将棋だと、たとえばある局面で相手の突いた歩を取るべきか取らないべきかは、だいたい1つの答えが出るよな。
でも、囲碁だと、攻められた自分の石をどれだけ守るべきか他所に手をかけるべきかは、自分の能力に寄る。
「お互いに最善手を打つなら、守る必要は無い」状況でも、その後の変化が膨大なので「自分には対処できないので、守らなければならない」状況が当たり前に存在して、その判断ができないと囲碁ではまったく勝てない。
そして、その判断ができる、ということは、わかりやすく言えば「相手が石を4つ打つ場所に自分は5つの石を打つ」ということ。
「相手が石を4つ打つ場所に自分は5つの石を打って、その繰り返しであっちこっちでジリ貧になって、それでも最後まで最初のハンデを守り切れれば勝ち」
みたいな勝負展開になるわけ。
そんなの、勝ってもおもしろくねーよ。
いうても似た要素ある麻雀は流行ってるじゃん (相手の待ちを読めないからメンツ崩して現物中抜きとか初心者は日常茶飯事)