はてなキーワード: はしごとは
毎日新聞の空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望を読んだ。可哀想だなと思ったが、ふと、あまり関係ないが、博士号持ちタクシー運転手の小話を思い出した。曰く、アメリカでは博士号持ちが多すぎて、大学教員になれずにタクシー運転手をしている人もざらだという。
しかし、この小話はどこが初出なのだろうか。漠然と1970-80年代ぐらいのアメリカの話だろうと思っていたが、最近、おそらく初出と思われる文章に出会った。
If I took a taxi in New York, I would often find that the driver was a Ph.D., who would start arguing about philosophy at imminent risk to himself and me.
この文章はバートランド・ラッセルの The Impact of Science on Societyからのもので、驚くなかれ1951年初版なのである。もっとも仮定法過去で書かれているので、タクシー運転手にも博士号持ちがいると思わせるくらい、アメリカの教育環境は恵まれている、と言いたいのだろうが。
よかれとおもって、はしごをはずすやつもいるよ。
https://twitter.com/search?q=%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E5%81%A5&src=recent_search_click&f=live
年末年始あたりからずっと燻っている。しかし批判するアカウントは片っ端からミサンドリーであり、一般人や支持層からは心を病んでいる人にしか見えず、大分あちらこちら書籍化をしてしまったり映画化をしてしまったり本屋が推してたりと、もはや今更はしごを外すことができなくなってしまっているため、このまま一部の熱心な層がエターナルエネミー認定するにとどまるであろう。
やはり日頃の行いは重要で、エコーチェンバーで満足しているクラスタは精神的に隔離されてしまっているため、そこで燃えても仕方がないのである。
一般の感覚を持っている層に届くことがあれば、そこから大ごとにもなる流れもあろうものの、普段から正常な言動を心がける事の重要性はここにあるのである。
常人が見ても引くようなネタ・素材はたくさんあるのに、批判側の異常性によりそれを有効利用できず、これからもずっと「ちょっと頼りないけど実は分かってる男性・父親代表」のビレバン芸人として世に広まっていくと予測される。
そんな反出生主義に染まったあなたでさえ、性的パートナーを求め有しないではいられないという厳然たる事実。
つまり、反出生主義とは、大気を汚染せずに呼吸したい、とか、他の生命を傷付けずにご飯食べたい、とか、そういう「あらゆる意味で技術の進化が与えてくれた余裕の上に成立した、まるではしごの上に乗る人が邪魔なんではしごを取り去りたいと言ってるような空中に立脚する論」であるということ。いるじゃん、貴族の娘が「わたくしは民衆の皆様とともに歩みたいのです!」みたいな。そういう感じ。
そういうポリシーを個人がもつことが悪だと言うわけではないが(持ちたければ持てばよいし、その結果、社会に対して善行をなすことだってあるかもしれない。)、すくなくともバカだと思われるのは避けようのないことだと思うので、バカだと思われたくないなら、少なくともまず自分のバカさには気付くしかないと思う。
だから「彼女とはうまいことやりたいけど反出生主義はやめたくないです」みたいな意見に対して、「バカ?」と罵るような意見が付くのは仕方のないことだ………と、最初にコメントつけた人の気持ちを代弁してみる。
特に電話口で、自分の名前を漢字でどう書くか説明する場面あるじゃん?
「増えるに田んぼで『ますだ』、利益の益、荒川の荒に男で『ますらお』です」みたいなやつ
あれ聞くのが好きなんだよね
当たり前だけどみんな説明する口調が滑らかで、その名前で何十年とやってきた結果、最適化された定型句なんだな~という感があって良い
上の例のように一文字ずつ説明するのも親切だし、「近藤勇の『近藤』です」と有名人を引き合いに出すのも味わい深い
ワタナベさんのナベの字なんかバリエーション凄いから説明がどんどんこなれていきそう
実務上は直接本人に記入してもらうのが楽なんだけど、たまに聞く機会があるとちょっとうれしい