わたし、男だけど小学生の頃に父親と風呂に入って湯船に入ろうとしたときに尻を軽く叩かれて「何で?」って聞いたら
今となっては何となくわかる気がするわ。
は?君、それが「命のあるがままとしっかり向かいあおうよ!そこにはどうしたっておぞましい物があるし、それはどうしたってさけて通れない時がくるよ!」の解釈として本当に適当だと思ってるわけ?
「性に対する強すぎるタブーは人を不幸にする」と書いたエントリの?
むしろどう解釈すれば、「欲情を除いた場合」という認識になるのか、
そっちのほうが無理がありすぎんだろ。
たった今親知らずを抜きに行ってきた。
3日くらい前から奥歯のあたりにじんわりと痛む違和感があって、歯医者さんに言ったのが昨日。
大学に入ってから、歯科検診は受けた記憶がなかったので、検査がてらにね。
台の上に置かれている尖った器具達を見ると、先端恐怖症じゃなくってもひゅんってするよね。ひゅんって。
口を開けて歯医者さんが検査し始めると、なにか暗号めいたことをしゃべるじゃないですか。
ここからここまで斜線(この字で合ってるのかな)で~、とか、○番C3です~、とか。
C3の3で虫歯の進行度合いを表してることはすぐに予想がついたんだけど、そのときは10段階のうちの3番目くらいかな、全然じゃんって思ってたわけですよ。ぜんぜん違うんだけど。
「奥の親知らず、深い虫歯になっちゃってますねー。対になってる下の親知らずは一生生えてこないので抜いたほうがいいですよ。」
抜く、抜くんですか????
ちょっと待ってよおおおおお
「あのー、また来週来てもいいですか?」
「いいですけど、もう少しで神経まで行っちゃうので、そんときはめっちゃくちゃ痛いですよ。」
抜くときの心の準備ってやっぱりどうしても必要な物じゃないですか。
体験談をいろいろ検索してみたりして、心に勇気を注入する作業が。
てなことで今日抜きに行ったわけです。
驚くほどあっさり終わりました。
麻酔の注射も全然痛くなかったし、抜くときも全然痛くなかった。
麻酔が効いてるから当たり前っちゃあたりまえだけど、注射まで痛くないのには驚いた。
今で抜いてから一時間半が経ったわけですけど、まだ麻酔が効いてるので全然痛くない。
でももうすぐ切れるそうので、痛み止めをフライングして飲みました。
昨日抜いときゃよかったな、って話です。
「わからんな」
「わかりませんか」
「わからん。犯人が『なぜ被害者の部屋にある本棚の本をすべて抜き取ったあと、また戻したか』についてはさっきの君の説明で納得いった。しかし、それでは肝心の犯人がわからんじゃないか。だれにでも出来る殺人だ。被疑者が絞れん」
「それがですね、実はこの本棚こそ犯人をピンポイントで指し示す、最大の証拠品なのですよ」
「どういうことだ」
「それを今から説明します。まずはこのプリントをご覧ください。これは被害者の読書履歴をリスト化したものです。読書メーターからとってきました」
「なかなか残酷なことをする……。なるほど、ミステリ好きという話は嘘じゃなかったみたいだな。翻訳ミステリの有名作がならんでおる。だが、これで何がわかると?」
「注目すべきはこの本です。江戸川乱歩編『世界短編傑作選3』」
「シリーズの三巻だけ読むのが奇妙だと? それはキミ、素人の浅はかだよ。アンソロは続き物じゃない。別に順を追って読む理由などないぞ」
「いいえ、警部。『三巻目であること』それ自体が重要なんです。これが『傑作選2』や『4』だけなら単なる被害者の気まぐれですんだでしょう。しかし、『3』だけ、となるとそうはいかない」
「何が言いたい?」
「もう一度、リストを点ではなく線で眺めてみてください。被害者が読んだ順に」
「『モルグ街の殺人事件』、『白衣の女』、『シャーロック・ホームズの冒険』、『ブラウン神父の童心』……傑作揃いだな。何の変哲もないミステリ読者だが……」
「"新潮文庫"の『モルグ街』、"岩波文庫"の『白衣の女』、"創元推理文庫"の『シャーロック・ホームズ』であることが重要なんです。それにしても、この並び、どこかでご覧になったことがありませんか?」
「ふむ、言われてみればどこかで……『お楽しみの埋葬』、『ジェゼベルの死』、『兄の殺人者』……『切断』? ああ、ポーターのか…………あ!!!」
「お気づきになられたようですね」
「こ、これは……法月綸太郎の『ミステリー塾 海外編』のマストリードリストとまったくおなじ……!」
「いかにも。被害者は法月先生のマストリードリストを律儀にも頭からなぞって読破していたのです。ほら、もっとリストをさかのぼってみて。妙に再読が多いでしょう。古典的名作ばかりなので最初はそれも然りと考えていましたが、種が明かされてみればなんてことない。
『東西ベスト』、『ミステリ・ハンドブック』、『海外マストリード100』……各所のマストリード、オールタイム・ベスト本のリストを手当たり次第に読み漁っていただけなのです。それも、きちんと順番を守ってね。ベスト本のメンツは、特に上位や定番ともなると重複しがちです」
「そうか、やけにホームズやポーやチェスタトンばかり何度も読んでるわけだ。旧訳の『ブラウン神父の童心』を短期間に繰り返し読むなんて、都筑道夫でなけりゃ修行僧くらいのもんだからな」
「もはやパラノイアの域に達していると言ってよいでしょう。ところで、おかしいとは思いませんか? こんな強迫症的な几帳面さを備えていた被害者なのに……この本棚は統一性に欠けている」
「そうか……綺麗に整頓された部屋に、きっちりと収まった本棚だったから一見しただけでは気付きにくかったが……」
「同じ列にポケミスとハヤカワのトールサイズと講談社文芸文庫と普通の単行本をいっしょくたにぶちこむなんて、ぼくですら怖気をおぼえますよ」
「部屋に入ったときの違和感……背筋を伝った悪寒の正体はこれだったのか」
「まともな美意識をもつ読書家なら耐えられない蛮行だ。被害者の性格を考えればなおさらです」
「となると犯人は、A.『被害者が几帳面な整頓好きであることを知っていた』。B.『しかし、読書家の生態には疎い』人物――」
「被害者の交友関係は属していた読書サークル関係に限られていました。本棚にむとんちゃくな読書家はいくらでもいますが、被害者の生態を知ったうえであえてこういう現場を残しはしないでしょう……ただ一人を除いて」
「……恋人、か」
「動機は容易に推察できます。事件当夜に聞こえた罵り合い、あれはおそらく、本を捨てようとした恋人とそれを止めようとした被害者の口論だったのでしょう」
「そうして揉み合ううちに……か。殺意はなかったんだろうな」
「ええ、事故です。恋人も恋人で日頃から被害者にアイドルオタ趣味を揶揄されてストレスが溜まっていたのでしょう。自分の世界に閉じ籠もって、本当の人間を理解しようとしなかったカップルの悲劇ですね」
「やれやれ……本棚にはじまって本棚に終わる、か。嫌な事件だったな……なあ、思うんだが」
「もし、この部屋に本棚さえなかったら、ですか?」
「そうだ……紙の本……大量の書物を収納するための本棚……。なあ、なぜ人は積ん読を犯してしまうんだろうな? なぜ文字を、知識を物理的に重ねて誇ろうとするのだろうな。
バベルの塔を知らぬわけでもあるまいに……」
「罪であるとわかっていても手をださずに入られない。それが人間の業です。アダムとイヴを知らぬわけでもないでしょう?」
「そうだな……わかっている……わかっているが……くそっ! やりきれない……」
「ぼくも同じ気持です……もし彼らがアレさえ持っていればと思うと」
「アレ? なんのことだ?」
「フフフ、これのことですよ(バッ」
「あ、黒いシルエットを燦然と穿つ青白い光!!!それは、君、『kindle voyage』じゃないか!」
「そうです! 『kindle voyage』は名機『paperwhite』の後継機かつ上位機種!!! この艶かしい小さなボディに数千冊を収納することが可能なんです!!!
さらに300ppiの高解像度ディスプレイを搭載! 紙の本と遜色ないリーダビリティ!!」
「なんてこった! 被害者もそれを買っていれば本棚なんていらなかった……事件も起きずにすんだ」
「起こってしまったことはもう変えようがありません……。しかし、新たな悲劇を防ぐことはできるはずです」
「そうだな。本好きを名乗るものならみんな『kindle』を持つべきだ。わたしもさっそく、注文するよ」
「僕たちは前を向いて歩いていかねばいけません、それと、オススメはwifi+3Gモデル。どこでもいつでもストアにアクセス&ダウンロードできて本体価格29180円と超お買い得です。充電アダプタは別売りなので注意してください!」
これの"教育"の部分を、ちゃんとした性知識を、年齢に合わせた解説で親が順番に話し聞かせる所から、だと認識したんだけど、違うのかな。
少子化は悪だ。
贈収賄が日常的に行われている国で、日常的に贈収賄を行っている人であっても、(自己正当化の言い分はあっても)贈収賄そのものが善であると思っているわけではない。
現在、電車やバスでタバコに火を付けるやつなんてほとんどいない。
タバコとアルコールが若者から離れて行っているとも言われている。
いまさらどうでもいいではないか。
だから善悪とは集団にとっての損得であって、個人の認識は今は関係ない。
殺人を悪と認識していないシリアルキラーが存在したって、そいつの中では悪ではないのかもしれないけど、それはここで話されている善悪とは関係がないのと一緒。
背中流してるときにしょうがなくっていうのなら見ないふりをします。
なんか考えてたら久々にお父さんの背中流したくなった。ありがとね。
別増田が「男でもキツい」と言ってるし、
大筋同意。要するに「教える順番を間違えない」のが一番重要だと思う。
他人が性欲を押し付けてくる恐怖、という実体験から「性」を生まれて初めて認識する、という状況が一番よくない。
教育→知識→認識→それからようやく実体験、でないと。男児の場合、最初に触れるのが「自分の性欲」→好奇心、かもしれないが、女児の場合、「他人の性欲」→恐怖、になる場合が多いように思う。
そしてこの一番最初の印象は、一生付きまとうし、治りにくいものらしい。だから最初に恐怖として体験すると、性的なものに嫌悪感を抱き続ける人生になる。