点というのは、相手がコウダテを無視してコウを連打で解消した場合に、自分がコウダテの地点を連打したほうが地が大きくなる地点だ。(お互いに連打部分で得た陣地の差し引き計算

このコウダテとなりうる地点のことをコウ材と呼び、このコウの材料の数によってコウの勝敗が決まる。(コウ材の単位は1コウ、2コウ)

コウは、コウに負けた側はコウダテの地点を二手連打することになるので、お互い2手連打し「振り替わり」と呼ばれる壮大な地形の変化が起こる。

このフリカワリの妙、ダイナミックさも囲碁面白さであり魅力だ。

そしてこのコウが二つ連なっていて1回のコウの解消では解消しきれないのが二段コウだ。

この碁は二段コウの見本となるようなものすごい駆け引きを見せてくれた。

二段コウの争いの行方

この碁は碁形的に黒にコウ材が多く、黒が勝つものと思われていた。

(黒には相手白石を抜いた部分があり、石を抜くと相手からの利きが少なくコウに強い形となる)

しかし二段コウの複雑さが状況を覆した。

さきほどの説明の通り、通常のコウならコウに勝つためにはコウダテを打つし、コウダテは2手連打した場合を想定した時に相手より上回る地点へ打てばいい。

しかし二段コウならではの駆け引きがあった。

二段コウでは二段目のコウを取っている側は、相手にコウを取られてももう一段分コウで踏ん張る猶予があるので、

「あえて」コウの1つは譲って、「あえて」コウダテを打たずに、相手からのコウ材となる部分に先着して手厚くガードしてコウ材の数を減らすという手が打たれたのだ。

また通常2手連打分を想定するコウダテも、二段コウなら3手まで連打できる場所もコウ材となった。(右下270手目)

通常は打たれない緊急手段である、損なコウダテとなる損コウと呼ばれる手も、コウ部分に勝つことが大きいために打たれた。

この複雑な攻防の読みを頭の中だけで行うのはどうやらトッププロでも難しいらしく、この駆け引きによって白は黒番・本因坊文裕のミスを誘い逆転した。

文裕は右辺のコウダテで下側から放り込んでいれば2つのコウ材になった部分を、右側から放り込んでしまったためにコウ材を1つ減らし、コウ材の数が逆転し、形勢も逆転となった。

白の虎丸名人が自ら作った二段コウを見事に活用した形となった。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=28776

囲碁自分が思ってたよりさらに奥深かった

このコウ争いの真っ最中にコウ材の数を変化させる攻防は普通のコウ争いでは中々見られず、二段コウならではの難解で非常に見応えのある戦いだった。

囲碁20年で囲碁の奥深さを十分知っているつもりだったが、ここに来て囲碁さらなる奥深い一面を知ることとなった。

正直、囲碁がわからない人に図説もなしの文章だけですべて伝えられたとは思っていない。この駄文だけでわかったら天才

しかしながらこの千変万化の攻防、千変万化の駆け引き尋常ならざる面白さはもっと多くの人にぜひ知ってもらいたい。

囲碁の変化の奥深さ、神秘性、面白さを改めて知った一戦だった。

囲碁を覚えて奥深さに触れてほしい

いま囲碁を始めるならここらへんがオススメだ。囲碁をある程度覚えたあとに改めて今回紹介した一戦をぜひハイライトから見てほしい

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2023-01-26

ヒカルの碁本因坊秀策AI囲碁研究して学んだ少年の話

藤原佐為ヒカル以外には見えないので外部から見るとそんな感じになってる

2023-01-24

将棋ってさ

将棋盤を上から画面を写してるんじゃなくて、

今の最新の技術を使った仮想現実

ファイアーエンブレムみたいなキャラクターが戦うCGと合成して見せたらもっと人気出るんじゃないの?

それはやり過ぎだとしても、

将棋する人が持ったコマの移動範囲マークされて表示されて、

この手はこうですね!って解説とかもできるんじゃないの?

あと囲碁グラフィカルに敵味方の陣地を表示させるだけでも

視覚にわかやすくなると思うので、

なんで将棋とか囲碁とかはそういうのに取り組まないんだろう?と思う。

2023-01-23

anond:20230110032722

他のゲームと比べて人間が設定したパラメーターが極限に少なく人為的調整がほぼないのに

攻守のリスクとリターンが絶妙設計になってるゲームデザインがすごいと思う

実際は設計デザインもされてないんだが勝手にそうなってるのが囲碁のすごさ

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