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2024-06-18

NHK-FMに起こっている異常事態

ちょっと大袈裟タイトルだが、FMで毎週番組担当している(していた)司会者から番組中で番組編成に対して苦言呈されるほどなので、結構な異常事態だと思う。

【前提】NHK-FM音楽番組が中心である(あった)。音楽を主に聴かせる朝昼のクラシック番組、正午のニュース後は同じく音楽中心の歌謡曲番組夕方若者向けの番組赤い公園津野米咲さんも週イチで担当されていた…)。

夜はクラシック演奏会ライブ録音番組放送後、若者向けの音楽番組ミュージシャンインタビューパーソナリティの語り多め。

ねこの編成であったが、NHK-AMの1波廃止決定以降大幅に変わった。ちなみにまだ廃止はされていない。

まず語学番組FMでも同時放送されることになった。朝6時からニュースを挟んで朝の8時までが語学番組枠に。

FM放送開始して間もなくの1963年から60年以上、朝6時の枠で放送されていたお馴染みのクラシック古楽番組が朝5時に追いやられた。

(ちなみにNHKFMの本開局は1969年だが、1957年より実験局として放送開始している。)

夕方若者向け番組廃止。およそ2時間の枠がレギュラー番組再放送枠になった。

AM廃止で枠を失う芸人アナウンサーバラエティ番組を押し込むために空けたんじゃないか邪推している)

長年親しまれている古楽番組の移動はリスナーから悲鳴が上がった。かなりマニアックな盤もかける番組なのでネットの聴き逃しの権利が取れず一部の週を除き聞き逃し配信が不可、聞きたければ5時に起きるしかなかったのだ。

抗議がかなりあったようで、今年ようやく6時に戻された。

そして昨年あたりから顕著になったのがレギュラー番組再放送の激増と、季節ごとの特別番組の激減である

元々は、5週ある月の5週目は再放送であることが多かったが、それ以外の週も「反響が大きかった回を特別に選んで再びお送りします」という体裁での再放送が増え始めた。週1で1ヶ月に4回しかないレギュラー番組なのに、月に1〜2回は再放送になる。

ピーター・バラカン番組中で苦言を呈していたようだ。

一番酷かったのは今年3月に終了した「洋楽グロリアスデイズ」である。これも前身番組含めて長く続いていた洋楽懐メロ番組だったのだが、終了の告知が2月で、2月3月最終回を除き全て再放送番組司会者もX(Twitter)で戸惑われていた。

そして、国民の祝日、夏のお盆休み年末には特別編成の番組放送される事が多かったのだがそれらもほとんど無くなった。

祝日には「今日は一日◯◯三昧」という生放送特集番組を朝から夜まで放送することが多かったが、昼からになり、そのうち番組自体ほとんど放送されることがなくなった。

夏や冬には昔の人気番組クロスオーバーイレブン」「夜の停車駅」が1週だけ復活、ということもあったがそれも無くなり、レギュラー番組再放送で埋められることになった。

さらに今年3月から先行放送された新番組「マイ・フェイバリットアルバム」、週替わりのゲストパーソナリティお気に入りアルバムを5枚紹介する番組だが、のっけから再放送だらけである

3月19日〜ヒャダイン

4月1日中川晃教

4月8日DJヤングスキニー

4月15日武田真治

4月22日鬼龍院翔

ここから1ヶ月間、5月20日分まではヒャダさんから放送やり直しの再放送が続く

5月20日秀島史香

5月27日七海ひろき

6月4日からまた鬼龍院翔〜で再放送である

6月11日〜栗本斉

6月18日からはまた七海ひろき再放送

4月から新番組でこれ。

からさまに予算を減らされている。それでテレビではプロジェクトXみたいな偏向回顧番組作ってるんだから文句の一つも言いたくなる。

おそらくはてな民ラジオANNくらいしか聞いていないだろうし、NHKFMなんて金の無駄から無くしてしまえくらいにしか思ってないだろう。俺らのお眼鏡に適わない、金にならない文化なんか消えても困らない、という空気は感じる。しかクラシック日本に紹介し続けたり現代の音楽を記録し続けたりとその意義は大きい。

しかNHKでも予算無限ではないし、近年は特に大きな話題にならないものは消していこうという姿勢のようだ。

儲かる儲からない関係なく、文化の記録を残していけるのはNHKしか出来ないと思っているのだが、NHKはもうそうはしたくないように見える。音楽がじっくり聴ける番組は今後更に減っていくし、レギュラー番組も年間に制作されるのは全週の三分の一ほどで、後はずっと再放送、になるのかもしれない。

世知辛さを感じている。



ちなみにNHK番組編成に関して意見を書く場合は、番組サイトから送るよりもNHKトップページのご意見から送る方が良いそうだ。

番組宛てだと番組スタッフしか見ないが、NHKへのご意見ならえらい人の目に入る可能性もあるそうで。これ3月に(NHKAMから引っ越し組だった)番組が終わったヤバTが最終回で言っていたので、間違いないと思われる。

2020-10-21

赤い公園津野米咲さんの件

とても残念です。

最初このニュース見たとき

字面米津玄師に見えてしまって

まさか!あの米津玄師が?って

驚いてしまった。

でもなんか違ってあら?ってなった。

ならなかった?

2020-10-20

津野米咲さん、私は存じ上げない方だったが、とても悲しい。

私も29歳のときに、自ら命を絶とうとした事がある。

色々な事が折り重なり、半年ほどうつで苦しんだ後、ふと「死ねば開放される」と思いついた。

結果的に、私は死ななかった。

なぜ死ななかったのかはわからない。

そう思いついた時までの記憶は鮮明にあるのだけど、その後の数時間記憶が無く、ただボーっとしている内に諦めたのか、死のうとしたけどやめたのかはわからない。

それから随分時間がたったけど、2年ほど前にも、また様々な事があって死んでしまおうかなと思った。

今死んでしまったとすると、周りの人たちは多分原因が分からないと言うんだと思う。

私としては、がんばった事に対して、ただ一言「がんばったね」と言ってもらえたら、死んでしまおうかなとは思わなかった。

今は、周りから見れば日々幸せそうに暮らしている様に見えるのだろうけど、私としては細い紐の上をふらふら綱渡りしている様な状態

いつ足を踏み外すかわからない。

かに心底絶望すると、自らは絶対にSOSを発信しなくなる。

いくら、命のダイヤルとか相談先の番号を目にしても何の意味も無くなる。

周りの人たちに、気づいてあげてと言うのは酷だけど、それでも、もし気になる人がいるのなら、優しい声をかけてあげて。

がんばったね、もう大丈夫だよって。

2020-10-19

宇多丸さんが辛そうだった

アフターシックスジャンクション。いつになく苦しそうに、もがきながら喋っていた。

まり面識はなかったけど、なにか出来ることは無かったのかと。

赤い公園津野米咲さん死去 29歳 自殺https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202010190000346.html

2020-04-16

赤い公園』の3年ぶりのアルバム『THE PARK』が発売されたので全曲短評

[説明]

赤い公園2010年結成の4人組ロックバンド。3年前に結成からボーカルが脱退、その半年後に新しいボーカルが加入(自分調べ / リーダー津野米咲天才自分感じ

石野理子2018年解散したアイドルグループアイドルネッサンス』のメンバー解散した2ヶ月後に赤い公園ボーカルとして加入(自分調べ / うたがうまい自分感じ

自分おっさん邦楽聴き。赤い公園歴はメジャーデビュー以降。アイドルには疎い。

[前置き]

どうしたって邦楽においてボーカルバンドの顔なのですよ。

その顔が変わってしまってアワアワしていたいちファン新体制での最初のフルアルバムを聴いたのですよ。

まだ10回ずつくらいしか聴けてないけど、なるべく初期のインパクト文章化したかったのでカキコ()するですよ。

夜だしスピーカーで音量出せないのでオーバーヘッド我慢ですよ・・・

[01.Mutant]

新体制になって最初のフルアルバムの記念すべきオープニング曲

今までの赤い公園にはない曲調のナンバーをここに据えたのはやはり確信犯的なものなのだろうか。

1曲の中で代わる代わる別のメロディが現れてボーカルが大変そうと思ってしまった。

1番の後の溜息と2番の後のボソボソとした語りがよい。

[02.紺に花]

1曲目とは打って変わってこれぞ正統派赤い公園!な疾走感のあるポップナンバー

なので前のボーカルがこれを歌ったら・・・という余計な想像をしてしまいそうになるのだけど、ところがどっこい、

既に天才津野米咲は新ボーカル石野理子の元気ではっきりとした高域の使い方を完璧に心得ているんだなこれが。

かっこいいピアノとかっこいいストリングスがよい(語彙ィ

なんとしてもMVを作って頂きたい一曲

[03.ジャンキー]

ベースというかリズム隊フロントに出ずっぱりな縦ノリ曲。イコライザバスブースト確認してしまった。

途中のバンド楽器の音が無くなってバックがコーラスのみになったところでボーカルに浮遊感が生まれるところがよい。

[04.絶対零度]

既にシングルで発売されているタイアップ曲で、可変拍子が癖になる変態曲。それがよい。

ボーカルリバーブが強めな気がするが曲の世界観に合っているとも言えるかも。

なお、これのMVアイドルネッサンスの『17才』あたりのMVを交互に見てると50回目くらいから娘を持った親の気持ちになれるぞ(誤爆

[05.Unite]

ピアノギターやら出たり入ったりするところがよい。音色を変えまくってるのか何が鳴ってるのかよくわからなくなるのがずるい。津野米咲ずるい。

ループして聴いていたらなぜか泣いていた・・・

[06.ソナチネ]

ボーカル石野理子現在歌声ストレートに味わえるバラード

アイドルネッサンス時代の石野はリアルタイムではベボベ繋がりで軽く聴いた程度だったが赤い公園加入発表後にDVD付きベスト盤やらシングルやらを買いYouTubeチャンネル登録されてる(石野関係ないものを含む)1700超の動画を全部観たので完全に理解した(してない

アイドル時代から落ち着いたトーンで歌うのが得意な歌い手さんだと思っていたがどんどん成長していっているのが判っておじさん嬉しい(まるで駄目

[07.chiffon girl feat. Pecori]

iTunesでこのアルバムを取り込んだときに、曲情報アーティスト欄が違うせいでこの感想を書き始めるまで聴けなかった曲(^^;;

サビのボーカルの高音のコントロールが圧巻でよい。

この曲やシングルに入っていた「Yo-Ho」のようなGroovyな曲調のものだけ詰めたものも聴いてみたいと思ったけどそれはもう赤い公園では無いかなぁ(>_<

[08.夜の公園]

アイドルの時に提供されてソロで歌っていても違和感のない甘酸っぱいミディアムナンバー

ひとり若い石野に歌わせて他のメンバーがニマニマしている絵が浮かんでしまうがそれは只のおじさんの妄想です。

[09.曙]

こちらはこちらでまたアイドルグループ曲かな? と思ってしまうくらい静かだけど明るくて熱い曲。

澄んだハイトーンの抜けが気持ちよい。声質がいいんだよねー。

[10.KILT OF MANTRA]

ちょっとドキッとする歌詞なのだけど楽しげな曲調と全員のコーラスがそれを感じさせず、逆に元気を貰える唄になっている。

コーラスが多かったせいか一番ボーカルが溶け込んでいた様に感じた。

[11.yumeutsutsu]

アルバムエンディングリード曲となるハイテンポナンバーMV出てた。

アルバムで一番ドスをきかせてるボーカルは迫力があって何か覚悟のようなものが伝わってくるし、

ギターベースの見せ場がそこいら中にあるし、ドラムまで殺気立っているように激しく感じる豪華な3分間。

これが赤い公園の新しい真骨頂となっていくのだろう。

ありがとうありがとう

[総評]

優勝!!!

[補足]

とまあ自分には新体制赤い公園はかなり肯定的に感じられたのですよ。例えて言えばGTM版のFSS

このまま継続して全力推しですよ。

などとタラタラ書いていたら寝落ちして朝ですよ。もう出勤します(リモート

2016-05-04

モー娘。新曲「泡沫サタデナイト」がとんでもないゴキゲンソング

まずは聞いてみてほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=IiV-aaLo9SM


SMAPの「JOY!!」を作曲した「赤い公園津野米咲さん作曲90年代ダンスナンバー

LOVEマシーン」を連想させるディスコ振付けとMV内でところどころに出てくるゴシック体黄色テロップが印象的である

から次へと可愛いくて表情豊かな女の子たちが出てくるだけで幸せなのに、そんな彼女たちが「日々のあれこれ 思い切り後回して」と歌う…。

もう、GW明けの仕事ことなんて忘れてしまう、ゴキゲン歌詞に私は夢中になっている。


ちなみに、この曲はモー娘。デブことズッキ鈴木香音)の卒業ソング。(DJ役としてノリノリで台詞を言っているのがズッキ

事務所最後最後彼女の活かし方を見出したという感じだ…。それにしてもこのズッキの貫禄。10代には思えない。


私がこの良曲について騒ぎ出す前に、Twitterなどでは「現代LOVEマシーン」「モー娘。再ブレイクきっかけになる」と騒がれているようだ。

正直、もう何年モー娘。再ブレイクなるか!?と言っているんだという感じだがこの曲は素直に良い楽曲なので世に広めたいと思う。

 
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