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はてなキーワード: 吹奏楽部とは

2023-08-24

夏の甲子園現代の「コスパ志向」にマッチしたエンタメである

以下、その理由を述べる。

理由1:球場利用料が0円

なんと甲子園球場利用料がかからないのだ。これは甲子園保有者が阪神電鉄であり、甲子園への電車賃で十分ペイ出来るからである

理由2:放映権料が0円

ちょっと前に女子男子ともサッカーW杯放映権料が何十何百億とかかって日本TV局には手が出ないという話が出てたが、春夏甲子園放映権料は0円である。だからNHKは全試合生中継できる。

受信料の使われ方に対する批判が多い昨今ではあるが、甲子園中継に対しては批判要素がまったくない。何しろお金かかってないのだから

もちろんアナウンサーなどの人件費はかかるが、NHK女子サッカーW杯を4試合中継するためだけにFIFAに払った金額の何百分の1未満だろう。

理由3:入場料が安い

外野席の場合700円で丸1日試合が見れる。これは決勝でも同じ。

高校サッカー選手権決勝、高校ラグビー選手権決勝の最安チケットは1500円なので、半額以下だ。

ちなみにアルプス席は1400円でこれも十分安い。

理由4:観客動員60万人以上

今年は61万人弱となった。コロナ前は84万人、その前は100万人を超えていたのでまだ戻りきってないが、十分過ぎるだろう。

理由5:視聴率2桁

決勝戦視聴率20%というデータが出た。平日昼間ということを考えたら驚異的だ。

球場使用料0円、放映権料0円というスポーツイベント視聴率とは思えない。

慶応応援国民的な賛否が集まってるが、それは高い視聴率裏付けされる「国民的な興味をひいた」ことの証左である

まとめ:甲子園は「コスパ志向」が求められる現代に非常にマッチしている

以上、甲子園コスパの良さを列挙していったが、夏の甲子園日本一、いや世界一コスパの良いスポーツエンタメと言ってよいだろう。

構造が近しいのはアメリカ高校アメフトバスケであるが(詳細は説明割愛するが、地域代表校が吹奏楽部応援付で出てくるのは一緒)、それらは試合内容や結果に対して国民的な興味を引くことはない。地域限定的な興味にとどまる。

いまやなんでも「タイパ」「コスパ」が求められるが、コスパの面では夏の甲子園世界一スポーツエンタメと言えるだろう。

2023-08-16

anond:20230816204247

元増田やけど、ある程度の規模の調査ってあるんやね!知らんかった

そしてワイの体感と一致してることに爆笑

個人スポーツの既婚率を下げているのは卓球部説にはワイも同意やで

あと文化部の既婚率は軽音楽部や吹奏楽部底上げされてそう

anond:20230816184400

nを増やすために自分同級生で知っている範囲を書くと

帰宅部

テニス部

吹奏楽部

演劇部

ハンドボール

天文部(転校後)

———既婚率10割の壁———

———既婚率6割の壁———

———既婚率3割の壁———

———既婚率2割の壁———

———既婚者なし———

 

都内の区立中学

帰宅部のみ3人、あとは1人ずつ

演劇部ハンドボール部、天文部女性、後は男性

学歴は全員大卒(一人だけ修士卒)

一番早かったのは天文部帰宅部2人・テニス部ハンドボール部はほぼ同時期に結婚。その後は、もう1人の帰宅部演劇部吹奏楽部の順

同窓会は22歳ごろが最後で、そのころは恐らく全員未婚だったし、

知人以外のSNSなどは見も探しもしないから(知人だってほぼ見ない)、未婚の同級生はいるのだろうけれど

2023-08-12

日本女子サッカー競技者数が増えないたった1つの理由

女子W杯なでしこジャパンベスト8で終わった。2年前の絶望的な状態からは良くはなったが、まだ発展途上に居ると言うことが良く分かった。

12年前の女子W杯まさかの優勝を遂げてから女子サッカー競技者数は大幅に増えると思われた。

しか実態は増えていない。

JFAの「選手登録数」によると12年前の2011年は26,237人で、そこから一時的に伸びて2013年には3万人を超えたが、以降は伸び悩み。ここ数年は28,000人前後をうろついている。→https://www.jfa.jp/about_jfa/organization/databox/player.html

日本はアメスポ文化の国なので他のスポーツ競技人口傾向はアメリカのそれと似てるのだが、女子サッカーだけは似ても似つかない。アメリカは知っての通り女子サッカー大国だが日本小国。それはなぜか。いろいろ調べてみたら・・・

吹奏楽部女性を取られている」という結論に至った。

日本アメリカ吹奏楽大国であるのは同じ。

しかし、日本アメリカでは、男女比率が決定的に違う。日本では男女比2:8~3:7で、アメリカはその逆だ。

米国における吹奏楽軍楽隊起源としており、男性だけ、または男性中心の吹奏楽部(あちらの部活動学校授業の一環だが詳細説明は省く)や楽団が多数構成されるようになり、その文化が今でも根付いている。近年は幾分女性率は上がっているが、未だに女子禁制のバンドも少なくない。

日本でも1950年代までは男性中心だったが、1960年代から一気に女性比率が増え、1970年の段階で男女比ほぼ半々となり、今や大半が女性だ。

こうなった理由はいくつか考えられる。この時期に何度か起きたギターブーム男子生徒がそちらに流れたこと、日本におけるウーマンリブ女性解放運動)でのターゲットの1つに吹奏楽が選ばれたことなどが挙げられている。ただ米国では男女比逆転の話はない。

世界的には女子サッカーは「女性解放運動」の象徴とも言われており、女子サッカーの強さと女性の権利の強さは比例すると言われる。男子サッカーがそこまで強くないアメリカスウェーデンが強いのが象徴的だ。

しかし、日本における女性解放運動の象徴は、1960年代から急激に女性比率が上がり、今やほとんどが女性で占められる「吹奏楽部」であり、女子サッカーではない。

日本女子サッカー競技者数が増えないのはバスケバレーボールかに女子生徒を取られているためとよく言われているが、それだと女子バスケバレー普通に強いアメリカ女子サッカーも強く、競技人数が桁違いの理由説明がつかない。

真の理由は「吹奏楽部女子生徒を取られているから」なのである

2023-08-08

全国高校野球選手権は入場料をあげるべき

現在中央指定席大人子供で4,200円する。

これを学生は据え置きで大人価格8000円以上にしていいと思う。

そして試合京セラドームでするべきだ。

コンサート価格よりは安めだし大体あれは学生のためのものなので、大人二の次でいい。

人気校以外は入らないと言うのなら期間限定パスもつくればいい。生徒から搾取できるグッズでも作ればいい。例えば京セラ空気缶とか。

大体甲子園から移動したくないからっていつまで単純な商売をするのか。

運営の怠慢だ。

京セラでするべき理由は暑さと天気だ。暑さも天気かもしれないが。

とくにこの暑さは異常だ。

甲子園近辺に長く住んでいた。

六甲おろしという言葉があるが、六甲強風が落ちてきて暴風が吹く。野球に向いてると思えない。このあたりは海風も来る。昔からムシっとした暑さが籠もる地域だ。

高校生の頃、吹奏楽部に入っていた。近場だとして遠方からの出場校の助っ人甲子園応援スタンド応援したことがある。

吹奏楽部はほぼ試合が見れない。単純に位置もあるし、指揮者や合図、楽器を見なければならないからだ。

そして屋根もない。サポートしてくれる人が一人ずつついてくれるわけもない。

その日は炎天下だった。トランペットトロンボーンの照り返しは異常だった。目も開けてられない。

金管楽器は熱を持っておそらく目玉焼きくらいは作れる温度になっていた。体に広範囲触れているユーフォニアムホルンになると地獄である

そもそも潮風だ。楽器にクソ悪い。錆びるぞ。

時期もコンクールと被るし最悪なのだ甲子園のために炎天下走り込みをしてる余裕はない。

結果として、部員の多くが熱中症になった。

甲子園球場を出たところの高架下で気が抜けたのだろう。

複数人が座ると立ち上がれなくなり、無事なもの楽器の片付けをして、帰宅してから倒れたものも居た。

普段炎天下練習してるから大丈夫だと言うプロ野球選手も居るが、吹奏楽部はそんなことはしてない。走り込みだって涼しいときにする。無理だ。

卒業した多くの甲子園応援経験者が不満を語るが、改善はない。

どうも本気で辞めさせようという動きが無いようだ。

それは顧問同士の関わりだったり、学校長意向や、精神体育会系吹奏楽部という特殊環境もあるのだろうが、やはり同じ部活生徒として頑張ってる人を応援したい気持ちが、動きを止めているのだと思う。

からこそ外部からしか変わらない。

吹奏楽連盟はこの件に関して声明をだすべきであるし、大人子どもたちを守るべきだ。経験たからこそわかる。

自分応援したときよりも気温は上がっている。

映像を見るたび恐ろしくて仕方がない。

マウンドの体感気温は一体何度なのだろうか?

断言するが、高野連甲子園でおそらく死人が出るまでやり続けるつもりだ。

その死人が自分の子どもだったら、孫だったら。

anond:20230805025758

ネタに無粋なマジレスかもしれないけど、学生時代を振り返ってみると吹奏楽部って良くも悪くも宗教だったなと思うわ

団体にとっての善が自分にとっての善という考え方になるというか

anond:20230805025758

そういえば大学にも吹奏楽部ってあるんか?

コンクールがあったとして音大相手に戦うんか?

それともコンクール地方音大の集まりになってるんか

2023-08-05

anond:20230805025758

早急に覚醒剤高校を開校して吹奏楽部の強豪校に育てあげれば完璧だという事が分かりました。

薬物問題に悩む学校吹奏楽部を強化すべき3つの理由

ここ数年、学生薬物汚染が酷い。特に大学運動部大麻汚染が酷い。

そんな薬物問題に悩む学校に対する処方箋として「吹奏楽部の強化」がある。その理由説明しよう

理由1:警察とのコラボにより薬物汚染防止の旗印になれる

「薬物 吹奏楽部」でググると分かるが、地元警察地元学校吹奏楽部コラボによる薬物防止キャンペーン結構行われている。つまり学校の薬物防止活動の旗印を作れるのだ。

強豪吹奏楽部を抱える近畿大学ではラグビー部薬物汚染されてしまったが、これは警察とのコラボを怠っていたかである警察コラボするのが重要だ。

2.コンクールを通じて学校の名を売れる

これは言うまでもない。例え地区予選落ちだったとしても、天下の朝日新聞学校の名を出してくれる。全国大会まで行ければ大々的に扱ってくれる。

3.万が一大麻汚染されても検索避けになってくれる吹奏楽部実在している

試しに「吹奏楽部 大麻」で検索してみよう。すると、トップに「北海道大麻(おおあさ)高校吹奏楽部」がヒットするはずだ。過去にはコンクール全国金の経験もある古豪だ。

まり大麻までなら大麻高校検索避けになってくれるので、仮に吹奏楽部員が大麻警察沙汰になったとしても、その直後はともかく、翌年以降はその事案をなかったことにすることが出来る。覚醒剤まで行くとさすがに無理だが。

吹奏楽部が強い大学はあまり多くない。今こそ、全国の大学薬物汚染対策として吹奏楽部の強化を図ってみてはどうだろうか。

追記

ブコメで「日大警察から薬物対策講座を受けていたので意味ない」とあるが、そんなのは今日日そこら辺の小・中・高校でもやっている。高校以下の学校の8割がやっている。https://www.nichiyaku.or.jp/activities/activity/support.html

そのレベルではコラボとは言えない。

コラボすることで、講座を聞くだけ(大半の学生は寝てるだろう)という状況から、講座を一緒に演出すると言う立場に変わるのだ。これと「薬物対策講座を受けていた」は同列には語れない。

2023-08-04

吹奏楽部パンチラメッカという事を知らない人が多い

素人は吹いてる正面から見れるんじゃないかと思うかもしれないが、実は奏者側の方が沢山見れる。

トランペットホルンユーフォニウムといった女性の奏者が多い楽器って置くときは寝かせずにラッパ部分を土台に立てるんだけど、

そのラッパにスカートの内側が反射してめっちゃ見れるんよ。

吹奏楽部に入って一番の収穫だったわ。

あと、チューバ奏者になって、わざと女の子の近くに楽器置くと最高。

めっちゃ広い面積で逆さパンチラ拝めるぞ。

吹奏楽部男子の間では常識なんだけど、知らない人はこれを機に知って欲しい。

2023-08-03

吹奏楽部パンチラメッカなのを知らない人が多い

素人は吹いてる正面から見れるんじゃないかと思うかもしれないが、実は奏者側の方が沢山見れる。

トランペットホルンユーフォニウムといった女性の奏者が多い楽器って置くときは寝かせずにラッパ部分を土台に立てるんだけど、

そのラッパにスカートの内側が反射してめっちゃ見れるんよ。

吹奏楽部に入って一番の収穫だったわ。

あと、チューバ奏者になって、わざと女の子の近くに楽器置くと最高。

めっちゃ広い面積で逆さパンチラ拝めるぞ。

吹奏楽部男子の間では常識なんだけど、知らない人はこれを機に知って欲しい。

2023-08-02

音楽を好きだと思ってた そうじゃなかった

増田

29歳 男 既婚

社会人7年目

自分小学生の頃から何らかのかたちで音楽をやってきた。

小学生中学生の頃は吹奏楽部チューバ演奏していた。

友達に誘われて始めた吹奏楽だったけど、みんなと合奏するのは一体感があって楽しかったのを覚えてる。

中学校からギターを始めて、高校大学軽音楽部でギターボーカル担当した。

まり器用な方ではないし、上手な方ではなかったけど文化祭大勢の前で演奏した時はアドレナリンが出て、これ以上楽しいことってないと思えた。

今思えば、大学では学部友達はいなかったけど、サークルがあったおかげであまり話すのが得意ではない自分にも彼女ができた。

楽器が弾けたり、歌えたりすることが自分アイデンティティ構成していた。

しかし、社会人になってからは好きだった音楽をやりたいと思わなくなった。

つの間にはフェンダーテレキャスターには誇りが被って、手にもつこともなくなった。

仕事中心の生活になった。結婚して今度子供生まれる。

音楽自分にとってプレイするものではなくなってしまった。

なくてはならないものではなくなってしまった。

自分音楽が好きだったんじゃなくて、音楽を通してこんな自分でも人と話せて、コミュニティに属せるのが嬉しかったんだな。

今はもう自分音楽はいらない。

俺は大人になった。

anond:20230802151445

ペルソナ4Gのゲームの街パート(友人パートコミュニティ)の夏ごろまでの内容ネタバレがあります

P4Gは全員振るんだ

主人公の男くんが基本外様なので地元に残りそうな女の子はやめようと思って

焼肉の子旅館の子友達宣言してアイドルの子を選ぼうと思ってたんだけど

なんか地元豆腐屋継ぐとか言い出してちょっと困ってたところに

太陽コミュの8?あたりでいきなり見慣れた選択肢が出て発作的にウィンドウ閉じた(ゲームデータ2日くらい飛んだ)

いやどうしようかな8キープしとけばいい?

起こらない世界線は起こらないままだよねこゲーム

もう卒業まで吹奏楽部も出ないことにして見ないふりしよう帰りの商店街でも見かけたらテレポ移動だ

ペルソナ4Gの後半が辛くてやめた

ポッと出の吹奏楽部の赤丸ほっぺのそこまでかわいくないけどかわいらしいせいぜい週1くらいで会う程度のストーリーに絡まないがんばる後輩が

4月くらいからずっと異界で生死を賭けて冒険してきたメイン仲間の女の子と並んで告白対象になるのは情緒おかかかかかあおかあしい

あ、あとストーリーもつらい

2023-07-30

田舎出身音楽に打ち込みたかったが不遇な日々を送った話

地方文化がないとは思わないのだが、特定の分野に強く打ち込みたい場合、分野によっては地方に住んでいることが非常に不利になることがある。

特に移動の自由のない子供にとって、住んでいる場所による格差は顕著に表れる。俺にとっては音楽がそれだった。


昭和末期に地方山間部の村で育った俺は、幼少期からクラシック音楽全般特に演奏作曲に強い興味があり、

自分作曲した曲を五線譜に書いて小学校音楽先生に見せたり、テレビで聴いた曲を耳コピして鍵盤ハーモニカ演奏したりしていた。

しかし周囲にクラシック音楽理解のある人はおらず、ピアノ教室に通うのを切望しても通わせてもらえず、演奏会などは遠くて行けず、やりたいことがほとんどできずに燻っていた。

まだネットなどもなかった時代である


やがて中学校に進学した。地方山間部の中学なんて公立一箇所しか選択肢がなく、医者の息子からヤンキーまでみんながそこに通う。俺も当然そこに通った。

その中学校では全生徒が何らかの部活動強制加入させられたが、選択肢運動部数種類と吹奏楽部しかなく、

かつ吹奏楽部男子部員は一人もおらず女子しかいなかった。なので男は強制的に運動部に入るしかないような状態だった。


しかし俺は男だがどうしても音楽をやりたかったので、周囲の反対を押し切って吹奏楽部で唯一の男子部員となった。

教師すらも俺を奇異の目で見たが、俺が音楽に熱意を持つのは有名だったらしく、まああいつなら…と認めてくれたような形だった。

しかしまあ、部内で馴染むことは最後までできなかった。部内でも異端中の異端だった俺は孤立し、一人黙々と練習する日々を送るしかなかった。

自体レベルも低く、コンクールで良い成績を残すこともなかった。そんな環境の中で、俺の音楽への熱意はすっかり薄れてしまった。やがて中学を出て高校に進学したが、俺はもう音楽をやることはなかった。


音楽と無縁な高校生活を送った後、大学に進学した。そこで管弦楽団勧誘が目に止まり、また音楽をやってみるかという気持ちになって管弦楽団に入ってみた。

しかしそこで俺は、他の団員たちと自分の差に愕然とすることになる。

小学校の頃からバイオリンをやっていたという人、中学生の時に全国大会に出たという人、親が音楽家だという人。

幼少期から豊かな音楽に触れて、環境にも仲間にも指導者にも恵まれ音楽エリートたちがそこに集っていたのだ。俺が生まれ育った村ではまず見ない人種の人々であった。

音大ではないにも関わらず、そこの楽団からプロの奏者もけっこう出ているので、レベルの高い楽団ではあったようだ。


俺は初めて、自分環境面で恵まれていなかったことを実感した。

これは住む場所問題だけではなく、家庭環境問題でもあるだろう。しか小学生のうちから子供バイオリンやらせるような環境や、全国大会に出るような活気のある部活動などは、

俺の住んでいた村にはほとんど存在できないものだ。それらはやはり、ある程度の規模以上の都会にしか存在できない。今にして思えば、これこそが都会と田舎格差であった。


結局俺は、他の団員たちの話に付いていけず、疎遠になり、半年ほどで楽団をやめてしまった。それ以来俺は、音楽活動はしていない。

今は都会に住んでおり、近くには楽器店やコンサートホールなどもあるが、もうどうでも良くなってしまった。


もし俺が打ち込もうとしたのが、地元伝統芸能とか自然の中での屋外活動のような、地方アドバンテージがあることであればこうはならなかっただろうと思う。

ただ、俺の興味の対象と、住んでいる場所の相性が悪すぎたのだ。

田舎者がクラシック音楽に興味を持つのが不相応だったのか、もっと別のことに興味を持つべきだったのか、それは分からない。

2023-07-29

ユーチューブプレミア公開やってる「響け!ユーフォニアム」なんて見るんじゃなかった

そういえば思い出した、遥か昔の頃、俺も吹奏楽部に入ってたこと。

今は”(吹部)スイブ”なんていうのか?俺の時代は“ブラバンブラスバンドの略)”って言ってたけど。

パーカッションをやりたかったけど、すごい人気でそれこそ「オーディション」で選考されて、

箸にも棒にも掛かからなかった俺はサファイアちゃんと同じ「コントラバス」に配属された。

ちなみにコントラバスは誰もやりたがらない堂々の不人気No.1楽器

クソデカくて運搬が大変なのに、音低すぎてよほど吹奏楽に知見があってかつ耳の良い人でもない限り音を聴き当てることができないからね。

作中でもサファイアちゃんけが希望者でかつなり手がそれまでいなかったっていうのはすごいリアリティだ。

だけど一人きりのコンバスだったサファイアちゃんとは違って、俺には3年生の先輩が二人、2年生の先輩が一人できた。

全員女性だった。

中学生、ド思春期、関わったことがある年上の女と言えば学級担任かばちゃんかかぁちゃんだけの童貞にとって、

ひとつふたつ上のお姉さんは言い得も知れないほど何かを感じずにはいられなかった。

早い話、性欲持て余しまくりだった。

一人だけだった少年後輩の俺に、先輩方は本当に優しく、時に厳しく、指導してくれた。

特に3年生の二人は引退が近いこともあって、かつ二人とも弟がおられたみたいで、「ウチの弟とは違って素直でかわいい~」ってな感じで

ズブズブに可愛がってくれた。

俺は毎晩ズブズブにオナペットにした。

作品夏休み中のコンクールの話だったけど、同じく当時の俺もコンクール体感していた。

ブラスバンド部というのは、とにかく金がかかる。

楽器代、メンテ代、移動代、その他諸々。

コンクールの会場は都市部コンサートホールだったんだけど、その会場までは学校が手配した貸し切りバスでの移動だった。

だけど上記の通りいろいろ金がかかるため、少しでも浮かそうとしてバス観光バスではなく、その辺を普段走ってる路線バスが行先に「貸切」って表示させたボロいやつだった。

先輩が「増田ちゃんは座ってな!」って俺を座席に座らせてくれて、本人たちは立ってくれた。

路線バスから車内につり革があって、先輩たちはそれにつかまっていた。

ふと座った座席から先輩たちを見ると、つり革につかまってガードがゆるゆるになった、先輩たちの「脇」が露わになっていた。

ボーボーだった、わき毛が。

当時の中学三年生くらいはまだ、ムダ毛の処理なんてしなかったのだろう、

とにかくボーボーだった。

そんなボーボーの光景をみて、俺は衝撃を感じるほどの性欲が沸いて沸いて沸き立ってどうしょうもなかった。

中坊にとって女性のわき毛は、もう大人のそれでしかなかったから。

先輩にバレるかもしれない、という恐怖に駆られながらも、会場に到着するまでの30分間、2秒に1.5秒くらい俺は盗み見た。

会場楽屋での音合わせ、舞台袖の雰囲気結果発表までの緊張感、

なんか色々あったと思うけど、俺の頭の中は貸切の路線バスの中で仕入れたとびっきりのズリネタをいち早く消費することしかなかった。

学校に戻って解散したあとは猛ダッシュで家に帰り、出るだけ出した。

結果は銀賞だったような気がする。はっきり覚えてない。

その後三年生の先輩方は引退した。

一人いた二年生の先輩には正直何も感じておらず、拠り所を失った俺はほどなくしてユーレイ部員になり、知らない間に入部さえしていなかったことになっていた(高校入試の時に途中退部とかだと内申書に響くから、らしい)。

特に何にも夢中になることがなくなった俺はテキトースーパーファミコンかばっかりやって、気づいたら中学卒業してた。

その後も何かに熱中することもなく、やがて中年になり、結婚も出来ず、金曜日たまたまユーチューブで見たアニメにほだされて、土曜日駄文をダラダラと書くことくらいしかやることがなかった。

何かを一所懸命、やればよかった。

悔し涙流すくらい、やればよかった。

それは若い時が断然よかった。

三年生の先輩をオナペットにした思い出しかなかったあの時のことだけど、それでもやっぱり、二度とない良い思い出に違いなかったから。

ああ、

なんか余計な事思い出した。

あん青春劇、見るんじゃなかった。

俺にでも若い頃は、その可能性があったことを今頃知らしめられてどうする。

見るんじゃなかった。

トランペットになれなかった吹奏楽部トランペットが生きがいにはならない

あれもこれも生意気だと言われてレールを敷くことを許されなかった

そのレールの先に生きがいがあるのに

2023-07-15

野球部坊主にするのに吹奏楽部坊主にしない

坊主じゃないのに運動部ヅラするなんて

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