はてなキーワード: 前生とは
目前って、そのころにはお前生きてねぇくせに
良いことした気になってるから、だらだら長いけど聞いて欲しい。
増田で書いたことあるけど、私乳がんの既往があるから定期的に検診受けてるんだ。
再発しにくいタイプだし、新しく出来ることはあっても手術したがんについてはそんなに不安ではない。
がんのせいで治療が出来ない不具合が出てしんどいけど、乳の病院で出来ることはないから、先生にしんどいよーって話をするだけのために病院行ってる。
先生楽しい人だし、お喋りたくさん聞いてくれるから待ち時間は長いけど大好きなんだ。
だからその日もぼんやりスマホいじりながら待ってたら、少し離れたところで告知されたてほやほやの女性が看護師さんから治療の説明受けてるのに気付いた。
こんな外待合で話すの?と思わないでもないけど、気になってチラチラ見てたんだ。
相づちは打つけど、心ここにあらずな感じ。
あれは数年前の私か。そう思ったらすごく苦しくなってきて、励ましたくなってきた。旦那さんも一緒にいるのにそんなお節介にも程があるようなことを思ったんだよ。
告知されたてのころの私、患者とのなれ合いとか反吐が出るぜと思ってたから。
誰にも奥まった部分での苦痛は言わずに終わらせてやるってどこかに思ってた。
抗がん剤を打つためにプチ入院を2回したんだけど、その2回とも親くらいの年齢のおばさんに話しかけられて、すごく癒されたんだ。
共感してもらえることはすごく励みになることに気付いた。
医師や看護師にこの薬の副作用は~って質問しても、そういうのはあんまり聞かない、とか、みんなこう言ってる、としか返ってこないの。
本人が病気になって同じ治療してるわけじゃないからわからないことも多いの。仕方ないけど。
患者も、不具合あるけど大変なことから順番に言ってたらついつい言い忘れたりとか、治療のせいと思ってないから言わないでいたりっていうことが多いから伝わらないのよ。
だけど、患者同士だと妙にわかり合えることが多くて、すごく勉強になった。
だから、その女性を見てあのおばさまたちに励まされたことを思い出して、何か私にも役に立てるんじゃないかってすごく胸がザワザワしたんだ。
いきなり知らない人間から傷心の時に話しかけられるの鬱陶しいかなってすごく葛藤した。
でも、でも、あれは私なんだ。
そう思ったらいてもたっても居られなくなって、つい近寄って声をかけてしまった。
私も、同じ病気なんです。術後数年経ちます。他人事と思えなくて声をかけてしまいました。すみません。
向こうも驚いてたけど、お話ししていくと段々顔が明るくなってきてね。
旦那さんも途方に暮れてたような顔してたのが、何だか安心で泣きそうになっちゃってて、うんうん、って何も言わずに頷いてくれてるの。
奥さん、今の気持ちとか、仕事はどうしてたかとか、どんどん質問してきてくれて、私が答える度に噛み締めるように受け止めてくれて、元気が出てきたってお礼言ってくれたんだよ。
お節介かな、鬱陶しいかなって躊躇したけど、思い切って声かけて良かったなあ。
私と同じ主治医にかかるみたいだから、あの先生優しくて良いですよって言っておいた。
その患者さん、先生と看護師さんに、私と話して気持ちが楽になったし、前向きに治療する元気が出たって言ってくれたらしい。
私の診察の時に、先生と看護師さんからすごく感謝してもらっちゃった。
若い女性の方からって聞いたから絶対〇〇ちゃんや~んって思ったよ、ありがとー、と先生はいつものゆるゆるな感じでお礼言ってくれた。
看護師さんには結構真面目な感じで、どうしても医療従事者の説明は伝聞でしかないから上手く届かない、話しかけてくれてありがとうって感謝された。
私今もずっと体調悪いから全然幸せじゃないんだけど、それ聞いてひとときの充足感が得られたよ。
相手が好意的に受け取ってくれたから良かっただけって思わないでもないんだけど、彼女の苦痛をほんの少しでも和らげることが出来たんだと思うと少し誇らしいの。
ちなみに、一番良いアドバイスできたなって思うのは脱毛について。
周りからまた生えてくるよって慰められるの、鬱陶しいんだ。また生えてくる云々は理解してるけど、フサフサなとこなら一気にいくと、今生えてないことが悲しいし惨めな気持ちになるんだ。
だからウィッグを良いものにしてると自尊心が保たれるし、事情知ってる周りからウィッグすごいって褒めてもらえて嬉しいよって言っておいた。
脱毛については何言われても鬱々とするんだけど、上司(頭髪が残り少ない)に「お前生えてくるかも知れないけど俺はもう二度と生えねーんだからな」と、言われたときだけは逆にすみませんっつって元気になっちゃったんだよ。
このエピソードを伝えたら、彼女めっちゃ笑って、元気出たって言ってた。
回復不可能な人も良い医療用ウィッグおすすめする。最近のは本当にわからないよ。
こんなとこでしか言えないから自慢させてね。私の自己満足なお話。
お目汚し失礼しました。
俺「フェスもライブもパチンコも一切行かないってお前生きてて楽しいの?怖いわ」
こう返されたら
俺「『人混み苦手』とかきもちわるっ!!!変わり者気取りきもちわるっ!!!なんの才能もねえボンクラがなにウソまでついてキャラ作って気取ってんだよきもちわるっ!!!」
こんな感じでカーッとなって「お前は惨めだ!!」ってガミガミ言いたくてたまらなくなる。
一方で、
俺「お前わざわざあんなクソ遠くの僻地からクソ混みの満員電車乗ってよく1限から出席するよな。実は痴漢してんの?」
俺「ウソつけよ家に金ねえから一人暮らしできねえんだろ!?本当はギュウギュウ詰めで頭おかしくなりそうなんだろ!?うわああ怖いわあ。ストレスで突然暴れそう怖いわあ」
友達「いやお前、この前俺が人混み苦手って言ったらウソつくなとかキャラ作るなとかめっちゃ怒ってたじゃん……どっちだよ」
こう返されてものすごいムカついたんだけど、冷静になって考えてみたらたしかに矛盾してる。
矛盾してまで友達を貶したくなるんだけどこれって俺おかしいのかなあ?
何がそうさせるんだろ。
数年前生理が遅れまくった時に、もし子どもができていたら絶対に自殺しようと思ったことがあった。
彼氏が生でしたいとか言ってきた時、そこにあったのはどうしようもない嫌悪感だけだった。
どうしてこんなに妊娠というものを過剰なまでに忌避するのか昔は分かっていなかった。
けど、何のことはない。単純に私の人生に対して子どもを望んでいなかっただけだ。
まだ生みたくない、今は困るというのではなく。私は一生子どもが欲しくない。
それに気づけて、そして女の人生の捉え方が変わった。
子どもさえ生まなければ女性の人生の悩みのあれこれはかなり消える。
あの頃の自分はそれを分からずに何となく生きていて、「女性に優しい企業」を就活で探して、大学の友だちと結婚、出産含めたキャリアについて話したりなんかして。
あのどこか虚しい感じの理由の一つが自分に子どもを持つことの具体的なイメージが欠けていたせいなのだろう。
歩みもしない女の人生の上っ面を私はなぞっていた。
お前生きるの辛くない?
けど、お前生きてるじゃん
同じく36歳。検査痛くないのがとても羨ましい。
私は経験無いから子宮頸がん検診は受けなくて良いと思って20代後半から受けてない。何故なら健診での検査がとても痛くて終わった後半日は凹むから。指だけでもめちゃくちゃ痛いのに出産された方はみんな達人か超人ではないかと思った。
以前生理不順で大学病院の婦人科を受診した時、経験「無」に丸をしているけど子宮頸がん検診受けてるってことはあるんだよね?という扱いを受けたことがある。「有」っていうと恥ずかしいから「無」に丸つけたと思われたようだ。その時は20代前半だったけど前例がいくつかあったのかもしれない。
別に経験者として扱われても全然良いんだけど、その時に膣エコーが全然入らなかった。男性医師は「あれ?おかしいな」みたいなことを言った。いつもどうしてるの経験者でしょ?と。
「いやいや経験ないし無に丸つけてますけど」と答えると「ええ!?本当に!?だって子宮頸がん検診受けてるじゃん!」みたいな反応だった。その時はお尻からに変えてもらったけど、医師に対する気持ちが体に出てしまいなかなか入らなかった。
その医師の良いところはそれから女性医師に変更してくれたこと。
女性医師は後でめちゃくちゃ謝ってくれた。あなたは悪くないのに…。子宮ガンの検査だけしておこうねと綿棒で検査をしてくれた。その時も「痛かったり違和感あるかも、ごめんねごめんね」と言ってくれてその気遣いが嬉しかった。
それから婦人科には行っていないし行く気もなかったけど、年齢も年齢だし今後一人で生きていくなら定期的に検査した方が良いんだろうなと増田のおかげで思えた。
お前生首なのに足あるの?